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Fターム[4F205GA07]の内容

Fターム[4F205GA07]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、セルロース系保護フィルムのけん化貼合の良さを活かしたまま、従来のセルロース系位相差フィルムの欠点である位相差値の湿度変動を抑制して、表示品位が極めて安定したセルロース系光学フィルム、その製造方法、偏光板保護フィルム、偏光板、及び表示装置を提供することにある。
【解決手段】 溶液の紫外線吸収スペクトルの最大吸収波長(λmax)が250nmより短波長である棒状化合物を含み、セルロース誘導体と、反応性金属化合物の加水分解物または重縮合物、及び可塑剤を含有することを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】多層フィルムの製造方法であって、各層のフィルムの膜厚制御を、従来公知の膜厚計によっても行うことができ、また、各層を構成する材料に関わらず行うことができる多層フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の多層フィルムの製造方法は、押出ダイ14を多層フィルム11の長手方向に直列に配設する工程と、押出ダイ14からエンドレスベルト16上に樹脂材料をカーテン状に流延して樹脂材料を積層する工程と、バックアップローラ22の表面(基準面23)から多層フィルム11の各層に現れる露出面までの距離を膜厚計24で測定して、各層の膜厚を算出する工程と、得られる膜厚データに基づいてヒータ12を介して押出ダイ14のリップ部10の温度を調節して、押出ダイ14からの樹脂材料の流延量を制御する工程と、得られる多層フィルム11を巻き取り装置26で巻き取る工程と、を含んで構成される。 (もっと読む)


【課題】ポリマーと溶媒と添加剤とを含んだドープを流延させる溶液製膜設備において、ドープ中の異物の生成を抑制して流延を停止させる。
【解決手段】複数の配管により複数のタンクと濾過装置とが接続されているドープ製造設備により、ポリマーと溶媒と添加剤とを含むドープを調製後、支持体の上に流延させる溶液製膜設備において、ドープの流延を一時停止させるときには、ポリマーと溶媒とを混合させたドープに対する添加剤の投入を停止させる。添加剤投入ドープがすべて流延したのを確認後、ドープを流延から循環させるようにライン(配管)を切り替える。ドープの流延を再開させる場合には、ドープに対する添加剤の投入を再開し、添加剤投入ドープが流延ダイ近くに到達したのを確認した後、循環から流延させるようにライン(配管)を切り替えて添加剤投入ドープを支持体の上に流延する。 (もっと読む)


【課題】 優れた寸法安定性を有し、フレキシブルプリント配線基板用ベースフィルムに適した液晶ポリエステルフィルムの製造方法を提供すること、および該製造方法で得られるフィルムの用途を提供すること。
【解決手段】 芳香族ジアミン由来の構造単位およびフェノール性水酸基を有する芳香族アミン由来の構造単位からなる群から選ばれる少なくとも一種の構造単位を全構造単位に対して10〜35モル%含む液晶ポリエステルならびに非プロトン性溶媒を含有する液晶ポリエステル液状組成物を支持体上に塗布し、溶媒を除去した後に、350℃以上400℃以下で1時間以上熱処理する液晶ポリエステルフィルムの製造方法。該製造方法により得られるフィルムを使用してなるフレキシブルプリント配線基板。 (もっと読む)


【課題】 溶融流延製膜法による光学フィルムの製造方法であって、長時間製膜しても、フィルムに光学的な欠陥の発生がなく、延伸後のリタデーションの均一性に優れる光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融流延製膜法により製膜される光学フィルムの製造方法において、押出し機から溶融押し出されたフィルム状の熱可塑性樹脂を冷却ドラム4により冷却するに際して、有機溶媒を冷却ドラム4の表面に付着させ、ついで拭く手段23により冷却ドラム4の表面を拭いて有機溶媒と共に冷却ドラム表面の汚れや異物を除去し、ついでこの拭き取り後の冷却ドラム表面部分に、押出し機から溶融押し出されたフィルム状の熱可塑性樹脂を付着させて冷却することにより、光学フィルムを製造する。有機溶媒は、光学フィルムを構成する樹脂を常温で膨潤するが、溶解しない有機溶媒であるのが、好ましい。 (もっと読む)


