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Fターム[4F071AE19]の内容

高分子成形体の製造 (85,574) | 材料成分(機能限定成分) (4,553) | 溶媒、分散媒(溶剤) (271)

Fターム[4F071AE19]に分類される特許

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【課題】製造工程におけるエネルギー効率が高く、且つ、着色の少ない無色透明性に優れ、回収性の高いセルロースアシレートフィルムを得ることができるセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートを含有するポリマー溶液を流延してウェブを形成する流延工程と、前記流延工程において形成された前記ウェブを搬送しながら搬送方向に延伸する延伸工程と、前記延伸工程において延伸された前記ウェブに、下記式の条件を満たす熱処理温度T(単位:℃)で熱処理を施す熱処理工程と、を含み、前記延伸工程における前記ウェブの延伸開始時の残留溶媒量が20〜300質量%であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
式:Tg0<T<Tm0
[式中、Tg0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムのガラス転移温度(単位:℃)を表し、Tm0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムの融点(単位:℃)を表す。] (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、特定の弾性率を有する2種類のセルロースエステルフィルムで偏光子を挟持した偏光板によって、25℃90%RHの環境下での視野角、コーナームラに優れた偏光板を提供することにあり、それを用いた視認性に優れた液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】アクリル系重合体を含み、下記の式(1)、(2)を満たすセルロースエステルフィルム(A)と、アクリル系重合体を含み、下記の式(3)を満たすセルロースエステルフィルム(B)の(A)、(B)2枚のフィルムを用いて偏光子を挟持してなることを特徴とする偏光板。
1.4≦(TD弾性率/MD弾性率)≦2.2 (1)
1.3≦(TD弾性率−MD弾性率)≦4.0 (2)
0.9≦(TD弾性率/MD弾性率)≦1.1 (3)
(式中、TD弾性率はフィルムの幅手方向の弾性率であり、MD弾性率はフィルムの搬送方向または長手方向の弾性率をいう) (もっと読む)


【課題】ヘイズの低い、面状が良好なセルロースアシレートフィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶媒と、全アシル基の置換度が2.1〜2.7であるセルロースアシレート樹脂とを含み、且つ含水率が0.7%以下であるドープを用いて製膜され、前記セルロースアシレート樹脂のSP値と前記溶媒のSP値との差の絶対値が1.5以下であり、ヘイズが1%以下であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム(但し、前記SP値は、Hoy法で測定した溶解度パラメーターの値を表す。)。 (もっと読む)


【課題】本発明は、優れた機械的強度、柔軟性、および耐溶剤性を備え、十分な面積を有し、逆浸透膜などの分離膜に好適に用いることができる自立膜、およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】セルロース誘導体と、金属アルコキシドの加水分解縮合物とを含有し、膜厚が10〜500nmである有機−無機ハイブリッド自立膜。 (もっと読む)


【課題】ポリマーフィルムの擦り傷やしわ等を防止する。
【解決手段】溶液製膜設備は、弾性率が1.0GPa〜10.0GPaの範囲であるときのフィルムを支持する支持手段としてローラ48を搬送路に備える。ローラ48は、溶媒を含む状態でバンドから剥がされたポリマーフィルム12を搬送する。ローラ48は、周方向に沿って形成された、断面略半円形状の谷部60および山部61を有する。谷部60および山部61は、軸方向に交互に並んでおり、そのピッチPv、Pmは0.01mm以上2mm以下、谷部60の底点60aから山部61の頂点61aまでの高さHv−mは0.01mm以上1mm以下となっている。谷部60および山部61の曲率半径Rv、Rmは、0.1mm以上0.5mm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】流延工程において、プレートアウト現象の発生に要する期間を延ばす。
【解決手段】流延工程70では、流延ダイが支持体へドープを吐出し、支持体上のドープから流延膜を形成し、流延膜を支持体から剥ぎ取る。支持体についてメンテナンス工程71を行う場合には、支持体へのドープの吐出を停止し、支持体に噴射処理を施し、ドープの吐出を再開する。噴射処理では、支持体にドライアイス粒子を含む混合気体をあてて、支持体に生成した酸化被膜を除去する。ドープの吐出の停止からドープの吐出の再開までを24時間以内とする。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD,液晶ディスプレイ)の偏光板用保護フィルム、位相差フィルム、視野角拡大フィルム、プラズマディスプレイに用いられる反射防止フィルムなどの各種機能フィルム等にも利用することができる光学フィルムについて、フィルムの平面性を均一に保ちながらも、広幅化に対応した幅手方向両端部までも使用可能な光学フィルムの製造することができて、生産性を大幅に向上させることができる、光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法において、流延支持体の幅手方向中央部に流延するドープの粘度よりも、流延支持体の幅手方向両端部に流延するドープの粘度を低くする。幅手方向中央部の流延ドープ粘度(V1 )(Pa・秒)と、幅手方向両端部の流延ドープ粘度(V2 )(Pa・秒)とが、式、 0.5×(V1)≦V2≦0.9×(V1) の関係を有している。 (もっと読む)


