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Fターム[4E082AA03]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 溶接方法 (360) | 消耗電極式アーク溶接 (258) | CO2、MAG溶接 (43)

Fターム[4E082AA03]に分類される特許

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【課題】スパッタ発生量を抑制しつつ、高効率溶接を行うことが可能なGMA溶接方法を提供すること。
【解決手段】シールドガスSG中を溶接母材WPに向けてワイヤWを送給しつつ、ワイヤWに接触させた第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にアーク電圧を印加することによりアークAcを発生させる、GMA溶接方法であって、第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にパルス電流としての第1GMA溶接電流Iwaを流すとともに、ワイヤWに接触させた第2コンタクトチップ3と溶接母材WPとの間に、その電流値が一定値に制御された一定電流として第2GMA溶接電流Iwbを流す。これにより、ワイヤWのスムーズな溶滴移行とアークAcの長さの適正化が可能であり、スパッタ飛散量が少ない安定した高効率溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、外乱によるアーク長の変動を正確に抑制する技術を提供する。
【解決手段】溶接制御装置は、式(1)のパラメータとして、溶接電源の外部特性Ks、第2パルス期間における溶接電流設定値Is2および溶接電圧設定値Vs2の各情報と、第2パルス期間において検出された溶接電流の瞬時値Io2および溶接電圧の瞬時値Vo2の各情報とに基づいて、パルス周期において第1パルス期間を終了して第2パルス期間を開始した時点から、式(1)で表す電圧誤差積分値Sv2の演算を開始する積分器と、演算の結果、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなったか否か比較する比較器と、パルス周期毎に、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなった時点で、当該パルス周期を終了して次回のパルス周期を開始する波形生成器とを備える。Sv2=∫{Ks(Io2-Is2)+Vs2-Vo2}dt…式(1) (もっと読む)


【課題】マグパルス溶接において、パルスアーク溶接用ワイヤの代わりに炭酸ガスアーク溶接用ワイヤを用いたときの溶接条件の設定を容易かする。
【解決手段】溶接ワイヤ1を予め定めた送給速度Frで送給すると共に、ピーク期間Tpr中はピーク電流Iprを通電し、ベース期間中はベース電流Ibrを通電し、溶接電圧平均値Vdが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにベース期間を制御して溶接を行うマグパルス溶接の溶接条件設定方法において、炭酸ガスアーク溶接用ワイヤモードを選択するワイヤ種類選択スイッチSTを設け、このモードが選択されているときはピーク期間Tprを所定値ΔTpだけ長くし、溶接電圧設定値Vrを所定値ΔVrだけ大きくし、送給速度Frを所定値ΔFrだけ速くする。これにより、前記スイッチSTを選択するだけで炭酸ガスアーク溶接用ワイヤに適した溶接条件が自動設定される。 (もっと読む)


【課題】レーザハイブリッドアーク溶接施工中に直接もしくは反射したレーザにより、スパッタの発生、ビード外観の不良、溶接不安定、溶接欠陥、溶接強度不足が生じる。またレーザ設備の導入コストが高額である。
【解決手段】施工状態を監視するための施工状態検出器3と溶滴移行中におけるレーザ出力を適正に制御するレーザ出力制御部1とアーク長が短くなった場合にアーク長を適正に制御するアーク出力を制御するアーク出力制御部2とアーク電源部4を備えたレーザハイブリッドアーク溶接機9を用いたレーザハイブリッドアーク溶接システムを提供する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接の溶接開始時に、アーク発生を正確に判別して溶接トーチの移動開始との同期を正確に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】溶接開始に際して溶接ワイヤと母材との間にアークが発生したことを判別して溶接トーチの移動を開始する消耗電極アーク溶接の溶接開始方法において、予め定めたサンプリング周期ごとに溶接電流i及び溶接電圧vを検出し、検出された複数組の溶接電流i及び溶接電圧vによって予め定めた特性算出期間Tc(m)ごとに1次近似式v=a×i+b(a及びbは定数)を算出し、この切片bが予め定めたアーク判定範囲内にあるときは前記アークが発生したと判別して、前記溶接トーチの移動を開始する。これにより、ワイヤ突出し部の電圧値が大きいときでも誤動作なしにアーク発生状態を判別することができる。 (もっと読む)


