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Fターム[4F205GA07]の内容

Fターム[4F205GA07]に分類される特許

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【課題】 原料ドープと添加剤とを効率よく攪拌混合する。
【解決手段】 添加ノズル160は、先端部にかけてドープ用配管150の直径方向に広がるように形成されている。添加ノズル160先端には、スリット状の添加口162が形成され、この添加口162のスリットの隙間から中間層用添加剤51が添加される。添加ノズル160は、添加口162長手方向と、最も添加ノズル160に近いエレメント152の側端部152aとが直交するように配置される。スリット状の添加口162から添加剤を添加することで、スタティックミキサーの先頭から添加剤の分割が確実に行われるとともに、添加剤が回転することなく安定に注入されるので、原料ドープと添加剤とを効率よく攪拌混合することができる。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜設備におけるフィルムの帯電量を抑える。
【解決手段】流延した軟膜を剥ぎ取って乾燥・冷却した後に巻き芯に巻き取ってフィルム101を製造する。乾燥後にフィルム101を冷却するための冷却室107に除電装置120を設け、冷却室107で冷却しながらフィルム101を除電する。冷却後のフィルム101にナーリング付与ローラ109によりナーリングを施しながら、除電装置121によりフィルム101を除電する。巻き取りの直前にも除電装置122を設け、フィルム101を除電する。巻き取り前の乾燥・冷却工程や、ナーリング付与工程、巻き取り工程で除電を行い、フィルム製造における帯電履歴を改善するため、フィルム101の帯電電位を−5〜+5Vにすることができる。フィルム101の帯電量が低く抑えられ、フィルム101の鹸化処理や塗布処理において帯電電位に起因する塗布斑の発生が無くなる。 (もっと読む)


【課題】支持体からのセルロースアシレートフィルムの剥離性を向上させるとともに、二酸化ケイ素微粒子の凝集を抑制する。
【解決手段】二酸化ケイ素微粒子と25℃の水中における酸解離定数(pKa)が1.9〜4.5である酸とのいずれか一方を、ポリマーとしてセルロースアシレートを用いたポリマー溶液22に混合して第1液47とし、この第1液に前記微粒子と酸とのうちの他方を添加してドープとする。あるいは、溶剤と二酸化ケイ素微粒子と前記酸とを、酸の濃度が0.5重量%となるように混合して第2液とし、この第2液を送液されているセルロースアシレート溶液にインライン添加してドープとする。これらの方法により、セルロースアシレートフィルムは良好に支持体から剥離されるとともに微粒子の凝集が抑制されるので、光学的特性に優れたフィルムを高速で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、広幅フィルムであっても、耐久性に優れ、光漏れなどの問題が改善された偏光板用セルロースエステルフィルム、及びその製造方法、並びにそれを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルに対して、芳香族環を一つ以上有し、かつグリシジル基、イソシアネート基、ホルミル基、ビニルスルホン基、及びエチレンイミン基から選ばれるいずれか一つの基を分子内に有する反応性化合物を反応させた生成物を含有することを特徴とするセルロースエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法において、ウェブ乾燥工程から排出される乾燥風排ガスを有効に循環再利用する。可塑剤等添加剤によるフィルム面の汚染を防止し、フィルムの品質上の問題がなく、光学フィルムの製造ロスをなくす。製膜ラインの壁面や機器表面の汚れを除去する清掃の頻度を少なくして、メンテナンス容易とし、光学フィルムの製造コストの低減を図る。
【解決手段】 光学フィルムの製膜ラインのウェブ乾燥工程で使用済みの乾燥風排ガスを乾燥装置4 より取り出して、乾燥風排ガス循環系統の冷却器11に導いて冷却し、揮発添加剤を凝縮により除去する。添加剤除去後の乾燥風排ガスを再加熱器12で所定温度に再加熱し、ウェブ乾燥装置4 に再導入する。冷却器11出口の冷却後の乾燥風排ガスの温度をT1(℃)、及び再加熱器12出口の再加熱後の乾燥風排ガスの温度をT2(℃)とするとき、下記式を満たすものとする。
T2(℃)−80(℃)≦T1(℃)≦T2(℃)−10(℃) (もっと読む)


