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Fターム[3J044CA01]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | ピストンヘッド部 (153)

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【課題】機関始動直後のHC排出量を低減させる。
【解決手段】シリンダ10Aに往復運動可能に嵌挿されたピストン18の冠面に、燃料の主成分たるHCを一時的に吸着するHCトラップ54をコーティングする。ここで、HCトラップ54としては、例えば、ゼオライトなどの多孔性部材を採用することができる。このようにすれば、機関始動直後にシリンダ壁面に付着した燃料は、ピストン18が下死点から上死点へと移動するときにトップリング12により掻き集められて冠面へと移動し、HCトラップ54に一時的に吸着される。そして、機関の暖機が進みピストン18の温度が上昇すると、HCトラップ54に吸着された燃料が徐々に離脱し、混合気と共に燃焼して処理される。また、HCトラップ54のHC吸着量が飽和する可能性を考慮し、排気通路を構成する排気ダクト44にHCトラップ触媒44を配設するようにしてもよい。 (もっと読む)


内燃機関に用いられるピストン(1)に環状エレメント(6)を固定するための方法が提案される。環状エレメント(6)をピストン頂部(9)の半径方向内側の部分(23)の半径方向の外面に形成されたねじ山(5)を介して、前記ピストン基体(4)に螺合式に被せ、ピストン頂部(9)のねじ山5の領域に上方に向かって開いた溝(24)を形成し、溝(24)をろう接材(26)で充填し、ろう接材(26,26’)が液状化して、ねじ山(5)のねじ山螺条の間に流れ込むまでピストン(1)を加熱し、次いでピストン(1)を冷却する。これによって、ピストン基体(4)と環状エレメント(6)との間の確実なねじ結合が得られる。さらにこれによって、環状エレメントとピストン基体とにより形成された冷却通路が、高い圧力下にある、ピストン頂部に作用する燃焼ガスに対してシールされる。
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【課題】ピストン頂面温度の上昇を抑制するとともにピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】ピストン外周部におけるピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23が形成されており、ピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23に開口するスリット孔24がピストン周方向に沿って形成されている。オイルリング溝23内には、ピストンリングと別部品であり、オイルリング溝23のピストンヘッド部14側の側面23b及びピストンスカート部16側の側面23cの両方を面で押圧することで、ピストンヘッド部14から伝わる熱をピストンスカート部16へ伝える伝熱リング36が装着されている。 (もっと読む)


【課題】排気行程において、ピストンの反スラスト側のシリンダ内面への側圧にガス圧による押圧分を加担させないようにした往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】ピストン2は、燃焼圧力を受けるクラウン部3とピストンリング溝4、5、6を有するランド部7とからなるピストン上部体8と、ピストン上部体8の下側に形成したスカート部9とピストンピン10を支持するピンボス部11とを備えており、ピストン2において、クラウン部3に一番近いところのピストンリング溝4には第1ピストンリング17が装着され、次に近いピストンリング溝5には、第2ピストンリング18が装着される。 (もっと読む)


【課題】ピストンの冷却能力を向上させる。
【解決手段】内燃機関のピストン10において、ピストンヘッド22の裏面に、少なくとも1つの冷却フィン40を取り付けると共に、オイルジェットから吹き付けられた潤滑油を循環させる冷却空洞22Eの内壁からピストン頂面に向かって延びる少なくとも1つの冷却穴22Fを形成し、ここにナトリウム50を封入した後、その開口をプラグ(めくら栓)22Gで閉塞する。そして、冷却フィン40及び冷却空洞22Eによるピストン冷却に加え、冷却穴22F内で液化したナトリウムを熱媒体として、ピストン頂面の熱を冷却空洞22Eに伝達して冷却することで、ピストンの冷却能力を向上させる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの内部に導入した作動流体をピストンとシリンダとの間に流出させて気体軸受を形成する構造において、ピストンとシリンダとの間への異物の侵入を抑制すること。
【解決手段】ピストン20の蓄圧空間20Iには、気体導入通路21から作動空間MS内の作動流体FLが流入する。蓄圧空間20I内の作動流体FLは、給気孔22を通ってピストン20とシリンダ30との間に流出する。気体導入通路21と給気孔22との間にはフィルタ23が設けられており、作動空間MSから蓄圧空間20Iへ流入する作動流体FL中の異物がフィルタ23によって捕捉される。 (もっと読む)


