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Fターム[3J044CA27]の内容

Fターム[3J044CA27]に分類される特許

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【課題】ピストンピンの摺動性を向上できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10は、ピストン本体1と、コンロッド20の小端孔22に摺動可能に挿入されるピストンピン2と、ピストン本体1に設けられピストンピン2が摺動可能に挿入されるピン孔6が形成されたピンボス部4と、を備えている。ピストンピン2の外周面2aのピン孔摺動領域R1は、互いに独立した形状で且つ規則的に配設された複数の凹部を有し、ピストンピン2の外周面2aのコンロッド摺動領域R2は、凹部が配設されていない滑面を有している。このピストン10では、ピン孔摺動領域R1の凹部により、ピストンピン2とピン孔6との接触面積を小さくしつつ油溜まり効果を好適に発揮できるのに加え、コンロッド摺動領域R2の滑面により、当該コンロッド摺動領域R2は面圧が比較的高いことに適応できる。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンとピンボス部との間の摺動部に潤滑油を良好に行き渡らせて焼付きを確実に防止し得るようにしたピストン支持部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】ピストン2の裏面に形成されたピンボス部7により両端部を回動自在に軸支されたピストンピン3を介し前記ピストン2をコンロッド4の小端部4aで揺動自在に支持したピストン支持部の潤滑構造に関し、前記ピンボス部7の内周部における適宜位置に、前記各ピンボス部7の軸心方向に延びる油溜りポケット9を形成すると共に、前記コンロッド4の小端部4aを挟んで対峙する各ピンボス部7の対向端に、前記各油溜りポケット9の開口位置で前記ピンボス部7の軸心方向外側に切れ込んでから該ピンボス部7の円周方向下側に延びる切欠部10を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンピン取付部に開ける固定ネジ穴の間隔と、ピストンピンに加工する固定ネジ先端部の突当る穴または窪みの間隔を高い精度で加工しなくても組み立て作業性が良いピストン装置を得ること。
【解決手段】ピストンヘッド1にピストンピン2を介してピストンロッド4を回動可能に取り付けたピストン装置10において、ピストンピン2は、中空丸棒状に構成されるとともに、外周部の2箇所に固定ネジ先端部が突き当たる突当り部5、5を設け、この2箇所の突当り部のうち、少なくとも1箇所5を小径貫通孔を有するトガリ穴もしくはザグリ穴とし、ピストンピン取付部1a、1aに設けられたピストンピン固定ネジ穴1b、1bにネジ込まれたピストンピン固定ネジ6、6によって前記ピストンピン取付部に固定されるとともに、組立時に前記ピストンピン固定ネジの先端部の一部が前記トガリ穴もしくはザグリ穴の小径貫通孔hから内周面に露出するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンの所要の剛性を確保しながら軽量化を図ると共に、ピストンのコスト削減を図る。
【解決手段】ピストンPは、ピストンピンを支持する第1,第2ピンボス12,13と、第1ピンボス12とピストンスカート11とを連結する第1側壁14と、第2ピンボス13とピストンスカート11とを連結する第2側壁15と、第1側壁14と第2側壁15とを連結すると共に真上に上方空間23,33をそれぞれ形成する1対のブリッジ21,31を有する。第1,第2側壁14,15には第1貫通孔41および第2貫通孔51が形成される。第1,第2貫通孔41,51および上方空間23,33は、ポンチ72による打抜き加工による1工程で形成され、同時に各ブリッジ21,31が形成される。 (もっと読む)


