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Fターム[4F205GA07]の内容

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【課題】 ReとRthの発現領域が広くて湿度に伴う変動が小さいセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有し且つ下記式(A)〜(C)を満足するセルロースアシレートと、特定の構造を有するレターデーション上昇剤を含有する、溶液流延によって形成されたセルロースアシレートフィルム。
式(A): 2.4≦X+Y<3.0
式(B): 0≦X≦1.8
式(C): 0.8≦Y<3
(Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基およびヘキサノイル基の置換度の総和) (もっと読む)


【課題】 生産性にすぐれ、かつ機械特性、電気特性の低下を招くことなく品位良好なフィルムを得ることができる流延製膜方法によるポリイミドフィルム製造方法の提供。
【解決手段】 ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸の溶液を、走行する支持体上に塗布し、塗布された塗膜を乾燥して自己支持性のフィルムとなし、自己支持性のフィルムを支持体から剥離してさらに熱処理してポリイミドフィルムを得る製膜方法において、乾燥時の支持体の走行する方向に直交する幅方向の支持体上の温度を中心値±5℃以内、好ましくは±3℃以内とすることにより、そりやねじれのない高品位のフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】そこで、本発明は、PI樹脂前駆体溶液の劣化を防止しつつ塗布可能なPI樹脂前駆体溶液の塗布方法、及びこれを利用したPI樹脂無端ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 容器18内に不活性ガスと共に充填されたポリイミド樹脂前駆体溶液14を容器18内から吐出して、被塗布物(芯体10)表面に塗布するポリイミド樹脂前駆体溶液の塗布方法。そして、これを利用してPI樹脂無端ベルトの製造する。 (もっと読む)


【課題】 所望のRe、Rthを有するセルロースアシレートフィルムを得る。
【解決手段】セルロースアセテートプロピオネートと可塑剤などとを溶媒に溶解してドープ27を調製する。ドープ27を流延ダイ43から支持体46上に流延して流延膜69を形成する。自己支持性を有するものとなった後に支持体46から剥ぎ取りテンタ47で延伸乾燥する。第1乾燥室51aの温度を所望の温度T0(℃)に調整する。乾燥室51で乾燥する前のフィルム82の揮発分含有量をW0(重量%),乾燥中の揮発分含有量をW(重量%)とする。フィルム82の表面温度T(℃)が、T0+X((W0−W)/2≦X≦3×(W0−W))を満たすように乾燥室の温度を調整する。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制され、耐湿熱性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】 セルロースアセテートプロピオネート(CAP)を原料としてドープを調製する。フィードブロックが取り付けられている流延ダイ70からドープを流延する。ドープは流延ビード80aを形成して流延バンド72上に流延されて流延膜80を形成する。流延ダイ吐出口70aと流延ビード接地位置Aとを結ぶ直線L1と、吐出口配置位置方向である直線L2とがなす角度θを0°≦θ≦70°とする。流延膜80を形成した後に1分以内に5m/s以上30m/s以下の乾燥風を送風する。流延膜の幅方向よりも幅広に乾燥風を送風する。以上の方法により流延膜80にはレベリング効果が発現して、厚みムラが抑制されているフィルムが製造される。 (もっと読む)


【課題】 均一且つ溶解性に優れているドープを得る。
【解決手段】 TACを溶媒に入れて膨潤させて原液15を調製する。押出機11に−75℃の冷媒35a,35bを流して冷却する。押出機11は2軸のスクリューを備えている。2軸スクリューのらせん羽根は、下流側に向かうに従ってピッチが小さくなる圧縮型である。2軸スクリューを噛み合わせて同方向に回転させる。原液15を押出機11内に供給して圧縮させつつ冷却して送液する。TACが溶媒に溶解してドープ18が得られる。ドープ18を冷却機12に送液して更に冷却することで溶解性を向上させる。ドープ18を加熱機13に送液することでドープ18の流動性が向上して送液が容易となる。ドープ18から溶液製膜法により光学特性に優れるTACフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 厚み方向のレターデーションRthが低減されているフィルムを得る。
【解決手段】 セルロースアセテートプロピオネート(CAP)を原料としてドープ36を調製する。フィードブロック70が取り付けられている流延ダイ71からドープ36を流延バンド72上に流延して流延膜80を形成する。自己支持性を有する流延膜80を湿潤フィルム87として剥ぎ取る。テンタ100に湿潤フィルム87を送る。湿潤フィルム87のガラス転移温度Tg(℃)以上に膜面温度を調整し、延伸方向に80N/m以上の張力を付与してフィルム101とする。フィルム101は、面内レターデーションReが所望の大きさを有するが、厚み方向のCAP分子の配向が緩和されRthが低減する。 (もっと読む)


