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Fターム[4G031BA09]の内容

酸化物セラミックスの組成 (18,827) | 機能、用途 (2,041) | 電気、電子的機能、用途 (1,276) | 誘電性 (638)

Fターム[4G031BA09]に分類される特許

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【課題】所望の誘電率30〜60を有するBaO−TiO系セラミックスの低損失特性を維持しつつ低温焼成化が可能で、樹脂基板への搭載時に問題となる線膨張のマッチングをとることができるようにする。
【解決手段】誘電体磁器組成物は、主成分として、組成式(BaO・xTiO)と表される成分を含み、該組成式におけるBaOに対するTiOのモル比xが、4.6≦x≦8の範囲内にあり、
前記主成分に対して副成分として、ホウ素酸化物および銅酸化物を含むとともに、これらの副成分をそれぞれaB、bCuOと表したとき、
前記主成分に対する前記各副成分の重量比率を表すaおよびbがそれぞれ
0.5(重量%)≦a≦5(重量%)
0.1(重量%)≦b≦3(重量%)
である。 (もっと読む)


少なくとも部分的に結晶性のセラミック粉体を形成する方法は、水熱処理容器内の水性懸濁液中に混合金属酸化物粒子を供給するステップと、少なくとも150℃の温度、少なくとも200psiの処理圧力で水性懸濁液を加熱するステップと、加熱し、水熱処理容器から蒸気を放出する間に、100℃以下の温度を有する水性溶液を水熱処理容器に添加するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度変化がEIA規格のX7R特性を満足し、DCバイアス特性が小さくかつ高温負荷試験での寿命特性に優れる積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体層5がチタン酸バリウムを主成分とし、カルシウムを含む結晶粒子9により構成される誘電体磁器からなり、チタン酸バリウムを構成するチタン100モルに対して、バナジウムをV換算で0.05〜0.30モル、希土類元素(RE)をRE換算で0.5〜1.5モル含有してなり、前記結晶粒子9は、その中心部を占める内核9aと、該内核9aを取り囲む外殻9bとからなり、前記内核9aおよび外殻9bにおけるバリウムおよびカルシウムとチタンのモル比(Ba+Ca)/Tiがそれぞれ0.90〜0.95および1.10〜1.20であるとともに、平均粒径が0.18〜0.25μmである。 (もっと読む)


【課題】所望の誘電率20〜30を有するCaZrOの低損失特性を維持しつつ低温焼成化が可能な誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】誘電体磁器組成物は、主成分として、組成式CaZrOで表される成分を93.8〜98.6重量%含み、主成分に対する副成分として、Biを1〜5重量%、LiOを0.4〜1.2重量%の範囲で含む。また、電子部品は、上記誘電体磁器組成物と内部配線とを含む。 (もっと読む)


【課題】 比較的高い比誘電率(たとえば、600以上)を示すとともに、誘電損失が小さく(たとえば100KHzにおいて0.3%以下)、容量温度特性に優れた(たとえば、JIS規格のSL特性を満足)誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明に係る誘電体磁器組成物は、
SrTiO:50.47〜55.48重量%、
CaTiO:14.30〜21.36重量%、
Bi:16.70〜19.40重量%、
TiO:8.29〜10.01重量%、
CeO:0.24〜0.50重量%、
CuO:0.027〜0.347重量%、および
Mn化合物をMnO換算で0.16〜0.46重量%の割合で含有することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】一回の塗布で形成するゾル−ゲル前駆体液膜が厚く、可能な限り少ない繰り返し塗布回数で、所望の酸化物誘電体膜厚さとできるゾル−ゲル前駆体液を提供する。
【解決手段】この目的のため、ペロブスカイト構造を備える酸化物セラミックからなる膜を形成するためのゾル−ゲル前駆体液であって、第1成分系調成剤(ペロブスカイト構造のAサイトを構成するバリウム及び/又はストロンチウムとを含有した溶液。)と第2成分系調成剤(ペロブスカイト構造のBサイトを構成するチタンの供給源として、チタンアルコキシドを部分加水分解し重合度調成したものを含有する溶液。)とを含むことを特徴とするゾル−ゲル前駆体液を採用する。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れ鉛を含まない新規な強誘電体を提供すること。
【解決手段】BaアルコキシドとTiアルコキシドとKFとが混合された溶液を、ゾルゲル法によって、1000℃未満の温度で有機分を除去することにより、BaTiO結晶のBaの一部がKにOの一部がKと同量のFに置換された結晶粉末を得ることを特徴とするチタン酸バリウム系結晶の製造方法である。650℃という低温で仮焼きした場合でも元素置換されたナノ結晶を得ることができ、これを元に焼成してセラミックスを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】誘電率の温度特性が平坦化され、かつ、高温高電界での信頼性に優れた誘電体セラミックを形成することが可能なチタン酸バリウム系誘電体原料粉末、その製造方法などを提供する。
【解決手段】BaTiO3粉末の表面が、BaCO3とBaOの割合がモル比で、BaCO3/BaO=0.55以上であるバリウム化合物により被覆された構成とする。
BaTiO3粉末を用意し、このBaTiO3粉末を16時間以上、水系溶媒に浸漬する。
BaTiO3粉末として、特性調整用の添加成分が添加されたBaTiO3粉末を用いる。
本発明のチタン酸バリウム系誘電体原料粉末と、バインダーと、分散媒を含むシート成形用スラリーを調製し、このスラリーをシート状に成形してセラミックグリーンシートとする。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層を1.0μm以下に薄層化した場合であっても、所望の誘電特性や温度特性を確保しつつ信頼性を向上させる。
【解決手段】BaTiO系の主成分粉末と、焼成によりLiOとなるLi化合物及び焼成によりTiOとなるTi化合物を用意し、それぞれ所定量秤量して混合し、セラミック原料粉末を作製し、該セラミック原料粉末を成形した後、焼成する。Li化合物は焼成後の主成分100モル部に対し焼成後のLiOに換算して0.2〜6.0モル部添加し、Ti化合物は焼成後の主成分100モル部に対し焼成後のTiOに換算して0.05〜4.0モル部添加する。副成分として特定希土類元素酸化物、Mg化合物、Mn化合物、V化合物、Ba化合物、Ca化合物、Si化合物を適量添加してもよい。Baの一部をCa又は/及びSr、Tiの一部をZr又は/及びHfで置換してもよい。 (もっと読む)