【課題】 製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造され、押し出し機のリップ付着汚れが少なく、熱延伸時及び熱延伸後のスリッティング部での破断が少ない偏光板保護フィルム、その製造方法、該偏光板保護フィルムを用いた偏光板、及び該偏光板を用いて表示品質が改善された液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 0.01〜5質量%のヒンダードアミン化合物またはヒンダードフェノール化合物、可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム形成材料を加熱溶融して得られる溶融物を用いて溶融流延法によって製造する偏光板保護フィルムであって、該セルロース樹脂が、アシル基の総置換度が2.5〜2.9、アルカリ土類金属の含有量(Ca、Mgの総含有量)が1〜50ppm、残留硫酸含有量(硫黄元素の含有量として)が0.1〜45ppmであることを特徴とする偏光板保護フィルム。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、共押出−流延塗布法と化学キュア法により製造される接着フィルムにおいて、層間剥離の無い形状良好な接着フィルムを、効率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも2種以上のポリイミド層を有する多層フィルムの製造方法であって、ポリイミド樹脂の前駆体を含む溶液・ポリイミド樹脂を含む溶液から選択される少なくとも2種以上の溶液を共押出によって支持体上に流延して2層以上の複数層を形成する工程を含み、前記共押出に用いる溶液の少なくとも1つの溶液には化学脱水剤及び触媒を含有し、化学脱水剤及び触媒を含有せしめる溶液に含まれるポリアミド酸中のアミド酸ユニット1モルに対して0.5〜4.0モルの化学脱水剤と0.05〜1.0モルの触媒を用い、かつ、化学脱水剤および触媒を含有する溶液の粘度が23℃において200〜2000Poiseであることを特徴とする、多層フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)の偏光板用保護フィルム、位相差フィルム等に用られるセルロースエステルフィルムの製造装置における金属支持体表面の清掃方法であって、支持体表面の汚れを非常に効率的にしかも確実に除去することができ、最近の高精細、低反射処理したフィルムを使用する装置で顕在化し、問題となっているところの、支持体汚れが転写したヘイズっぽいムラを防止する。しかも清掃後に再び汚れる度合いが少なく、優れた品質を有するセルロースエステルフィルムを長時間継続して製造することができる清掃方法を提供する。
【解決手段】 金属支持体表面を、酸性水溶液、純水、水に非相溶な有機溶剤をそれぞれ浸した清掃布で、前記の順で拭くことにより、支持体表面の汚れを拭き取り、そのときの支持体表面温度を10〜30℃までの温度範囲とし、かつ上記酸性水溶液のpHを、上記の支持体表面温度で3.0〜5.5の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 少なくとも二種類以上のポリイミド系化合物ワニスを用い、三層以上の液膜を形成させ、得られた積層液膜を基体上で加熱乾燥させることによりポリイミド系化合物の多層フィルムを製造する方法において、加熱乾燥時の液膜の収縮剥離を防いで、得られる多層フィルムの層構造が破壊されないポリイミド系化合物多層フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のポリイミド系化合物多層フィルムの製造方法は、多層ダイ12が備える流路14のそれぞれにポリイミド系化合物ワニスを供給し、基体18上にそれぞれのポリイミド系化合物ワニスを流延、積層して製膜する工程と、得られるポリイミド系化合物ワニスの積層液膜10を乾燥炉20で加熱・乾燥する工程とを含んで構成される。積層液膜10は、二つの最外層の端部が、互いに接触した会合部を有している。 (もっと読む)


