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Fターム[4G047JC02]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 超電導材料の組成 (443) | Cuを含む酸化物 (362) | RE−AE−Cu−O (235)

Fターム[4G047JC02]に分類される特許

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【課題】基板の配向性に影響を与えることなく高い面内配向性を有する中間層を形成する。
【解決手段】中間層熱処理装置1の送出し装置2のドラム上に巻回されたテープ状線材7は所定の張力で引き出され、熱処理炉5内の炉心管4内を走行し巻取り装置3のドラムに巻き取られる。炉心管4内を走行するテープ状線材7は、熱処理炉5内の急速加熱領域Aを通過する際に輻射加熱器6aにより基板上の中間層の仮焼膜が急速加熱され、結晶化温度領域Bを通過する際に輻射加熱器6b、6cおよび6dにより基板上の中間層が結晶化される。急速加熱領域Aおよび結晶化温度領域Bにおいて、基板上の中間層の仮焼膜のみが急速加熱および結晶化温度に保持され、結晶化後の中間層は、結晶化温度領域B通過後に急速冷却される。 (もっと読む)


【課題】基盤上の表面平滑性に優れた第1中間層の上に第2中間層及び特性の優れたYBCO超電導層を形成する。
【解決手段】2軸配向させたNi―W合金テープ状基板1の表面に、MOD法により複数回の塗布および仮焼を繰り返して成膜した5nm以下の表面平滑性を有するAZrからなる第1中間層2、パルス蒸着法により成膜したCeO膜からなる第2中間層3、MOD法により形成されたYBCO超電導層4およびこのYBCO超電導層の上にAg安定化層5を成膜して1MA/cm以上の臨界電流密度(Jc)を有するYBCO超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】高いQ値の高温超伝導フィルタを実現可能とするNdBa2Cu37やLaBa2Cu37などの薄膜が、MgO基板の上に形成できるようにする。
【解決手段】酸化マグネシウム(MgO)基板101を用意する。MgO基板101は、主表面が(100)面とされたものであり、また、一辺が20mm程度の矩形の基板である。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板101が600℃〜640℃の範囲に加熱された状態とし、例えば、ネオジウム(Nd),バリウム(Ba),及び銅(Cu)を蒸発源(蒸着源)とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の主表面にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導体薄膜102が膜厚500nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上にYおよびBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩を溶解した原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施した後、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、最高加熱温度760℃、水蒸気分圧13.5%、酸素分圧0.09%のアルゴンガス雰囲気中で超電導体生成の熱処理を施すことにより、約2μmの厚さを超えるYBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】表面平滑性及び配向性に優れた基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】冷間加工により所定の厚さに成形したNi―W合金に900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して2軸配向させたテープを製造し、このテープに電解研磨を施して表面平滑性を5nm以下としたテープ状基板1の表面に、Ce―Zr―O膜からなる中間層2及びCe―Gd−O膜からなる中間層3を順次形成した後、その上に酸化物超電導層4を形成することにより希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】PLD法により、長尺の金属基材上に、バッファ層を介し、RE―Ba―Cu系酸化物からなる超電導層を形成した臨界電流密度特性に優れたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体と、その製造方法を提供する。
【解決手段】金属基材上に、バッファ層を介して、RE―Ba―Cu系酸化物からなる超電導層が形成されたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体であって、該RE―Ba―Cu系酸化物のBa組成が化学量論組成より小さいことを特徴とする臨界電流密度特性に優れたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体。ここで、REは、Y、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Erのいずれか1種又は2種以上の元素。 (もっと読む)


【課題】MgO基板の上に、バリウムと銅とを含む酸化物からなる高品質な高温超伝導薄膜が、再現性よく形成できるようにする。
【解決手段】Caの含有量が147ppm程度のMgO基板101を用意し、これを酸素雰囲気102の中に配置された状態とし、加えて、MgO基板101に1000℃・12時間の加熱処理が行われた状態とする。このことにより、MgO基板101の表面に形成されている劣化層が除去された状態とする。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、基板温度を700℃とした状態とし、Nd,Ba,及びCuを蒸発源とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の上にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導薄膜103が膜厚250nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを低減することができるとともに超電導線材の機械的強度も向上することができる超電導線材の製造方法およびその方法により得られた超電導線材を含む超電導機器を提供する。
【解決手段】 基板上または基板上に形成された中間層上に超電導層を形成する工程と、超電導層上に銀安定化層を形成する工程と、超電導層および銀安定化層が形成された後の基板を硫酸銅水溶液中に浸漬させる工程と、硫酸銅水溶液をめっき浴として用いた電気めっきにより銀安定化層上に銅安定化層を形成する工程と、を含む、超電導線材の製造方法と、その方法により得られた超電導線材を含む超電導機器である。 (もっと読む)


【課題】 RE−Ba−Cu−O系バルク超電導材料を製造するための前駆体の支持基材を提供する。
【解決手段】 RE系化合物(REはYを含む希土類元素)、Ba系化合物、Cu系化合物またはこれらの複合化合物からなる混合物を出発物質とし、これを成形して前駆体を作製し、得られた前駆体を部分的に溶融後、冷却して超電導相を成長させるRE−Ba−Cu−O系超電導材料の製造方法において、前駆体を支持する基材の少なくとも前駆体に直接接触する部分が、RE’系化合物(RE’はRE以外の希土類元素)、Ba系化合物、Cu系化合物またはこれらの複合化合物からなる粉末とRE”2BaCuO5(RE”はRE以外の希土類元素)の粒状粒子の混合物から構成されており、かつ、基材の少なくとも前駆体に直接接触する部分から生成する(RE’,RE”)−Ba−Cu−O系超電導相の結晶生成温度が、前駆体から生成するRE−Ba−Cu−O系超電導相の結晶生成温度よりも低い。 (もっと読む)