【課題】 高温または高温高湿下で質量変化が少なく、異物の少ない光学フィルム、光もれが起きにくい偏光板及び表示装置を提供する。
【解決手段】 セルロースエステル及び下記一般式(1)で表されるアルコキシケイ素化合物またはその加水分解重縮合物をSiO2に換算して該セルロースエステルに対し0.05〜3質量%含有する、溶剤キャスト法による光学フィルムの製造方法であって、該セルロースエステル及び該アルコキシケイ素化合物またはその加水分解重縮合物を溶解した溶液を、密閉容器内において80〜150℃で加熱する工程を有することを特徴とする光学フィルムの製造方法。
【化1】


(式中、R、R′は水素原子または一価の置換基を表し、nは3または4を表す) (もっと読む)


【課題】レターデーションが高く、かつヘイズの低いセルロースアシレートフィルム及びこれを用いた光学補償フィルムを提供すること。正面コントラストが高く、かつコントラストの視野角依存性も小さく、長時間点灯しても高画質を維持できる液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】波長590nmにおける面内レターションReと厚み方向レターデーションRthが下記式(I)〜(III)の範囲を満たし、熱膨張係数が20ppm/℃以上100ppm/℃以下であり、ヘイズが0.01以上0.8以下であるセルロースアシレートフィルム並びにそれを用いた偏光板及び液晶表示板。ここに、式(I):20≦Re≦500、式(II):70≦Rth≦200、式(III):1.0≦Rth/Re≦3.0であり、Re及びRthは、25℃,60%RHにおける値であり、単位は、nmである。 (もっと読む)


【課題】 ポリイミド成形体特にフィルムの高機能性を保持しながら、ポリイミドの比較的高吸湿性を低減し、電気・電子材料分野に使用したとき、絶縁性が湿度によって大きく影響されない性能が付与されたポリイミド成形体とその製法を提供する。
【解決手段】 (A)ポリイミド樹脂40〜90質量%、および(B)吸水率0.5質量%以下、かつ熱分解温度300℃以上、体積平均粒子径Dが50μm以下である疎水性高分子粉末10〜60質量%とを含有する樹脂組成物から成形されることを特徴とするポリイミド成形体である。また、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸溶液に体積平均粒子径Dが50μm以下である疎水性高分子粉末を添加・配合する工程、初期成形工程、一次乾燥工程、疎水性高分子樹脂の軟化点以上で熱分解温度以下の温度で熱処理する工程を含むポリイミド成形体の製法である。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性、高周波対応性、フレキシブル性をより高いレベルで保有しかつフィルムの等方性に優れたポリイミドフィルムとその製造方法を提供する。
【解決手段】 面配向係数が0.80〜0.89であり、かつフィルムのMOR−cの値が1.30以下であるポリイミドフィルム、およびポリイミド前駆体溶液を支持体上に塗布乾燥して自己支持性を有するグリーンフィルムとなし、少なくとも初期段階熱処理と後期段階熱処理とを有する150〜500℃の熱処理工程を経由して熱処理を行うことによって、前記特性のポリイミドフィルムを製造する方法であって、熱処理開始時のグリーンフィルムの残存溶媒率が35質量%以下とし、かつ初期段階熱処理条件が温度150〜250℃、風速が0〜0.5m/秒であることを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 実質的に光学的等方性であり、さらには光学的異方性の波長分散が小さいセルロースアシレートフィルムを安定かつ迅速に製造する方法を提供する。
【解決手段】 下記式(I)および(II)を満たすセルロースアシレートフィルムの製造方法であって、原料であるセルロースアシレートを溶媒に粗溶解させる第1の工程と、前記第1の工程で粗溶解させた液を送液しながら溶解を促進させてドープを調製する第2の工程とを含むことを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
(I)0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(II)|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
[式中、Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】 光硬化性または熱硬化性を必要とせずに、精度の高い、高分子成形体、特に光学用部材を製造する方法を提供すること。
【解決手段】 任意の形状を付与した支持体に高分子の溶液を塗布、支持体上に保持したままで乾燥する高分子成形体を製造する方法において、支持体からの剥離時に残存する揮発物が10重量%以下である芳香族高分子または脂環式高分子の成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】 ろ過性に優れるとともに、ゲル化性や支持体(剥離性支持体)からの剥離性を効率よく制御できるセルロースエステル溶液の製造方法を提供する。
【解決手段】 セルロースエステルと、このセルロースエステルに対する良溶媒(酢酸メチルなど)で構成された冷却溶媒とを含む混合物を冷却する第1の冷却工程、およびこの第1の冷却工程後の混合物を加温する第1の加温工程で構成された第1の冷却溶解工程を経て、セルロースエステル溶液を製造する方法(いわゆる冷却溶解法)において、さらに、前記第1の冷却工程が終了した後に前記セルロースエステルに対する貧溶媒(例えば、アルコール類)を添加する貧溶媒添加工程と、前記第1の冷却溶解工程および前記貧溶媒添加工程を経て得られた混合物を冷却する第2の冷却工程とを経ることによりセルロースエステル溶液を製造する。 (もっと読む)


