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Fターム[4F210AA01]の内容

プラスチック等の延伸成形、応力解放成形 (31,869) | 樹脂材料等(主成形材料) (3,446) | 多糖類系(セルロース、でん粉、シクロデキストリンアスファルト) (428)

Fターム[4F210AA01]に分類される特許

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【課題】厚み方向のレターデーション、面内のレターデーションが小さく、製造時に切断などのおこりにくく、流延方向とそれに垂直な方向の力学特性や寸法安定性にバランスのとれたセルロースエステルフィルムおよび、その製造方法を提供すること。該セルロースエステルフィルムを用いた光学補償フィルム、偏光板および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】波長590nmでの膜厚方向のレターデーション値 Rth(590)が−25nm以上25nmであり、面内のレターデーション値 Re(590)が0nm以上10nm以下である透明フィルムであって、波長590nmでのフィルム面内の遅相軸の方向が、幅方向の任意の場所で10°以上異なることを特徴とするセルロースエステルフィルムおよびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 製造後の寸法変動が少ない、VA型液晶表示装置の偏光板保護フィルムとして好適な光学フィルムを提供する。
【解決手段】 フィルムを製膜搬送方向に直交する幅手方向に延伸する延伸工程と、延伸後のフィルムを幅手方向に緩和する緩和工程とを含む製造方法である。その緩和工程の時間θ(秒)と温度T(℃)を、
3.35×10−4≦(Rth/d)×(1/θ)×(1/(273+T))≦1.47×10−3
という条件を満たすように設定する。ここで、Rthはフィルムの厚み方向リターデーション(nm)、dはフィルムの厚さ(μm)を表している。このような緩和工程を行うことにより、フィルムの残留応力を減らすことでき、その結果、製造後の寸法変動が小さくなる。
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【課題】 延伸の際に収縮性フィルムを接着することなく、0<Nz<1を満たす光学フィルムとすることができる光学フィルムの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、厚み方向位相差(Rth)=(nx−nz)×dが0〜10nmであるセルロース系フィルムを延伸することにより、下記式(1)で表されるNzを0<Nz<1の範囲とすることを特徴とする光学フィルムの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 斜め方向から見た際の位相差をも適宜に調整でき、かつ、面内の光学特性の均一性を有し、大型液晶表示装置においても局所的なコントラストの低下がない均一な光学補償能を有する位相差フィルムを提供すること。
【解決手段】 本発明の位相差フィルムは、1枚のフィルムからなり、長波長ほど正面位相差Reが大きくなること、及び、フィルム面内の遅相軸方向と、フィルム流れ方向のなす角度が±1.5°以内であることを特徴とし、波長586.7nmにおけるフィルム流れ方向の屈折率が、フィルム幅方向の屈折率よりも大きく、フィルム面内の遅相軸方向の屈折率nx、進相軸方向の屈折率ny、厚み方向の屈折率nzに対して、(nx−nz)/(nx−ny)で計算される値が1.00以上、1.20未満であり、かつ、光弾性係数が3.0×10-112/N以下である。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルムの製膜技術について、これまで不安定とされた低置換度のセルロースエステルフィルムを、安定した液晶用位相差フィルムとして適用可能とする。広範囲に渡り高いコントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な光学フィルムで、高温度・高湿度下においても剥離することがなく、安定した位相差値を確保できる光学フィルムと、その製造方法、並びに偏光板を提供する。該偏光板を用い、広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能なVA、IPS、OCB、TNモードで動作する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、テンター装置の予熱ゾーン長と、同延伸ゾーン長との比率(予熱/延伸)が、1.0〜2.5であり、テンター装置の予熱ゾーンにおけるウェブの残留溶媒量と、同延伸ゾーンにおけるウェブの残留溶媒量の差が、1.0〜4.0重量%である。 (もっと読む)


【課題】光学フィルムとして好ましいレターデーション値を有するフィルムを形成できるセルロース化合物組成物を提供する。
【解決手段】 延伸された、少なくとも1種のレターデーション剤とセルロース化合物とを含有するセルロース化合物フィルムであって、面内に関して、延伸方向に対して直交方向に最大の屈折率を有するセルロース化合物フィルム。また、このセルロース化合物フィルムにおいて、少なくとも1種のレターデーション剤を、縮環成分を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、大画面であっても環境変動やバックライトの熱によるコントラストの変動が少なく、カラーシフトの小さい光漏れが更に低減された位相差フィルム、位相差フィルムの製造方法、及び偏光板、液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルを含有する位相差フィルムにおいて、該位相差フィルムが光学的異方性層と光学的等方性層の積層構造からなり、少なくとも一方の面に光学的等方性層があり、かつ下式で表される光学的異方性層の面配向度をSa、光学的等方性層の面配向度をSbとした時、Sb≦1/2Saである光学的等方性層を有することを特徴とする位相差フィルム。
Sa=(nx+ny)/2−nz Sb=(nx+ny)/2−nz
(式中、nxは遅相軸方向の屈折率であり、nyは進相軸方向の屈折率であり、nzは厚み方向の屈折率である) (もっと読む)


