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Fターム[4F205AR20]の内容

型の被覆による成形、強化プラスチック成形 (42,245) | 調整制御量(制御の対象) (2,080) | その他の調整制御量 (170)

Fターム[4F205AR20]に分類される特許

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【課題】支持体の表面における汚れの付着を防止する。
【解決手段】セルロースアシレートと溶媒とを含むドープ70を調製する。セルロースアシレートは木材を原料とし、セルロースアシレートに含まれる化合物若しくは結合カルボン酸基のセルロースアシレートに対するモル当量が3以上15以下の範囲内として、Ca成分の質量濃度が0ppm以上5ppm以下、Mg成分の質量濃度が20ppm以上60ppm以下である。表面を冷却したエンドレス走行の流延ドラム34上にドープ70を流延してゲル状の流延膜40を形成後、流延ドラム34から流延膜40を剥取し乾燥してフィルム51とする。ドラム洗浄機44から流延ドラム34の表面にレーザー光を照射する。流延ドラム44上の有機物が分解除去される。以上より、汚れとなり得る脂肪酸Ca等の生成が抑制されるため流延ドラム34上での汚れの付着を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】高温においても搬送性に優れており、熱処理を行っても面状が良好であるセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】式(I)と式(II)を満たすセルロースアシレートフィルム。
式(I): 1.01≦E’(//)/E'(⊥)≦1.30
式(II): 5≦σ240(20%)≦100
[E’(//)は25℃における引張り弾性率が面内で最大となる方向の引張り弾性率(単位;MPa)、E'(⊥)はE'(//)の測定方向と直交する方向の引張り弾性率(単位;MPa)、σ240は、25℃における引張り弾性率が面内で最大となる方向に、240℃において20%伸ばしたときの引張り応力(単位;N/mm2)を表す。] (もっと読む)


【課題】 機械特性および熱寸法安定性に優れた芳香族ポリアミドフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 アルキルアンモニウム塩で有機化処理された有機化層状珪酸塩を芳香族ポリアミドに対して1〜12重量%含んでいる芳香族ポリアミドフィルムの製造方法であって、有機溶媒に溶解させた芳香族ジアミン溶液に、有機溶媒と上記の有機化層状珪酸塩とからなる分散体を添加した後、さらに芳香族ジ酸クロリドを添加して得た芳香族ポリアミド溶液を溶液製膜することにより芳香族ポリアミドフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】反転部における湿潤フイルムの鼓状変形を抑える。
【解決手段】第1反転部101では、両側端部をピンで担持しながら、乾燥した湿潤フイルム38を搬送する。第1反転部101に導入される湿潤フイルム38は、乾燥風をあてられ、乾燥する。この乾燥により、湿潤フイルム38は収縮しようとする。第1反転部101における湿潤フイルム38の搬送方向は、方向X1から徐々に変わりながら、搬送される。第1反転部101を通過する湿潤フイルム38の幅方向の中央部は凹み、全体として鼓状に変形する。エア供給装置126は、湿潤フイルム38の両側端部とスリット130との距離をh1とするときに、湿潤フイルム38と外周面12aとの最短距離Lが0.25h1以上3h以下になるように、湿潤フイルム38の内側からエアを供給する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高速でレタデーション値Reが低いフィルムを製造する。
【解決手段】ドープをドラム上に流延して、ドラムにより流延膜を冷却して固化する。流延膜を溶媒が含まれた状態のフィルム62として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム62をテンタ64に案内する。テンタ64では、フィルムの両側端部をピンで保持して幅方向に拡げながら、送風ダクトからの乾燥風で乾燥する第1乾燥工程と、この第1乾燥工程の後に、フィルム62を幅方向に張力付与しながら乾燥する第2乾燥工程とを実施する。そして、(ピンの走行速度)/(ドラムの回転速度)で求める第1比率と、L2/L1で求める第2比率と、L3/L2で求める第3比率とが、0.94≦(第1比率)/{(第2比率)・(第3比率)}≦0.97を満たす。 (もっと読む)


本発明は、曲面製品、特に防護製品に関する。防護製品は、繊維および/またはテープの形態である複数の補強要素にポリマーマトリックスを含浸させて、マンドレル上に巻き付けるフィラメント巻き付け方法によって製造される。ポリマーマトリックスは、キャリヤー液中にポリマーを含んでいる溶液および/または分散液を含み、そのキャリヤー液は巻き付け時および/または巻き付け後に少なくとも一部蒸発させられる。防護製品は、製品の全質量に対して多量の補強要素を含む。 (もっと読む)


