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Fターム[4F205GE02]の内容

型の被覆による成形、強化プラスチック成形 (42,245) | 成形材料の前処理、コンディショニング (1,053) | 前処理・コンディショニング方法 (130)

Fターム[4F205GE02]に分類される特許

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【課題】ドープ内の不純物が冷却ドラム上に析出するのを防止する。
【解決手段】溶解タンク12内でTACを溶媒に溶解させて、膨潤液25を調製する。ポンプ26により膨潤液25を加熱装置15に送り、膨潤液25を加熱する。膨潤液25中の固形分の溶解度を高めてドープ27とする。高温状態にあるドープ27を冷却装置16により冷却する。冷却によりドープ27の温度を支持体の表面温度付近まで下げる。支持体はドープ27を流延するためのものであり、フイルム製造設備40内に設置されている。これによりドープ27中に不純物を析出させる。不純物にはヘミセルロース等が含まれる。濾過装置17でドープ27を濾過し、不純物を除去する。このようにドープ製造設備10内で、ドープを流延に供する前に、冷却ドラムの表面温度付近で析出するドープ27内の不純物を取り除けば、冷却ドラム上に不純物が析出するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】支持体から流延膜を容易に剥ぎ取り、かつ光学特性に優れるフィルムを製造する。
【解決手段】ドープ製造設備10により溶媒及びセルロースアシレートを含む原料ドープに添加剤を投入して複数種の流延用ドープを調製する。この流延用ドープを流延バンド85上に流延ダイ89から共に流延して、基層と、基層の両面に接する支持体面層とエア面層とからなる流延膜70を形成した後、これを流延バンド85から剥ぎ取り湿潤フィルム75とする。そして、湿潤フィルム75を乾燥させてフィルム76を得る。酢化度が低くCaや脂肪酸の含有量が調整されたセルロースアシレートを用いて支持体面層を形成させるようにしたので、流延バンド85から流延膜70が剥ぎ取りやすい。また、スタティックミキサーにより原料ドープと添加剤とが均一に攪拌混合されたドープを用いるため、レタデーション値等の光学特性に優れるフィルム76を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】フィルム表面への揮散性物質の析出が防止されたポリマーフィルムを製造する。
【解決手段】溶媒とポリマーとを混合して調製した原料ドープに添加剤を含有させて、基層用ドープ、支持体面層用ドープ及びエア面層用ドープを流延用ドープとして調製する。このとき、基層用ドープにのみレタデーション制御剤、紫外線吸収剤、劣化防止剤のうち少なくとも1種類以上の揮散性物質を含有させる。各ドープを流延ダイ89から走行する流延バンド85上に流延して基層120aの両面にエア面層121a及び支持体面層122aを設けた複層構造の流延膜70を形成する。基層120aにのみ揮散性物質が添加されるので、揮散性物質のフィルム表面への析出が防止されたフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上させて平面性に優れるポリマーフィルムを製造する。
【解決手段】有機溶媒とセルロースアシレートとを含む原料ドープに添加剤を入れて、基層用ドープ、支持体面層用ドープ、エア面層用ドープを調製する。このうち少なくとも2種類以上は粘度に差異を持たせる。走行する流延バンド85上に流延ダイ89から各ドープを共に流延し、基層120a、外気に面するエア面層121a、支持体面層122aからなる3層の流延膜70を形成する。基層120aの膜厚t1、支持体面層122aの膜厚t2、エア面層121aの膜厚t3をt2≦t3≦t1とする。流延バンド85から剥ぎ取った流延膜70の両側端部を把持手段で把持し、幅方向に延伸しながら乾燥させる。エア面層のレベリング効果を向上させ、かつ流延膜を効果的に乾燥することで、生産性を向上させて平面性に優れるフィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】望ましい光学異方性を有しており、偏光膜に直接貼り合わせることが可能なセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】面内方向のレターデーション値(Re)が40nm以上で、セルロースの水酸基へのアシル置換度が2.88以上であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


