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Fターム[4F205GA07]の内容

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【課題】 視野角特性に優れ、かつ、環境湿度変化させたときの表示品位の低下が少ない光学補償フィルム、偏光板などの光学材料、およびこれらを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 下記式(I)を満たす環状ポリオレフィンフィルムと下記式(II)かつ(III)を満たすセルロースアシレートフィルムとを含む光学補償フィルムとする。あるいは、下記式(I)を満たす環状ポリオレフィンフィルムと下記式(II)かつ(III)を満たすセルロースアシレートフィルムとを少なくとも一枚づつ含む液晶表示装置とする。
(I) 35≦Re(630)≦350かつ70≦Rth(630)≦400
(II) 0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(III) |Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
[Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)を表す。] (もっと読む)


【課題】液晶表示装置(LCD)などに用いられる位相差機能と視野角拡大機能を備えた光学フィルムの製造方法であって、フィルムの略全域にわたって、シワ等のトラブルなく、所望の精度のフィルムの配向角分布を達成することができ、配向角が幅手方向(TD方向)に均一でかつ優れた位相差補償性能と視野角拡大機能を有する光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】光学フィルムの製膜の際に、出来上がりの光学フィルムの配向角に応じて、製膜ライン中の1本あるいは複数の搬送ロールのロール軸の配置方向を、フィルム搬送方向と垂直な方向に対して0°より大きく5°以下の角度の範囲で調整することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 多層構造のゲルフィルム(多層ゲルフィルム)を作製し、これを加熱処理してポリイミド系多層フィルムを製造するにあたり、各ポリイミド層の間の密着性も優れたものとするだけでなく、生産性の向上を図る。
【解決手段】
ポリイミドまたはその前駆体のポリアミド酸を含有するポリイミド系ワニスを、複数種類、支持体上に積層して多層液膜を形成し、これを乾燥して多層ゲルフィルムを得るときに、少なくとも1種のワニスには、予め脱水剤および触媒を添加しておくとともに、上記多層液膜の層間が剥離する前、好ましくは2分以内に乾燥を開始する。上記ワニスは予め常温以下に冷却しておくことがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】光線透過率、特に青色領域の光線透過率の高い無色透明のフィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】波長360〜700nmの可視光全域における光線透過率が90%以上であり、かつYI値が0.5以下であることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルムである。(A)Crを12〜20重量%およびNiを6〜11重量%含むステンレス鋼からなる溶解槽中で、ポリビニルアルコール系樹脂を水に溶解させて、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液を調製する工程、および(B)ポリビニルアルコール系樹脂水溶液を用いて、キャスト法により製膜する工程により、ポリビニルアルコール系フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 乾燥速度が速く、残留する溶媒量が低減できる光学フィルムの製造方法を提供すること。また、光学特性に優れ、延伸することにより、正の波長依存性を有する光学フィルムを提供すること。
【解決手段】 (A)環状オレフィン系重合体、
(B)酸無水物基を有するビニル系重合体 および
(C)沸点が110℃未満の有機溶剤2種以上
を含有する熱可塑性樹脂組成物を用いて、溶液流延法により成形することを特徴とする、光学フィルムの製造方法および当該製造方法から得られる光学フィルムを提供する。 (もっと読む)


【課題】流延膜中の溶媒の発泡や、流延膜を剥ぎ取る際の剥げ残り、把持して搬送する際の噛みちぎりを防止する。
【解決手段】流延バンド72の上方には流延膜80を囲うように乾燥ケーシング84が設けられ、流延膜80を乾燥させるための熱気が循環される。乾燥ケーシング84には、流延膜80の幅方向で向かい合う一対の遮風板130、132が設けられている。遮風板130、132は、流延膜80側の側部130a、132aとは反対側の側部130b、132bがそれぞれ回動自在に保持されており、回動により側部130a、132a間の幅W1を変えて、熱気の送風範囲を変化させる。遮風板130、132は、移動機構138によって駆動され、流延膜80の幅に応じて移動される。 (もっと読む)


