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Fターム[3J044CA04]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | ピストンヘッド部 (153) | 連通孔を有するもの(ロッド孔除く) (45)

Fターム[3J044CA04]に分類される特許

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【課題】内燃機関のピストンに関し、簡素な構成で冷却性を向上させる。
【解決手段】ロアピストン2及びアッパピストン3間に、アッパピストン3の摺動量に応じて容積が変化する第一油室5と、付勢部材4が配置される付勢室6とを形成する。また、ロアピストン2及びアッパピストン3が互いに摺動自在に接触する摺接面7を付勢室6に隣接して設ける。
さらに、アッパピストン3の外周面3eから摺接面7までを貫通する油穴3tを設けるとともに、ロアピストン2内に第一通路2pを形成する。油穴3t及び第一通路2pの連通状態は、燃焼室16の容積の変化に応じて変化するものとする。また、アッパピストン3内には、第一油室5と付勢室6とを連通する第二通路3m,3pを設ける。 (もっと読む)


【課題】ピストンの摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立し、潤滑性能と冷却性能を高めるオイル供給装置を提供する。
【解決手段】ピストン10のオイル供給装置1において、ピストン10は、ピンボス部13の吸気側端部からそれら端部に対向する吸気側スカート部12の方へ膨出させた1対の膨出部13と、これら膨出部13の下端に夫々開口した1対のオイル導入穴18と、これらオイル導入穴18とオイルリング溝17とセカンドリング溝16の間のランド部14とを連通する給油路19a〜19cを有し、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを噴射する第1オイル噴射ノズル22と、排気側スカート部12側のピストンクラウン部11の裏面11bに対して冷却用オイルを噴射する第2オイル噴射ノズル32と、ピストン10が上昇過程のときのみ、オイル導入穴18の開口部18aに対して潤滑用オイルを供給可能なバッフル部材7を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単かつ低コストな手段で、高負荷時にピストンの冷却効果を向上させ、低負荷時にピストンの熱損失を低減できるピストン冷却装置を実現する。
【解決手段】ピストンヘッド14aの内部にリング形状の冷却用空洞26を設け、冷却用空洞26の周方向に放射状に複数の潤滑油及びブローバイガス兼用通路42を接続している。潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の他端はオイルリング溝25の上半分の領域に連通している。潤滑油rは冷却用空洞26から潤滑油及びブローバイガス兼用通路42の下方領域を通ってシリンダ壁12に流れる。一方、燃焼室16からブローバイガスgがシリンダ壁12とピストンヘッド外側壁との間の隙間sに進入し、潤滑油及びブローバイガス兼用通路42から冷却用空洞26に流入する。潤滑油rとブローバイガスgとが気液二相流を形成して、ピストンヘッド14の冷却効果を向上させる。 (もっと読む)


【課題】ピストン強度の低下を抑制しつつ、冷却損失の低減とノッキングの改善を図ることが可能なピストンの構造を提供する。
【解決手段】ピストンの構造は、エンジン50のピストン53に適用されている。ピストンの構造は、オイルを流通させるクーリングチャンネル53aが、エンジン50の燃焼室Eのうち、燃焼速度が遅い部分に対応させて部分環状に設けられた構造となっている。燃焼速度が遅い部分は、エンジン50が所定の運転状態にある場合にその他の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる部分となっている。具体的には、エンジン50の回転数NEが高く、且つ高タンブル比である場合に吸気側の部分と比較して相対的に燃焼速度が遅くなる排気側の部分となっている。 (もっと読む)


【課題】圧縮性能を損なうことなく再起動時の負荷を軽減できる圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の圧縮機は、二段側シリンダ内に設けられた揺動型ピストン1と、このピストンに形成され、圧縮運転が止まってから再起動するまでの間に圧縮室から圧縮エアを逃がすためのエア抜き通路7と、圧縮運転している間、エア抜き通路を閉じるための弁体8とを有する。圧縮運転中はシリンダ内の圧縮エアにより弁体8が押圧されてエア抜き通路7を塞ぐ。したがって圧縮運転の間は、圧縮エアがシリンダから漏れ出ないので、圧縮性能を損なうことはない。一方、圧縮運転が停止すると、弁体8が元の取り付け位置に戻るため、シリンダ内に残留していた圧縮エアは、エア抜き通路7を介してクランクケース側へ抜け出る。したがって、圧縮運転が停止するとエア抜き通路を介してシリンダ内が減圧されるので、再起動する際の負荷が軽減されることとなり、圧縮機をスムーズに起動できる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用シリンダライナ及びこのシリンダライナの製造方法に関する。シリンダライナは、通常、ピストンアセンブリを収容するために構成された円筒状のボディを有する。さらに円筒状のボディは、エンジンボアと選択的な係合のために構成されているメインボディ部分と、エンジンボア内部において円筒状のボディを支持するために構成されている上側のフランジとを有していてよい。円筒状のボディは、上側のフランジに隣接する起伏のある冷却ギャラリを形成してもよい。この起伏のある冷却ギャラリは概して、円筒状のボディの周縁部に沿って延びる単一の冷媒の流路を形成する。
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【課題】相対的に往復動する2つの部材の間の環状隙間を密封するシールを備え、当該シールの両側の2つの油圧室の油圧の圧力差により前記往復動が生じる往復摺動装置において、シールの密封性能の向上を図ることができる往復摺動装置を提供する。
【解決手段】この油圧駆動装置10Aでは、シリンダ40内で往復動するピストン16Aの間の環状隙間を密封するシール65、66が2個設けられ、これらのシール65、66の間に、これらのシール65、66の両側の油圧室71、72より低圧の低圧油圧室75が設けられている。低圧油圧室75はパワーローラの回転支持部を潤滑するための潤滑油路を構成している。 (もっと読む)