【課題】交流消耗電極短絡アーク溶接方法において、極性切換に伴う溶滴移行の不安定状態を抑制して良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】短絡電流波形パラメータに従った短絡電流が通電する短絡期間Tsと定電圧特性に従ったアーク電流が通電するアーク期間Taとを繰り返し、溶接電源の出力極性を電極プラス極性EPと電極マイナス極性ENとに短絡期間Ts中の所定極性切換タイミングで交互に切り換え、短絡電流波形パラメータを電極プラス極性期間Tepと電極マイナス極性期間Tenとで異なる値に設定して溶接を行う交流消耗電極短絡アーク溶接方法において、短絡電流波形パラメータは、出力極性が短絡期間Ts中に切り換わりこの短絡が解除されてアークが発生した後(t4)に各出力極性に対応した値に切り換わる。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、シールドガスの混合比率が変動しても安定したアーク状態を維持すること。
【解決手段】 ピーク期間Tp中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期Tfとして繰り返して溶接するパルスアーク溶接方法において、ピーク期間Tpは、第1ピーク電流Ip1を通電する第1ピーク期間Tp1及び第1ピーク電流Ip1よりも小さな値の第2ピーク電流Ip2を通電する第2ピーク期間Tp2から形成され、第1ピーク期間Tp1及び第1ピーク電流Ip1を、シールドガスの混合比率が基準比率から所定範囲で変化してもアーク陽極点が溶滴の上部に形成される値に設定し、第2ピーク期間Tp2及び第2ピーク電流Ip2を、パルス周期Tfごとに1つの溶滴が移行し、かつ、アンダーカットのないビード形状が形成される値に設定する。 (もっと読む)


【課題】アークの短時間で正確な定量的評価を行い、高品質で安定したパルスアーク溶接を行うことが可能なパルスアーク溶接方法及びパルスアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】ワイヤ1と母材2との間にアークを発生させるための電圧を印加可能な溶接電源3と、2000コマ数/秒以上の撮像能力を有し前記アークを撮像して画像データを取り込むための高速度ビデオカメラ12と、画像データを処理して溶滴のサイズ及びスパッタの発生量を解析するための溶滴サイズ・スパッタ量解析プログラム23と、最適パルス時間を設定するための良否判定プログラム24と、パルス波形の前記最適パルス時間に制御するための溶接電源の制御プログラム21と、高速度ビデオカメラ12を制御するための高速度ビデオカメラの制御プログラム25とから、パルスアーク溶接装置100を構成した。 (もっと読む)


【課題】 溶接電流が大きくなり、それによって溶接ワイヤ間に作用する電磁力が大きくなり、それによって従来技術2と同じく、各溶接ワイヤ先端の溶滴が接触、結合して、大きな溶滴を形成したとしても、スパッタを生じせしめないようにする。また、2本の溶接ワイヤ間の距離、傾き等の数値範囲に制約を設けないようにして溶接システムを構築する際の設計の自由度を確保するとともに、広範な溶接対象に対応できるようにして、汎用性の高い溶接システムを構築する。
【解決手段】
コントローラ40は、これら少なくとも2本の溶接ワイヤ11、12の送給速度V1、V2間に、当該少なくとも2本の溶接ワイヤ11、12により形成される溶滴51を高速側の溶接ワイヤ12で生成される溶滴で発生する溶滴中で内向きに作用する力により切断できる程度の速度差ΔVが設けられるように、溶接電流I1、I2の指示を溶接電源装置30に与える。 (もっと読む)