【課題】ピストン素材の鍛造において、ピンボス部におけるしわの発生を抑制する。
【解決手段】ランド部の裏面側にピンボス部が突設されたアルミニウム合金製ピストン素材(1)を製造する方法であって、一次素材(2)を15%以上の据え込み率で冷間据え込み加工して予備成形品(3)を成形する予備成形工程と、前記予備成形品(3)を加熱して再結晶させる熱処理工程と、熱処理した予備成形品(3)を熱間鍛造加工し、ランド部からピンボス部を立ち上がらせる成形を行ってピストン素材(1)を成形する本成形工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】 剛性を高めるとともに冷却効果が高めることができる軽量で耐久性に優れた内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 ヘッド2Aと、ヘッド2Aの下部に設けられた第1および第2のピンボス3、4と、第1のピンボス3の両側に設けられた第1のサイドウォール5Aと、第2のピンボス4の両側に設けられた第2のサイドウォール6Aとを備える内燃機関のピストン1Aであって、記第1および第2のサイドウォール5A、6Aをヘッド2Aから離れる方向に向かって内側に傾斜させて、第1および第2のサイドウォール5A、6Aを連結したサイドウォール構造を備える。このサイドウォール構造はヘッド2Aと第1および第2のサイドウォール5A、6Aとで空洞部7Aを形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの抜け止めに供する止め輪とこれを保持する環状溝の干渉に伴う環状溝の摩耗を防止し得る内燃機関用ピストンの製造方法等を提供する。
【解決手段】ピストンピン10が挿入されるピストンピン孔4と、該ピストンピン孔4のピストン径方向外側に切欠形成され、ピストンピン10の軸方向移動を規制する止め輪9が嵌着される環状溝11と、を有する内燃機関用ピストン1について、環状溝11に陽極酸化処理を施して該環状溝11の内面全体を陽極酸化皮膜12によって保護することで、止め輪9との摩擦によって生ずる環状溝11の摩耗を抑制した。 (もっと読む)


ピストンアセンブリおよびそのための連接棒が提供される。連接棒は、ピストンへの動作可能な取付けのための端部まで延在する細長い本体を有する。端部は、本体の互いに対向する側部間に延在するリストピン穴を有する。リストピン穴は、この側部間に延在する波状の輪郭を有する。波状の輪郭は、リストピン穴の円周方向に沿って延在する谷部を備えた少なくとも1つの凹面と、リストピン穴の円周方向に沿って延在しかつ谷部に対して横方向に互いに反対の側にある頂部を有する凸面とを有する。頂部と谷部とは協働して、リストピン穴とそこを貫通するリストピンとの間の境界面領域にわたった滑らかな荷重分布と均一な潤滑剤流とを形成する。
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【課題】ピン圧入作業時に第1部材の二股部分が撓むことを、揺動リンクの構成部品を用いて防止する。
【解決手段】二股部分に軸受部(24,25)を有する第1部材(9)と、軸受部(31)を有し第1部材の二股部分に介装される第2部材(6)と、第1部材の軸受部に圧入され、第2部材の軸受部を通り、第1部材と前記第2部材とを連結するピンとを備え、第1部材または第2部材のうち一方の部材(9)に対して他方の部材(6)が所定の稼働範囲で揺動する揺動リンク構造において、他方の部材(6)を稼動範囲外の姿勢にした場合に第1部材(9)の二股部分と第2部材(6)とがピン軸方向に当接し、他方の部材を稼動範囲内の姿勢に戻した場合に第1部材(9)の二股部分と第2部材(6)との当接が外れる構成とする。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストン(1)であって、複数のリング溝(3)を備えたピストンヘッド(2)と、該ピストンヘッド(2)に配置されたピストンスカート(4)とを有しており、該ピストンスカート(4)が、支持作用を有するピストンスカート壁部区分(5)を有していて、該ピストンスカート壁部区分(5)は、ピストン外径に対して引っ込んだ傾斜して延びる複数の接続壁(6)を介して互いに接続されており、前記接続壁(6)内に、ピストンピンを受容するためのピストンピンボス(7)が配置されている形式のものに関する。この場合、本発明によれば、前記接続壁(6)が、該接続壁(6)の下縁部(A)から斜めに延びて、この下縁部(A)よりも引っ込んだ中央領域(B)を経て、この中央領域(B)よりもさらに引っ込んだ端部領域(C)への途中で、前記ピストンヘッド(2)の下のピンボス支持領域(13)に同一平面状に移行している。
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【課題】ピストンピン位置を頂面側に近づけつつ、ピストンの強度及び耐久性を確保することのできる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】頂面を有する円筒状のピストン本体(10)と、ピストンピン(12)を軸支するとともに主体部(62)上面及び支持腕部(64,64)の3点でピストン本体と当接する一対のピストンブラケット(14,14)とからピストン(1)を構成する。 (もっと読む)


【課題】簡易で軽量な構成で確実にピストンピンを軸支することできる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】ピストン(1)をピストン本体と(10)と一対のピストンブラケット(14,14)とにより構成し、当該ピストンブラケットにピストンピン(12)の端部を軸支するピン孔(60)及び当該ピン孔の外側端部の孔径を縮小させた環状の抜け止め部(60a)を形成する。 (もっと読む)


