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Fターム[4D076CB07]の内容

Fターム[4D076CB07]に分類される特許

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【課題】 特に40℃以下での加熱を実現するとともに、加熱部内の蒸気から被処理物への熱移動が行われない場合であっても、加熱部への蒸気供給を安定して行うことのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 原料供給面31aに供給された原料液L0が、蒸発板31上を移動する過程で蒸発板31から熱を受けることにより、揮発性成分が蒸発して濃縮され、その後、濃縮液L1がペアリングチューブ6によって外部に排出されるように構成された遠心式薄膜真空蒸発装置1が具えられた装置において、加熱部40と加熱部40内の減圧を担う真空ポンプP3との間に、加熱部40内に供給された蒸気Sの凝縮水Dを外部に排出するためのドレン排出手段が具えられていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】現像廃液の排出量を削減することができ、廃液の処理過程で生じる水を容易に再利用できる平版印刷版現像廃液削減装置を提供する。
【解決手段】
平版印刷版現像廃液削減装置1は消泡剤を貯蔵する消泡剤タンク40と、ポジ型の平版印刷版現像廃液を貯蔵する処理液タンク10と、消泡剤タンク40と処理液タンク10と接続され、廃液を加熱・濃縮するための加熱コイル60を備える第1容器20と、第1容器20からの蒸発した水蒸気を冷却・凝縮するための冷却コイル64を備える第2容器22と、ヒートポンプシステムを構成するよう加熱コイル60と冷却コイル64とに接続された圧縮機61及びキャピラリー管68と、第1容器20と第2容器22を減圧するための、水流タンク80、アスピレーター81及び水流ポンプ82を備える減圧手段と、第2容器22で冷却・凝縮された水を回収し、水流タンク80と接続された洗浄水タンク90と、を備える。 (もっと読む)



【課題】 処理水の温度が低くても、比較的低い加熱温度で処理水を加熱蒸発させることができるようにして、熱効率の向上を図る。
【解決手段】 処理水が送給され送給された処理水を加熱蒸発させて水蒸気と残物とに分離させる分離空間Bと、分離空間Bで分離された残物を取り出す残物取出部11と、分離空間Bで分離された水蒸気が蒸気供給通路1を介して供給され供給された水蒸気を冷却により凝縮して浄水にする凝縮空間Gと、凝縮空間Gで凝縮された浄水を取り出す浄水取出部91と、分離空間B及び凝縮空間Gを弱真空状態にする弱真空手段Vと、分離空間Bからの水蒸気を凝縮空間Gより高圧に圧縮して蒸気供給通路1に送る圧縮手段20と、凝縮空間Gで冷却された気体を凝縮空間Gと分離空間Bとの圧力差によって分離空間Bに供給する気体供給通路50と、気体供給通路50から供給された気体を加熱して分離空間Bに送る気体加熱手段60とを備えた。 (もっと読む)


冷却器(6)を有する回転式蒸発装置(1)において、冷却器(6)内への、冷却媒体の入口(14)及び出口(16)に複数の温度センサ(15,17)が配置されていて、冷却器(6)を貫流する冷却媒体の流量が決定される。複数の温度センサ(15,17)における温度差(X)の増加及び減少から、冷却器(6)内における凝縮の開始若しくは終了が導き出される。前記温度(X)差から、凝縮された留出物(10)の量が決定され、留出量の調整が行われる。ヒータ(11)の加熱出力及び/又はシステム内の圧力を調整することによって、冷却器(6)の負荷が、前記温度差(X)に関連して調整される。
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【課題】 水溶液の蒸発濃縮を低コストで効率良く行う水溶液の蒸発濃縮装置を提供する。
【解決手段】 水溶液を加熱蒸発させる第1の蒸発器30と、第1の蒸発器30で生成された水溶液の蒸気を加熱源として熱媒液を加熱することにより、熱媒蒸気を生成する第2の蒸発器50と、第2の蒸発器50で生成された熱媒蒸気を駆動蒸気により吸引して圧縮するエゼクタ20と、エゼクタ20により圧縮された熱媒蒸気を更に圧縮する圧縮装置26とを備え、圧縮装置26で昇温された熱媒蒸気を第1の蒸発器30の加熱源として利用する水溶液の蒸発濃縮装置1。 (もっと読む)