【課題】Reの湿度依存性が低く、高レタデーション値のセルロースエステルフィルムをつくる。
【解決手段】レタデーション制御剤と、セルロースエステルと、溶剤とを含ませたドープを調製する。第1フィルム製造設備10において、表面を冷却した流延ドラム32の上にドープを流延してゲル状の流延膜11を形成する。流延ドラム32から剥取した流延膜11を残留溶剤量が10重量%に達するまで乾燥する。この流延膜11を第2テンタ43で170℃以上250℃以下の温度範囲となるように加熱してセルロースエステルを結晶化させる。そして、幅方向に延伸して拡幅し、フィルム17とする。以上により、面方向でのポリマーの配向度の絶対値|P1|が0≦|P1|≦0.050であるフィルム17が得られる。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法における厚みムラ故障を抑える。
【解決手段】減圧チャンバ150は、各シール板152〜158により箱型状に形成される。中空部150a内には、仕切り板160〜163が略左右対称に配置されている。遮風板170は、背面170cと各シール板152、160の前端とが固定するように設けられる。溝175は、流延ビード200の幅方向に伸びるように底面170bに形成される。この溝175により、底面170bに突起部177a〜177cが形成される。遮風板170に設けられる、溝175の形状、大きさ、形成ピッチや、突起部177a〜177cの形状等の調節により、Q1/Q2の値が1/100以上1/4以下で略一定になるように保持する。Q1は、底面170bと周面72aとの間を通って、減圧ゾーンへ流入する空気A1の流量であり、Q2は、開口部150cの近傍の空気A2が中空部150aへ流入する量である。 (もっと読む)


【課題】乾燥風を吹き付けて浮上させながらフイルムを搬送する際に、フイルムを膨らませないようにする。
【解決手段】湿潤フイルム25aの下方に乾燥ダクト48を設置する。乾燥ダクト48は、ダクト本体50と、乾燥風供給部52と、排気管53と、排気量制御部54とを備える。乾燥風供給部52はダクト本体50に乾燥風56を供給する。乾燥風56は吹出孔57aを介して湿潤フイルム25aに吹き付けられる。排気孔53aは、湿潤フイルム25aの幅方向の略中央部に対向する位置に設けられる。この排気孔53aは、湿潤フイルム25aの下方に流れている乾燥風56のうち湿潤フイルム25aの幅方向の略中央部に対応する部分に流れている乾燥風56aを、排気管53の内部に排気する。乾燥風56aは排気孔53bを介して外部に排気される。乾燥風56aの排気量は排気量制御部54により制御される。 (もっと読む)


【課題】幅方向で遅相軸の方向が一定で光学ムラがない高Re,高Rthのセルロースアシレートフィルムを、高速で製造する。
【解決手段】ドープをドラム上に流延して冷却固化し、フィルム62として剥がす。フィルム62をクリップテンタ65に搬送してクリップで両側端部を把持する。クリップテンタ65の第1加熱部111では、フィルム62を180℃より高く250℃以下の一定温度T1に保持する。次に、第2加熱部2で、フィルム62を加熱して130℃以上(T1−10)℃以下の一定温度T2に保持する。第3加熱部113では、フィルム62を拡幅しながら、加熱してT2よりも高くT1よりも低い温度にする。そして、フィルム62の温度をT3よりも10℃以上低くしてクリップによる把持を解除する。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥機45へ案内される。テンタ乾燥機45では、テンタ130は、湿潤フイルム18を搬送しがら、湿潤フイルム18乾燥処理と延伸処理と緩和処理とを施し、フイルム22を得る。テンタ乾燥室45における搬送により、湿潤フイルム18にはボーイング現象が発生する。この現象により、湿潤フイルム18に第1の光軸ずれが生成し、遅相軸にばらつきが生じる。本発明では、第3ゾーン123での延伸処理により、第1の光軸ずれと相殺しうる第2の光軸ずれを湿潤フイルム18上に形成するため、遅相軸のばらつきを抑えたフイルム22を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】流延膜表面での故障発生に応じて、ドープの吐出口に付着した異物を取り除く。
【解決手段】ポリマー11と溶剤12とを含むドープ15に所望とする添加剤を含有させた流延用ドープを調製する。流延用ドープをフィードブロック50で合流させた後に、流延ダイ51の吐出口から支持体54上に共に流延して、複層の流延膜61を形成させる。支持体54から流延膜61を剥ぎ取り、乾燥させてフィルム18とする。製膜中、故障検出機80でフィルム18の表面に発生した故障を検出する。故障検出時には、コントローラ83に検出された故障に基づく故障信号が送られ、溶剤ガス供給装置53から溶剤12の蒸気を含む溶剤ガスが吐出口の全幅領域に送られる。溶剤ガスの供給は、蒸気を液化させない範囲で高濃度に保持するよう行なわれる。これにより、製造時間のロスや危険を伴うことなく異物を溶解し、除去することができる。 (もっと読む)


