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Fターム[4G073BD18]の内容

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【課題】耐熱性と耐水性を両立させた粘土薄膜を得ることが可能である粘土分散液、及びその製法、並びに該粘土分散液による粘土薄膜を目的とする。
【解決手段】本発明の粘土分散液は、膨潤性粘土を分散させた水を主成分とする液体に、有機オニウムイオンを投入して該膨潤性粘土の表面に存在する親水性陽イオンとイオン交換させて有機修飾粘土を得た後、交換された親水性陽イオンを除去し、その水分を含んだ状態の有機修飾粘土を極性有機溶媒に添加することで、有機修飾粘土が分散していることを特徴とする。また、本発明の粘土薄膜は該有機修飾粘土より形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、セラミックスの結晶化温度を低減させることができ、セラミックスの表面モフォロジを改善することができる、セラミックスの製造方法を提供することにある。
【解決手段】セラミックスの製造方法は、酸素八面体構造を有する複合酸化物材料と、該複合酸化物材料に対して触媒作用を有する常誘電体材料とが混在した膜を形成し、その後該膜を熱処理することを含み、前記常誘電体材料は、構成元素中にSiを含む層状触媒物質、または構成元素中にSi及びGeを含む層状触媒物質からなる。前記熱処理は焼成及びポストアニールを含み、少なくとも該ポストアニールは、加圧された、酸素及びオゾンの少なくとも一方を含む雰囲気中で行われることが望ましい。セラミックスは、酸素八面体構造を有する複合酸化物であって、該酸素八面体構造中にSi及びGeを含む。 (もっと読む)


【課題】環境や経時に依存することなくメソポーラスシリカ厚膜を長時間に亘り、高精度で、かつ再現性よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】有機溶媒中でメソポーラスシリカを泳動電着させて基板表面にメソポーラスシリカ厚膜を製造する方法において、有機溶媒として、水分含有量が0.45%以下のアセトンを用いる。 (もっと読む)


【課題】高温多湿条件下における金属イオンの溶出が十分に低減され、水蒸気バリア性と光学特性とに十分優れる耐水フィルムを形成可能な合成スメクタイトを提供すること。
【解決手段】合成スメクタイト100は、主としてケイ素イオンと酸素イオンとを有する一対の四面体シート3、並びに一対の四面体シート3に挟まれるように、主としてアルミニウムイオン及び/又はマグネシウムイオンと酸素イオン及び/又は水酸化物イオンとを有する八面体結晶構造からなる八面体シート1を含む層10を複数備える。合成スメクタイト100は、下記一般式(1)で表され、ナトリウムイオン及び鉄イオンの含有量がそれぞれ10ppm以下である
Al4−aMgSi20(OH) (1)
[式中、aは下記式(2)を満たす数を示し、Xは一価の交換性陽イオンを示す。]
0.01≦a<0.75 (2)] (もっと読む)


【課題】粘土鉱物粉末の表面領域を改質することで、機能性を有するような他の物質の付与を容易に可能とするように比表面積が増大された改質粘土鉱物粉末と、この改質粘土鉱物粉末の製造方法とを提供する。
【解決手段】粘土鉱物粉末12およびアルカリ剤を混合状態として加熱することで、該粘土鉱物粉末12の表面領域を改質して多孔性のゲル化領域14を形成する。更に、このゲル化領域14を、水や酸性溶液を使用することで除去してもよい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高分離係数および高透過流束を有する分離膜、特に、パーベーパレーション法及びベーパーパーミエーション法により、共沸混合物から所望の成分を分離するのに好適な複合膜を高収率で製造する方法及び該複合膜を用いて共沸混合物から所望の成分を分離する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 有機高分子を結合剤として、表面にゼオライト微結晶を付与した多孔質支持体を、ゼオライトの原料を含む合成液に接触させ、水熱合成を施すことにより、多孔質支持体の内表面あるいは外表面の少なくとも一方の表面にゼオライト結晶膜を形成することを特徴とする複合膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粘土配向膜の耐水性を顕著に向上する。
【解決手段】複合粘土膜は、粘土が層状に堆積した粘土配向膜と、この配向膜内に均一に分布する高分子化合物とから構成されており、この高分子化合物が水溶性又は水分散性ポリマーの架橋体である。この複合粘土膜を沸騰水に30分浸漬した後の質量の増加率(%)を下記式に従って求めたとき、この増加率が100%以下であり、かつ水中に24時間浸漬した後で測定する湿潤引張強度が3MPa以上である。
増加率(%)=(浸漬後の質量−浸漬前の質量)/浸漬前の質量×100 (もっと読む)


【課題】本発明は、緻密化されたガス分離用ゼオライト膜複合体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ガス分離用ゼオライト膜複合体の製造方法において、(1)多孔質支持体の表面にゼオライト膜を形成させる工程、(2)該ゼオライト膜の表面にアルカリ水溶液を塗布または浸漬する工程、(3)前記(2)の工程で得られたゼオライト膜を加圧下に加熱処理することにより、緻密化したゼオライト膜を該多孔質支持体の内部に形成させる工程を含むことを特徴とするガス分離用ゼオライト膜複合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 粘土薄膜は、透明性をもち優れたフレキシビリティーを有し、粒子が層状に緻密に配向している構造を有しているので、気体バリア性に優れ、主成分が無機物である為に非常に耐熱性に優れた材料である。しかし、液晶や有機ELディスプレイ用のフィルム基板として使用する場合、吸湿性が高いために有機ELディスプレイ用のフィルム基板としては適していなかった。本発明の目的は、耐熱性、耐水性、柔軟性、透明性、膜強度、寸法安定性を両立した優れた粘土薄膜及びそれを用いた粘土薄膜積層体を提供することにある。
【解決手段】 本発明の薄膜は、薄片状耐熱材と平均線径が1μm以下の繊維とを含むものであり、該繊維はポリイミド繊維またはガラス繊維であることが好ましい。また、この粘土薄膜の片面もしくは両面に、無機薄膜または有機薄膜のうち少なくとも一方を単層または複数層形成してなる粘土薄膜積層体を提供する。 (もっと読む)