【課題】 面状に優れた残留溶媒量の少ないセルロースアシレートフィルムの製膜方法を提供すること。
【解決手段】 フィルムのガラス転移温度(Tg)よりも高い沸点を有する溶媒を含有するセルロースアシレート溶液を用いて残留揮発分が8質量%以下のウェブを形成し、該ウェブを搬送しながら風速10m/分以上の乾燥風で乾燥し、該乾燥直後に冷却して、巻き取ることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製膜方法。 (もっと読む)


【課題】400〜800nmの波長領域全てにおいて正の波長依存性を示し、1枚で前記波長範囲において透過光に特定の位相差を与えることができ、かつ低吸水性で低光弾性係数を有し、耐熱性にも優れた光学用フィルムおよびその製造方法、該フィルムからなる偏光板保護フィルム、該フィルムを用いた偏光板を提供すること。
【解決手段】光学用フィルムは、下記一般式(I)で表される構造単位(I)を有するノルボルネン系樹脂を含有する。
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【課題】大面積化、高精細化に対応した、偏光性能(偏光度、単体透過率)の面内均一性に優れた偏光膜を製造するためのポリビニルアルコール系フィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】小角X線散乱法により求められる長周期が、20nm以下で、かつ非晶部の厚さが15nm以下であり、フィルムの厚みが30〜70μmであることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルムである。(α)製膜したポリビニルアルコール系フィルムを冷却する工程、ならびに(β1)フローティング法を用いて100℃未満で熱処理する第一熱処理工程および(β2)フローティング法を用いて100℃以上で熱処理する第二熱処理工程からなる、冷却したフィルムを熱処理する工程(β)により、ポリビニルアルコール系フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】TACフィルムよりも耐湿熱性に優れ、配向しやすいフィルムを、流延工程で品質欠陥が生じないように製造する。
【解決手段】セルロースアセテートプロピオネート(CAP)またはセルロースアセテートブチレート(CAB)とジクロロメタンを主溶媒とする混合溶媒とからドープを製造する。流延ダイ43から吐出された直後のドープの乾燥速度を、固体成分1kgあたり4(kg/min以下とする。流延ダイ43からのドープ27の吐出速度を3m/min以上とする。流延ビードでのカワバリ発生が抑制されるのでフィルムには品質欠陥がない。したがって得られるフィルムは光学特性に優れ、かつ、TACフィルムよりも耐湿熱性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 優れたレターデーションの発現性を有し、溶融連続製膜した際に金属流延支持体への汚れの付着が少なく且つフィルム表面の粗さが小さいセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有しており特定の置換度を満足するセルロースアシレートと、下記式(1)で表される化合物とを含有する溶融流延によって形成したセルロースアシレートフィルム。
【化1】


(式中、Ar1およびAr3はアリール基等、Ar2はアリーレン基等、L1およびL2は2価の連結基等、nは3以上である。) (もっと読む)


【課題】 製造過程でのポリイミドフィルムのボーイング現象を有効に抑制し、フィルム全幅における物性をより一層均一化する。
【解決手段】 ポリイミドフィルムの前駆体であるゲルフィルムを焼成する焼成工程において、当該ゲルフィルムの搬送方向(MD方向)に沿って当該ゲルフィルムを弛緩させた状態で、幅方向(TD方向)の両端部を固定する。このように、TD方向の両端部を固定して焼成することで、ボーイング現象の発生を有効に抑制し、フィルム全幅の物性をより均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融製膜法により製造されるセルロースアシレートフィルムにおいて着色を起こすことのない、光学フィルムに適した、透明性に優れるセルロースアシレートフィルムおよびその製造方法の提供、並びに、このセルロースアシレートフィルムを用いた、高品位な位相差フィルム、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび画像表示装置の提供。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムであって、特定のアシル置換度を有し、且つ残留硫酸根量(硫黄原子の含有量として)が特定量以下であるセルロースアシレートを少なくとも含有する組成物を溶融製膜するセルロースアシレートフィルムの製造方法、並びに該製造方法により製造されたセルロースアシレートフィルム、これを用いた高品位な位相差フィルム、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび画像表示装置。 (もっと読む)


