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Fターム[4C096CA32]の内容

磁気共鳴イメージング装置 (34,967) | 静磁場系及び本体 (1,875) | コイルの構造、配置 (135) | 静磁場コイル (62)

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【課題】高価なアルミニウム合金巻型の必要性を回避するだけでなく、クエンチ圧力を効果的に下げることができる超電導磁石装置を提供する。
【解決手段】本発明の超電導磁石装置は、第1の巻型(1)と、第1の巻型に巻き付けられた超電導ワイヤによって形成された第1のコイル(4)と、前記第1の巻型および第1のコイルを覆うバッフル(6)とを備え、前記バッフルと第1のコイルとの間にギャップが存在するものとする。 (もっと読む)


【課題】被検体の挿入方向に対し静磁場が垂直方向に発生される電磁石装置に関し、不必要な構成を極力排除することにより、小型化・軽量化した電磁石装置及び磁気共鳴撮像装置を提供する。
【解決手段】第1環状電流(J1)が順方向に循環する第1コイル(31)と、第2環状電流(J2)が逆方向に循環する第2コイル(32)と、複数の環状電流(J3-J6)が順方向及び逆方向が交互に循環するコイル群(30)と、を含み、第1コイル(31)、第2コイル(32)及びコイル群(30)は、この順番で仰角θが大きくなるように配置され(θ1<θ2<θ3)、仰角θ2と、仰角θ3と、を挟む角度領域には、第2コイル(32)及びコイル群(30)が含まれない空白領域(S)が存在し、中心軸(Z)と直交する面内に磁性材料を任意に分布させ均一磁場領域(U)における磁場分布を調整する磁場調整部(14)の最外側が、空白領域(S)に含まれるように配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


遮蔽され、電磁的に非対称であり、ストレスの低い磁石を用いて患者側の近傍に良好なサイズのイメージング領域を形成する磁気共鳴システムが提供されている。磁石は2層構造となっている。一次層では、磁石は、その2つの端部に少なくとも2つの最強コイル(端部側コイル)を有しており、これらの端部側コイルでは、同一方向に向けて電流が流れる。磁石は、端部側コイルの近くに、その端部側コイルとは反対の方向に向けて電流が流れる少なくとも1つのコイルを有するようになっていてもよい。磁石には、一次層の中央領域に複数(4〜7)の小さなサイズのコイル(大きな端部側コイルに比べ)が用いられており、これらのコイルはイメージング領域の中心に対して非対称に配置されている。磁石は、複数(1〜5)の遮蔽コイルによって保護されており、これらの遮蔽コイルには、電流が、一次層の端部側コイルの方向とは反対の方向に向けて流れている。従来のショートボア磁石と比較して、本発明の磁石は、イメージング領域が著しく拡大されたアクセス可能なイメージング領域を提供し、たとえば体の一部のイメージングまたは全身のイメージングに用いることができる。
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結合型磁気共鳴(MR)・放射線治療システム10は、ボア型磁石12を含む。該磁石は、放射線ビームが該磁石を貫いて半径方向に進行することを可能にする磁石放射線透過領域16を有する。また、分割型傾斜磁場コイル18が、磁石放射線透過領域16に整列された傾斜磁場コイル放射線透過領域20を含む。前記磁石に沿って配置された放射線源24が、磁石放射線透過領域16及び傾斜磁場コイル放射線透過領域20を介して検査領域14に放射線ドーズを投与する。投与量ユニット66が、標的ボリューム30及び少なくとも1つの非標的ボリュームの各ボクセルに送達された実際の放射線量を、標的ボリューム30及び該少なくとも1つの非標的ボリュームの処置前、処置中及び/又は処置後の画像表現に基づいて決定する。計画作成プロセッサ60が、決定された実際の放射線量に基づいて、放射線治療計画の少なくとも1つの残りの放射線ドーズを更新する。
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【課題】本発明の目的は、MRI装置とPET装置のそれぞれの開発・調整・メンテナンス時の独立性を高めることにある。さらに、従来のMRI装置と比較して同程度の大きさに留め、かつMRI装置からPET装置への磁場の影響を低減させることができ、MRI画像とPET画像を同時に撮像することを可能にするような1ガントリMRI−PET装置を提供することにある。
【解決手段】トンネル型で中央部が軸方向に分離したスプリット型の磁石装置を備えたMRI装置と、半導体検出器もしくはフォトダイオードで光電子を増倍するシンチレーション検出器を備えたリング状のPET装置とを用い、MRIの磁石装置とPET装置とをそれぞれ別の容器内に封入して構成する。該MRIの磁石装置のスプリット部に、該PET装置を挿入してMRI−PET装置を構成することで、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】撮像領域の静磁場を高磁場に設定しつつ、クエンチの発生確率を低減させるために超電導コイルの起磁力を低減することができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】撮像領域を挟んで対向する一対のメインコイル11と、メインコイル11による漏れ磁場を抑制する磁場を生成し撮像領域を挟んで対向する一対のシールドコイル12と、メインコイル11の径方向内側に設けられ撮像領域を挟んで対向する一対の円環状の第1磁性体15と、第1磁性体15の径方向内側に唯一設けられ撮像領域を挟んで対向する一対の円環状の第2磁性体16と、外径が第1磁性体15の円環の外径より大きく撮像領域を挟んで対向する一対の円環状の第3磁性体17とを有し、第3磁性体17は第1磁性体15及び第2磁性体16よりも撮像領域から離れた位置に配置され、第2磁性体16の径方向の幅W2が第1磁性体15の径方向の幅W1より狭い。 (もっと読む)


