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Fターム[4G048AA07]の内容

重金属無機化合物 (15,216) | 構成元素 (3,341) | 構成元素が特定されたもの (3,280) | S、又は更にOを含むもの (141)

Fターム[4G048AA07]に分類される特許

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【課題】ニッケル酸化鉱石を高温加圧酸浸出し粗硫酸水溶液を得る工程(1)、脱亜鉛終液を得る工程(2)、製錬廃液を得る工程(3)、及び排ガス中の硫化水素ガスを除害処理する工程(4)を含む湿式製錬方法で、高ニッケル回収率を維持しながら、硫化水素ガスの利用効率を向上させる湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】下記の(a)〜(d)の少なくとも1種の操作を採用することを特徴とする。(a)工程(3)の硫化反応槽の全容量(m)を、導入するニッケルの投入質量(kg/h)に対し、0.2〜0.9の比率に調整する。(b)工程(3)のスラリーを負圧下に曝気し回収した硫化水素ガスを工程(3)に添加する。(c)工程(3)の硫化反応槽から排ガスを抜き出し、工程(2)に添加する。(d)工程(3)の製錬廃液と工程(4)の排ガスを、向流接触させた後、排ガスを再び除害塔へ導入し、除害塔廃液を工程(3)の硫化反応槽に装入する。 (もっと読む)


【課題】高圧酸浸出法を用いたニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程が運転停止に追い込まれることを防止して、プロセス全体としての高い操業効率を維持することができるニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程において、鉱石スラリー7の受け入れと硫酸の添加とを停止するとともに、高圧酸浸出設備を構成する(c)の手段から排出された浸出スラリー8は、前記高圧酸浸出設備を構成する(a)の手段に移送することにより、該高圧酸浸出設備内で自己循環させることを特徴とする。(a)鉱石スラリー7を予備的に昇温昇圧する。(b)予備的に昇温昇圧された鉱石スラリーに硫酸を添加し、かつ高圧水蒸気と高圧空気とを吹込みながら浸出し、浸出スラリー8を形成する。(c)形成された浸出スラリーの加圧状態を解消する。 (もっと読む)


層状結晶構造Li1+a1-a2±bM’km
[式中、
−0.03<a<0.06、b≒0、0≦m≦0.6 (mはモル%で表される)、Mは遷移金属化合物であり、少なくとも95%のNi、Mn、CoおよびTiの群の1つまたはそれより多くの元素からなり、M’は粉末状酸化物の表面上に存在し、且つ、Ca、Sr、Y、La、CeおよびZrの群の1つまたはそれより多くの元素からなり、その際、k=0且つM=N1-c-dMncCod (0<c<1、および0<d<1)であるか; または0.015<k<0.15のいずれかである (kはリチウム遷移金属酸化物の質量%で表される)]
を有する粉末状リチウム遷移金属酸化物であって、前記の粉末状酸化物について、Kアルファ線を用いて測定される、指数として104を有する44.5±0.3度でのX線回折ピークが、FWHM値≦0.1度を有することを特徴とする、粉末状リチウム遷移金属酸化物。金属酸化物の焼結温度を最適化することによって、FWHM値を最小化できる。
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本発明は、下記の一般式:
xLiMnO・(1−x)LiM (1)
(式中、xは約0.75のオーダーにあり、Mは、Mn、Ni、Co、Fe、Ti、Cr、VおよびCuから形成される第一群から選択された化学元素であり、Mは、Mg、Zn、Al、Na、Ca、Li、K、Sc、B、C、Si、PおよびSから形成される第二群から選択された少なくとも一種の化学元素であり、Mは、第一群および第二群から選択された、MおよびMとは異なった化学元素であり、a+b+c=1であるが、a、bおよびcはゼロではない)を有する薄層型酸化物に関する。この酸化物は、リチウムバッテリー用の活性正電極材料として使用することができる。特に、酸化物0.75LiMnO・0.25LiNi0.9Mn0.05Mg0.05および0.75LiMnO・0.25LiNi0.6Mn0.2Mg0.2は、リチウムバッテリーの正電極用の活性材料として使用することができる。そのような酸化物では、リチウムバッテリーの比容量が改良され、サイクリングに対して安定化される。
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【課題】処理工程における硫化水素の発生を抑止して環境汚染を防止し、かつ、廃水中のCOD濃度を排水基準以下の適正範囲内に安定させることができる硫黄系COD成分を含有する廃水の処理方法およびその処理設備を提供する。
【解決手段】硫黄系COD成分を含有する廃水に化学酸化剤を添加することにより酸化処理を行う硫黄系COD成分を含有する廃水の処理方法であって、前記酸化処理の前に、鉄系凝集剤を添加することにより前記廃水中の硫化物イオンを硫化鉄として沈殿させて硫化鉄を含む固形分と第1処理水とに分離する固液分離工程と、該固液分離工程により得られた第1処理水に前記酸化処理を行って第2処理水とする酸化処理工程とを具えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基質を水素化する触媒機能を有する新規なヒドリド金属錯体の提供。
【解決手段】下記構造式(4)又は(6)で表されるヒドリド金属錯体。該金属錯体は反応中、脱水素化した低原子価金属錯体へと可逆的に変化し、その際ベンズアルデヒド誘導体のような基質を水素化してベンジルアルコール誘導体とすることができる。更に、例えば(4)の金属錯体とプロトンから水素を発生させると共に、前記脱水素化された低原子価金属錯体に電子を保持させ水素分子から電子を取り出すができる。
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【課題】セラミックス前駆体の添加成分を主成分中へより分散させる。
【解決手段】原子配置セラミックスは、主成分であるa成分や添加成分であるb成分に配位可能な易配位部位22とa成分やb成分との結合が抑制される難配位部位23とを有する配位子21を、a成分及びb成分とに配位させてa錯体配位子24及びb錯体配位子25を作製し、2つ以上の難配位部位23と結合可能なc成分を含むイオン又は錯体(c成分26)をa錯体配位子24やb錯体配位子25を含む溶液へ加え、前駆体28を生成し、生成した前駆体28を穏和な条件で焼成することにより得られる。前駆体28の生成時に、b錯体配位子25同士は難配位部位23により結合が抑制され、これらの間にc成分が介在するから、添加成分であるb成分同士が隣接することがなく、b成分が隣りあって存在するのが十分抑制される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、Fe含有量の極めて低減された硫酸コバルト水溶液の製造方法であって、二次電池用コバルト酸リチウムの前駆体である高純度のコバルト化合物を得ることができる。
【解決手段】 硫酸コバルト溶液に過酸化水素を添加した後、酸素を通気しながら水酸化ナトリウム水溶液を添加し、反応溶液のpHを5.0〜6.0の範囲で維持したまま撹拌して沈殿物を生成させ、前記沈殿物を濾別することにより、Fe含有量が低減された硫酸コバルト水溶液の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池用の高容量の正極活物質等として有用な金属硫化物について、硫黄成分の有機電解液への溶出を効果的に抑制して、サイクル特性が改善された優れた性能を有する新規な材料を提供する。
【解決手段】
硫化ニッケル、硫化銅、硫化鉄またはこれらの混合物からなる金属硫化物を、金属塩を含む水溶液中に分散させた後、該水溶液を乾燥させて金属塩を該金属硫化物に付着させ、その後、金属塩が付着した金属硫化物を硫黄含有雰囲気下において400〜900℃で熱処理することを特徴とする金属硫化物と金属酸化物の複合体の製造方法、及びこの方法で得られる金属硫化物の表面が金属酸化物によって部分的に被覆された複合体。 (もっと読む)