【課題】 正面および膜厚方向レターデーションの発現性に優れ引き裂き強度が大きいセルロースアシレートフィルムを提供すること。前記セルロースアシレートフィルムを用いた、視野角特性変化の少ない偏光板および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 下記式(I)で表される結晶化度が0.9以上であり、下記式(II)および(III)を満たすセルロースアシレートフィルム。これを用いた偏光板および液晶表示装置。式(I)(2θが13°のX線回折強度)/(2θが12°のX線回折強度)、式(II):2.6≦A+B≦3.0、式(III):0.5≦B≦1.2(Aは前記セルロースアシレートのグルコース単位の水酸基のアセチル基による置換度であり、Bは、前記セルロースアシレートのグルコース単位の水酸基の炭素数3〜4の置換基による置換度である) (もっと読む)


【課題】光学異方性を有しており、偏光板に直接貼り合わせることが可能な透明ポリマーフィルムを提供する。
【解決手段】Rth/Re<0.5、Re>0、Rth>0[ReおよびRthは測定波長632.8nmの面内方向と膜厚方向のレターデーション値]を満足し、40℃・相対湿度90%における透湿度が膜厚80μm換算で100g/(m2・day)以上であ
る透明ポリマーフィルム。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、フィルムの全幅にわたってムラがなく、リタデーション値が実質的にゼロであり、かつ優れた平面性をもつ光学フィルム、及びその製造方法、並びに安定した位相差値を確保できる光学フィルムを用いた偏光板を提供する。広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ウェブの残留溶媒量が80〜120重量%で第1延伸工程を開始し、ウェブの残留溶媒量が10〜60重量%で第2延伸工程を開始することにより、フィルムの面内方向リタデーション(Ro)値が0以上5以下であり、かつフィルムの厚み方向リタデーション(Rt)値が−10以上10以下である光学フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】表示むらが少なく、かつ経時による光漏れを抑制するセルロースアシレートフィルムの製造方法および該製造方法によるセルロースフィルムを提供すること。
【解決手段】フィルム面内のリターデーションをRe(nm)、厚み方向のリターデーションをRth(nm)とした時にRth/Reが0.8〜3.5であるセルロースアシレートフィルムの製造方法であって、特定の置換度を有するセルロースアシレートを含むドープを流延後、剥離されたセルロースアシレートフィルムを搬送する工程D0、幅手の端部把持する工程A、幅手方向に延伸する工程Bを有し、延伸開始時のフィルムの残留溶媒量が90質量%〜5質量%であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能なIPSモードで動作する液晶表示装置(LCD)の視野角拡大の意味において、液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられるセルロースエステルフィルムについて、偏光板用保護フィルムに適した複屈折率の小さいセルロースエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法によりセルロースエステルフィルムを製造する方法であって、ドープの作製にあたり、非塩素系有機溶剤と、セルロースエステルと、リタデーション低減添加剤とを混合する工程、得られた混合物を−100〜−10℃で冷却処理する工程、及び冷却処理後の混合物を0〜120℃で処理する工程を経るものである。 (もっと読む)