【課題】安価でマニピュレータの応答性に左右されずに良好なアークスタートを実現することができる溶接トーチ及びロボットアーク溶接のアークスタート方法を提供する。
【解決手段】溶接トーチ4が溶接開始位置に到着して停止して、ソレノイドコイル14に電力が供給され、ソレノイドシャフト13が下方向に移動してばね15を圧縮する。そして、溶接ワイヤ1が被溶接物2へ前進送給されて、ワイヤ先端が被溶接物と短絡したことが判別されると、ソレノイドコイルに供給されていた電力を停止し、高い応答性によってソレノイドシャフトがばねによって押し上げられる。溶接ワイヤは被溶接物から引き離され、同時に、小電流値の初期電流が通電され、初期アークが発生する。その後、溶接ワイヤが定常送給されて、定常アークを発生する定常アーク発生状態へと移行する。この結果、良好なアークスタートを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】溶接品質の調整が極めて簡単で、任意に調整された溶接品質を安定に得ることができ、また、箱型形状の被溶接物の表面側の溶接も簡単に行うことのできるアーク溶接におけるプラズマ制御方法を提供する。
【解決手段】溶接トーチ1内に、そのトーチ先端方向に延出する通電路3を配置し、この通電路3に電流Iを流して磁界を発生させ、溶接トーチ1の先端側に発生するプラズマ5を軸芯方向に集中させる。このプラズマ5の集中の度合いは通電路3に流す電流Iの大小で簡単に調整でき、また、被溶接物の背面側に磁石を置く必要もなく、上記課題を容易に達成させ得る。 (もっと読む)


【課題】
炭酸ガス単体又は炭酸ガスを主成分とする混合ガスを用いた消耗電極式アーク溶接において、溶接アークを安定化させ、溶滴の移行規則性を向上させ、スパッタ発生量及びヒューム発生量を大幅に低減できるパルスアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】
相互にパルスピーク電流レベル及びパルス幅の異なるパルス波形を有する第1パルスと第2パルスとが交互に繰り返されるパルス電流を溶接電流としてアーク溶接する方法であって、第1パルスのピーク電流Ip1が300〜700A、ピーク期間Tp1が0.3〜5.0ms、ベース電流Ib1が30〜200A、ベース期間Tb1が0.3〜10msであり、第2パルスのピーク電流Ip2が200〜600A、ピーク期間Tp2が1.0〜15ms、ベース電流Ib2が30〜200A、ベース期間Tb2が3.0〜20msである。 (もっと読む)


【課題】空中に飛散するスパッタを抑制することのできる消耗電極式アーク溶接装置を提供する。
【解決手段】インバータ回路3の交流出力を電圧変換する絶縁トランス4の2次側に整流回路5を接続し、その整流回路5とワイヤを保持する溶接トーチ7との間にリアクトル6と電流遮断機構9とを備え、アーク溶接の実行時に、ワイヤの先端がアーク状態から短絡状態に移行した時に、電流遮断機構9がリアクトル6の出力する電流を一時遮断するようにした消耗電極式アーク溶接装置において、電流遮断機構9が電流を一時遮断するその電流遮断時間の長さTYと、短絡移行直前のアーク発生期間の長さTAとの関係が、「TY=TA×α+β」(αはアーク期間TAの比例係数で、正の実数である。bは定数で、実数である。)となるようにした。 (もっと読む)


【課題】厚板であっても、溶接効率を高め、溶接を確実に行うことのできる溶接装置、溶接方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶接ワイヤ22の先端部を振動させるために電磁石23に印加する周期的な駆動電流に同期させて、溶接ワイヤ22でアークを生じさせるために溶接ワイヤ22に印加する電流を制御する。このとき制御部30では、溶接ワイヤ22の振幅が最大となり、溶接ワイヤ22の先端部が厚板100の端面100aに近接する部分に位置したときに、溶接ワイヤ22に印加する電流値を高めるように制御する。さらに、溶接ワイヤ22の先端部が、開先中央部近傍に位置したときには、溶接ワイヤ22に印加する電流値の絶対値を反転させるようにするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】無線通信で溶接機本体の溶接電流を遠隔操作して作業性を高め、しかも溶接電流をデジタル表示することにより作業者が目で溶接電流を直接確認でき、またデジタル表示により溶接作業の再現性を可能にできる溶接機を提供する。
【解決手段】トーチ12が接続される溶接機本体1と、その溶接電流を設定するポテンションメータ2を備え、これの操作により溶接機本体1の溶接電流を調整可能とした溶接機で、ポテンションメータ2に溶接機本体1の溶接電流を表示するデジタル表示部と無線送受信機を設け、またポテンションメータ2をコントロールするリモートコントローラ3を設け、このリモートコントローラ3に、ポテンションメータ2の無線送受信機に送信する無線送受信機と、ポテンションメータ2による溶接機本体1の溶接電流を可変制御する操作レバー36と、これにより可変制御された溶接電流を表示するデジタル表示部とを設けている。 (もっと読む)