【課題】ピストン内部に形成された蓄圧室から放出する気体によりピストンとシリンダとの間に気体軸受を形成するにあたり、ピストンの傾斜を抑制して、気体軸受の機能低下を抑制すること。
【解決手段】高温側ピストン20Aは、ピストン側部24Aに開口する第1の気体放出孔23及び第2の気体放出孔23から、蓄圧室22の気体を放出する。これによって、高温側ピストン20Aと高温側シリンダ15Aとの間には気体軸受GBが形成される。そして、高温側ピストン20Aの重心位置Gと、気体軸受GBによる気体潤滑領域GLAの中心位置とが、高温側ピストン20Aに取り付けられるピストンピン27A内に含まれるように配置される。 (もっと読む)


【課題】ピストンの製作コストの上昇を招くことなく、ガス圧等の外力による応力及び熱応力冷却液へ冷却損失をバランス良く低減し得る、エンジン用ピストン及び該ピストンの設計方法を提供する。
【解決手段】ピストン中心と外周円環部との間の冷却面側に、ピストンの天板に加わるガス圧等の外力を支持する中支え部が形成されたエンジンのピストンにおいて、前記天板は、前記中支え部よりもピストン中心側の肉厚を該中支え部よりも前記外周円環部側の肉厚よりも厚く形成するとともに、且つピストン使用時における前記天板の触火面の温度が、該触火面の全面に亘って、当該ピストン材料の熱疲労強度対応温度と該熱疲労強度対応温度の80%との間になるような肉厚に設定されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】温度条件に影響されず、安定した自己潤滑性をもった長期間無給油で使用可能な空気シリンダー用ピストンパッキンを提供することである。
【解決手段】弾性材料1bにより外周面および内周面が円錐形とされ、その小径端に閉塞端を有する円錐台状部を成形し、その円錐台状部の上面外周部から円錐形外周面および下面外周部にかけて自己潤滑性材料1aにより連続して形成する。円錐台状部の上面外周部と円錐形外周面との交差部および円錐形外周面と下面外周部との交差部に丸みを設け、上記円錐形外周面と下面外周部の交差部に設けられた丸みをシリンダーの内面に接触させるようにして、自己潤滑性材料1aの剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面に表出する機能板を鋳ぐるむ鋳造において、コスト高及び生産性の低下を抑えつつ、実質的に隙間の無いピストン頂面とする。
【解決手段】鋳型3の頂面成形用型面3bの上に配置された、機能板2よりも小さい台板4上に、機能板2を配置する。ピストン材料の溶湯5を鋳型3内に注入して、頂面成形用型面3bと接する鋳込み品頂面6a側の頂部6bが台板4と台板4を囲うピストン材料部61とからなり、鋳込み品頂面6aにおいて台板4とピストン材料部61との間に隙間62が形成された、台板4及び機能板2を鋳ぐるんだ鋳込み品6を得る。鋳込み品6の頂部6bを加工して、隙間62が消失しかつ機能板2が表出するように、台板4及びピストン材料部61を除去する。 (もっと読む)


