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Fターム[4F205GA07]の内容

Fターム[4F205GA07]に分類される特許

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【課題】 水溶性樹脂により形成されるマトリクス中に、微小領域が分散された構造の水溶性樹脂フィルムであって、面内均一性の良好な水溶性樹脂フィルムおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 水溶性樹脂により形成されるマトリクス中に、微小領域が分散された構造の水溶性樹脂フィルムであって、フィルムの幅方向の厚みムラが15%以下であり、かつフィルムの幅方向のヘイズのムラが5%以下であることを水溶性樹脂フィルム。この水溶性樹脂フィルムは、複屈折材料により形成された微小領域が、水溶性樹脂溶液中に分散している混合溶液を、表面粗さ(Ra)が1.5μm以下の金属表面上に塗布、乾燥することにより製膜を行うことにより製造する。 (もっと読む)


【課題】 微小領域分散型ポリビニルアルコール系フィルムの製造方法であって、得られた微小領域分散型ポリビニルアルコール系フィルムは、カールを抑えることができ、かつこれを用いて偏光子を製造した場合に、高い異方性散乱機能を発揮することができる、微小領域分散型ポリビニルアルコール系フィルムの製造方法を提供すること。
【解決手段】 微小領域分散型ポリビニルアルコール系樹脂溶液を、基材上に塗布し、乾燥した後、剥離することにより自立フィルムとする工程を有する、微小領域分散型ポリビニルアルコール系フィルムの製造方法であって、剥離した自立フィルムの水分率を2重量%以上8重量%以下とすることを特徴とする微小領域分散型ポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ポリイミド系多層フィルムを製造する場合に、各層の幅方向における膜厚のバラツキを低減する
【解決手段】 少なくとも2種以上のポリイミド層を有する多層フィルムを製造する場合であって、共押出−流延塗布法と化学キュア法とを採用する場合、ポリイミド系ワニス(ポリイミド樹脂の前駆体またはポリイミド樹脂を含有する溶液)を支持体上に押し出すときに、押出ダイの先端部分(リップ部)から支持体表面まで距離を、2mmを超え25mm以下に設定する。これにより、多層液膜を支持体上に形成するときに、ネックイン現象の発生を抑制し、各層の膜厚のバラツキを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)の偏光板保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、製膜後の光学フィルムの表面物性が、たとえ薄膜であっても安定であり、フィルムの搬送性、巻品質、フィルム巻の貼り付き故障防止を改善する。光学フィルムの寸法安定性、偏光板に加工する際の加工適性、さらには、偏光子安定性の改善が可能であり、液晶表示パネルの寸法安定性に寄与することができて、LCD視認性の改善が可能である光学フィルムの製造方法、及び偏光板を提供する。
【解決手段】 光学フィルムの製造方法は、樹脂フィルムを製膜する際、樹脂フィルムの原材料に返材を含み、返材の平均粒子経と純材料の平均粒子経との比が80〜120%である。樹脂フィルムの原材料に含まれる返材が、0%を超え、80%以下である。返材を含む原材料の含水率が、4重量%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、光学フィルムの製造において乾燥工程でマイクロ波を照射するフィルム乾燥を行うことにより、寸法安定性、コーナームラ(光漏れ)、平面性に優れ、かつ湿度変動時のリターデーション安定性を改善出来る光学フィルムの製造方法、その製造方法によって製造された光学フィルム、それを用いた偏光板及び表示装置を提供することにある。
【解決手段】 総アシル基の置換度が2.7以下であるセルロースの低級脂肪酸エステルを含有する光学フィルムの製造方法において、乾燥工程でマイクロ波を照射するフィルム乾燥を行うことを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 溶液製膜する際に支持体上に流延されたセルロースアシレートウェブを短時間で剥離して、良好な面状を有するセルロースアシレートフィルムを製造する方法を提供すること。
【解決手段】 セルロースの水酸基に対する炭素数3または4のアシル基の置換度が1.0〜3.0であるセルロースアシレートを用いて、ウェブの弾性率を、セルロースアシレートの質量に対する残留溶剤量が100質量%であるときに6MPa〜12MPaとなるように調整する。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)の偏光板用保護フィルムとして有用であり、特に高温高湿下の環境においても寸法特性に優れている光学フィルムを提供する。また、高残溶下(高残留溶媒量下)でも、金属支持体からのフィルム(ウェブ)剥離が良好で、押され故障が発生しにくいため、生産速度を速くすることができ、生産効率の良い光学フィルムの製造方法を提供する。上記の光学フィルムを用いかつ耐久条件下においても光漏れの発生がなく、ひいてはLCDの品質の改善が可能である偏光板を提供する。
【解決手段】 光学フィルムの製造方法の発明は、セルロース誘導体と、反応性金属化合物の重縮合物を溶媒に溶解したドープ(樹脂溶液)を、溶液流延製膜法により金属支持体上に流延するにあたり、ドープを動的光散乱法で測定したドープ内ポリマー粒子の多分散指数が、0.5〜1.0である状態で、ドープを流延する。 (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とをハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】芯管が長尺化しても、取り扱い性に優れ、しかも、ポリビニルアルコール系フィルムの皺や折れ等を抑制することができるポリビニルアルコール系フィルムロールおよびそれを用いた偏光膜を提供する。
【解決手段】ポリビニルアルコール系フィルムを円筒状の芯管の外周面に巻き取ってなるポリビニルアルコール系フィルムロールであって、上記芯管が、炭素繊維強化プラスチック製であり、その芯管の弾性率が98GPa以上である。 (もっと読む)