【課題】
金属有機化合物の熱分解および超電導物質の熱処理形成を行うに際して、効率よく、性能が高い超電導性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】
酸化物が超電導物質を形成する金属の有機化合物溶液を支持体上に塗布し、乾燥させる工程(1)、金属の有機化合物中の有機成分を熱分解させる仮焼成工程(2)、超電導物質への変換を行う本焼成工程(3)を経てエピタキシャル成長させた超電導コーティング材料を製造するに際し、工程(2)および工程(3)と並行してあるいは工程(2)の前に、紫外光(レーザ、ランプ光)を照射することを特徴とする超電導材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、超伝導セラミックスの形成方法の技術に属し、特に、液相法で代表的な共沈法の中の均一良質な粉末の合成が得られるゾルーゲル法(クエン酸塩法)による作製方法である。
【解決手段】硝酸イットリウム、硝酸バリウム、硝酸銅を溶解させ、加熱して溶媒の
一部を蒸発させ、室温まで冷却してゲル状の前駆体を得る工程、そのゲル状物質を熱処理して塊状の生成物を得る工程、この塊状の生成物を粉砕、分粒して粉末を得る工程、その粉末を所定温度で熱処理後に降温する仮焼成工程、最後に前工程の処理温度よりも高い温度で熱処理して降温する本焼成工程からなるY−Ba−Cu−O系超伝導セラミックス薄膜の形成方法である。 (もっと読む)


【課題】
バッキングプレートにボンディングすることなくレーザーアブレージョン法に適用可能なターゲットとして使用できるRE系酸化物超電導焼結体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
各種粉末または溶液を準備し、RE系酸化物超電導体の組成式をRE Bab Cuc Oxと標記した時に、a+b+c=6、0.95<a<1.05、1.505≦c/b<1.6となるように、秤量、混合した後、仮焼、粉砕、焼成、粉砕、成形をおこなって、RE系酸化物超電導焼結体を得、該RE系酸化物超電導焼結体をレーザーアブレージョン用ターゲットとして使用する。 (もっと読む)


超伝導性フィルム構造体に対する臨界電流容量の改良が開示され、個々の耐高温バリウム−銅酸化物層がCeO2等の如き金属酸化物材料の薄層によって分離された、例えば多層耐高温バリウム−銅酸化物構造体の使用が包含される。
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【課題】製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度(Jc)を有する、基板上に沈着された0.8ミクロンより大きい厚さを有する酸化物超伝導体被膜を有する酸化物超伝導体製品を提供する。
【解決手段】酸化物超伝導体製品は、金属オキシフッ化物被膜が実質的に化学量論的比率で酸化物超伝導体の構成金属元素を含む、金属オキシフッ化物被膜を提供すること;および製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度を有する酸化物超伝導体被膜が得られるように、温度、PH2O、PO2、及びその組み合わせからなる群より選択される反応パラメータを調節することによって選択される変換速度で、金属オキシフッ化物を酸化物超伝導体に変換すること、によって調製される。 (もっと読む)


超伝導材料(2)であって、基板(4)と、基板上の界面層(6)(化学式XBaCuの材料を含む)と、界面層上の超伝導層(8)(化学式XBaCuの化合物を含む)と、を含む超伝導材料(2)が提供される。また超伝導材料の製造方法、及びこの方法によって生成される材料も提供される。
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前駆体フィルムを形成するために基材の上に前駆体溶液を堆積させる工程を含む厚膜フィルムの製造方法に関する。前駆体溶液は、1種以上の溶媒に希土類元素の塩、アルカリ土類金属の塩、遷移金属の塩を含む希土類−アルカリ土類金属−遷移金属酸化物の前駆体成分を含有する溶液であって、前記塩の少なくとも1種がフッ素含有塩であり、遷移金属のアルカリ土類金属に対する比率が1.5以上であることを特徴とする。前駆体溶液は、希土類−アルカリ土類金属−遷移金属酸化物超伝導体フィルムを形成するために処理される。
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【課題】 本発明は、トップシード溶融凝固法においてファセットの成長が失敗した試料を再度処理し、最終的にファセットを成長させた高品質の酸化物超電導バルク体を製造することができる方法の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明は、トップシード溶融凝固法によってファセットが生成しないか、ファセットが生成したとしても前駆体中心部で生成停止した状態の未発達ファセット状態の試料に対し、結晶成長のための処理を複数段のステップで徐々に温度降下させるとともに、各ステップにおいては等温保持する段階降温等温処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を安定して備え、単芯又は多芯線材の素線として使用し得る長尺のRE123系酸化物超電導体、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともRE2BaO4とBax−Cuy−Oz系原料の混合原料を用いて形成したREBa2Cu37-δ系酸化物超電導体を含む導電層、及び、該導電層を保持する保持部材からなることを特徴とするRE123系酸化物超電導体。但し、REは、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu及びYから選択される1種又は2種以上の元素 (もっと読む)


【課題】 Bi系超電導体に有効な磁束ピニング領域を導入することにより、臨界電流密度が高いBi系超電導体、超電導線材および超電導機器を提供する。
【解決手段】 Bi原子、Sr原子、Ca原子、Cu原子、O原子とFe原子またはY原子を含むBi系超電導体であって、Cu原子およびFe原子の合計量に対するFe原子の含有量が0.01原子%以上1原子%以下、または、Ca原子およびY原子の合計に対するY原子の含有量が0.01原子%以上1原子%以下であることを特徴とするBi系超電導体。 (もっと読む)


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