ポリマーを溶解して含む疎水性有機溶媒溶液を基板上にキャストし、湿分を含んでいる雰囲気の下で該有機溶媒を蒸発させ、該キャスト液表面の雰囲気に含まれている湿分を該キャスト液表面で微小水滴に凝縮、結露させ、該液表面又は液中に最密充填構造に分散させ、次いでこの結露し液表面又は液中に分散してなる微小水滴を蒸発させる事で水滴を鋳型とする多孔質ハニカム構造体を得、次いでこの構造体を、厚み方向に剥離することによって少なくとも二分して、これによって剥離面に規則的に配列してなる微細突起あるいは異方性微細突起を有してなる多孔質ハニカム構造の薄膜構造体。
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【課題】 回収溶剤から発生する溶剤ガスを吸脱着処理して系外への排出を防ぐ。
【解決手段】 ドープ12を流延ダイ15から流延して軟性膜25として剥ぎ取る。テンタ式乾燥機26で乾燥させてフィルム27とする。フィルム27を乾燥室31でさらに乾燥させた後に巻取機32で巻き取る。流延室28内の揮発溶剤は凝縮回収設備40で回収する。乾燥室31内の揮発溶剤は主吸着回収設備50で回収する。いずれの回収溶媒も、蒸留塔42で蒸留して各成分毎にストックタンク70,71で貯蔵する。タンク70,71から発生する揮発溶媒は主吸着回収設備50に送風して吸着回収する。主吸着回収設備50の運転停止時には真空ポンプ89で作動する副吸着回収設備80に送風して吸着回収処理する。ボイラを用いる主吸着回収設備50を停止している際にもフィルム製膜設備10からの溶剤排出を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 原料ドープと添加剤とを効率よく攪拌混合する。
【解決手段】 混合装置53は、上流側に配置されるスルーザーミキサー160と、下流側に配置されるスタティックミキサー170とから構成される。添加口150aから添加された添加剤は、上流側に配置されたスルーザーミキサー160を通過する。スルーザーミキサー160は分割効果に優れるため、添加剤はドープ用配管152内にまんべんなく拡散される。この後、添加剤は、スタティックミキサー170を通過する。スタティックミキサー170は転換効果に優れるため、添加剤は原料ドープに練り込まれるようにして、より細かく攪拌される。混合装置53は、2種類のタイプの異なるミキサーを用い、それぞれの利点を生かして効率よく攪拌混合することができる。 (もっと読む)


【課題】 位相差値の湿度による変動を抑制して、表示品位が極めて安定した、可塑剤等のブリードアウトの欠陥の無いセルロースエステル系光学補償フィルムを提供する。
【解決手段】 セルロースエステル100質量部、レターデーション上昇剤を0.01乃至20質量部、架橋剤を4乃至30質量部及び溶媒を含有する塗布液を、流延、乾燥して形成したセルロースエステルフィルムであって、下記式(I)Reレターデーション値が20乃至70nmの範囲にあり、下記式(II)Rthレターデーション値が70乃至400nmの範囲にあることを特徴とするセルロースエステルフィルム。
(I)Re=(nx−ny)×d、(II)Rth={(nx+ny)/2−nz}×d
(式中、nx:フィルム面内の遅相軸方向の屈折率、ny:フィルム面内の進相軸方向の屈折率、nz:フィルムの厚み方向の屈折率、d:フィルムの厚さである。) (もっと読む)