【課題】超電導コイル装置をコンパクトに構成でき、しかも超電導コイルを効率的に冷却して安定性を向上させる。
【解決手段】超電導コイル装置は、複数個の超電導コイル1をトロイダル状に等間隔に配列して構成された超電導コイル群2と、各超電導コイル1を冷却する冷凍機4を備えている。冷凍機4は、漏れ磁場の影響を受けない超電導コイル群2のトロイダル状の中心部となる空所に配設されている。この冷凍機4のコールドヘッド4aは、熱伝導率の高い接続部材5を介して超電導コイル1の両側面部および外周面部のうち、少なくとも一つの面部に配設された冷却板3に熱的に接続されており、各超電導コイル1に対して短距離で均一に伝導冷却する。 (もっと読む)


【課題】 電磁的干渉によるノイズに影響されることなく超電導磁石の安全運転を行なう高磁場オープンMRI装置を提供する。
【解決手段】 静磁場発生磁石102は一対のクライオスタット117が連結管201で接続されて被検者の配設される空間118を挟んで上下に配置されており、それぞれ液体ヘリウムが満たされた中に超電導コイルが収納されている。クライオスタット117には磁場を減衰させる緊急減磁ユニット120や内部情報をモニターする計測ユニット121が付属しており、これらの信号ケーブルはフィルター回路122を介して静磁場発生磁石102の内部回路に接続されている。MRI装置の傾斜磁場や高周波磁場が駆動されても、それにより誘起される高周波の電流は、フィルター回路122により遮断され、クライオスタット117の外装ケースを通り接地点123に流れ、クライオスタットの内部回路に影響を与えることがない。 (もっと読む)


本発明は円筒状管体における巻回の形成工程を含む、電流が通過した際にいわゆる強磁場を発生させるコイルの製造方法に関する。
前記巻回の形成工程は、前記コイル巻回の1周回毎に少なくとも1つの凸部を形成する工程、さらには隣接する1巻回上に前記凸部に対応する形状の少なくとも1つの凹部を形成する工程からなり、その配置の結果前記凸部は前記凹部に対してコイル軸線方向に突起し、電磁力がもたらす機械的応力及び熱的起源による機械的変形を吸収することを特徴とする。
また本発明は、導電体を素材とする管体をそなえ、該管体上に全螺旋状に設けられた切欠線に沿って切り出しされることにより巻回を形成し、電流が通過した際にいわゆる強磁場を発生させるコイルに関し、該コイルは巻回の1周回毎に少なくとも1つの凸部をそなえ、該凸部は隣接する1巻回上に形成された凹部に対してコイル軸線方向に突起することを特徴とする。
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【課題】外層コイル励磁用の電源に求められる電圧容量を小さく抑えながら内層コイルの迅速な立上げを行うことを可能にする。
【解決手段】超電導マグネット20は、主磁場形成用の外層コイル21と、内層コイル22とを備える。内層コイル22は、主磁場を補強するための補強用コイル23に加えて電磁誘導抑制用コイル24を含む。この電磁誘導抑制用コイル24は、外層コイル21が励磁された状態で補強用コイル23の励磁が立上がる時に外層コイルに発生する誘導電圧を低下させる向きに励磁される。 (もっと読む)


