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Fターム[4D047AB04]の内容

深冷分離 (3,528) | 分離、精製物 (601) | 希ガス (61) | アルゴン(Ar) (37)

Fターム[4D047AB04]に分類される特許

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【課題】 装置全体のエネルギー効率を向上する。
【解決手段】 精留塔7から抜き出した液体酸素と、原料空気圧縮機3で圧縮中の原料空気とに熱交換を行わせる構成とした。これにより、圧縮によって昇温された原料空気で液体酸素を加熱して蒸発させることができる。それゆえ、例えば、液体酸素を蒸気や電熱器によって加熱して蒸発させる方法に比べ、装置全体のエネルギー効率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】精留塔及びアルゴン塔を有する装置と比べて小型化が可能なアルゴン分離装置、及びこの分離装置を用いたアルゴン分離方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、密閉容器11内に収容され且つ窒素が除去された状態の液体空気である原料液体Lに含まれる酸素に対して当該原料液体中の特定の領域に向けた力が働くような磁場を当該密閉容器11内に形成し、この密閉容器11内の温度をアルゴンの沸点以上且つ前記特定の領域における原料液体L中の酸素の沸点よりも低い温度に調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】メタンの発生を抑制し、高純度のアルゴンを得ることを可能としたアルゴンの製造方法を提供する。
【解決手段】原料空気を蒸留により窒素ガスと酸素とに分離し、アルゴンが濃縮された中間成分を抜き出して精留し、少量の酸素と窒素とを含む粗アルゴンガスを得た後、得られた粗アルゴンを精製して高純度のアルゴンを製造する方法であって、粗アルゴンガスに水素を加え、触媒反応にてアルゴンガス中の酸素を除去する脱酸素工程を含み、この脱酸素工程において、活性の低い触媒を用いて、粗アルゴンガス中の一酸化炭素がメタンに変化することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】装置価格の上昇を抑えて製品収率を改善できる内部昇圧プロセスの空気液化分離方法及び装置を提供する。
【解決手段】昇圧して精製した中圧原料空気を第1中圧原料空気、第2中圧原料空気及び第3中圧原料空気に3分流し、第1中圧原料空気を主熱交換器で冷却して中圧塔に導入する工程と、第2中圧原料空気を昇圧して高圧原料空気とし、主熱交換器で冷却した後に減圧して中圧塔に導入する工程と、第3中圧原料空気を昇圧した後に主熱交換器で中間温度に冷却してから膨張タービンで中圧液化酸素の沸点より高い温度に膨張させて低圧原料空気とし、主熱交換器で冷却してから低圧塔に導入する工程と、低圧塔から抜き出した液化酸素を液化酸素ポンプで昇圧して中圧液化酸素とし、主熱交換器で気化させて中圧製品酸素ガスとする工程と、低圧塔から抜き出したガスをアルゴン塔で蒸留して製品アルゴンとする工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】充填塔の蒸留性能を向上させることが可能な充填塔用の液分配器を提供する。
【解決手段】充填塔の軸方向と垂直な平面の直径上に配設された一本の主流路2と、主流路2と垂直方向に配設され、互いに平行かつ等間隔に配列された複数の副流路3とを備え、副流路3と主流路2の底面に配置された複数の分散孔4が、副流路3に沿った列ごとに等間隔Cで配置されていることを特徴とする液分配器1を選択する。 (もっと読む)


【課題】空気分離装置の冷間待機状態を大幅に長くする。
【解決手段】精留塔15内部に液製品を残したまま空気分離装置の運転を停止する冷間待機の際に、上記精留塔15内部の炭化水素濃度が予め設定した設定閾値以上になったと判定すると、上記精留塔15内部に液酸を注入する。 (もっと読む)


【課題】組立、搬送、充填塔への組み込み作業を向上させるために、充填物ブロックを構成する波形金属板を複数に分割して形成しても、分割部分に下降液が集中することを防止し、効率良く気液接触させることのできる気液接触装置を提供する。
【解決手段】気液接触板22を、長方形状の波形金属板における幅方向中間の分割線Cにより切断して複数に分割した形状の分割波板23,24を、分割線C同士を突き合わせた状態で配置することにより形成する。分割線Cは、波形金属板の折曲線22aに交叉する方向で、かつ、鉛直線に対して30〜60度の傾斜角度に設定する。 (もっと読む)