この発明は、中空状に成形されるプラスチゾル部品の壁の中へ高解像度の証印を精確に配置する方法である。本発明は、キャリアシート上にプラスチゾルのベース層を成型することによりプラスチゾルの画像トランスファーを用意し、画像トランスファーを形成するため、プラスチゾルのベース層上に着色したプラスチゾルで証印を印刷し、さらにその上からプラスチゾルの本体層で印刷する。各プラスチゾルの層が堆積された後その層は次の層の堆積前に硬化され、その後、そのトランスファーは最後の本体層を硬化するため加熱される。このトランスファーは、高い溶剤含有量の接着剤を金型内周面に塗布し、前記プラスチゾルのトランスファーをキャリアシートから剥がし、それを接着剤の塗布された金型面に向けて貼付け、さらに、そのトランスファーを、接着剤の塗布された金型表面に向けて押圧し、その貼付けられたトランスファーを短時間で乾燥させ、その後別のやり方で従来のロト成形方法またはスラッシュ成形方法を続けることによって、成形品の壁の中へ永続的に融化させた証印を有する中空形状の成形部品が得られる。 (もっと読む)


【課題】乾燥時間を短くして、プロトン伝導度が高い固体電解質フィルムを製造する。
【解決手段】カチオン種を有し固体電解質の前駆体であるポリマーと有機溶媒とを含むドープ24を走行する流延バンド86上に流延して流延膜62を形成する。純水接触装置95により流延膜62に純水を吹き付けた後、流延バンド86から剥ぎ取って前駆体フィルム66とする。純水が入っている第1浴槽67に前駆体フィルム66を搬送後、テンタ83で乾燥する。続けて、酸を含む溶液が入っている第2浴槽84に前駆体フィルム66を搬送し、上記カチオン種を水素原子に置換して固体電解質フィルム70を得る。第3浴槽85で固体電解質フィルム70の余分な酸を除去した後、乾燥室86で乾燥する。残留溶媒量が少なく、かつプロトン伝導度が高いフィルム70を短い時間で乾燥して連続的に大量生産することが可能となる。 (もっと読む)


本発明は、 合成ポリイソプレンラテックス及び合成ポリイソプレンコンドームの製造方法に関する。ラテックスフィルムを製造するのに適した配合合成ポリイソプレンラテックスの製造方法であって、(a)合成ポリイソプレンラテックスを適切な配合剤と配合すること、(b)該ラテックスを熟成させること、及び任意に(c)該ラテックスを貯蔵することを含み;もし含まれている場合には、ステップ(a)、(b)及び(c)は、該ラテックスの前加硫を最小化させるために低温で実施されることで特徴づけられる。コンドームは、本発明の方法に従って製造されるラテックスから製造できる。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ高プロトン伝導度の固体電解質フィルムを大量に生産する。
【解決手段】固体電解質の前駆体を含むドープを調整する。流延ダイから走行する流延バンドにドープを流延する。流延膜が流延バンド上に形成する。流延膜を流延バンドから前駆体フィルム65として剥がす。塗布装置110は、前駆体フィルム65の片面301に第1液300を塗布する。第1液300の塗布により、前駆体フィルム65から水素置換フィルム65aを得る。酸処理後の水素置換フィルム65aを水洗する。乾燥室84で、水素置換フィルム65aを乾燥し、固体電解質フィルム70を得る。本発明は、オンラインで酸処理を行うことを可能にする。すなわち、本発明は、この高プロトン伝導度のフィルム70を連続して大量に生産することを可能にする。 (もっと読む)


【課題】摺動部の酸化や腐蝕を防止し、製造品質の高い溶液製膜方法及び溶液製膜装置を提供する。
【解決手段】ジクロロメタンを含む溶媒にポリマーが溶解した原料ドープ30を調整する。ポンプ68は、原料ドープ30をインラインミキサ50に送液する。ポンプ68は、ケース、ギア及びシャフトなどの摺動部を備える。インラインミキサ50は、ケース及びエレメントなどの摺動部を備える。これらの摺動部は、SUS836Lのステンレス鋼から形成される。摺動部は、高い耐食性及び耐磨耗性を備える。ジクロロメタン含有の原料ドープ30には、塩酸及び塩素イオンが生成される。摺動部は、塩酸及び塩素イオンによる酸化及び腐蝕を抑制する。摺動部は、磨耗による耐食性の低下が抑制される。 (もっと読む)