【課題】 寿命、放電電位、電力量特性など電気化学的特性に優れたリチウム二次電池用正極活物質を提供する。
【解決手段】 少なくとも一種以上のリチウム化合物を含むコア、及びコア上に形成される表面処理層中に、Mg、Al、Co、K、Na、Ca、Si、Ti、Sn、V、Ge、Ga、B、As、Zr及びこれらの混合物からなる群より選択される少なくとも一種以上の金属であるコーティング元素の、ヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート及びヒドロキシカーボネートからなる群より選択される、少なくとも一種以上のコーティング物質を含むことを特徴とする、リチウム二次電池用正極活物質。 (もっと読む)


【課題】 高濃度の鉄と高濃度のヒ素を含む硫酸ニッケル溶液から鉄10mg/l以下、ヒ素1mg/l以下の高純度硫酸ニッケル溶液を得る方法の提供を課題とする。
【解決手段】 硫酸ニッケル溶液に空気を吹き込みつつ中和剤を加えて溶液中のヒ素を鉄で共沈させるに際して、pH変化を三段階で行うものであり、第一段階のpHを2.1〜2.5とし、第二段階のpHを4.5〜4.8し、第三段階のpHを5.0〜5.5としするものであり、第一段階終了後の終液中の鉄/ヒ素値を50以上とするものである。なお、中和剤としては生石灰、消石灰、炭酸カルシウムの内の少なくとも一つとする。 (もっと読む)


【課題】加圧された反応容器内に、ニッケル及びコバルトを含む硫酸水溶液を導入し、かつ気相中に硫化水素を含む硫化用ガスを供給することにより、反応容器内に供給する硫化ガス中の硫化水素ガス濃度が、操業の定常状態に用いられる95〜100容量%からそれ未満の濃度に低下した際に、ニッケル及びコバルトの高収率を維持する事ができる硫化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記(1)又は(2)の操作を採用する。(1)硫化水素ガス濃度が85〜90容量%の場合において、反応容器内に導入するニッケル及びコバルト投入量を、定常状態のときの投入量に対し質量割合で30〜35%に減少させる。(2)硫化水素ガス濃度が90容量%を超える場合において、反応容器内に導入するニッケル及びコバルト投入量を、定常状態のときの投入量に対し質量割合で55〜60%の割合に減少させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は層状構造のナノ粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による層状構造ナノ粒子の製造方法は、金属ハライド先駆物質及び硫黄先駆物質をアミンの含まれている有機溶媒に添加して混合溶液を製造する段階と、該混合溶液を所定の温度に加熱して層状構造の金属硫化物ナノ粒子を製造する段階と、該金属硫化物ナノ粒子を該混合溶液から分離する段階とを含み、簡単な工程で層状構造ナノ粒子を製造できる長所があり、該金属ハライド先駆物質の種類を異にして多様な種類の層状構造ナノ粒子を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】特定元素の硫化物又は複合硫化物の微粒子と、導電性微粒子とを含む微粒子コンポジットを得ることを目的とする。
【解決手段】モリブデン(Mo)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)から選択される1種以上の元素の硫化物又は複合硫化物の微粒子と、導電性微粒子とを含む微粒子コンポジット。 (もっと読む)