【課題】減圧チャンバ内部の圧力変動を抑制し、フィルムの厚みムラを防止する。
【解決手段】流延ダイ36からバンド38にかけて形成されたドープの流出部51a近傍を第1及び第2減圧チャンバ61,62で減圧する。第2減圧チャンバ62の内部圧力について、|Pv|≦1.5|K|(ただし、K=(t×|P0 |)1/2 /100,P0 (Pa)は圧力設定値、Pv(Pa)は圧力実測値とP0 との差)とする。管67は、内径が70〜700mm、長さ30m以下、曲がり部数が15以下である。管67には振動減衰手段としての第1,第2拡張型消音器71,72と共鳴器型消音器73とを設け、第1拡張型消音器71の空洞部断面積と管67の中空部断面積との比を5〜500とする。これにより第2減圧チャンバ62と管67との内部空気圧変動を抑制し前記流出部51aの形状を安定させることができ、厚みムラのないフィルム52が得られる。 (もっと読む)


【課題】 溶液キャスト法による樹脂フィルムの製造方法について、炭酸ガス置換などの特別な方法を用いなくても気泡の発生を防止することができる光学フィルムの製造方法を提供し、泡故障の発生がほとんどなく、外観品質が高度に優れた光学フィルムを製造する。
【解決手段】 樹脂と溶剤とを攪拌混合して樹脂溶液を調整し、該樹脂溶液を流延ダイから支持体上に流延し、流延膜を支持体から剥離して乾燥する光学フィルムの製造方法において、混合する際の溶剤の温度を、その溶剤の沸点より10℃以上低い温度とする。また、樹脂と溶剤を攪拌混合した後、樹脂溶液を支持体上に流延するまでの間で、樹脂溶液を、一旦、溶剤の沸点以上の温度にした後、溶剤の沸点未満にする。 (もっと読む)


【課題】 孔径が略均一のハニカム構造フィルムを得る。
【解決手段】 ポリ−ε−カプロラクトンと両親媒性ポリアクリルアミドとを有機溶媒に溶解させて高分子溶液21を調製する。高分子溶液21を流延ダイ25から流延ベルト26上に流延してキャスト膜40を形成する。送風吸引機30から風35をキャスト膜40に送風して結露させ、水滴を生じさせる。流延ベルト26の移動速度に対する乾燥風41の相対速度を並流で5m/minに調整する。キャスト膜40中に乾燥風41の水分が結露して水滴が形成される。キャスト膜40中の有機溶媒が蒸発された後に水滴を蒸発させることでハニカム構造のフィルム12を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 光学用等に用いられる透明なフィルムを生産性良く効率的に製造することができ、得られたキャストフィルムの表面が平坦で、光学用途に使用した場合の欠陥がなく、ディスプレイ用においてクリアな画像を得ることができる、優れた製造工程用支持体フィルムを提供する。
【解決手段】 溶液キャスト法によりプラスチックフィルムを製造する工程において支持体として用いられるポリエステルフィルムであって、フィルムの片側の表面(A層表面)およびその反対側の表面(B層表面)のそれぞれの表面粗度が、下記式(1)〜(5)を同時に満足することを特徴とするポリエステルフィルム。
1.0≦Ra(A)≦15.0 …(1)
10 ≦Rt(A)≦300 …(2)
7.0≦Ra(B)≦50.0 …(3)
50 ≦Rt(B)≦1000 …(4)
2.0≦Ra(B)−Ra(A) …(5) (もっと読む)