【課題】MRI装置の超電導電磁石装置において、漏洩磁場分布を設置環境許容範囲内に収めるとともに、クエンチが発生した場合に、漏洩磁場分布に大きな変動を生じない装置を提供する。
【解決手段】複数の超電導主コイル1a〜1gと、超電導シールドコイル2a、2bとで構成される超電導コイル群80に、クエンチ発生時のコイルを保護するダイオード素子51、52とこのダイオード素子51、52に直列に接続された調整用抵抗61、62とを有する少なくとも2つの回路が設けられ、超電導コイル群80のいずれかのコイルにクエンチ発生時に電流減衰の時定数がほぼ同じとなるよう、調整用抵抗61、62の値を設定する。 (もっと読む)


【課題】 別個に成形した端コイルの利点を保持し、同時に欠点を除いた成形端コイルを電磁石巻型の中央に配置して、保持する方法を提供する。
【解決手段】半径方向の外側表面(A2)の直径が外被(24)の半径方向の内側表面より小さい成形端コイル(20)を所定の位置に保持する外被を含む、電磁石巻型(12)の中央に成形端コイルを保持すべく、栓(28)を端コイルの孔に経て巻型の孔の端部に送り込み、外被内に端コイルを配置し、該コイルの半径方向の外側表面と外被間に空隙(30)を残すことで、巻型(12)の中央に端コイル(20)を配置する工程と、端コイルに対し巻型の方向に軸方向の力を加えて端コイルを巻型の軸方向の隣接表面に押し付け所定位置に保持する工程と、全長の少なくとも一部に沿って空隙を硬化材料(42)で充填する工程と、硬化材料を硬化させて端コイルを巻型に強固に正確に保持する工程と、栓を取り除く工程を含む。 (もっと読む)


【課題】別個に成形した端コイルの利点を保持し、欠点を除いた端コイルとその製造方法を提供する。
【解決手段】円筒形巻型に巻き付けたコイルと、巻型の端部に取付けた環状端コイル20を備え、端コイルの半径方向の内側又は軸方向の外側に巻型が存在しない電磁石を製造すべく、巻型端部に臨時型を保持し、臨時型の内部の巻型の端面に接合面剥離材料を塗布し、型の内部と巻型の端面の接合面剥離材料で形成した空洞内に端コイル用の線材を巻回し、端コイルの半径方向の外側表面の軸方向の内側部分に段差形状部分46を設け、更に巻型から段差形状部分の半径方向の外側表面を越えて段差形状部分の軸方向の外側表面上に延び、保持手段50で巻型に固定され、段差形状部分を圧縮状態に保つ保持片48を設け、硬化液体含浸材料で端コイル及び段差形状部分を含浸し、含浸材料の硬化後、環状臨時型を取り除く。 (もっと読む)


【課題】起磁力が小さく、必要線材量が少なく、さらに開放性に優れた超電導磁石装置を提供する。
【解決手段】所定空間をあけて対向配置された第一、第二の容器、第一、第二の容器内に同軸となるように配列収納され、第一、第二の容器の間に均一磁界を発生する、環状に巻回しされた複数の超電導コイルよりなる第一、第二のコイル群を備え、第一、第二の容器の対向面外周部をテーパー状に形成するとともに、その対向面外周部に位置する超電導コイル10c、10dを、テーパー形状(テーパー部分30)に沿うように、第一、第二の容器の対向面から遠ざかるにつれて巻回し高さが大きくなるように、かつ第一、第二の容器の外周から軸に向かうにつれて巻回し幅が大きくなるように形成する。 (もっと読む)