【課題】消耗電極先端の溶滴のくびれ現象を検出して溶接電流Iwを急減させるくびれ検出時電流急減機能付溶接電源において、電流急減回路の性能を向上させる。
【解決手段】本発明は、出力端子間に設けられたコンデンサC及び放電用スイッチング素子TRDから成る放電回路と、このコンデンサCに並列に設けられた充電用電源E及び充電用スイッチング素子TRCから成る充電回路と、くびれを検出すると充電用スイッチング素子TRCをオフにし放電用スイッチング素子TRDをオンにして放電回路から放電電流Idを通電して溶接電流Uwを急減させ、アークが再発生すると放電用スイッチング素子TRDをオフにし、充電用スイッチング素子TRCによってコンデンサ電圧Vcをアーク期間中は初期充電電圧値に短絡期間中は溶接電流Iwに比例した値に制御する充放電駆動回路DR2と、を備える。 (もっと読む)


本発明は電極端部(7’)と被加工物(8)との間に短絡溶滴を存在させるミグ/マグ溶接のための制御方法および溶接装置に関する。
制御方法は、短絡時間の確立、アーク時間の確立、および電極(7)へのエネルギー供給の制御から成る。エネルギー供給は、短絡時間とアーク時間の和を周期時間とした時の全周期時間のうちの測定された短絡時間が変更可能な設定値を超えた場合はエネルギー供給を増加させ、該短絡率が該設定値を下回った場合はエネルギー供給を減少させるという方法で制御される。 (もっと読む)


本発明は、溶接ワイヤ(13)を用い、溶接装置(1)を制御及び/又は調節する方法に関し、電気アーク(15)の点火後に、前記方法を行う溶接装置(1)でも、コールドメタルトランスファー溶接プロセスが行われる。加工物への熱導入を制御するため、及び/又は、溶加物を導入するためのより多くの種々の可能性を付与するために、少なくともいくつかの短絡段階(33)中に、溶接電流I及び/又は溶接電圧Uの極性が切り替えられ、溶接電流I及び/又は溶接電圧Uの振幅は所定値に調節され、溶接ワイヤ(13)の溶融と短絡ブリッジとをそれぞれ防止するが、溶接ワイヤ(13)を加工物(16)から持ち上げるときの電気アーク(15)の安全な再点火が、短絡段階(33)の終わりに又は電気アーク段階(36)の初めに、溶接電流I及び/又は補助電圧なしの溶接電圧Uのみによって電気アーク(15)を再点火することによって可能とされる。
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【課題】 溶接ワイヤを被溶接物に一旦接触させた後に引き離してアークを発生させるスタート方法において、前記接触時に溶接ワイヤが被溶接物に溶着することを防止する。
【解決手段】 本発明は、溶接開始に際して、溶接ワイヤを被溶接物に接触させ、この接触を判別すると初期電流を通電すると共に溶接ワイヤを被溶接物から引き離し、この引き離しによって初期アークが発生した後に定常アークに移行させるアークスタート制御方法において、前記溶接ワイヤと被溶接物との接触の判別動作が、溶接電源装置に内蔵又は外部に設置された接触判別電圧印加回路VTから溶接ワイヤと被溶接物との間に接触判別電圧を印加して前記両者が接触すると1[mA]以上3[A]以下の接触判別電流が通電することを判別することによって行う接触の判別動作である、ことを特徴とするアークスタート制御方法である。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤを定速で送給すると共に、短絡状態Tsとアーク状態Taとを繰り返す短絡アーク溶接にあって、予め定めた極性切換信号Saに応じて溶接電源の出力極性を溶接中に切り換えることによって電極プラス極性溶接と電極マイナス極性溶接とを切り換えて溶接を行う極性切換短絡アーク溶接方法において、短絡状態での極性切換を円滑にする。
【解決手段】本発明は、前記極性切換信号Saが変化した場合は、その変化時点t1から次の短絡が発生する(t2)までは溶接電流iの低下又は溶接電圧vの低下又はワイヤ送給速度Wfの高速化を行うことによって短絡の発生を早期に誘発し、短絡が発生したときは所定期間Tiの間溶接電流iを低い値に維持した後に溶接電源の出力極性を切り換え、その後に溶接電流iを増加させて短絡状態を解除に導く極性切換短絡アーク溶接方法である。 (もっと読む)


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