【課題】摺動部の酸化や腐蝕を防止し、製造品質の高い溶液製膜方法を提供する。
【解決手段】ジクロロメタンを含む溶媒にポリマーが溶解した原料ドープ30を調整する。ジクロロメタン含有の原料ドープ30には、塩酸及び塩素イオンが生成される。ポンプ68は、原料ドープ30をインラインミキサ50に送液する。ポンプ68は、ケース、ギア及びシャフトなどの摺動部を備える。インラインミキサ50は、ケース及びエレメントなどの摺動部を備える。これらの摺動部は、17重量%以下のCrと19重量%以下のNiとを含有し、外層に窒化層を備えるステンレス鋼から形成される。摺動部は高い耐食性及び耐磨耗性を備えるため、摺動部と原料ドープ30との接触において、塩酸及び塩素イオンによる摺動部の酸化及び腐蝕が抑制され、製膜ライン稼動時の磨耗による摺動部の耐食性の低下が抑制される。 (もっと読む)


【課題】摺動部の酸化や腐蝕を防止し、製造品質の高い溶液製膜方法及び溶液製膜装置を提供する。
【解決手段】ジクロロメタンを含む溶媒にポリマーが溶解した原料ドープ30を調整する。ジクロロメタン含有の原料ドープ30には、塩酸及び塩素イオンが生成される。ポンプ68は、原料ドープ30をインラインミキサ50に送液する。ポンプ68は、ケース、ギア及びシャフトなどの摺動部を備える。インラインミキサ50は、ケース及びエレメントなどの摺動部を備える。これらの摺動部は、17重量%以下のCrと19重量%以下のNiと3重量%以下のMoとを含有ステンレス鋼から形成され、それぞれ浸炭処理が施されている。摺動部は高い耐磨耗性を備えるため、製膜ライン稼動時の磨耗による摺動部の耐食性の低下が抑制される。 (もっと読む)


【課題】セルロースエステル不溶解物のフィルムへの混入を十分に防止でき、濾紙の交換サイクルを有効に延ばすことができる光学フィルムの製造方法、該方法により得られた光学フィルム、および該光学フィルムを用いた偏光板を提供すること。
【解決手段】セルロースエステルを溶解したドープを濾過した後、該ドープを用いて溶液流延法により光学フィルムを製造する方法であって、該濾過を、透気度が10秒/300cc以上15秒/300cc以下の濾紙Xおよび透気度が5秒/300cc以上10秒/300cc未満の濾紙Yを用いて行うことを特徴とする光学フィルムの製造方法、当該方法によって得られた光学フィルム、および当該光学フィルムを用いた偏光板。 (もっと読む)


【課題】凝集異物発生を抑制する光学フィルムの製造方法及び、製造設備を提供する。
【解決手段】スタティックミキサの上流配管に接続部を設ける。この接続部を介して、UV剤溶液供給ライン及びマット剤液供給ラインを接続し、原料ドープ中にUV剤溶液やマット剤液などの添加液をインライン添加する。接続部にチャッキ弁43を設けて、添加液の逆流を防止する。チャッキ弁43を、ケース71と、このケース71内に設ける弁座72、チャッキ球73、コイルバネ74、保持筒75とから構成する。保持筒75のコイルバネ収納孔部75b内に、4条の液溝75cを構成する。一体に形成されるコイルバネ収納孔部75bと液溝75cとが、添加液の液流路となるため、コイルバネ収納孔部75b内での添加液の滞留に起因するマット剤含有の凝集異物による異物故障を回避可能な溶液製膜が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 外観の美しい、二重壁発泡構造の箱形容器の提供。
【解決手段】 少なくとも熱可塑性樹脂、発泡剤および架橋剤を含有する発泡ペレットが、さらに熱可塑性樹脂で被覆されている樹脂被覆発泡ペレットと、熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物を用い、回転成形して得られる二重壁構造の箱形容器。樹脂被覆発泡ペレットの作用により、外皮が十分に厚く形成されているため、外皮が薄くなって発泡層が透けて見えたりすることによる外観不良がない。 (もっと読む)