【課題】 ポリイミドの多層フィルムを製造する過程で、化学キュア法によってイミド化を行っても、効率的な製造が可能であり、かつ高品質の多層フィルムを製造することが可能な技術を提供する。
【解決手段】 本発明では、ポリイミドまたはその前駆体(ポリアミド酸)を含有する樹脂溶液を複数種類用いて、支持体表面に、各樹脂溶液からなる液膜を積層して形成した後に、得られた積層状態にある液膜(積層液膜)の幅方向の端部領域に対して、外力を加えることにより変形を生じさせる。具体的には、例えば、積層液膜の表面に対して流体を噴射させることにより圧力を加える方法を挙げることができ、流体としては空気や窒素等の気体、水等の液体を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 ポリイミド系化合物の製膜法において、フィルムの幅方向の膜厚分布を制御し、均一な厚みを有するポリイミド系フィルムを作製する。
【解決手段】 ポリイミド系化合物と該ポリイミド系化合物の前駆体との群から選択される樹脂の溶液をダイに供給して拡幅、流延し、製膜するポリイミド系化合物フィルムの製造方法において、前記溶液の粘度を、前記ダイに前記溶液を供給する供給路において調整し、更に、粘度調整した後のポリイミド系化合物のワニスを押出ダイに導入する前に、その粘度を測定し、粘度が一定になるように調整する。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性の高分子フィルムに含まれる金属イオン性不純物を劇的に低減せしめ、高い耐マイグレーション性を有す高分子フィルの製造方法を提供する。
【解決手段】 流延製膜方式での高分子フィルムの製造方法において、該高分子フィルムのFe、Ni、Crの含有総和量が20ppm以下である耐マイグレーション性に優れた高分子フィルムの製造方法であって、高分子ドープを送液するギヤーポンプの接液部の材質がマルテンサイト系ステンレス鋼であることを特徴とする高分子フィルムの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 長手方向の軸ズレが抑制されているフィルムを得る。
【解決手段】 TACと添加剤とを溶媒に溶解してドープを得る。ドープを流延ダイから流延バンド上に流延して流延膜を形成する。流延膜が自己支持性を有するものになった後に湿潤フィルム46として流延バンドから剥離する。湿潤フィルム46をテンタ式乾燥機60に搬送する。テンタ式乾燥機60は、長さが60mのテンタチェーン82,83を有する。テンタチェーン82,83にはフィルムを把持するテンタクリップ80,81を多数備える。テンタチェーン82,83はスプロケット84〜87に巻き掛かり移動する。従動スプロケット86,87の変位をセンサ91,92で検出する。テンタチェーン82,83の長さの差が4mm以下となるように、シフト機構93,94が従動スプロケット86,87の位置を調整する。 (もっと読む)


【課題】 溶媒の乾燥及び回収に伴う製造負荷、設備負荷を低減し、機械特性、光学特性、寸法安定性に優れたセルロースエステルフィルム、光学フィルム、該光学フィルムを偏光板保護フィルムとして用いた偏光板、及びその偏光板を用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 原料セルロースエステルを多価カルボン酸により部分的に架橋した水分含有量3.0質量%以下のセルロースエステルと可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでなる混合物を150℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって得られることを特徴とするセルロースエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】 特に偏光板用保護フィルム及び位相差フィルムに有用なセルロースエステルフィルムの溶液流延製膜法による製造方法であって、流延支持体表面へのカルシウム及びマグネシウム化合物の析出及びこれらが蓄積した付着物(汚れ)の発生を防止する。偏光板の保護フィルムに適した品質の良いセルロースエステルフィルムを、きわめて生産性よく製造する。
【解決手段】 セルロースエステルのドープの作製後に、ドープを溶剤沸点より5℃以下の低い温度にしてから24時間以内に支持体上にドープを流延する。無限移行する無端の支持体のウェブ剥離点から、再びドープを流延する流延地点までの支持体表面近傍の空間に、ウェブを剥離した直後の支持体温度より2℃から10℃の範囲内で低い水露点に制御した風を供給し、かつウェブを支持体から剥離した後、再び支持体上にドープを流延までの時間を1〜5秒とする。 (もっと読む)