本発明は、下記化学式1で表されるチタン酸バリウム系粉末に関する。
[化学式1]
(Bar1r2)(Tir3r4)O
(前記Rは、イットリウム(Y)、ランタン族元素からなる群から選択される1種以上であり、前記Rは、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)からなる群から選択される1種以上であり、前記Rは、リン(P)及びニオブ(Nb)からなり、前記Rは、アルミニウム(Al)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ジルコニウム(Zr)、タンタル(Ta)からなる群から選択される1種以上であり、前記rとrは、互いに独立して0より大きく0.05以下の実数であり、前記rとrは、互いに独立して0より大きく0.1以下の実数であり、(x+r+r)/(y+r+r)は、0.85以上1.15以下である実数である。) (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、セラミックスの結晶化温度を低減させることができ、セラミックスの表面モフォロジを改善することができる、セラミックスの製造方法を提供することにある。
【解決手段】セラミックスの製造方法は、酸素八面体構造を有する複合酸化物材料と、該複合酸化物材料に対して触媒作用を有する常誘電体材料とが混在した膜を形成し、その後該膜を熱処理することを含み、前記常誘電体材料は、構成元素中にSiを含む層状触媒物質、または構成元素中にSi及びGeを含む層状触媒物質からなる。前記熱処理は焼成及びポストアニールを含み、少なくとも該ポストアニールは、加圧された、酸素及びオゾンの少なくとも一方を含む雰囲気中で行われることが望ましい。セラミックスは、酸素八面体構造を有する複合酸化物であって、該酸素八面体構造中にSi及びGeを含む。 (もっと読む)


【課題】セラミック粒子の分散性のよいセラミックスラリーの調製方法、分散性の良好なセラミック粉末、その製造方法、およびパッキング性,平滑性の良好なセラミックグリーンシートの形成方法を提供する。
【解決手段】チタン酸バリウム系原料粉末に酸性溶液を付与し,分散させた後、酸性溶液を水で置換して、チタン酸バリウム系原料粉末と、水とを含むスラリーとする。
前記セラミックスラリーを乾燥させることにより、チタン酸バリウム系セラミックの表面に分散剤が吸着されたセラミック粉末とする。
チタン酸バリウム系セラミックスラリーにバインダーを添加したスラリーをシート状に成形してセラミックグリーンシートとする。
本発明のセラミック粉末と、バインダーと、分散媒を含むスラリーを調製し、これをシート状に成形してセラミックグリーンシートとする。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層の厚みが1μm未満となっても、高い誘電率と高い電気絶縁性との両立を可能とする積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】複数の誘電体セラミック層および誘電体セラミック層間の特定の界面に沿って形成された複数の内部電極を備え、誘電体セラミック層が、ABOで表わされるペロブスカイト型化合物を主成分とし、副成分として、R(Rは、La等)、M(Mは、Mn等)およびSiを含む、誘電体セラミックからなる。誘電体セラミックの結晶粒子を、誘電体セラミック層の厚みの1/4より大きい粒径を有する第1の結晶粒子と、同厚みの1/4以下の粒径を有する第2の結晶粒子とに分類したとき、第1の結晶粒子と第2の結晶粒子とのそれぞれが粒度分布のピークP1,P2を持ち、誘電体セラミック層の断面上での第1の結晶粒子の面積比率が41〜69%となるようにする。 (もっと読む)