【課題】大気を圧縮、冷却し、水を効率的に取り出し生活用水、飲料水に利用する一連の精製供給システムを提供する。
【解決手段】蒸留システムは空気を蒸留装置に通し水を得るものだが、その取得効率を上げるため大気を圧縮装置Cへ取り込み、大気中の水蒸気の濃度を高めることにより効率化を図る。フィルターAで浮遊塵埃を除去して送風機Bにより取り込まれた空気は圧縮装置Cにより圧縮され送風機Dにより冷却タンクEに送り込まれる。圧縮された空気中の水蒸気は冷却タンク内の多重冷却パネルFによって冷却され結露する。結露した水を冷却タンク下部の集水装置Jに集め、受水タンクKを経て浄水プラントL送り飲料水等に利用する。また、冷却タンクより排出された冷気は中東地域で栽培の難しい寒冷地作物の栽培に再利用し、大気中に酸素として排出される。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化に際して、回収部への均一な液供給及び蒸気供給が困難であった。
【解決手段】各チューブユニット2の外管(回収部)5の上端の縁部が上側チューブシート3aに連結されて、外管5の内部が上側チャンネル8aのみと連通している。上側チャンネル8aの上部には、外管5からの蒸気を抜き出す一つの回収部蒸気出口7が設けられている。一方、各チューブユニット2の内管(濃縮部)4の上端は上側チューブシート3aを貫通している。そして上側チャンネル8aの中において、それぞれの内管4の上端は蒸気抜き出し用配管21と接続されている。 (もっと読む)


【課題】蒸留釜で一度だけ加熱してガス化するだけで再度の加熱を行うことなく、水分の少ない再生洗浄溶剤を取り出すことができる洗浄溶剤の再生装置、および洗浄溶剤の蒸留再生方法を提供する。
【解決手段】蒸留釜2と、第1ガス冷却器21と、第2ガス冷却器23と、エゼクター52と、スラッジタンク35とを備え、第1ガス冷却器には第1冷却手段として冷却管24を設け、第2ガス冷却器には第2冷却手段として冷却管39を設け、第1冷却手段は、水の沸点よりも高い温度であって洗浄溶剤が液化可能な温度に当該冷却器内を冷却し、第2冷却手段は、水蒸気が液化可能な温度に当該冷却器内を冷却するように設定され、蒸留釜から送られてくるガスを第1ガス冷却器から第2ガス冷却器の順に通して当該ガス中の洗浄溶剤ガスを第1ガス冷却器で液化し、残ったガスを第2ガス冷却器に送って水蒸気等の残り成分を液化する。 (もっと読む)


【課題】装置から排出される凝縮水に含まれる不純物の濃度を抑制できる濃縮装置を提供する。
【解決手段】濃縮装置は、供給された処理液60を貯留して蒸発濃縮する水平管型蒸発器51と、水平管型蒸発器51で濃縮された処理液60をさらに蒸発濃縮する水平管型蒸発器52とを備える。濃縮装置は、水平管型蒸発器52で生成された処理液60の蒸気を水平管型蒸発器51に移送する蒸気移送管としての管79を備える。管79は、水平管型蒸発器52で生成された蒸気が水平管型蒸発器51に貯留される処理液60に戻されるように、水平管型蒸発器51に接続されている。水平管型蒸発器51は、処理液60の蒸気の凝縮水を外部に排出する管74を含む。 (もっと読む)


【課題】低沸点物質の蒸留時にも品質と収率を低下させない蒸留システム及び蒸留方法を提供する。
【解決手段】供給原料中に存在する2成分系以上の混合物質を沸点差によって低沸点物質と高沸点物質に分離する蒸留システムにおいて、前記低沸点物質が蒸発し、上部蒸気11として排出され、前記高沸点物質が下部で凝縮される蒸発分離器100と、水供給源から導入された水が、前記上部蒸気と熱交換し、前記上部蒸気及び水が各々凝縮及び蒸発する凝縮蒸発器500と、前記凝縮蒸発器から蒸発した水蒸気を断熱圧縮する圧縮機600,700,800を含んで構成され、前記圧縮機で圧縮された水蒸気の熱を前記蒸発分離器での混合物質の分離のための蒸発熱源として供給する。 (もっと読む)


【課題】蒸留処理の際の熱源として用いられるスチームの使用量を削減することができ、これによって省エネルギ化を十分に図ることのできる醗酵エタノールの精製処理方法およびそのシステムを提供する。
【解決手段】蒸留塔5による蒸留処理と分離膜10を用いた脱水処理との組み合わせによって醗酵エタノールから無水エタノールを精製するに際して、無水エタノール単位量当たりの蒸留塔5供給スチーム量が最小となるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度を目標エタノール濃度として定め、蒸留塔5で生成されるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度がその目標エタノール濃度となるように、還流手段(6,7)による凝縮液の還流量を還流量制御手段(21〜25)によって制御する。 (もっと読む)


【課題】
液体を簡素で小型な装置で、効率よく短時間で濃縮する。
【解決手段】
液体濃縮器1は、液面から揮発成分を蒸発させて濃縮する。直径の異なる3本の管10,18,16を三層に重ねた構造とし、最外層の管10と中間層の管18の間に円筒空間31を形成する。円筒空間を高温にする加熱流体を、温水供給管13から導く。中間層の管18と最内層の管16の間を真空にする真空ポンプが接続されている。中間層の管の内面には軸方向に延びる微細な溝23が多数形成されている。溝を伝わり落ちる薄膜24状の液体を低温蒸発させ、発生した蒸気を最内層の管に導いて揮発成分を分離する。これにより、液体を濃縮する。 (もっと読む)