【課題】微粒子の凝集を抑制し、優れた生産性により異物の少ないフィルムを製造する。
【解決手段】セルロースアシレートと溶媒とを混合した混合液17を、第1濾過装置24で濾過しポリマー溶液22とする。所定の溶媒に微粒子を分散させた分散液34をポリマー溶液22にインラインで添加し、フィルムの表層となる表層用ドープ42a,42bを調製する。微粒子は、表面がアルキル化処理されたニ酸化ケイ素誘導体を使用する。また、ポリマー溶液22に添加する前の分散液34のゼータ電位Ζが、3≦|Ζ|≦9の条件を満たすようにする。表層用ドープ42a,42bと、分散液34が未添加のポリマー溶液22を基層用ドープ43として、これらを共流延し、基層の両表面の外側に表層を設けた3層構造の流延膜を形成する。この流延膜を乾燥すると、優れた生産性により異物の少ないフィルムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
溶融温度の異なる樹脂材料を用いる混流生産の量産化を可能としたスラッシュ成形方法を提供する。
【解決手段】
金型を加熱炉で加熱する加熱工程と、加熱された金型内に粉末状の樹脂材料を充填し金型の内側に必要な厚味に樹脂材料を付着させて溶融樹脂成形体を得る成形工程と、溶融樹脂成形体を得た金型を冷却水で冷却して前記溶融樹脂成形体を硬化させる冷却工程と、硬化した溶融樹脂成形体を金型から取り出す脱型工程とからなるスラッシュ成形方法において、前記加熱炉は溶融温度の高い樹脂材料を基準する温度条件に設定し、溶融温度の低い樹脂材料で成形する金型については前記成形工程前で溶融温度の低い樹脂材料に適した温度範囲まで下げて成形するようにし、溶融温度の異なる樹脂材料でスラッシュ成形を可能とした。 (もっと読む)


【課題】 成形材料に低粘度が要求されるような成形法において、優れた成形性を示し、且つ引張強度や引裂強度等の機械的物性が優れた成形品を与えることができるアクリル系重合体微粒子、その製造方法、その重合体微粒子を用いたアクリル系プラスチゾル組成物、及びその成形品を提供する。
【解決手段】 体積平均一次粒子径(DvP)と個数平均一次粒子径(DnP)の比(DvP/DnP)が1.3〜3.5であるアクリル系重合体微粒子及びその製造法。及び上記プラスチゾル用アクリル系重合体微粒子及び可塑剤からなるプラスチゾル組成物。並びにこのプラスチゾル組成物を用いて成形して得られる成形品。 (もっと読む)


【課題】本発明は、すべり性と光透過性に優れ、偏光板加工時の擦り傷と異物を低減した環状オレフィン系樹脂フィルムを溶液流延法により製造するための、微粒子分散液とドープの製造方法を提供することを目的とする。また、第二の目的はすべり性と光透過性に優れ、偏光板加工時の擦り傷と異物を低減した環状オレフィン系樹脂フィルムを提供することにある。第三の目的は生産性に優れ高収率で得られる偏光板用保護フィルム、偏光板及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】微粒子、有機溶媒および分散剤の存在下で分散処理を施して微粒子分散液を得ることを特徴とする微粒子分散液の調製方法であって、該分散剤が環状オレフィン系樹脂を含有することを特徴とする微粒子分散液の調製方法。 (もっと読む)


【課題】
透明性、耐熱性に優れ、かつフィルム欠陥が少なく、平面性に優れたフィルムを生産性良く製造できるフィルムの製造方法、並びに、該フィルムの製造方法によって製造されたフィルムを提供する。
【解決手段】
ポリマーを有機溶剤に溶解させたドープを支持体上に流延し乾燥させて、ガラス転移温度が250℃以上かつ全光線透過率が70%以上のフィルムを形成するフィルムの製造方法であって、調整後の前記ドープを流延前に減圧脱気することを特徴とするフィルムの製造方法。 (もっと読む)


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