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Fターム[3J058GA65]の内容

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Fターム[3J058GA65]に分類される特許

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【課題】CNSLの硬化反応において、酸触媒を使用しないで有機系摩擦調整材を調製し、酸成分を含まない前記調整材を配合した摩擦材を提供することである。
【解決手段】カシューナッツシェルリキッド(CNSL)を硬化して得られる有機系摩擦調整材であって、CNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させて得た初期重合物を更に加熱硬化したことを特徴とする有機系摩擦調整材。補強繊維、摩擦調整材及び結合材を主成分とする摩擦材において、該摩擦調整材がCNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させ、初期重合物を更に加熱硬化して得られた有機系摩擦調整材を配合したことを特徴とする摩擦材。有機系摩擦調整材を摩擦材全体に対し2〜15質量%配合することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】湿度依存性の低い特性を有するシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を検討し、それを摩擦材に配合して、湿度により摩擦係数が変動しにくいブレーキフィーリングに優れた特性を有する摩擦材を提供することである。
【解決手段】粘土鉱物にシランカップリング剤を用いる化学的処理を施して、粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物。繊維基材、摩擦調整材及び結合材を用いてなる摩擦材において、摩擦調整材として粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を含有する摩擦材。 (もっと読む)


【課題】高摩擦係数であり、各種の制動条件に対し比較的安定しているとともに、摩擦材製造時の安全衛生性が向上し、自動車、大型トラック、鉄道車両、航空機、各種産業機械等のブレーキパッド、ブレーキライニング、ディスクパッド、クラッチフェーシング、ペーパークラッチフェーシング、制輪子などの各種用途に幅広く用いることができる摩擦材を提供する。
【解決手段】柱状の粒子形状を有するルチル型二酸化チタンを含有する。ルチル型二酸化チタンの重量平均長軸径は好ましくは1〜15μmであり、表面を有機化合物で処理したものが好ましい。少なくとも柱状の粒子形状を有するルチル型二酸化チタン及び結合材を混合した後、成形し、加熱硬化することにより製造する。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材の成形装置において、衝撃による騒音や振動による位置ずれ等の恐れがなく、律速段階である成形工程における加工速度を従来の2倍以上とすること。
【解決手段】湿式摩擦材の成形装置1は、成形装置本体2に1対のガイドポスト3が上下方向に伸びて設けられており、これら1対のガイドポスト3が貫通している15段(16個)の成形金型4,5が、その両側面に1対のパンタグラフ式のリンク型開閉機構6が取付けられて、上下方向に互いに近接(型締め)・離間(型開き)可能に積み重ねられている。このようなパンタグラフ式のリンク型開閉機構6によれば、全ての成形金型4,5が同時に開閉するため、200mm/秒でスライドさせると全ての成形金型4,5が閉じるのに50mm×15÷200mm=3.75秒で済み、開閉させるためにはその2倍の7.5秒、即ち従来の半分の時間で済むことになる。 (もっと読む)


【課題】環境保護を考慮して、鉄又は鉄合金を主成分とし、PRTR法指定化学物質を一切使用していない鉄系焼結摩擦部材、及びそれを使用した鉄道用制輪子、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】鉄又は鉄合金を主成分とした焼結摩擦部材10,10は、摩擦特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第1層11と、接着特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第2層12と、補強特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第3層13とを含む。焼結摩擦部材10の各層は、鉄又は鉄合金を主成分としており、PRTR法指定化学物質を一切使用していないので、環境保護の点で優れている。また、摩擦材が鉄系材料であり、且つ補強板となる第3層13が鉄系材料であるので、銅と鉄のような異種の金属を接合する際に必要とされるメッキ処理を省略することができる。 (もっと読む)


【課題】チタン酸化合物塩をウィスカー形状から非ウィスカー形状に変更することによって生じる気孔率の低下を防止することでフェード特性の悪化や高速効力の低下を防止し、かつ湿度によって摩擦係数が大きく変化することのない摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材を結合剤によって結着させた摩擦材であって、非ウィスカー状のチタン酸化合物塩と、生体溶解性の無機繊維を有しており、非ウィスカー状のチタン酸化合物塩は、非ウィスカー状のチタン酸アルカリ金属塩と、非ウィスカー状のチタン酸アルカリ金属・アルカリ土類金属塩の少なくとも一つを含んでいる。そして無機繊維は、生体溶解性であるとともに、平均繊維径が2〜7μm、アスペクト比が3以上である。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れ、相手材への攻撃性が小さく、広い温度域において高い摩擦係数を有する摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材を結合剤によって結着させた摩擦材であって、充填材として、非ウィスカー状チタン酸アルカリ金属塩と非ウィスカー状チタン酸アルカリ金属・アルカリ土類金属塩の少なくとも一つのチタン酸化合物塩と、平均粒径0.4〜4μmのFe23とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】錆落し性に優れ、相手材に被膜が生じ難く、かつ対面攻撃性も小さい摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材と結合剤を主成分に有する摩擦材であって、繊維基材は、非金属無機材料を原料とし、モース硬度が4〜8の中硬度の無機繊維を有しており、かつ長さ5μm以上、直径3μm以下、アスペクト比(長さ/直径)が3を超える無機繊維を有していない。そして充填材は、ゴムを有しており、中硬度の無機繊維の添加量とゴムの添加量の体積比率が2:1〜10:1である。 (もっと読む)