【課題】 セルロースエステルが有機溶媒に安定な状態で溶解している溶液を用いて、優れた性質を有するセルロースエステルフィルムを提供すること。
【解決手段】 炭素数4以下の脂肪族アルコールを45〜80質量%含有する有機溶媒混合物に下記式を満足するセルロースエステルを溶解した溶液を支持体上に流延し、形成されたフィルムを剥離する工程を含む、セルロースエステルフィルムの製造方法。
式(S−1) 2.50≦A+B≦3.00
式(S−2) 0≦A≦2.20
式(S−3) 0.80≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とを非ハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)に用いられる偏光板用保護フィルム等に利用するセルロースエステルフィルムを製造する際に適用するドープの濾過方法で、微粒子を含有するドープの濾過工程において、フィルムでの異物になる微粒子凝集物や樹脂未溶解物等を捕捉しながらも、濾過ライフが充分長く、生産性に優れたドープの濾過方法を提供する。また大画面液晶表示装置の部材として優れた異物故障の無いセルロースエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 ドープの濾過方法は、ドープに添加する微粒子の分散溶液を事前に濾過し、またはドープに添加する微粒子の分散溶液及びその他の液状添加剤を事前に濾過し、ドープに、事前濾過後の微粒子分散溶液、またはいずれも事前濾過後の微粒子分散溶液と液状添加剤を混合して、微粒子含有ドープを作製し、該微粒子含有ドープを、90%捕集粒子径が微粒子の平均粒子径の10倍〜100倍の濾材で、濾過する。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜工程における水を再利用して廃水量を低減する。
【解決手段】溶液製膜設備70は、ドープ15からフィルム16を製造するフィルム製造装置71と、フィルム製造装置で蒸発した溶媒を回収する溶媒回収装置72と、フィルム製造装置71の空気を冷却塔101により冷却する冷却装置75とを備える。溶媒12は吸着塔91で吸着された後、蒸気26で脱着される。吸着塔91で生じた水と溶媒との混合液は蒸留塔58で分離され、溶媒はフィルム製造装置71に送られ再利用される。一方、蒸気26に起因する水28は精製部93で精製される。精製された水28は井水41と同様に冷却塔101に補給されるので、冷却塔101の水中異物濃度の上昇が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 光学的異方性が小さく実質的に光学的等方性であり、光学特性が均質でムラが無く、好ましくは光学的異方性の波長分散が小さく、液晶表示装置等の画像表示装置に好適な高分子フィルムを提供すること。
【解決手段】 幅方向の音速VTと長手方向の音速VMとの比R(VT/VM)が、1.05〜1.50であり、かつ正面レターデーション値Reおよび膜厚方向のレターデーション値Rthが、下記式(I)を満たすことを特徴とする高分子フィルム。(I)0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25、[式中、Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】ダイラインがなく、かつ複屈折率の低い、幅広化や長尺化に対応したポリビニルアルコール系フィルム、および偏光特性に優れた偏光膜を提供する。
【解決手段】下記式(1)を満足するポリビニルアルコール系樹脂水溶液をキャスト法により製膜して得られることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルム、および該フィルムを原反として製造される偏光膜である。
3.2×106≦M×C≦4.0×106 (1)
(式中、Mはポリビニルアルコール系樹脂の重量平均分子量、Cはポリビニルアルコール系樹脂水溶液中のポリビニルアルコール系樹脂の濃度(重量%)を表わす。) (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法においてドラムの表面に発生する汚れを低減する。
【解決手段】連続して走行する冷却ドラム22の上にセルロースアシレート溶液16を流延して流延膜24を形成する。セルロースアシレート溶液16は、水とは非相溶である液体と水との混合物により液体側に分液抽出される化合物の濃度C1が、0.01%以下、すなわち、セルロースアシレート100gに対して、50mg以下とする。また、セルロースアシレート溶液16に含まれるCaの濃度C2、硫酸の濃度C3、Mgの濃度C4は、C2が100ppm以下であり、0.5≦(C2/C3)≦1.5であり、C4は5ppm以上50ppm以下とする。これにより、冷却ドラム22の表面に生成する汚れの量を低減することが出来る。 (もっと読む)