【課題】ドープが流出されるスリットの近傍に異物が付着するのを抑制する。
【解決手段】ポリマーと溶剤と添加剤とを混合したドープの中に、更に添加剤を含有させた外層用ドープと、添加剤を含有させない基層用ドープとを用意する。各ドープをフィードブロック50に送りこの内部で合流させた後に、流延ダイ51の先端に形成されたスリット出口85から走行する支持体54上に共に流出させて流延ビード93を形成し、支持体54上に複層構造の流延膜61を形成する。送風ユニット53からスリット出口85であり、かつ流延ビード93の幅方向全領域に向けてドープに含ませた溶剤の上記を含む溶剤ガスを送り、スリット出口85付近で溶剤ガスを液化させない範囲で高濃度に維持する。このような雰囲気下ではドープの乾燥が防止されるため、スリット出口85の幅方向全領域に渡って異物の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】省スペースで製造することが可能であり、面状欠点の少ない核酸の分離精製に適した孔径に製造することができる微細多孔質膜の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】水平方向に走行する帯状基材1に、水と水よりも低沸点な溶剤とアセチルセルロースとを少なくとも含有する製膜原液を流延して前記帯状基材上に流延膜を形成する流延工程と、該流延膜を乾燥する乾燥工程と、を有するセルロースエステル微細多孔質の製造方法において、前記帯状基材1には、流延面の反対面に帯電防止層が付与されていることを特徴とするセルロースエステル微細多孔質膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】無端ベルト支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特別な装置を設置することなく、端部のカールを防止し、端部の強度を上げることでことで搬送不良を防止し、ツレ、シワの発生がない広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスより無端ベルト支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端ベルト支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記無端ベルト支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部を低くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】フイルムの溶液製膜に用いられるオーステナイト系ステンレス製の流延バンドのマルテンサイト化を防止する。
【解決手段】流延バンド95は、各回転ドラム93、94に巻き掛けられ、各回転ドラム93、94の回転に従動して走行する。各回転ドラム93、93の間には、複数の支持部材102が設けられている。各支持部材102は、流延バンド95の上部の内面95bと接触し、内側から流延バンド95を支持する。各支持部材102は、各回転ドラム93、94と略平行な複数の金属ローラと、これらの各金属ローラに巻き掛けられるゴムベルトとからなる。ゴムベルトは、流延バンド95と支持部材102とが接触する際に、流延バンド95に加えられる垂直抗力を低減する。これにより、オーステナイト系ステンレス製の流延バンド95のマルテンサイト化が防止される。 (もっと読む)


【課題】厚みムラのないフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンド95は環状に形成され、回転ドラム93、94に掛け渡される。流延バンド95を、1.35重量%以上2重量%以下のMnと、11重量%以上14重量%以下のNiと、16重量%以上17重量%以下のCrと、2重量%以上2.07重量%以のMoと、のうち少なくとも1つを含むオーステナイト系ステンレスから形成する。回転ドラム94は、駆動部に接続する回転軸94bとロードセル94cとを有する。駆動部により、回転ドラム94は回転軸94bを中心に回転する。流延バンド95は、回転ドラム93、94間を無端走行する。制御部147は回転軸94bとロードセル94cと接続する。制御部147は、回転軸94bの位置調整と、ロードセル94cからの歪量を読み取りとから、流延バンド95に付与されるテンションT1を50N/mm2 以上200N/mm2 にする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、フマル酸ジエステル重合体からなる透明性、表面平滑性、厚み精度、および機械強度に優れる透明性フィルムの製造方法を提供することにある。
提供する。
【解決手段】 プラスチック製支持基板上に、フマル酸ジエステル重合体と有機溶剤からなるポリマー溶液を乾燥前のフィルム幅方向両端の耳部の厚さを前記耳部を除いた部分の平均厚みに対して20〜150μm厚くなるように流延し、乾燥工程で溶媒を蒸発させることを特徴とする透明性フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】支持体に無端ベルト支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特定の添加剤を使用することなく、特定の原料に限定することなく、弾性率が向上し強度を保持し取り扱いが容易な広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスより無端ベルト支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端ベルト支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記無端ベルト支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部が高くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】波長が長い程位相差も大きくなる特性を持ち、良好な高温高湿耐性を兼ね備えた光学フィルムロールの製造方法を提供する。
【解決手段】炭素数2〜4のアシル基を置換基として有し、アセチル基の置換度をA、プロピオニル基またはブチリル基の置換度をBとした時、下記(I)及び(II)式を同時に満たすセルロースエステルを有機溶媒に溶解させた溶液を支持体上に流延し、剥離してフィルム中の残留溶媒量が120質量%未満の時に1.2〜4.0倍延伸する延伸処理を行い、該延伸処理後、延伸時の温度よりも10℃以上低くする冷却処理を行い、ロール状に巻き取られたフィルムは、面内の遅相軸方向の屈折率Nx及び進相軸方向の屈折率Nyが下記(III)式を満たすことを特徴とする位相差機能を備えた光学フィルムロールの製造方法。(I)2.0≦A+B≦3.0、(II)A<2.4、(III)0.0005≦Nx−Ny≦0.0050 (もっと読む)


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