【課題】工程数を削減して製造できるブレーキシューとそのブレーキシューの製造方法を提供することを課題としている。
【解決手段】押出し成形またはカレンダーシート成形されたライニング用素材シートを所定長さの短冊状に切断して円弧状をなすシュー本体2上に重ね、シュー本体2と一体で成形接着した後に硬化処理してブレーキシュー1を製造する。この方法で製造されるブレーキシュー1は、ライニング3の両端に型抜き用のテーパ4が形成されたものになる。なお、ライニング3は、加硫処理によってエボナイト化するゴムを結合材として含むものがよい。 (もっと読む)


【課題】ノンアスベスト系摩擦材において摩擦摩耗性能等の摩擦材自体の性能を損なうことなく、良好な鳴き、異音特性を持つノンアスベスト摩擦部材を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とを含む摩擦材がプレシャプレートと一体に成形されたノンアスベスト摩擦部材において、前記摩擦材は、摩擦面側の第一層摩擦材とプレッシャプレート側の第二層摩擦材とを有し、該第二層摩擦材中に少なくともエラストマー、架橋剤を含むプレミックスが配合されていることを特徴とするノンアスベスト摩擦部材。該プレミックスが繊維を含むことが好ましく、また該プレミックスがエラストマーを10〜97vol%配合されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ライニング外周面における押圧時の圧力分布の均一性を高め且つブレーキシューを安価に製造させるブレーキシューの製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱性ゴム部材56は、非押圧時には、均一な厚みを有する長手帯板状であって、両端部56aから中央部56bに向かうにしたがって減少する横断面積を有するが、押圧時には、ライニング18外周面と押圧面26との間であってその耐熱性ゴム部材56の横断面積が減少させられることによって形成された空間Aが詰められるようにゴム特有の流体のような挙動で弾性変形をするため、耐熱性ゴム部材56の厚みは、その両端部56aから中央部56bに向かうにしたがって薄くなり、耐熱性ゴム部材56とライニング18の外周面とを当接させる押圧力は、中央部56bと両端部56aとの間で接近し、中央部56bの圧力集中を抑制させることができ、ライニング18外周面の圧力分布の均一性を高める。 (もっと読む)


【課題】クラッチに用いられるクラッチフェーシング、圧力パッドそして摩擦パッドのようなクラッチに用いられる摩擦材を炭素複合材で製造できるようにする。
【解決手段】クラッチ用摩擦材の製造方法は、炭素繊維を第1熱処理温度で熱処理して黒鉛化処理する第1熱処理段階、樹脂を炭素繊維織物の上に撒布してプリプレグを製造するプリプレグの製造段階、前記プリプレグに炭素繊維と前記樹脂とを積層してプリフォームを製造するプリフォーム製造段階、前記プリフォームをプレスして成形体を製造する成形体の製造段階、前記成形体を第2熱処理温度で熱処理する第2熱処理段階、とからなる。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス工数を低減し、成形不良を低減して摩擦材の熱成形を効率的に行なうことができる摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】ブレーキに用いる摩擦材の原料を予備成形型に投入して所定形状の予備成形品を成形する予備成形工程と、前記予備成形物の摩擦面および側面に粉体離型剤を付着させる工程と、前記粉体離型剤が付着した予備成形物とプレッシャプレートとを熱成形(圧着加熱)する工程と、を含むことを特徴とする構成とすることで、必要以外の箇所に付着させない(塗布しない)ことによる材料ロスの低減、型清浄化の維持(型洗浄頻度の低減)ができ、また、粉体であるため型の温度低下がなく、成形不良の低減、生産性向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が少なく、安定した皮膜生成、接着品質が得られる摩擦材接着方法を提供する。
【解決手段】セラミックス薄膜を生成する際、プレッシャプレートをセラミックス前駆体溶液に浸漬処理し、濃度と引き上げ速度から付着量を制御し、その後加熱することにより、前駆体からセラミックスの析出反応を行なうプレッシャプレートへのセラミックス薄膜を形成するので、低環境負荷、接着品質の安定化を実現できる。また、浸漬処理は物理的な付着のみであり、化学反応を伴わないため、スラッジの発生はなく、水洗、湯洗工程も必要なく、廃液処理は不要である。更に、付着量の制御から安定した皮膜の形成が可能である。更にまた、加熱は浸漬処理後あるいは摩擦材成形後の加熱を併用することも可能である。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法の指定化学物質をまったく含まないことで、環境保護の面で好ましいとともに、摩擦係数、強度、耐摩耗性、相手材への低攻撃性等のブレーキ制動時の性能にも優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 この発明による焼結摩擦材は、鋳鉄から形成された粉末をベースに構成されており、鋳鉄30〜65vol%、アルミニウム5〜20vol%、モース硬度6以下の研削成分5〜10vol%、及び黒鉛25〜40vol%を配合した配合粉末を焼結して得られる。アルミニウム粉末を配合することで、焼結摩擦材の表面には常に薄いアルミニウムの膜が形成され、摩擦材中の鉄と相手材中の鉄同士の同種摩擦が回避される。研削材としては、マグネシアのようなモース硬度を6以下の比較的柔らかいものを配合する。潤滑材としての黒鉛を通常よりも多量に含有することで、相手材攻撃性が更に低下する。 (もっと読む)


