説明

Fターム[4G048AE02]の内容

重金属無機化合物 (15,216) | 原料 (2,871) | 固体廃棄物(スラッジ、ダスト等) (55)

Fターム[4G048AE02]に分類される特許

41 - 55 / 55


【解決課題】廃棄物から白金族金属を回収する方法において、従来法では対応が困難であったC、Si等の半金属等を不純物として含む廃棄物を処理することができる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、イリジウム等の白金族金属を含む廃棄物より、白金族金属を回収する方法であって、塩化ナトリウムからなる溶融塩中、又は、塩化ナトリウムと塩化カリウムとからなる溶融塩中で、廃棄物に含まれる白金族金属と塩素とを反応させ、水に易溶性の白金族金属の塩化物を生成した後、反応後の溶融塩を水に混合し、固液分離して白金族金属の水溶液を得る工程を含む白金族金属の回収方法である。ここでの溶融塩の組成は、塩化ナトリウムと塩化カリウムとからなる溶融塩であり、50mol%以上の塩化ナトリウムを含むものが好ましく、より好ましくは、75〜90mol%の塩化ナトリウムと、10〜25mol%の塩化カリウムからなるものである。 (もっと読む)


【課題】アンチモンを含む工程中間品(アンチモン含有対象品)からアンチモンを湿式法により浸出させることで、アンチモンと不純物の分離性を高め、不純物を効率的に短時間で且つ確実に低減できる酸化アンチモンの製造方法等の提供。
【解決手段】アンチモン含有対象品をフッ素含有液で処理して、該フッ素含有液にアンチモンを浸出させる浸出工程を少なくとも含むことを特徴とする酸化アンチモンの製造方法である。フッ素含有液を、フッ化水素酸溶液と、可溶性フッ化物及び硫酸の混合溶液とから選択される少なくとも1種とする態様等が好ましい。 (もっと読む)


【課題】砒素含有硫化物から、水酸化アルカリの添加を必要とせずに、極めて高い浸出率で砒素を回収することのできる砒素液の製法を提供する。
【解決手段】砒素含有硫化物が水中に懸濁しているスラリーに酸素ガスを添加するとともに撹拌しながら砒素の浸出反応を進行させ、反応後、スラリーを固液分離して后液を回収する砒素液の製法。浸出反応を進行させる際には、スラリー液面に接する気相部における酸素分圧を0.6MPa以下とする。大気開放のオープン系でも実施可能である。反応前スラリーを構成する水は、水酸化アルカリを添加していない水が使用できるが、1mol/L以下の水酸化アルカリの存在が許容される。反応温度は60〜100℃とすればよい。 (もっと読む)


溶融アルカリ金属メタレート相分離の生成物を、金属原料から精製された金属へ処理することができる。金属原料には、天然鉱石、再生利用された金属、金属合金、不純な金属貯蔵、リサイクル材料などがある。本方法は、高価値金属または金属酸化物を金属原料から生成または溶離するとき、プロセス媒体または溶媒として溶融アルカリ金属メタレートを使用する。ケイ酸塩ガラス分離相使用したガラス化方法を、そのまま調合することができ、またはシリカガラス相にわたって分布している微粒子相とともに調合することができ、そして連続ガラス相の内部に封じ込め、そして固定することができる。アルカリ金属タングステン酸塩からタングステン金属を得ることができる。再利用されたタングステンスクラップ、タングステン炭化物スクラップ、タングステン酸化物を一般的に含む低品位タングステン鉱石または多様な酸化状態における他の形態を含む多様なタングステン原料から、概して、きれいに分けられたタングステン金属粉を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超臨界状態の二酸化炭素を媒体として核燃料廃棄物等からウラン化合物を抽出分離する方法であって、従来方法によれば良好な結果が得られない場合であっても効率的に抽出分離できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るウラン化合物の抽出分離方法は、ウラン化合物含有物質の溶液または懸濁液のpHを測定する工程;ウラン化合物含有物質を乾燥することにより、その水分含有率(質量%):yと上記pH:xが、0<x≦5.3の場合にはy≦7.5、5.3<x≦8.9の場合にはy≦−2.1x+18.7を満たす様に水分含有率を調節する工程;および水分含有率を調節したウラン化合物含有物質から、硝酸−リン酸トリブチル錯体を含む超臨界二酸化炭素によりウラン化合物を抽出分離する工程;を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】砒素含有物質を処理して砒素を効率的且つ容易に回収することができるとともに、再生されるアルカリ液への砒素の混入を防止して再利用可能なアルカリ液を効率的且つ容易に回収することができる、砒素含有物質の処理方法を提供する。
【解決手段】砒素含有物質をアルカリ溶液に加えてpH10以上にして酸化しながらアルカリ浸出した後に固液分離して得られた砒素を含む浸出液を冷却晶析することにより、砒素を回収するとともに、再利用可能なアルカリ液を回収する。 (もっと読む)


【課題】砒素含有物質を処理して高純度で高濃度の砒素含有溶液を効率的に回収することができるとともに、再生されるアルカリ液への砒素の混入を防止して再利用可能なアルカリ液を回収することができる、砒素含有物質の処理方法を提供する。
【解決手段】硫黄を含む砒素含有物質を酸化してNaOHで浸出して得られた砒素を含む浸出液に、過剰のCaOを添加して砒素とアルカリ土類金属の化合物を含む残渣を得るとともにNaOHを再生した後、得られた残渣を洗浄して硫酸溶液に添加して高純度で高濃度の砒素含有溶液を回収する。 (もっと読む)