【課題】 溶液流延製膜法による光学フィルムについて、表面改質層の経時劣化を解消することができて、接着性の優れた偏光板用保護フィルムに用いられる光学フィルム、これを用いた偏光板、及び表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法により、樹脂溶液(ドープ)を流延支持体上に流延し、流延膜(ウェブ)が支持体上を移行する間に、ウェブの表面に、常圧プラズマ装置により、0.1〜36W/cm の処理強度および0.001〜0.6秒間の処理条件でプラズマ照射による高エネルギー処理を施し、あるいはまたエキシマUV照射装置により、1〜3000mJ/cm の光量および0.001〜0.6秒間の処理条件で、エキシマUV照射による高エネルギー処理を施すことにより作製された光学フィルムであって、高エネルギー処理されたフィルムの表面エネルギーが、60〜100mN/mである。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルムの吸収帯域の広さを容易に制御することが可能な、光学フィルムの吸収帯域制御方法、光学フィルムの製造方法、吸収帯域が制御された光学フィルムおよび色純度向上シート、ならびに、画像表示装置を提供する。
【解決手段】 マトリックスポリマーとイオン性色素とを含む塗布液を基材に塗布して塗膜を形成し、前記塗膜を乾燥することにより得られる光学フィルムの吸収スペクトルの最大吸収ピークの半値幅を制御する光学フィルムの吸収帯域制御方法であって、前記基材に塗布する際の前記塗布液中にフッ素系アルコールを添加することで前記半値幅を制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】厚さ10μm以下程度の極薄のポリイミドフィルムを、連続生産に適した単純な装置、工程で製造する方法を提供する。
【解決手段】下記工程(I)〜(IV)を含むことを特徴とする極薄のポリイミドフィルムの製造方法:
(I)離型剤を含有するポリイミド樹脂前駆体溶液を基材上に塗布する工程、
(II)塗布されたポリイミド樹脂前駆体溶液を乾燥する工程、
(III)ポリイミド樹脂前駆体溶液層を熱硬化してポリイミドフィルムを形成する工程、および
(IV)ポリイミドフィルムを基材から剥離する工程。 (もっと読む)


【課題】
イオン液体と窒素系有機溶剤又はイオン液体とDMSOからなるセルロース溶解性溶媒及びセルロース溶液の調製方法を提供する。
【解決手段】
天然セルロースまたは再生セルロースを効率よく溶解するセルロース溶解性溶媒であって、イオン液体と窒素系有機溶媒からなる。このセルロース溶解性溶媒によれば、セルロースの結晶形態に依存することなく高濃度且つ高速にセルロースを溶解することが可能である。また、上記セルロース溶解性溶媒によれば、従来のようなセルロース溶解するため用いた予備処理の必要はなくなる。得られたセルロース溶液は優れた流動性と成形性加工を有する。 (もっと読む)


第1の未硬化ポリウレタンの層(19)として親水性ポリウレタンのプレポリマーを含む水性混合物を表面(16)上に鋳造し、第1の未硬化層を剥離紙(30)で覆って層を圧縮し、第1の未硬化層の被覆を外して未硬化表面(40)上にPEO(42)を分散させ、ポリウレタンが依然として未硬化の間に第2の未硬化ポリウレタンの層(62)をPEO(42)の上部に加え、その後結果として得られる質量体を剥離紙(30)で覆い、これを圧縮して湿潤時に長期間にわたってPEOを放出するPEOに富むコア領域を含む一体化した層状の成形物品を形成することにより、ポリエチレンオキシド(PEO)などの水溶性ポリマーからなるコア層を含むポリウレタン形状を作製する。第1の未硬化層(19)の被覆が外れる際に第1の未硬化フォーム層(19)の約半分を剥離紙(30)に付着させ、次にこの付着材料をPEO(42)の上部に再結合することにより第2の層を加え、結果として得られる質量体をさらに圧縮して一体化した層状の成形物品を作製する。或いは、PEO(42)を分散させた後に第2の未硬化ポリウレタンフォームの層(62)を単独で鋳造することにより第2の層(62)を加え、その後圧縮して硬化させることができる。このPEO含有形状は、湿式シェービング剃刀用のコンフォートストリップの改善において有用である。コア領域がその他の特定の機能成分を含むプロセス成形品は、包帯及び創傷被覆材、化粧用スポンジ、洗浄及び研磨用スポンジ、ドライクリーニング及び静電気防止シートを含む用途において、及び家庭内、工業及び環境洗浄並びに廃棄物回収において有用である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、透明で、高耐熱性であり、脆性を著しく改善したアクリル樹脂含有フィルムを提供することにある。更に、該アクリル樹脂含有フィルムを用いた光学特性、カッティング性等の物性が改善された偏光板、及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】ヘーズ値が1%未満であり、張力軟化点が105〜145℃で、かつ延性破壊を起こさず、下記式(1)で表される面内レターデーションRoを有することを特徴とするアクリル樹脂含有フィルム。
(1)−400(nm)≦Ro≦−20(nm)
Ro=(nx−ny)×d
(式中、nxはフィルムの面内の進相軸方向の屈折率を、nyは面内で進相軸に直交する方向の屈折率を、dはフィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。屈折率の測定波長は590nmである。) (もっと読む)