【課題】 銅の基材に強化粒子を適用して、摩擦材が500℃以上になるような高温になるときでも、銅の塑性流動を抑制して耐摩耗性や高い摩擦係数の維持をすることができる銅系焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 銅を基材とし、潤滑材と研削材とを含む配合粉末を焼結して得られる銅系焼結摩擦材において、銅の基材中に電解銅粉に炭化タングステン粉末1〜7.5mol%を微細分散させた混合基材とすることで、炭化タングステン粉末が銅基材の高温時における塑性流動を抑制する。また、銅系焼結摩擦材の製造方法として、銅と炭化タングステンとを混合して得られた混合基材と、他の配合材料を更に混合後、加圧焼結する。炭化タングステンは少ない混合量であるので、予め銅と混合することにより、銅基材と炭化タングステンとの材料複合化を図り、炭化タングステンが強化粒子として有効に作用する。 (もっと読む)


【課題】 高温(500℃)制動の環境下においても潤滑性を示す潤滑材を用いた焼結摩擦材を得る。
【解決手段】 本発明による焼結摩擦材は、金属材料をマトリックスとし、潤滑材と研削材を含む配合粉末を焼結して得られるものであり、潤滑材として、高温でも潤滑性を失わない層状物質であるSr0.14Ca0.86CuOを適用している。この高温潤滑材に備わる層間の剪断し易さによる低摩擦特性と熱的に安定なセラミックスによる耐熱性とにより、高温での潤滑性を付与し耐摩耗性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】PRTR法の指定化学物質を含まず、摩擦係数、強度、耐摩耗性、相手材への低攻撃性等のブレーキ制動時の性能に優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】金属材料をマトリックスとし、潤滑材と研削材とを含む焼結摩擦材であり、成分として鉄/アルミニウム複合材、又はアルミニウム/アルミナ複合材の一方又は両方の複合材を含むことで、鉄粉表面にアルミニウムが複合化され、この複合材により摩擦材中の鉄と相手材(主として普通鋳鉄、低合金鋼、ステンレス等の鉄系材料)中の鉄同士の同種摩擦が防げる。そして、アルミニウムに微細なアルミナを複合化する事で、アルミニウムを熱的に強化して、耐熱強度向上に寄与し、これによって耐摩耗性を向上させた焼結摩擦材が得られる。 (もっと読む)


【課題】主成分として鉄系材料を用い、PRTR法の指定化学物質を含まない,摩擦係数、強度、耐摩耗性、相手材への低攻撃性等のブレーキ性能にも一層優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】金属材料をマトリックスとし潤滑材と研削材とを含む焼結摩擦材において、金属材料として還元鉄粉を使用している。主成分が鉄系の還元鉄粉であり、他の配合材は潤滑材と研削材であり、PRTR法で指定されている指定化学物質をまったく使用することなく焼結摩擦材を得ることができる。焼結摩擦材の骨格となるマトリックスを構成する金属主成分を低炭素であるため軟らかい還元鉄粉を使用し、高温下での摩擦特性や相手材への低攻撃性の点で優れた焼結摩擦材が得られる。さらに、異種材料のアルミニウムを摺動面間に介在させることで、摩耗量の軽減を図る。 (もっと読む)


【課題】 特に小型ブレーキライニング(小型BL)用摩擦材において、高温熱履歴後の多湿環境下放置後におけるME現象、グー音の発生を同時に防止する摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくとも消石灰を7〜30体積%、かつアルミニウム粒子を2.0〜3.5体積%含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


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