【課題】成膜するためのエンドレスベルトもしくはドラムの回転角速度変動を抑えてプラスチックフィルムの厚さの均一性を向上する。
【解決手段】流延装置1は、溶融プラスチック9を流延して成膜する表面を備えると共に回転走行するエンドレスベルト7と、このエンドレスベルト7を回転駆動する駆動モータ19と、からなる。さらに、前記駆動モータ19がビルトインタイプからなり、このビルトインタイプの駆動モータ19を前記エンドレスベルト7の回転軸11に直結駆動している。自在継ぎ手、芯出し作業、減速機、プーリや平ベルト等からなる回転伝達装置などを無くして角速度変動の要因となる芯ずれやバックラッシがない構成であるので、プラスチックフィルム33の厚さの均一性が向上する。 (もっと読む)


少量の水との接触に対して耐性を有する水溶性フィルム、及びポリビニルアルコールのような水溶性フィルム形成組成物から、フィルムの表面に適用された塩を有する水溶性フィルムを製造する方法、及びそれから作製される物品を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】 視野角特性に優れ、かつ、環境湿度変化させたときの表示品位の低下が少ない光学補償フィルム、偏光板などの光学材料、およびこれらを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 下記式(I)を満たす環状ポリオレフィンフィルムと下記式(II)かつ(III)を満たすセルロースアシレートフィルムとを含む光学補償フィルムとする。あるいは、下記式(I)を満たす環状ポリオレフィンフィルムと下記式(II)かつ(III)を満たすセルロースアシレートフィルムとを少なくとも一枚づつ含む液晶表示装置とする。
(I) 35≦Re(630)≦350かつ70≦Rth(630)≦400
(II) 0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(III) |Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
[Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)を表す。] (もっと読む)


【課題】液晶表示装置(LCD)などに用いられる位相差機能と視野角拡大機能を備えた光学フィルムの製造方法であって、フィルムの略全域にわたって、シワ等のトラブルなく、所望の精度のフィルムの配向角分布を達成することができ、配向角が幅手方向(TD方向)に均一でかつ優れた位相差補償性能と視野角拡大機能を有する光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】光学フィルムの製膜の際に、出来上がりの光学フィルムの配向角に応じて、製膜ライン中の1本あるいは複数の搬送ロールのロール軸の配置方向を、フィルム搬送方向と垂直な方向に対して0°より大きく5°以下の角度の範囲で調整することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


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