【課題】CO2回収装置の大型化に対応可能とし、吸収塔で除去される煤塵量が例えば3.0Kg/Hと多大となっても、リーン溶液中の固形分の除去が可能なCO2回収装置及びCO2回収装置における固形分取出し方法を提供する。
【解決手段】本実施例に係るCO2回収装置10Aは、排ガス1002からCO2を除去する吸収塔1006と、リッチ溶液1007を再生する再生塔1008と、再生塔1008でCO2除去したリーン溶液1009を吸収塔1006で再利用するCO2回収装置であって、リーン溶液1009A中の固形分11をろ過膜装置本体12内に設けられているフィルター13によりろ過すると共に、フィルター13に捕集された固形分11をろ過膜装置本体12に送給された逆洗水14A中に回収し・除去するろ過膜装置15と、ろ過膜装置15の後流側に設けられ、回収された逆洗水14A中の固形分11を加熱濃縮する蒸発器16Aとを有してなる。 (もっと読む)


【課題】水等の蒸発性液体を間接加熱し減圧状態で沸騰蒸発することによって発生した蒸気を,圧縮し,この圧縮した蒸気を前記液体を間接加熱するための熱源とするように構成して成る蒸発装置において,蒸気の圧縮比を高くする。
【解決手段】前記蒸気の圧縮を,前段の遠心式圧縮機12による圧縮と,これに続く,後段の容積式圧縮機13による圧縮とで行うように構成する。 (もっと読む)


【課題】蒸留釜から発生した溶剤蒸気と蒸留釜内を減圧するためのバッファタンク内の溶剤とを冷却水を用いずに効率良く冷却し、且つ装置の小形化も図る。
【解決手段】蒸留釜41内で気化した溶剤蒸気を導入する内管52と室外機55で冷却された冷媒ガスを流す外管53との螺旋状の二重管構造体51をバッファタンク50内に配設する。溶剤蒸気は温度差が大きな冷媒ガスにより直接的に周囲から冷却されて凝縮液化し、さらにエジェクタ66でバッファタンク50から吸引された溶剤と混合されてバッファタンク50に戻される。またバッファタンク50内の溶剤も冷媒ガスにより直接的に冷却されるため冷却効率が良い。 (もっと読む)


【課題】原料海水の加熱蒸発を効率良く行うことにより、小型化および低コスト化を図ることができるプレート式造水装置を提供する。
【解決手段】原料海水を温水により加熱して水蒸気を生成する加熱器10と、生成された水蒸気を冷却水により冷却して蒸留水を生成する復水器30とを備えるプレート式造水装置であって、復水器30から排出された冷却水の一部を加熱して、加熱器10に原料海水として導入する予熱手段40を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶剤を含有する溶剤含有ガスから溶剤を効率よく回収する。
【解決手段】溶剤含有ガスを、冷却器5に冷媒が供給されていない側の第一熱交換器1に供給した後、冷却器6に冷媒が供給されている側の第二熱交換器2に供給することを交互に繰返すようにして、第二熱交換器2内では、ガス中に含まれる溶剤を凝縮させて回収する一方、第一熱交換器1内では、前回凍結した水分を供給される溶剤含有ガスで昇温させて解凍し、取り込んでいる溶剤と共に回収すると共に、該供給された溶剤含有ガスを予備冷却されることになる。 (もっと読む)


【課題】単式蒸留装置において、その蒸留工程で溜出蒸気の流れ条件、温度条件を変化させることを可能とする手段を設けて蒸留することにより、新しい香味を有する蒸留酒の開発を可能とする蒸留装置を提供する。
【解決手段】単式蒸留装置において、二又のウマを設け、溜出蒸気を分枝し、各々異なるの傾斜角度に設定し、蒸留釜から蒸発した溜出蒸気の流れと温度を各々異なるように調整して蒸留することで風味の異なる蒸留酒を同一醪から同時に2種類製造する。 (もっと読む)


【課題】被処理液が濃縮される一方で生成される無機塩等の結晶によるポンプや管路の閉塞を確実に防ぐことのできる、新規な高速旋回式蒸発装置の運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】蒸発缶2の流出口22付近には濃度計54が具えられ、この濃度計54によって検出された液体成分L1の濃度が所定値以上にならないように装置の制御要素を調節するとともに、前記濃度計54によって検出された濃度の単位時間当たりの変化量が異常値を示したときには、停止操作を行うことを特徴として成り、濃度の単位時間当たりの変化量が異常値を示したときに、無機塩等の結晶が生じたものと判断して装置の運転が停止されることとなるため、結晶の生成を初期の段階で検知してポンプや管路の閉塞等、装置にとって致命的な不具合を確実に回避することができる。 (もっと読む)


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