【課題】液体製品を採取する際の装置価格を低減できる空気液化分離方法及び装置を提供する。
【解決手段】原料空気の全量を中圧塔の運転圧力より高い第1設定圧力の昇圧原料空気とする原料空気圧縮工程と、昇圧原料空気から不純物を除去して昇圧精製空気とする吸着精製工程と、昇圧精製空気と昇圧帰還空気とを合流させて循環空気とする循環空気合流工程と、循環空気を2分流した第1分流空気を第1設定温度に冷却して中圧塔導入空気とし、第2分流空気を第1設定温度より高い第2設定温度に冷却して膨張用空気とする冷却工程と、膨張用空気を第1設定圧力より低い第2設定圧力に断熱膨張させて低温空気とする膨張工程と、低温空気の一部を中圧塔に導入する工程と、低温空気の残部を温度回復させて帰還空気とする昇温工程と、該帰還空気を昇圧して昇圧帰還空気とする循環圧縮工程と、中圧塔導入空気を中圧塔に導入する工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】上部塔及び下部塔の操作圧力を高くした場合においても、原料空気量の増加及び消費動力の増加を抑えつつ、装置の小型化が可能な空気分離方法及び装置を提供する。
【解決手段】下部塔5と、前記下部塔5より低い圧力で運転される上部塔6と、前記上部塔6より低い圧力で運転される補助精留塔7と、主凝縮器8と、副凝縮器9と、製品ガス回収経路L21とを備える空気分離装置14を用いて、下部塔5において原料空気を低温蒸留して、高圧窒素ガスと酸素富化液化空気とに分離し、前記酸素富化液化空気の一部を減圧後に補助精留塔7において低温蒸留して、低圧窒素ガスと低圧液化酸素とに分離し、必要に応じて低圧液化酸素を前記上部塔6に返送することを特徴とする空気分離方法である。 (もっと読む)


【課題】深冷空気分離におけるTSA法での原料空気の前処理精製において、吸着剤再生時のパージガスに用いる排ガスを低減し、製品収率を向上させる。
【解決手段】原料空気中の水を吸着する水分吸着剤20a、20bと二酸化炭素を吸着する二酸化炭素吸着剤21a、21bとが充填された複数の吸着筒5a、5bを用い、これを切り替え使用して連続的に原料空気を精製する方法であり、吸着工程、減圧工程、加熱工程、冷却工程、充圧工程を含み、加熱工程が、水と二酸化炭素とを含まない加熱したパージガスを前記二酸化炭素吸着剤の原料空気の流出側に供給して前記二酸化炭素吸着剤と前記水分吸着剤を加熱する全体加熱工程と、加熱した生空気を前記二酸化炭素吸着剤と前記水分吸着剤との間に供給することにより前記水分吸着剤を加熱する部分加熱工程とを並行して実施する。 (もっと読む)


【課題】深冷空気分離法によってアルゴンを製造する際に、アルゴンの回収率を高めることができ、しかも酸素および窒素の収率がこれによって影響を受けないようにする。
【解決手段】低圧蒸留塔の中間に熱交換型蒸留器19を配し、その空気蒸留通路20において上部低圧塔15から流下する第2酸素富化液化空気と下部低圧塔10から上昇する第1酸素富化ガスをアルゴン蒸留通路21から与えられた熱を利用して蒸留し、空気蒸留通路頂部に分離した第2酸素富化ガスを上部低圧塔に供給するとともに空気蒸留通路底部に分離した第3酸素富化液化空気を下部低圧塔に流下液として供給し、そのアルゴン蒸留通路において粗アルゴン塔23頂部から導入されたアルゴン富化ガスを空気蒸留通路に奪われる熱で凝縮して蒸留し、アルゴン蒸留通路頂部に濃縮されたアルゴンガスを採取し、アルゴン蒸留通路底部からの粗液体アルゴンを粗アルゴン塔頂部に戻して還流液とする。 (もっと読む)


【課題】粗アルゴン塔の規則充填物が充填されてなる充填層が上部ベッドと下部ベッドとに二分割された場合において、各ベッドに液偏流が生じても蒸留性能に大きな影響を与えないようにする。
【解決手段】規則充填物が充填されて充填層2とされた粗アルゴン塔1において、この充填層2が上部ベッド2Aと下部ベッド2Bとの2つのベッドに分割され、下部ベッドの充填高さを上部ベッドと下部ベッドの合計充填高さの24〜32%とする。 (もっと読む)


【課題】充填物ブロック同士を水平方向に隣接させた接合部で、接合部の隙間を通って液体が下方に流れ落ちてしまうことを防止し、気液接触を効率よく行うことができる気液接触装置を提供する。
【解決手段】複数の充填物ブロック21を水平方向に隣接させて形成した規則充填物12を有する気液接触装置において、前記複数の充填物ブロック21の側端部に開口した流路同士が対向する隣接面21aの鉛直方向に対して傾斜させる。隣接面21aの傾斜角度は、波形金属板の折曲線の傾斜角度と同じ角度であることが好ましく、30〜45度の範囲が好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルゴンの回収率を向上させることのできる空気分離方法を提供する。
【解決手段】原料空気を高圧塔8に導入して深冷液化分離し酸素富化液体空気を底部に溜め窒素ガスを頂部から取り出す工程と、酸素富化液体空気を高圧塔8の底部から取り出して低圧塔9に導入する工程と、高圧塔8の頂部から取り出した窒素ガスを液化してその一部を高圧塔8の頂部に還流するとともに残部を低圧塔9の頂部に送給する工程と、低圧塔9に導入した酸素富化液体空気を深冷液化分離し酸素を低圧塔9の底部に溜めフィードアルゴンを低圧塔9から取り出し窒素ガスを低圧塔9の頂部から取り出す工程と、低圧塔9からフィードアルゴンを取り出して粗アルゴン塔31に導入する工程を備えた方法であって、原料空気の全部を高圧塔8に導入する工程と、低圧塔9に排ガスを大気中に放出することなく滞留させフィードアルゴン中のアルゴン含有量を増やす工程を備えている。 (もっと読む)