【課題】高強度の静磁場を形成させる技術に関連し、対向する一対の静磁場発生部が互いに引き合う力を低減させつつ、強度の高い静磁場を発生させることが可能な超電導磁石装置、及び核磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】超電導電磁石装置(11)を構成する一対の対向する磁場発生部(30,40)は、メインコイル(31)及びシールドコイル(32)を冷却する冷媒(L)を収容する冷媒容器(35)と、第1磁化部材(21)及び第2磁化部材(22)を同心状に固定する固定部材(23)と、冷媒容器(35)の延出部位(36)及び固定部材(23)を連結する連結部材(24)と、を備え、第1磁化部材(21)は、前記対向する側の内側端面がメインコイル(31)の端面から突出し、前記対向している側とは反対側の外側端面がメインコイル(31)の反対側の端面から没入するようにして配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被検体の挿入方向に対し静磁場が垂直方向に発生される電磁石装置に関し、不必要な構成を極力排除することにより、小型化・軽量化した電磁石装置及び磁気共鳴撮像装置を提供する。
【解決手段】第1環状電流(J1)が順方向に循環する第1コイル(31)と、第2環状電流(J2)が逆方向に循環する第2コイル(32)と、複数の環状電流(J3-J6)が順方向及び逆方向が交互に循環するコイル群(30)と、を含み、第1コイル(31)、第2コイル(32)及びコイル群(30)は、この順番で仰角θが大きくなるように配置され(θ1<θ2<θ3)、仰角θ2と、仰角θ3と、を挟む角度領域には、第2コイル(32)及びコイル群(30)が含まれない空白領域(S)が存在することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを冷却する冷媒のうち気化したものを再液化させる冷凍機を動作させるに伴い発生する動磁場により撮像が影響を受けない超電導磁石装置および磁気共鳴撮像装置を提供する。
【解決手段】静磁場を発生する超電導コイルを冷却する冷媒を収容する冷媒容器(35)と、この冷媒容器(35)を真空状態で保持する真空容器(37)と、冷媒容器(35)の外周面及び前記真空容器(37)の内周面の間に配置される輻射シールド(36)と、が構成され、冷凍機(20)は、冷媒容器(35)の外周面及び輻射シールド(36)の内周面の間を往復運動する第1蓄冷部材(21)を有し、第1蓄冷部材(21)の往復運動する軸(P)の軸周りに配置され電気的な良導体である動磁場遮蔽部材(61,62)が配置され、冷凍機(20)は、第1蓄冷部材(21)が往復運動する軸(P)が、前記静磁場の方向に略一致していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】稼働時には超伝導コイルに傾斜磁場コイルの振動を伝えず、輸送時には超伝導コイルを輸送時の衝撃にも耐えるように支持する磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】所定の電流を流して検査領域9に静磁場を発生させる超伝導コイル6a、6bと、超伝導コイル6a、6bを支持し超伝導コイル6a、6bを冷媒22と共に収納するコイル容器8と、コイル容器8を包囲し内部が真空に保持された真空容器5とを有する磁気共鳴イメージング装置において、コイル容器8を断熱支持可能な第1断熱支持部16と、真空容器5の内側において第1断熱支持部16に固定可能であり真空容器5を貫通する貫通支持部11とを有し、真空容器5の外側において、貫通支持部11と真空容器5とが締結可能になっている。 (もっと読む)


【課題】超電導磁石装置及びこれを適用する核磁気共鳴イメージング装置に関し、超電導コイル中の電流が時間的に変動しても、内部に作用する過負荷を軽減させる構成を得る。
【解決手段】 超電導コイルの中心軸(Z)と同軸状に配置され永久電流により誘導される静磁場により磁化する磁化部材(21,22)は、反対面(21b,22b)から側周面(21a,22a)に亘る開口を有するスリット(21f,22f)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】
軸方向に分割された超伝導コイルを用いる場合であっても、観測領域に形成する静磁場強度を高めるとともに、クエンチ発生を考慮した支持部材板厚の増大による観測領域空間の狭小化を抑制することが可能な磁石装置及びそれを用いた磁気共鳴イメージング装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
観測領域を挟んで対抗して配置され、観測領域に静磁場を形成する一対の円環状の超電導主コイルと、超伝導主コイルを内包する一対の輻射シールドと、超電導主コイル及び輻射シールドを収納する一対の真空容器とを備え、一対の超電導主コイルは、それぞれ、第1超伝導主コイルと第2超電導主コイルとを備え、第2超電導主コイルは第1超伝導主コイルに対して軸方向観測領域側に位置し、第1超伝導主コイルと第2超電導主コイルとの間には、磁性材が配置されている超電導磁石装置。 (もっと読む)


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