【課題】組成ずれがなく、かつ、副成分原料を主成分原料へ均一に固溶することができるセラミック材料粉末の製造方法、および、高信頼性のセラミック電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】主成分の原料粉末と希土類元素R(ただしRはDy、Ho、Yから選択される少なくとも1種)を含む副成分の原料粉末とを湿式混合する工程を有し、前記希土類元素Rをシュウ酸塩粉末で添加するセラミック材料粉末の製造方法であり、これにより、組成ずれがなく、かつ、希土類元素Rを有する副成分原料を主成分原料へ均一に固溶することができるセラミック材料粉末を得ることができる。また、副成分原料を主成分原料へ均一に固溶することができるセラミック材料粉末を用いて作製するので、信頼性の優れたセラミック電子部品を製造することができる。 (もっと読む)


本発明は、誘電体製造用焼結前駆体粉末およびその製造方法に関する。より詳しくは、本発明は、第1物質の粉末と第2物質の粉末を含む誘電体製造用焼結前駆体粉末、第1物質からなるコアと第2物質からなるシェルの構造を持つコア−シェル構造の誘電体製造用焼結前駆体粉末、およびこれらの製造方法に関する。前記第1物質の相対誘電定数が前記第2物質の相対誘電定数より大きい。
(もっと読む)


【課題】PbおよびBiを含まず、広周波数領域において誘電損失を低減し、容量温度特性および誘電率に優れる誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】組成式(SrBa1−xTiO(0.159≦x≦0.238、0.997≦m≦1.011)で表される化合物を含む主成分と、副成分として、CaTiOを11〜25重量%、Fe、Co、Ni、CuおよびZnから選ばれる1つ以上の酸化物を、FeO3/2、CoO4/3、NiO、CuO、ZnO換算で、0.10〜0.50重量%、A元素の酸化物(AはMnおよび/またはCr)を元素換算で0.590〜1.940モル%、およびD元素の酸化物(DはLa、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、HoおよびYから選ばれる1つ以上)を有し、D元素とA元素とのモル比(A/D)が2.250〜7.450である誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層が1μmまで薄層化した場合でも積層セラミックコンデンサの信頼性を確保。
【解決手段】組成式が100(Ba1−xCaTiO+aMnO+bCuO+cSiO+dMgO+eRO(但し、係数100、a、b、c、d、eはモル比、mは(Ba1−xCa)のTiに対するモル比、ROはY、La、2CeO、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選択される希土類元素酸化物)で表される誘電体セラミックであって、上記組成式のm、x、a、b、c、d、eは、それぞれ、0.998≦m≦1.030、0≦x<0.04、0.01≦a≦5、0.05≦b≦5、0.2≦c≦8、0.05≦d≦3.0、0.05≦e≦2.5の関係を満足し、且つ平均粒径が0.35μm以上、0.65μm以下である。 (もっと読む)


【課題】良好な可撓性、耐熱性、および誘電率を備えた高誘電率絶縁シートを提供する。
【解決手段】(A)ポリテトラフルオロエチレン、高誘電率微粒子、および成形助剤を含む複数のシート状成形体を重ね合わせて圧延する工程、および(B)得られる圧延シートから前記成形助剤を除去する工程を含む製造方法によって、高誘電率絶縁シートを作製する。当該製造方法は、前記工程(A)の後に、(D)シート状成形体の圧延シートを複数重ね合わせて圧延する、または、シート状成形体の少なくとも1枚の圧延シートと、ポリテトラフルオロエチレン、高誘電率微粒子および成形助剤を含む少なくとも1枚のシート状成形体を重ね合わせて圧延する工程をさらに含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】積層セラミックコンデンサの寿命特性および絶縁破壊電圧をより向上させ得る、誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサ1の誘電体セラミック層2を構成するために用いられる誘電体セラミックを、コアシェル構造を有するコアシェル結晶粒子と、均一系の構造を有する均一系結晶粒子とを備えるものとする。この誘電体セラミックにおいて、コアシェル結晶粒子と均一系結晶粒子とは、91:9〜99:1の範囲の面積比率で存在する。好ましくは、コアシェル結晶粒子の平均粒子径をR1、均一系結晶粒子の平均粒子径をR2としたとき、R2/R1の比率が0.8以上かつ3以下となるようにされる。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気下において焼成されても、安定した絶縁性を有する、積層セラミックコンデンサに好適な誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】 CaTiO3系において、Snを含む組成とする。特に、SnをBaサイトに固溶させた、(Ca1-x-yBaxSny)TiO3(ただし0≦x<0.2、0.01≦y<0.2)を主成分とすることが好ましい。 (もっと読む)


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