【課題】粗アルゴンガス中の酸素濃度が一時的に上昇した際にも、反応器内の温度を上限値以下に保つような、再循環ガスおよびリサイクルブロワーの不要な、アルゴンガスの精製装置およびその精製方法を提供する。
【解決手段】、深冷空気分離設備におけるアルゴンガスの精製装置であって、粗アルゴンガスに水素を添加して燃焼させて酸素を取り除く反応器を直列に複数配置したことを特徴とする、アルゴンガスの精製装置が提供され、各反応器において上限値以下に保った量の水素を添加し、繰り返し燃焼させていくことで最終的には過不足なく水素と酸素を燃焼させ、精製アルゴンガスを得ることが可能となる。 (もっと読む)


高圧塔(11)と低圧塔(12)とを有する複塔式蒸留塔設備による低温空気分離方法と装置。30%以上の高比率で装入空気の事前液化が行われる。装入空気が導入される複塔式蒸留塔設備には上流側に前置蒸留塔(10)が追加接続されている。前置蒸留塔の運転圧力は高圧塔(11)の運転圧力よりも高圧である。装入空気の第1部分流(1)は前置蒸留塔(10)に導入され、前置蒸留塔(10)は凝縮室と蒸発室を備えた凝縮蒸発器の形態の塔頂凝縮器(14)を有する。前置蒸留塔(10)の上部領域から生じる気体留分(30, 31)が塔頂凝縮器(14)の凝縮室に導入され、該凝縮室内で生じる液体(6)の一部が還流(7)として前置蒸留塔(10)に供給される。装入空気の第2の部分流(2a, 2b)は塔頂凝縮器(14)の蒸発室に導入される。
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【課題】複数の蒸留塔を直列にカスケード様式で接続して窒素の低温蒸留を行うとともに、蒸留過程の一部の窒素を抜き出して同位体スクランブリングしたのち、蒸留過程に戻すようにする窒素同位体の濃縮方法において、原料窒素中に微量含まれるアルゴンおよび酸素が製品の15N濃縮窒素(N)にとともに最終蒸留塔の塔底付近に濃縮されることに起因して、アルゴンおよび酸素が製品窒素中の混入することがなく、また15N濃縮窒素の収率が低下しないようすることにある。
【解決手段】最終蒸留塔の製品15N濃縮窒素採取位置から下方に設置された温度計5の指示値に基づいて、最終塔の塔底部から排出するアルゴン・酸素混合物の流量を制御する。 (もっと読む)


滅菌低温流体を製造するための方法を開示する。常温ガスストリームがろ過によって滅菌され、熱交換器に供給され、結果として低温滅菌流体が形成される。熱交換器からの廃ガスストリームは第2のろ過ユニットに供給され、そして常温滅菌廃ガスストリームは第2の熱交換器に供給されて更なる低温滅菌流体を製造し、結果として滅菌プロセスにおいて用いられるガスのより効率的な使用をもたらす。 (もっと読む)


【課題】 製品の収率及び純度を高め、維持設備コストが低く経済的に有利に運用することが可能な空気低温分離によるアルゴンの製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】 装入空気(1)を圧縮して窒素・酸素分離用蒸留塔設備(13,14)に導入する。この蒸留塔設備からアルゴン含有流(72)を取り出して粗アルゴン塔(25)に送り込む。粗アルゴン塔(25)は塔頂凝縮器(24)を有し、その中で粗アルゴン塔(25)の塔頂ガスが少なくとも部分的に凝縮される。凝縮液は還流液として粗アルゴン塔(25)に送り込まれ、粗アルゴン塔(25)又は塔頂凝縮器(24)から取り出される粗アルゴン流(76,176,276a,276b)が純アルゴン塔(20)に導かれ、純アルゴン塔(20)から純アルゴン製品流(81)が取り出される。粗アルゴン塔(25)の塔頂凝縮器(24)は還流凝縮器として構成され、粗アルゴン塔の塔頂ガスは該還流凝縮器の還流流路で凝縮されて唯一の還流液となる。 (もっと読む)


深冷蒸留分離装置の制御方法において、少なくとも1つの操作変数が変更され、各操作変数は少なくとも1つの制御変数を用いて変更されており、それによって各制御変数は、一つの制御方法を用いて調節され得、1つの制御変数の少なくとも1つのセットポイントを制御するために予測制御方法が使用される。
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