【課題】 ポリイミド前駆体の溶媒溶液を支持体上にキャストし、生産性を向上させる目的で高速製膜が可能な製法を提供すること、さらに厚みの薄いフィルムの生産性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 ポリイミド前駆体の溶媒溶液を支持体上にキャストし、該溶液中の溶媒を除去し自己支持性フィルムとして支持体から剥離させ、該自己支持性フィルムを加熱してイミド化させるポリイミドフィルムの製造方法であり、
支持体とキャストされるポリイミド前駆体の溶媒溶液との間に、ポリイミド前駆体とに相溶性を有する溶剤を介在させてキャストすることを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】光学異方性が小さく、熱、湿度による光学特性の変化が小さいセルロースアシレートフィルム;偏光板作成時の面状故障、性能変化がなく、加工適性、耐久性に優れた偏光板保護フィルム;およびこの保護フィルムを用いた偏光板を液晶表示装置に用いて、広視野角で表示品位の高い液晶表示装置を提供する。
【解決手段】アシル基の置換度が1以上2.6以下であり、アセチル基の置換度が1.4未満であり、アシル基の平均炭素数が2.4以上5以下であり、下記数式(II)で算出される25℃60%RHのRthの絶対値が25nm以下であり、25℃10%RHのRthと25℃80%RHのRthの差が40nm以下であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。
数式(II):Rth={(nx+ny)/2−nz}×d
[式中、nxは、光学異方性層面内の遅相軸方向の屈折率であり;nyは、光学異方性層面内の進相軸方向の屈折率であり;nzは、光学異方性層の厚み方向の屈折率であり;そして、dは光学異方性層面内の厚さである]。 (もっと読む)


【課題】微粒子を効率良く捕捉することができ、濾過寿命が長くカートリッジの交換回数を減らすことができ、高流量化により大設備に用いることができる結晶性ポリマー微孔性膜、及び該結晶性ポリマー微孔性膜を効率良く製造することができる結晶性ポリマー微孔性膜の製造方法、並びに該結晶性ポリマー微孔性膜を用いた濾過用フィルタの提供。
【解決手段】結晶性ポリマーからなるフィルムの一方の表面を膨潤性溶剤と接触させて、該フィルムの厚み方向に結晶化度勾配を形成した半膨潤フィルムを形成する非対称膨潤工程と、前記半膨潤フィルムを延伸する延伸工程と、を含むことを特徴とする結晶性ポリマー微孔性膜の製造方法である。一方の面の平均孔径が、他方の面の平均孔径よりも大きく、かつ前記一方の面から前記他方の面に向かって平均孔径が連続的に変化している結晶性ポリマー微孔性膜であって、前記結晶性ポリマー微孔膜中に残留する膨潤性溶剤量が1ppb〜10,000ppbである結晶性ポリマー微孔性膜である。 (もっと読む)


【課題】広い波長域で一様の偏光変換が可能な、光学フィルムが得られる、熱可塑性樹脂および組成物を提供する。
【解決手段】式(I)および式(II)のモノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種のモノマーからなる重合体(1)、式(III)および式(IV)のモノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種のモノマー(2)ならびに光重合開始剤(3)を含む。
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【課題】フイルムを効率よく製造する。
【解決手段】走行する周面82bへの流延ドープ51の流出により、流延膜53が形成される。流延膜53は、冷却され、自己支持性を有する。剥取ローラ83は、流延膜53を剥ぎ取り第1湿潤フイルム55として渡り部63へ送る。渡り部63等を経た第1湿潤フイルム55は、第1乾燥室66へ案内される。第1乾燥室66では、水蒸気を含む湿潤気体400を第1湿潤フイルム55にあてる。水分子が第1湿潤フイルム55に吸収される。第1湿潤フイルム55への水分子の吸収により、第1湿潤フイルム55に含まれる溶媒化合物の拡散が促進され、溶媒化合物の放出が容易になる。 (もっと読む)


【課題】環境に与える影響が小さく、かつ、ホトレジストパターンへのダメージが少なく、良好な矩形形状のホトレジストパターンを形成可能とする保護膜形成用材料、及びこの保護膜形成用材料を用いたホトレジストパターン形成方法を提供する。
【解決手段】ホトレジスト膜上に積層される保護膜を形成するための保護膜形成用材料として、(a)アルカリ可溶性ポリマー、及び(b)テルペン系溶剤と、前記テルペン系溶剤以外の第二の溶剤との混合溶剤を含有するものを使用する。 (もっと読む)


【課題】湿度に依存したレターデーションの変動量が小さく、高延伸が可能なセルロースアシレートフィルムの提供。
【解決手段】炭素原子数4以上の脂肪族基で置換された芳香族基を含む置換基(置換基A)を有するセルロースアシレート、好ましくは、脂肪族アシル基(置換基B)をさらに有するセルロースアシレート、を含有することを特徴とするセルロースアシレートフィルムである。 (もっと読む)


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