【課題】 光学的異方性(Re、Rth)が小さく実質的に光学的等方性であり、さらには光学的異方性(Re、Rth)の波長分散が小さいセルロースアシレートフィルムを提供すること。製造中にフィルム中の可塑剤の濃度が変動することを防止すること。また、乾燥やケン化などの工程での装置やフィルムの汚染を防止すること。
【解決手段】 二層以上の層からなるセルロースアシレートフィルムにおいて、最外層と内層の添加剤の種類及び/または添加剤の量が異なることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。特にフィルム面内のReが0≦Re≦10で膜厚方向のRthが|Rth|≦25であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム (もっと読む)


【課題】
溶融粘度が低い芳香族液晶ポリエステルからなる芳香族液晶ポリエステルフィルムの提供。
【解決手段】
脂肪族カルボン酸のアリールエステル及び/又は芳香族カルボン酸無水物と、芳香族液晶ポリエステルと、下記溶媒とを含有してなる芳香族液晶ポリエステル液状組成物。
溶媒:下記一般式(I)で示されるハロゲン置換フェノール化合物を30重量%以上含有する溶媒



(式中、Aはハロゲン原子またはトリハロゲン化メチル基を表わし、iはAの個数であって1〜5の整数を表わし、iが2以上の場合に、複数あるAは互いに同一でも異なっていてもよい。) (もっと読む)


【課題】レターデーション値が高くかつフィルム面内での光学的な均一性に優れ、かつカールが小さく加工適性に優れたセルロースアシレートフィルム及びその製造方法、上記特性に優れたセルロースアシレートフィルムを支持体とする光学補償フィルム及び偏光板、並びに上記偏光板を用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1種類の分子量が300以上である添加剤をセルロースアシレート100質量部に対して0.1質量部以上30質量部以下含有するセルロースアシレートフィルムであって、各々の添加剤について、該セルロースアシレートフィルムのバンドまたはドラム面に接していた側の支持体面表面と、空気側であったエア面表面とで、存在量の比が下記式を満たすセルロースアシレートフィルムを使用する。
0.25<エア面表面の添加剤存在量/支持体面表面の添加剤存在量<4 (もっと読む)


【課題】 円形変形の発生を抑制し面状が優れているフィルムを得る。
【解決手段】 支持体面用ドープ59,中間層用ドープ54,エアー面用ドープ64をTACとジクロロメタンとその他の添加剤から調製する。フィルムの外層を形成する支持体面用ドープ59及びエアー面用ドープ64の流延温度(34℃)における粘度V1,V2が45Pa・s,45Pa・sとなるように調整する。ドープ59,54,64をフィードブロック70の合流部123で合流させた後に、流延ダイ71のリップ126から支持体上に流延してフィルムを得る。リップクリアランス平均値C1(mm)と外層用ドープ粘度V(V1,V2)との関係をV≦−146C1+219を満たすことにより円形変形の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 液晶画像表示装置用の偏光板や保護フィルムなど、プラズマディスプレイ用前面フィルタ、有機ELパネル用前面フィルムなどに用いるのに適した、難燃性で、泣き出しや昇華がなく、環境への負荷が小さく、透明性に優れたセルロースアシレートフィルムを得ること。さらに、該セルロースアシレートフィルムを用いた高品位なハロゲン化銀写真感光材料、偏光板、位相差フィルムならびに液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 (a)アシル基が炭素数2ないし22のアシル基であり、かつ、アシル置換度が2.6以上3.0以下であるセルロースアシレートと、(b)籠型シルセスキオキサン又はその部分開裂体とを含有することを特徴とするセルロースアシレートフィルム。
また、該フィルムを用いた偏光板、偏光板保護フィルム、位相差フィルム、視野角拡大フィルム及び画像表示装置。 (もっと読む)


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