【課題】
溶液粘度が低く流延性が高い芳香族液晶ポリエステル液状組成物及び当該組成物を用いた厚さがより均一なフィルムの提供。
【解決手段】
芳香族液晶ポリエステル及びハロゲン置換フェノール化合物を30重量%以上含有する溶媒を含有する芳香族液晶ポリエステル液状組成物であって、該芳香族液晶ポリエステルが、下記成分(A)からなるか又は下記成分(A)と成分(A)に対し4重量倍以下の下記成分(B)とからなることを特徴とする芳香族液晶ポリエステル液状組成物及び当該組成物を用いたフィルムの製造方法等の提供。
成分(A):流動開始温度が150℃以上290℃以下の芳香族液晶ポリエステル。
成分(B):流動開始温度が290℃を超える芳香族液晶ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】良好な絶縁性を持ち、比誘電率と誘電正接が低く、かつその温度依存性が小さい耐熱性高分子フィルムを提供する。
【解決手段】主鎖にイミド結合を有する高分子90.0〜99.99質量部、カーボンナノチューブ0.01〜10.0質量部からなり、線膨張係数が−5ppm/℃〜+20ppm/℃の範囲であり、体積抵抗率が1×1010Ωcm以上であることを特徴とする耐熱性高分子フィルムであり、好ましくは主鎖にイミド結合を有する高分子がポリイミドベンゾオキサゾールであり、カーボンナノチューブが金属と複合されたカーボンナノチューブである。 (もっと読む)


【課題】 筋ムラが無くてスリキズが少ない高分子フィルムを溶液製膜により効率よく製造する方法を提供すること。
【解決手段】 有機溶剤にポリマーが溶解した高分子溶液から膜状物を形成し、形成された膜状物を搬送して乾燥領域内を通過させることにより膜状物を加熱して膜状物中の有機溶剤を揮発させて高分子フィルムを得る溶液製膜方法において、該高分子フィルムの弾性率が150MPa〜300MPaであり、前記乾燥領域内の搬送を2個以上のパスロールにより行い、パスロールのスパンと膜状物の幅のアスペクト比Xが0.9≦X≦1.6であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流延法により長時間製膜しても光学むらが発生しにくいセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】ドープとして、乾燥後の厚みが100μmになるようにガラス上に28℃で流延してから1分後に測定した振竿法のΔが0.25〜1であるセルロースアシレート溶液を用いる。得られたセルロースアシレートフィルムの面内レターデーション(Re)と厚み方向のレターデーション(Rth)とが、下記式(C)〜(E)を満足するフィルムをえる。 式(C):Re≦Rth 式(D):0≦Re≦200 式(E):30≦Rth≦500 (もっと読む)


【目的】 環状オレフィン重合体よりなる表面平滑性、厚み精度に優れる透明性フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】下記の一般式(1)
【化1】


(ここで、X及びYはそれぞれ独立にメチレン基、酸素原子、硫黄原子又はテルル原子を表わし、nは0または正の整数を表わす。)
で表わされる繰り返し単位を有する環状オレフィン重合体10〜40重量%、および溶媒90〜60重量%からなる溶液を支持基板上に流延し、溶媒を含む流延フィルムから溶媒を蒸発させる透明性フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】ダイラインがなく、光学的に均一な環状オレフィン系重合体からなるフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】ガラス転移温度が100℃以上の環状オレフィン系重合体7を押出機中で溶融混練し、Tダイ3からシート状に押出した溶融状環状オレフィン系重合体を、キャスティングロール4と、その周方向に沿って圧接するよう設けられた金属製の無端ベルト6との間を通過させることにより、キャスティングロールと無端ベルトとで挟圧する工程を有する製造方法であって、無端ベルトは、キャスティングロールの周方向に平行に配置された複数のロールによって保持されており、Tダイのリップから押出された溶融状環状オレフィン系重合体が無端ベルトまたはキャスティングロールに接触するまでの長さが30〜150mm、かつキャスティングロールと無端ベルトとの間で挟圧する距離が50〜150mmである環状オレフィン系重合体フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ReとRthの発現領域が広くて湿度に伴う変動が小さいセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有し且つ下記式(A)〜(C)を満足するセルロースアシレートと、特定の構造を有するレターデーション上昇剤を含有する、溶液流延によって形成されたセルロースアシレートフィルム。
式(A): 2.4≦X+Y<3.0
式(B): 0≦X≦1.8
式(C): 0.8≦Y<3
(Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基およびヘキサノイル基の置換度の総和) (もっと読む)


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