【課題】 高弾性率で厚み精度の非常に良いシームレスベルトを安価に成形し、画像形成装置に用いられる中間転写体において、高速化になっても画像ムラのない優れた中間転写体を提供することを目的とする。
【解決手段】 環状ダイス2より押出された中空状樹脂溶液4を筒状金型1内面に塗布し溶媒を乾燥して形成されたシームレスベルトであって、該中空状樹脂溶液4内部に気体3を注入して膨張させるとともに、前記筒状金型1の中心と前記環状ダイス2の中心とをずらすことによって厚みが制御されたことを特徴とする。ここで、前記シームレスベルトの厚みバラツキが15μm以下であり、引張弾性率が2000Mpa以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 光学的異方性(Re、Rth)が小さく実質的に光学的等方性であり、さらには光学的異方性(Re、Rth)の波長分散が小さいセルロースアシレートフイルムを提供すること。さらに、視野角特性に優れる偏光板、およびこれらを用いた液晶表示装置を提供すること。さらにそれらを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 Re(λ)およびRth(λ)が、0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25並びに|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35を満たすセルロースアシレートフィルムの製造方法において、流延後支持体から剥離するまでのドープ膜の温度Ta(℃)及び支持体から剥離した後の乾燥中の膜面温度Tb(℃)が、溶剤を含む膜を密閉パンに封入した膜のTg(℃)に対してTg≦Ta≦Tg+30および/またはTg-20≦Tb≦Tg+30であるセルロースアシレートフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 電子写真用ポリイミドまたはポリアミドイミド製シームレスベルトにおける、ゆず肌・亀甲模様など、表面に生ずる欠陥(表面性欠陥)を防止すると同時に、充填材の分散が均一でかつ気泡の残存のない平滑で均質な膜状態のポリイミドまたはポリアミドイミド製シームレスベルト得ること。
【解決手段】 少なくとも充填材と、ポリイミド前駆体またはポリアミドイミド前駆体と、有機極性溶媒と、不飽和カルボン酸ポリマーとを含有する塗工液を用いて成形された、ポリイミドまたはポリアミドイミドとを含む電子写真用シームレスベルトを用いる。 (もっと読む)


【課題】低コストで、表面摩擦係数等のベルト物性および電気特性に優れ、クリーニング不良等の発生を抑制することができるシームレス中間転写ベルトを提供する。
【解決手段】単層構造のシームレス中間転写ベルト1であって、下記の(A)〜(D)を必須成分とするベルト形成材料を用いて形成されているとともに、シームレス中間転写ベルト1の表面の摩擦係数が、裏面の摩擦係数よりも小さくなっている。
(A)ポリエーテルスルホン樹脂。
(B)ポリアミドイミド樹脂。
(C)シリコーン、シリコーン変性化合物、フッ素化合物およびフッ素変性化合物からなる群から選ばれた少なくとも一つの化合物。
(D)導電性充填剤。 (もっと読む)


【課題】 従来知られている通常のポリアミック酸を経由するポリイミドの調整において、より温和な条件でイミド化反応からポリイミドを製造する際に用いた有機溶媒ならびに触媒化合物の残存量の少ないポリイミドフィルムの製造方法に関する。
【解決手段】 ポリアミック酸と、前記のポリアミック酸と酸塩基相互作用可能な触媒化合物からなる溶液を用い流延法により製膜し、得られたフィルムを、前記溶液中の触媒化合物および製膜溶媒が可溶である液に浸漬した後、フィルムを乾燥することを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造された位相差フィルム、特に該位相差フィルムを偏光板保護フィルムとして活用した偏光板の提供、及び該偏光板を用いて表示品質が改善した液晶表示装置の提供にある。
【解決手段】 少なくとも1種の安定化剤、少なくとも1種の可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム構成材料を120℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって製造した位相差フィルムにおいて、下記特性a、bを満たすことを特徴とする位相差フィルム。a.可塑剤の熱分解温度 Td(1.0)>Tm、b.フィルム面内リターデーション値Ro、フィルム厚み方向リターデーション値Rthが次の範囲:30(nm)<Ro≦95(nm)、70(nm)<Rth≦400(nm) (もっと読む)


【課題】溶融製膜したセルロースアシレートフィルムの、良好な剥ぎ取り性と面状を有し、レターデーション特性を改善し、液晶表示装置に組み込んだ際の使用環境における視認性(表示むら)を解消する。
【解決手段】C2〜C6のアシレート基を置換基とし、置換度A(2.5≦X+Y<3.0)、置換度B(0≦X≦1.7)及び置換度C(0.8≦Y<3)(X:アセチル基の置換度、Y:C3〜C6のアシル基の置換度の総和)を満足するセルロースアシレートフィルムであって、該セルロースアシレートフィルム中に、式(I)[Ar-L-Ar]で表される棒状化合物(Arは芳香族基、Lは、アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、−O−、−CO−又はそれらを組み合わせたる二価の連結基である)を、セルロースアシレートに対し、0.1質量%以上20質量%以下含有する溶液流延で形成されたセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


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