ピストン(10,10′)は、上側燃焼ドーム(18,18′)を備えた上側クラウン部(16,16′)を有するピストン本体(12,12′)を含む。燃焼力は、上側燃焼ドーム(18,18′)に対して作用する。上側燃焼ドーム(18,18′)の下側は、アンダークラウン領域(60,60′)を含む。ピストン本体(12,12′)は、間隔をおいて離され連接棒に枢動可能に隣接するための1対のピンボス(36,38)を備えた下側クラウン部(26,26′)も含む。外側オイルギャラリー(31,31′)は、上側(16,16′)および下側クラウン部(26,26′)間に包含されるものとして形成される。外側オイルギャラリー(31,31′)は、オイル入口(50,50′)とオイル出口(52,52′)とを有する。管状のオイルジェット(54,54′)は、オイル出口(52,52′)と流体連通に取付けられ、オイルがピストン(16,16′)の往復直線運動中に吐出される場所であるアンダークラウン領域(60,60′)に向かって延在する。外側オイルギャラリー(33)からの冷却オイルは、オイルジェット(54,54′)によってアンダークラウン領域(60,60′)へ流されて、補助的な冷却を受動的に作動されるシステムにおいてもたらす。
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【課題】ピストンに作用するスラスト力の向きが反転することにより発生するピストン打音を低減できる内燃機関を提供すること。
【解決手段】シリンダの内壁面2aに沿って軸方向に往復運動するピストン1と、ピストンの軸方向の一方側に形成された燃焼室5と、ピストンの軸方向の他方側に形成され、かつピストンの往復運動と連動して回転するクランクシャフトを収容するクランク室6とを備える内燃機関10であって、ピストンに形成され、燃焼室とクランク室とを連通する連通路11と、連通路を開放または閉塞する電磁弁12と、電磁弁に電力を供給する電源部17と電磁弁との間の電力供給経路を開閉するスイッチ20を制御する制御手段30とを備え、制御手段は、ピストンに作用する径方向のスラスト力の向きが反転するタイミングを含むクランクシャフトの回転角度の範囲である所定期間において電磁弁が連通路を開放するようにスイッチを制御する。 (もっと読む)


【課題】オイルの流入が阻害されることなく、またオイルが逆流して流出することを防止可能なピストン構造及びオイルジェットシステムを提供する。
【解決手段】オイルジェットから噴射されたオイルが流れ込み、オイル流れ方向に延設される入口流路11と、入口流路11に連続してピストン冠面裏に形成され、縦断面で見たときに入口流路11に近づくにつれて流路幅を拡大するスロープ部121と、そのスロープ部121に連続してスロープ部121に沿って逆流したオイルの流れ方向を変更する逆流防止壁部122と、を含む冠面裏流路12と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(1)の、環状に構成された冷却通路(6)であって、該冷却通路(6)が、ピストン(1)のピストンヘッド(3)の近傍、かつ半径方向外方でピストンリング部(2)の近傍に互いに相並んで配置され、かつ交互に流入開口として働く2つの開口(7,8)と、半径方向でこれらの開口(7,8)と向き合う、冷却通路(6)の側に少なくとも1つの流出開口(15,16)とを有している形式のものに関する。オイルの貫流を改善し、ひいてはピストン(1)の冷却を改善するために、前記冷却通路(6)は、互いに相並んで配置された2つの流出開口(15,16)と、これらの流出開口の間に配置された、絞りとして働く横断面狭窄部(17)とを有している。
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内燃機関用のピストン(10)は、ピストン基部から比較的離れた低いレベル(12)及びピストン基部により近接する一定のより高いレベル(16)にある少なくとも1つの流入部及び少なくとも1つの流出部(14)の地域内にのみ配置される少なくとも1つの冷却通路(24)を含み、冷却通路は、低いレベル(12)に配置される地域と高いレベル(16)に配置される地域との間の急勾配の傾斜部(19)を含む。