内燃機関に用いられる、複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)と、ピストン下側部分(6)とから成っているピストン(1)が提案される。ピストン下側部分(6)が、ピストン上側部分(2)と一緒に、環状の内側のクーリングチャンネル(11)とを形成しており、この内側のクーリングチャンネル(11)は、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)により覆われている。この領域(31)が、肉薄に形成されているので、この領域(31)は皿ばね状に変形可能である。ピストン上側部分(2)をピストン下側部分(6)に簡単に迅速に組み付け、両ピストン部分の固い確実なねじ締結を得るためには、ピストン上側部分(2)の下面に、雌ねじ山(28)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置された盲孔(26)が設けられており、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)に、雄ねじ山(30)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置されかつ上方に向けられたねじ山付きピン(29)が設けられていて、前記雌ねじ山(28)が前記雄ねじ山(30)に適合するので、ピストン上側部分(2)が、盲孔(26)およびねじ山付きピン(29)を介して、ピストン下側部分(6)と螺合可能なようにされている。
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【課題】吸排気バルブとピストンとの干渉時の損傷を最小限にすることのできる内燃機関を提供すること。
【解決手段】吸排気バルブ、例えば、吸気バルブ46のピストン10側の面であるバルブ側曲面48をピストン10の方向に凸となった球面の一部により形成し、ピストン10には、バルブ側曲面48に対向する位置にピストン側曲面13を形成する。このピストン側曲面13は、バルブ側曲面48に対して凹んだ球面の一部により形成されている。さらに、ピストン側曲面13の断面形状である円弧の曲率半径r2を、バルブ側曲面48の断面形状である円弧の曲率半径r1よりも大きくする。これにより、バルブ側曲面48とピストン側曲面13とが接触した場合、ほぼ一点が接触するので、吸気バルブ46に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。この結果、吸排気バルブとピストン10との干渉時の損傷を最小限にすることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンヘッドの裏面側にオイルを十分に滞留させてオイルによるピストンヘッドの冷却効率を高めた内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストンヘッド2の裏面2b側に向けてオイルを噴射するオイルジェット装置を備えた内燃機関に適用されるピストンにおいて、ピストンヘッド2の裏面2b側に、開口部6cの幅W1よりも内部6dの幅W2が拡大する溝部6を設ける。 (もっと読む)


【課題】腐食性の液体を供給するためのポンプに用いることができ、しかも耐久性、ポンプの定流量性能、定量性能、液置換性能を向上することができ、またポンプ圧力室の洗浄時間を短縮することができるピストンとそのピストンの製造方法及びそのピストンを備えたポンプを提供する。
【解決手段】シリンダ11内に移動自在に支持され往復駆動されるピストン1は、腐食性の液体によって劣化しないようフッ素樹脂で形成される。該ピストン1のローリング部2は1mm以下の厚さで、可撓性を有し、略180度の折返し部3を経て開放端部にフランジ部7を有し、該フランジ部7がシリンダ11に取付けられ、ピストン支持体15の外周面とシリンダ11の内周面に密着しながら、この2面間の隙間で撓みや折曲りを生じることなく円滑にローリングする。 (もっと読む)