【課題】 低塩素イオン濃度で高純度の硫酸ニッケルと硫酸コバルトの混合溶液を得るための方法の提供を課題とする。加えて、これを用いた硫酸ニッケルの製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】 ニッケル、コバルト、鉄を含む溶液中の鉄イオンの一部を3価の水酸化物として沈殿除去し、得られたニッケル、コバルトおよび鉄イオンを含む溶液に、pH調整剤および酸化剤を添加して脱コバルト澱物を得、得られた脱コバルト澱物と水とを混合してスラリーを得、このスラリーを60℃以上に保持して硫酸添加してpHを2.0以下として低塩素イオン濃度の硫酸ニッケル、硫酸コバルト混合溶液を得る方法において、脱鉄工程での脱鉄量を、脱コバルト工程で得られる脱コバルト澱物中の鉄品位が20%以下となるように調整する。そして、得られた低塩素イオン濃度の硫酸ニッケル、硫酸コバルト混合溶液を用いて再結晶法により高純度硫酸ニッケルを得る。 (もっと読む)


【課題】脱銅電解液から粗硫酸ニッケルを回収する工程において、回収率の向上により、脱ニッケル工程における製造コストの低減を図る。
【解決手段】ニッケル濃縮槽(1)で脱銅電解液を加熱濃縮し、冷却結晶槽(3)で冷却して粗硫酸ニッケルを析出させ、真空濾過器(5)で濾別することにより、粗硫酸ニッケルを回収する工程において、レシーバータンク(8)で濾液中の微細な硫酸ニッケルを沈降させることにより得られる濃縮スラリーを、スラリー繰り返しポンプ(9)およびスラリー繰り返し配管(10)により、冷却結晶槽(1)に種結晶として繰り返す。 (もっと読む)


【課題】特定元素の硫化物又は複合硫化物の微粒子と、導電性微粒子とを含む微粒子コンポジットを得ることを目的とする。
【解決手段】モリブデン(Mo)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)から選択される1種以上の元素の硫化物又は複合硫化物の微粒子と、導電性微粒子とを含む微粒子コンポジット。 (もっと読む)


【課題】黄鉄鉱結晶構造を有する二硫化鉄を生成するための方法を提供する。
【解決手段】高純度の合成FeS2、及び正極にかかる合成FeS2を利用する電気化学バッテリを形成するプロセス。合成FeS2は、元素硫黄の融点より高い温度で酸化第二鉄、硫化水素及び元素硫黄を反応させることを含む硫化プロセスによって調製することができる。合成FeS2はまた、(i)粉砕媒体及び処理剤の存在下で鉄粉末及び硫黄粉末を粉砕して、均質な粉末混合物を与え、(ii)粉末混合物を処理してFeS2を形成することを含む粉砕プロセスによって生成することもできる。粉砕プロセスにおいて、粉末混合物を加熱すること又は粉末混合物に後続の粉砕作業を行うことによって、粉末混合物を処理してFeS2を形成することができる。 (もっと読む)


化学式A1−x‐B‐カルコゲナイドのフラーレン状(IF)ナノ構造体が開示される。Aは金属又は遷移金属、又は、金属及び/又は遷移金属の合金であり、Bは金属又は遷移金属であり、BはAと異なり、x≦0.3である。その製造プロセス及びA‐カルコゲナイドの電子特性を変更するためのその使用が開示される。
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本発明は、層状結晶構造Li1+a1-a2±bM’km(式中、−0.03<a<0.06、b≒0、Mは、少なくとも95%のNi、Mn、CoおよびTiの群のいずれか1つまたはそれより多くの元素からなる遷移金属化合物であり、M’は、粉末状酸化物の表面上に存在し、周期律表の第2族、第3族、または第4族(IUPAC)からのいずれか1つまたはそれより多くの元素からなり、前記第2族、第3族、または第4族の元素のそれぞれは0.7オングストローム〜1.2オングストロームの間のイオン半径を有するが、M’はTiを含まず、0.015<k<0.15(kは質量%で表す)、0.15<m≦0.6(mはモル%で表す)である)を有する粉末状リチウム遷移金属酸化物に関する。M’(Y、Sr、Ca、Zr等)の添加によって、再充電可能なリチウム電池においてカソードとしての性能が改善される。好適な実施形態において、含有量250〜400ppmのカルシウムおよび0.2〜0.6モル%の硫黄を使用する。特に、著しく少ない量の可溶性塩基および劇的に含有量が減少した微粒子が得られる。カソードの金属原子の11.5〜13.5%が二価ニッケルである場合に、特に好適な性能が得られる。
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