【課題】 添加剤のブリードアウトや結露がなく、レターデーション値が低いセルロースエステルフィルムを効率よく製造する方法。
【解決手段】 少なくともセルロースエステルおよびレターデーション低減剤を含むドープを支持体に流延してフィルムを形成する流延工程、該フィルムを支持体から剥離する剥離工程、剥離されたフィルムを延伸する延伸工程、延伸フィルムを乾燥させる乾燥工程、および乾燥したフィルムを巻き取る巻き取り工程を有するセルロースエステルフィルムを製造する方法であって、延伸工程が、120〜160℃の環境温度下で行われ、乾燥工程が100〜140℃の環境温度下で行うことを特徴とする、レターデーション低減剤を10〜20wt%含有し、面内レターデーション値が0nm以上5nm以下で、かつ厚み方向のレターデーション値が−10nm以上10nm以下であるセルロースエステルフィルムを製造する方法、および該製造方法により製造されたセルロースエステルフィルム、該フィルムを用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)等に用いられる偏光板用保護フィルム、位相差フィルム、視野角拡大フィルム等に利用することができる光学フィルムについて、製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造されかつ位相差フィルムに好適な種々の条件下でも寸法変化が少なく、額縁故障と呼ばれる濃度ムラの発生がない光学フィルムと、その製造方法を提供する。
【解決手段】 光学フィルムは、セルロースエステル系樹脂を含む樹脂層が2層以上積層されており、そのうちの少なくとも1つの樹脂層に、含水率1重量%以下の無機微粒子(マット剤)が含まれている。溶融流延製膜法により2層以上の樹脂層を流延ダイから共押し出し、冷却固化して積層ウェブとし、該積層ウェブを延伸して巻き取る。セルロースエステル系樹脂を含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1つの樹脂層に含水率1重量%以下の無機微粒子が含まれている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、従来よりも安価でかつ薄いセルロースアシレートフイルムの製造方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、正面コントラストが高くて視野角特性変化が少なく、環境湿度変化によって光学特性の変化と色味変化の少ない液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】セルロースアシレートフイルムの製造方法において、支持体上に流延後、剥離されたセルロースアシレートフイルムを幅方向に引き延ばす延伸工程を有し、延伸工程のフイルム付近の温度が140℃から250℃であることを特徴とするセルロースアシレートフイルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、フィルムの全幅にわたってムラがなく、リタデーション値が実質的にゼロであり、かつ優れた平面性をもつ光学フィルムと、その製造方法を提供する。画像表示装置に適用した場合に、広範囲に渡り高いコントラスト比を有する見やすい表示が実現可能であり、高温度下や高湿度下においても剥離することが無く、安定した位相差値を確保できる光学フィルムを提供する。
【解決手段】 セルロースエステル系樹脂と厚み方向リタデーション低減添加剤とを含むドープを用いてフィルムを製膜する。連続する樹脂フィルムの左右両端を把持して幅手方向に張力を付与しながら搬送して延伸を行なう。延伸装置の左右把持手段によってフィルム把持長を左右独立に制御して延伸する。フィルムのRo値が0以上5以下、Rt値が−10以上10以下である光学フィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】 OCB方式の液晶表示装置に対して優れた光学補償機能を有し、さらに光学ムラの小さな光学補償フィルムを、安定的にかつ連続的に製造可能な方法を提供すること。該方法により得られた光学補償フィルム、これを用いた偏光板、液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 支持体上に重合性液晶化合物を含む塗布液を塗布し、液晶化合物層を形成する工程;前記液晶化合物層を乾燥した後に、前記液晶化合物を配向させ、その配向を固定して光学異方性層を形成する工程;および前記液晶化合物の配向を固定した後、さらに前記光学異方性層を加熱温度40℃〜150℃、かつ加熱時間5秒〜3000秒で加熱する工程を有する光学補償フィルムの製造方法と、該方法により得られた光学補償フィルム、これを用いた偏光板、液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】 フィルムのブリードアウト故障を抑えることができて、フィルムの外観劣化に対する改善効果が大きく、しかもフィルムの製造の際の工程内ロール汚染を防止することができ、また偏光板用保護フィルムとして用いられるセルロースエステルフィルムのブリードアウトが抑えられることにより、ひいては偏光板の外観劣化を防止することができて、液晶ディスプレイの視認性を向上することができる、セルロースエステルフィルムの製造方法、該製造方法から得られるセルロースエステルフィルム及び該セルロースエステルフィルムを用いた液晶装置の提供。
【解決手段】 有機系添加剤を有するセルロースエステル樹脂をTダイ溶融押し出し法で成形したセルロースエステルフィルムの片面又は両面にセルロースエステル樹脂を含有する塗布液を塗設、乾燥することを特徴とするディスプレー用光学セルロースエステルフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 広範囲にわたり高いコントラスト比を有し、カラーシフトを抑制可能な光学フィルム、その製造方法、これを用いた光学補償フィルム、偏光板および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 下記式(1)〜(4)のレターデーションを満たし、湿式延伸工程を経て作成されたことを特徴とする光学フィルム、その製造方法、これを用いた光学補償フィルム、偏光板および液晶表示装置。(1)0.1<Re(450)/Re(550)<0.95、(2)1.03<Re(650)/Re(550)<1.93、(3)0.4<(Re(450)/Rth(450))/(Re(550)/Rth(550))<0.95、(4)1.05<(Re(650)/Rth(650)/(Re(550)/Rth(550))<1.90。 (もっと読む)


【課題】 外観不良を生じさせることなく光学機能フィルムを製造することを一の課題とする。
【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる基材フィルム上に樹脂溶液を塗工する塗工工程と、塗工された樹脂を固定化して樹脂層を形成する固定化工程とを備えた光学機能フィルムの製造方法において、前記塗工工程の前段に、基材フィルムを加熱した状態で延伸する延伸工程を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


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