【課題】ピストンを冷却するためのダブルクーリングチャネル構造を採用したものに対し、ピストン冷却効率の更なる向上を図ることができる内燃機関のピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】ダブルクーリングチャネルで成るピストン冷却構造に対し、オイル導入口73を共通化する。オイル導入口73の上面に、オイル噴射ノズル8から噴射されたオイルを第1クーリングチャネル71に向けて案内する第1傾斜部77aと第2クーリングチャネル72に向けて案内する第2傾斜部77bとを有する断面山形形状の突起77を設け、ピストン2が上死点側にある場合には第1クーリングチャネル71のみに、下死点側にある場合には第2クーリングチャネル72のみにオイルを流通させる。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャネルを容易に形成できると同時に、接合面を密着させて精度よく接合し易い内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ヘッド部11の内部にクーリングチャネル17の環状路17aを備えた内燃機関用ピストンであり、ボス13を有するスカート部12及びヘッド部11の中央部11aを備えたピストン本体18と、ピストンリング溝15を有するランド部14及びヘッド部11の周縁部11eを備えて鍛造されたヘッド環状部11cとが、接合面11d、18dにおいて接合されてなり、接合面11d、18dが、クーリングチャネル17の環状路17aを横切り、且つ、周縁部11e側の端部より中央部11a側の端部が頂面11bに近接するように傾斜する単一のテーパ面からなっている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストンであって、ピストン頂部(11)内に深皿型燃焼室(13)を備えており、深皿型燃焼室は環状のアンダーカット部(14)を有し、アンダーカット部(14)とピストン頂部(11)のピストン頂面とをつないでいる環状の周縁部分(15)は、かどの丸み付けされた周縁部分領域(16,17)とかどの鋭利な周縁部分領域(18,19)とを交互に有している形式のものに関する。本発明に基づき環状の周縁部分(15)は、その全周で、平滑な環状の1つの面(20)へ移行し、平滑な環状の面自体は、その全周で、鋭利なかどを介して環状のアンダーカット部(14)へ移行している。ピストンの製造のための本発明に基づく方法は、第1の加工工程で、環状のアンダーカット部及び環状の周縁部分を有する深皿型燃焼室を、旋削工具(旋盤旋削工具)によってピストン頂部(11)内に旋削加工成形し、かつ第2の加工工程で、かどの丸み付けされた周縁部分領域(16,17)及びかどの鋭利な周縁部分領域(18,19)の成形のために、前記旋削工具を、前記深皿型燃焼室の中心点から出発して半径方向外側へ所定の寸法値にわたって直線的に移動させることを特徴としている。
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【課題】中央が盛り上がったピストンクラウンもしくはドーム状に形成された冷却室を備えるピストンにおいて、ピストンクラウンの冷却を高い信頼性で行えるようにする。
【解決手段】特に2サイクル大型ディーゼルエンジン用のピストンであって、ピストンロッド(1)の上フランジ(9)に取り付けられたピストン上部(2)を備え、このピストン上部は、その周囲を環状に囲むピストンスカート(4)につながるピストンクラウン(3)を備え、このクラウンは中央冷却室(8)を覆っており、この室には、ピストンロッド内に配置されたサプライライン(10)を介してクーラントを噴射することができ、このクーラントは、ライン(10)の半径方向外側に設けられたリターンライン(11)を介して運び去ることができるようになっているピストン。 (もっと読む)


【課題】実圧縮比を確保し、燃費を良好に維持し、トップリングの熱負荷を軽減し、且つトップリングへのカーボンの堆積を排除し、以って堆積カーボンによるシリンダライナー内壁の摩耗を防止することの出来るピストン構造の提供。
【解決手段】トップリング溝4の開口部上縁4aの直径は最大熱負荷時においてシリンダライナー内壁30と干渉しない限度の大きさであり、トップランド3はトップリング溝4の開口部上縁4aからピストン頂部2に向って外周面3Fがテーパ状に縮径して成形されており、且つトップランド3の外周面3Fには耐熱コーティング10が施されている。 (もっと読む)


本発明は特に、ピストンヘッド(3)とリング区域(6)とピストンスカート(2)とを備えたピストン(1)であって、ピストンスカート(2)が、支持性のある複数のスカート壁区分(7)と、これらのスカート壁区分(7)を互いに結合させる、後退して位置した結合壁(5)と、ピン軸線に沿った方向でピストン軸線に向かってセットバックされたピンボス(4)とから成っており、該ピンボス(4)が、前記結合壁(5)を貫通しており、前記結合壁(5)の環状の下縁部(8)の範囲が、軸線(10)に対して凸面状に、前記結合壁(5)の上縁部(9)の範囲が、有利にはリング区域(6)の下方で前記軸線(10)に対して凹面状にそれぞれ形成されている形式のものに関する。本発明の構成では、ピストンヘッド(3)の範囲においてリング区域(6)の背後に半径方向で環状に補強部(15)が設けられている。
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