【課題】 軽量化可能なピストンを提供する。
【解決手段】CCコンポジットによって形成された部分であるCC部分と、CCコンポジット以外の材料によって形成された部分である他材質部分と、を備えてなる、内燃機関又は空気圧縮機に用いられるピストンである。シリンダ内部に内嵌され往復動するとき、該シリンダの内面に面する側面部分の全部がCC部分により形成されており、ピストンリング溝を有さないものであってもよい。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるピストン(10)であって、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とが設けられており、該ピストンスカート(16)が、ピストンボス(17)を備えており、該ピストンボス(17)が、それぞれピストンピンを収容するためのボス孔(18)を備えており、ピストンボス(17)が、台形支持部の形状を有しているかまたは段状の支持部の形状を有しており、ピストンボス(17)の内面(19)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α)を成している形式のものに関する。本発明によれば、各ボス孔(18)が、成形孔として形成されており、該成形孔が、少なくともその内側の領域で拡幅されており、拡幅が、ボス孔(18)の内側の端部(18’’)の方向に、ボス孔(18)の周面(18’)にファセット(120,220)を形成して増加させられており、該ファセット(120,220)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α,β)を成していることが提案されている。
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【課題】ピストンの質量を軽減して、振動の低い冷媒圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮室123内で往復運動する円筒形のピストン126の中空部161に、ピストン126の軸心に向かって突出したリブ163をピン孔162の近傍に設けるとともに、リブ163のピストン126の軸心方向から見た幅をピストンピン142の直径より小さくすることにより、ピストン126の質量を軽くすることができ、ピストン126がシリンダ124内を往復運動することにより発生する往復動慣性力を小さくできるので、不平衡力を低減でき振動の低い冷媒圧縮機を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】ピンボスの端部内に位置する油溜り空間を形成し、ピストンピンに油を効率よく供給することができる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ピンボス11の開口端11aの全周をピストン最外径付近に位置する状態に形成してある。ピンボス11の端部内に、ピストンピン12に臨んだ油溜り空間14を形成してある。ピンボス11よりもピストン上方側に位置するリング溝7を油溜り空間14に連通させた連通路16を備えてある。連通路16は、リング溝7から油溜り空間14に油を流入させる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のためのピストン(10)であって、ピストンピンを収容するための少なくとも2つのボス孔(18)を有しており、これらのボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を有している形式のものに関する。本発明では、ボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭を備える孔(21)から形成されており、該孔(21)に、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング(22)が設けられており、該コーティング(22)が、前記ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。さらに本発明は、この種のピストン(10)を製造する方法に関する。本発明では、まず、円筒形の内部輪郭を有する孔(21)を製作し、引き続いて、この孔(21)の内面に、コーティング手段(30)により、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング剤を被着し、結果として生じるコーティング(22)が、ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。
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【課題】ピストン2とコネクティングロッド1とを連結するピストンピン3において、ピストン2のボス部22,23のピン孔22a,23aに対する嵌合部分の耐焼付き性を向上可能とする。
【解決手段】ピストンピン3の外周面においてボス部22,23のピン孔22a,23aの内側開口側および外側開口側に対応する場所に、それぞれ周方向に連続する油溝31〜34が設けられている。この油溝31〜34に貯留された潤滑油は、徐々にピストンピン3とボス部22,23のピン孔22a,23aとの嵌合面へ供給されて、当該嵌合面に油膜を作ることになる。これにより、ピストンピン3とボス部22,23のピン孔22a,23aとが油膜を介して接触する状態となって潤滑条件が良好となる。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの軽量化を極力損なうことなく、ピストンピンの圧入組み付け性を向上させる。
【解決手段】 一対のピンボス3のうち一方のピンボス31の内側面に、ピン孔4の軸CL2に対して直交する平面5を形成し、他方のピンボス32の内側面には、ピストン1の頂面から離間するほどピストンの中心軸CL1から離間する傾斜面6を形成する。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの軽量化を極力損なうことなく、ピストンピンの圧入組み付け性を向上させる。
【解決手段】 一対のピンボス3の内側面は、ピストン1の頂面から離間するほどピストン1の中心軸CL1から離間し、前記内側面上に突起6bを形成し、突起6bは、一対のピンボス3の間にコネクティングロッドの小端部を挿入し、ピン孔4と前記小端部孔とに前記ピストンピンを挿入する際、コネクティングロッドに当接して、ピン孔4の中心軸とコネクティングロッドの小端部穴の中心軸との方向が一致するように支持する。 (もっと読む)


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