【課題】精製工程において含有される不純物としてのフッ素やリンが可能な限り除去された高純度の酸化タンタルを得る。
【解決手段】タンタルコンデンサー等のタンタルスクラップを原料として、フッ化水素酸で浸出してタンタル溶液を得、次いで該溶液に正リン酸エステルの抽出剤を用いてタンタル錯塩として溶媒に抽出したものからアンモニア性水溶液で逆抽出し、得られたタンタル溶液を吸着剤で処理して有機分を除去する。さらに、アンモニア性水溶液を添加して水酸化タンタルを得、また、これを乾燥、粉砕した後、焼成して酸化タンタルを得る。 (もっと読む)


【課題】シリカを含有する赤水スラッジ等の酸化第2鉄スラッジを鉄原料としてポリ硫酸第2鉄を製造する際に、酸化第2鉄スラッジ溶解時における粘度上昇の抑制及び酸化第2鉄溶解後の夾雑物濾過時の濾過性を改善したポリ硫酸第2鉄の製造方法の提供。
【解決手段】濃硫酸とシリカ含有酸化第2鉄スラッジの必要量未満の量とを混合して酸化第2鉄を溶解し、溶解後希釈水を混合し、次いで残りの必要量のシリカ含有酸化第2鉄スラッジを更に混合して酸化第2鉄を溶解し、溶解後濾過してポリ硫酸第2鉄を取得すると共に、分離した濾過スラッジを水で洗浄し、洗浄後洗浄スラッジを固液分離し、分離した洗浄水を前記希釈水として利用することを特徴とする。 この方法では、シリカを含有する酸化第2鉄スラッジ中の酸化第2鉄の溶解時間を短縮でき、かつ溶解後の残留物のろ過性を改善することができ、さらに水質汚染の問題が発生することもない。 (もっと読む)


【課題】 ルテニウムを含む溶液から高品位のルテニウム粉末を効率的に製造する方法を提供すること。
【解決手段】 ヘキサクロロルテニウム酸アンモニウム((NH4)3RuCl6)を焼成してルテニウム粉末を製造する工程において、ヘキサクロロルテニウム酸アンモニウムを500〜800℃で焼成して得た粗ルテニウムを粉砕後、800〜1000℃で再焼成することにより、ルテニウム粉末中の塩素含有量が100
mass ppm以下であるルテニウム粉末を製造する方法。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも一種類の有価金属および砒素を含有する物質を処理し、有価金属を減損させたスコロダイトの沈殿物および純粋な水溶液を精製して処理過程から排出する方法に関するものである。本方法によれば、処理される物質から最初に有価金属が取り除かれ、つぎに溶液からの砒素の沈殿が二段階で行われる。この方法により、その目的は形成されるスコロダイト沈殿物中の有価金属含有量を本方法によってできる限り少なくすることである。同様に、砒素が沈殿する間に生成される水溶液中の砒素および有価金属の含有量をも低く保ち、水溶液を環境中に放流できるようにすることである。

(もっと読む)


【課題】本発明の目的は、アルミナを含む多孔質担体上に担持された白金、レニウムを含む廃触媒から高回収率にて白金及びレニウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】アルミナを含む多孔質担体上に担持された白金、レニウムを含む廃触媒からの白金、及びレニウムを回収する方法において、
前記廃触媒中の白金,レニウムをアルカリ溶液により浸出し、浸出液中の白金を還元し、濾過後、浸出液中のレニウムを陰イオン交換樹脂により吸着し、前記樹脂よりレニウムを塩酸溶液により溶離し、溶離後液中のレニウムは硫化処理を行って硫化レニウムとして回収する廃触媒からの白金及びレニウムの回収方法。 (もっと読む)


【課題】スラッジ等に含まれる金属水酸化物等を利用して、石油やサワーガスなど天然硫化水素や、産業廃棄物から発生する二次硫化水素から、低温にて水素を簡便に効率よく製造するとともに、イオウは金属硫化物として安定に固定することにより、石油等に含まれる含硫黄化合物ガスの排ガス処理と、水酸化鉄等を含む金属系廃棄物の処理および低温での水素製造を一貫して行うことである。
【解決手段】硫化水素ガスを、金属系廃棄物から得られる金属水酸化物等と低温領域(室温〜300℃)において反応させ、硫黄は金属多硫化物として固定し、硫化水素から水素ガスを直接製造する。この反応で硫黄は−2価から−1価へ酸化され、水素は+1価から0価に還元されて水素ガスを製造するもので、多硫化物生成のため、金属あたりの硫黄固定量が多く、また、多硫化物が安定に得られる低温においてのみ水素が得られるのが利点である。 (もっと読む)


【課題】 高純度・微粒子の金属水酸化物を得る。
【解決手段】 不純物として少なくとも硫酸イオンを含む精製すべき金属水酸化物に、硫酸塩の水に対する溶解度が小さい金属からなり、高温での溶解度が高い金属塩を加え、水熱処理する。
水熱処理により析出した粗大粒子を分級により細粒分と分離するか、若しくは、析出した固形分を水により洗浄して硫酸イオンを除去する。
これらの行程により得られた水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどは、樹脂に混入させる難燃材として好適に使用できる。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池に使用されているニッケル酸リチウムやコバルト酸リチウム等の正極活物質を酸性溶液に溶解する際に、酸化剤や還元剤等の高価な薬剤を添加することなく、ニッケル及びコバルトの浸出率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池のニッケルやコバルトを含むリチウム含有正極活物質と共に、固定炭素含有物を酸性溶液に添加し、pHを0.5〜1.5の範囲に保持する。固定炭素含有物は、黒鉛、活性炭、石炭、コークス、木炭、あるいはリチウムイオン電池の負極から回収された負極粉が好ましい。また、固定炭素含有物は溶解反応終了後に回収して再使用することができる。 (もっと読む)


41 - 55 / 55