【課題】光学特性及び偏光子との密着性に優れ、引張破断強度が改善された新規なポリマーフィルム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリビニルアセタール、架橋剤及び有機溶媒からなるポリマー溶液を、溶媒キャスト法でフィルム状に成形して得られたポリマーフィルムであって、該ポリマー溶液中の有機溶媒を揮発させる工程及び/または該ポリマーフィルムを得た後の工程で、ポリビニルアセタールを架橋度1〜60%まで架橋反応させて得られたポリマーフィルム及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】支持体からのセルロースアシレートフィルムの剥離性を向上させるとともに、剥離剤に起因する製造設備の汚染を防止する。
【解決手段】支持体と接触して流延されるドープに剥離力調整剤を添加する。剥離力調整剤は多価カルボン酸誘導体であり、この中に含有される多価カルボン酸の重量比が多価カルボン酸誘導体の重量1に対して1以下である。支持体88から連続的に剥離されるセルロースアシレートフィルム121の剥離力は幅1cmあたり60×9.8(mN)以下とされる。この方法により、セルロースアシレートフィルム121は高速かつ安定的に支持体から剥離されるとともに、剥離力調整剤の金属塩の発生が抑制されてフィルム製造設備の汚染が防止される。したがって、光学特性に優れたフィルムを高速で長期的に連続製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 溶液製膜方法におけるフイルム変形の発生を抑える。
【解決手段】 溶液製膜方法において、溶媒を含有する長尺状のフイルム61を乾燥手段により乾燥するとき、複数のローラ64により支持する。前記乾燥手段は、120℃以上160℃以下にフイルム61の温度を制御する第1乾燥室と80℃以上118℃以下にフイルム61の温度を制御する第2乾燥室とを有する。ローラ64は、フイルム61の搬送路に沿って0.1cm以上20cm以下の間隔Lで配される。隣り合う少なくとも4本のローラ64の間隔Lを上流側からL1,L2,L3とするとき、|L1−L2|/L2≧0.2、かつ|L2−L3|/L2≧0.2、L1≠L3を満たすようにローラ64を配する。 (もっと読む)


ポリアミック酸溶液に、脱水反応剤を添加し、次いで、得られた溶液を支持体上に流延してフィルムを得、フィルムを支持体とともに槽内の気体が槽外に漏れることを防ぐ機構を施した反応凝固槽に導入し、水の濃度1・2000ppmの雰囲気下加熱してポリアミック酸の少なくとも一部がポリイミドもしくはポリイソイミドに変換されたゲル状フィルムを得、得られたゲル状フィルムを支持体から分離して必要に応じ洗浄した後、同時二軸延伸または逐次二軸延伸し、得られた二軸延伸フィルムを、必要に応じ洗浄して溶媒を除去した後、熱処理に付して二軸配向ポリイミドフィルムを形成して、ポリイミドフィルムを製造する。
(もっと読む)


【課題】 溶融製膜に適した新規セルロースアシレートを用いて、微細偏光異物が少なく黄色味のないセルロースアシレートフィルム、及びかかるフィルムを組み込んだ、光漏れのない偏光板及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 特定の溶融濾過特性を満たすセルロースアシレート、このようなセルロースアシレートから得られる、特定範囲の微細異物数と特定範囲の吸光度を有するセルロースアシレートフィルム、並びにこのようなセルロースアシレートフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACと溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ30から回転ドラム31上に流延する。ドープは、流延ビード38を形成した後に回転ドラム表面31a上に流延膜39を形成する。流延ビード背面38aを減圧チャンバ36により減圧にする。減圧チャンバ36は、4室の減圧室70〜73から構成される。複数の減圧室を設けることにより、流延ビード38に同伴風があたることが抑制される。流延ビード38の形成は、連続的に安定して均一に行われる。流延ビード38の安定化により流延膜39の厚みムラが抑制される。流延膜39を乾燥すると厚みムラが抑制されているフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


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