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【課題】ピストンの冠部材において応力が他に比べて高い部位が生じることを抑制可能なピストン及びディーゼル機関を提供する。
【解決手段】ピストン10は、略円板状をなしてピストン頂面21とその裏側にある裏面23とを構成する頂部22と、頂部22の裏面23から、略筒状をなしてピストン棒50側に突出して延設されており、ピストン棒50に連結される中支え部30とを有し、中支え部30には、冷却油が貫流可能な冷却孔70が形成されている。冷却孔70を流れる冷却油により、頂部22のうち中支え部30が突出している根元の部位22aの近傍を冷却する。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンの冠面中央部の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の径を、クランク軸方向とスラスト方向とで異ならせた形状、即ち、クランク軸方向の径aがスラスト方向の径bより小さくなる形状(a<b)に形成する。そして、クーリングチャンネル38の経路の一部を冠面中央部に近づけ、冠面中央部と潤滑油との間で行われる熱交換を促進する。従って、ピストン18の冠面中央部の冷却が促進されて温度上昇が抑制されることから、冠面中央部の冷却性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストンの冠面の冷却性能を向上させる。
【解決手段】内燃機関用ピストン18において、オイルジェットからピストンヘッド18Aの裏面に吹き付けられた潤滑油を取り込んで循環させる環状のクーリングチャンネル38の通路断面を、ピストン軸方向に比べてピストン半径方向の長さが大きくなる幅広形状に形成する。そして、クーリングチャンネル38の通路断面を幅広形状にすることで、ピストン軸方向の長さを短くし、ピストン往復運動に伴う慣性による潤滑油の上下挙動を抑制すると共に、ピストン冠面から熱量を受熱する受熱面積を増大させる。このため、潤滑油に空気の気泡が混入することを抑制しつつ、冠面を効率的に冷却することが可能となり、冠面の冷却性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルが簡単な形状で生産性に優れると共に、クラウン部を効率よく冷却できる内燃機関用ピストンの冷却構造を提供する。
【解決手段】クラウン部2内に環状のクーリングチャンネル10に噴射ノズル31から噴出された冷却オイルをクーリングチャンネル10に導入するオイル入口通路15が連通し、オイル入口通路15から導入された冷却オイルをオイル入口通路15と対向するクーリングチャンネル10の内面10bで2方向に分流させる内燃機関用ピストンの冷却構造であって、オイル入口通路10が内面10bの周方向に対して傾斜方向成分を有するように傾斜する。オイル入口通路15から導入される冷却オイルが、内面10bによって予め設定された2方向の流れに分配制御されてクラウン部2を効率的に冷却できる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの内部に導入した作動流体をピストンとシリンダとの間に流出させて気体軸受を形成する構造において、ピストンとシリンダとの間への異物の侵入を抑制すること。
【解決手段】ピストン20の蓄圧空間20Iには、気体導入通路21から作動空間MS内の作動流体FLが流入する。蓄圧空間20I内の作動流体FLは、給気孔22を通ってピストン20とシリンダ30との間に流出する。気体導入通路21と給気孔22との間にはフィルタ23が設けられており、作動空間MSから蓄圧空間20Iへ流入する作動流体FL中の異物がフィルタ23によって捕捉される。 (もっと読む)


【課題】オイルジェットによりピストンの冷却を行う際、ピストン裏面の中央部分にオイルを噴射し、ピストン冷却効率を向上させる内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関10Aは、シリンダブロック11内を往復運動するピストン13と、このピストン13と連結するコンロッド14と、クランク室16内で全気筒のコンロッド14と連結されるクランクシャフト17と、ピストン13の内壁にオイルOを供給するオイルジェット装置18とにより構成されている。ピストン13裏面に左右対称に隔壁41−1、41−2を設け、コンロッド14−1、14−2をピストン13裏面に左右対称に設ける。オイルジェット装置18から噴出されるオイルOをピストン13の裏面22の中央部分43に噴出し、ピストン13の冷却効率を向上させる。 (もっと読む)


本発明は、冷却通路を形成するための、ほぼリング状に形成された溶解可能な中子(2)であって、中子が四分円形状の各1つの中子湾曲部(17,18)を介して、ピストン軸線(16)に対して少なくともほぼ平行に配置されていてピストン頂部(3)とは反対方向に延びる2つの領域(14,15)に移行しており、第2の領域(14)が、冷却通路の供給開口(12)を形成する中子(2)の部分に移行しており、第1の領域(15,)が、冷却通路の主流出開口(13)を形成する中子(2)の部分に移行しており、中子(2)の両領域(14,15)が互いに間隔をおいて配置されていて、該間隔が、両領域(14,15)のうちの一方の領域の2倍の横断面直径に相当している。これによって、冷却通路を通って流れる冷却オイルの貫流が加速され、ピストンの冷却が改善される。
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