前処理済み霞石閃長岩粉末原材料から製造される超微細霞石閃長岩粉末であり、約12ミクロン未満の粒子径分布D5〜D95を備える、約20ミクロン未満の『制御された』最大粒子径D95あるはD99と、2〜8ミクロンの範囲の『制御された』最小粒子径D5と、を有する粉末を提供する。 (もっと読む)


【課題】リン酸もしくは亜リン酸をプロトン源とする有機−無機ハイブリッド膜を簡便な製膜法で作製し、無加湿で動作する燃料電池用の電解質膜を提供する。
【解決手段】リン酸もしくは亜リン酸とシルセスキオキサンよりなる自立固体膜を形成する組成物であって、リン酸もしくは亜リン酸とシルセスキオキサンもしくはシランカップリング剤のモル比が、3≧P/Si≧0.1において自立固体膜を形成し、あるいはゼオライトとリン酸の重量比が、40%≧ゼオライト/H3PO4もしくはH3PO3≧3%とする。更に好ましくは、シルセスキオキサンに対して、ジエポキシ化合物、ジアミン化合物、酸無水物、ジイソシアネート化合物、ジチオシアネート化合物、ジイソチオシアネート化合物のいずれか一つかまたは複数が、モル比で2.5≧全化合物/Si≧0.1で混合される。 (もっと読む)


【課題】ゼオライト膜を合成する支持体の形状にかかわらず、支持体全体に均一なゼオライト膜を合成する。
【解決手段】ゼオライト膜の水熱合成装置は、回転軸線を有し、ゼオライト膜合成液Lを充填させるための反応容器11と、反応容器11内に収容されかつ表面にゼオライト膜を合成させるための支持体12と、反応容器を加熱するための加熱装置14と、反応容器11を回転軸線回りに回転させるための回転装置15とを備えているものである。 (もっと読む)


【課題】微小な球形形状のメソポーラスシリカ微粒子を得ることができ、また高温焼成を伴なわずにSDAを液相中で抽出除去することができると共に、表面への化学修飾を容易に行なうことができるメソポーラスシリカ微粒子を得ることができるメソポーラスシリカ微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】テトラアルコキシシラン、アミノ基を有するアルコキシシラン、4級アンモニウム塩カチオン性界面活性剤、2つ以上の水酸基を有する多価アルコール、及び水を含有する混合液中で、テトラアルコキシシランとアミノ基を有するアルコキシシランをアルカリ存在下で共加水分解反応させることにより、メソ孔を表面に有する球状のシリカナノ粒子を生成させる。 (もっと読む)


【課題】メソ細孔が基板上に略垂直に配向したメソポーラスシリカ膜、メソポーラスシリカ膜構造体、及び該構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)平均細孔周期が1.5〜6nmのメソ細孔構造を有するシリカ膜であって、該メソ細孔が膜表面に対して75〜90°の方向に配向しているメソポーラスシリカ膜、(2)該メソポーラスシリカ膜が基板上に形成された構造体、及び(3)特定の陽イオン界面活性剤を特定量含有する水溶液を調製し、該水溶液中に基板を浸し、加水分解によりシラノール化合物を生成するシリカ源を特定量加え、10〜100℃の温度で撹拌して、基板表面にメソポーラスシリカ膜を形成した後、陽イオン界面活性剤を除去するメソポーラスシリカ膜構造体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は耐水性、耐熱性に優れた粘土及びこれを用いて形成した粘土薄膜を提供することであり、有機ELディスプレイに好適なフィルム基板を提供することである。
【解決手段】本発明の粘土は、薄片状耐熱材料が積層された構造を有し、該積層構造の層間に下記一般式(1)で示されるイミダゾリウムイオンを含有する粘土であって、かつ、該イミダゾリウムイオンの置換基R1とR2の炭素数の合計が10以下であることを特徴とする。
[化1]


[式中、R1、R2はアルキル基を示す。] (もっと読む)


【課題】 膜内部に均一に分散した銀微粒子を効率的に活用でき、抗菌効果の長期持続性に優れた抗菌性多孔質薄膜の製造方法を提供する。また、銀コロイドによる着色のない透明性に優れた抗菌性多孔質薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】 シリコンアルコキシド、触媒および非イオン性界面活性剤を含むシリカ前駆体溶液に、銀化合物を添加して膜形成溶液を調製し、該膜形成溶液を基材に塗布して、焼成することを特徴とする抗菌性多孔質薄膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】多孔質支持体の表面の細孔内部までゼオライトが成長するのを抑制し、ひいては、ゼオライト膜の膜厚制御を容易にし得る、分離膜の製造方法を提供する。
【解決手段】 セラミック焼結材からなる多孔質支持体1と、同支持体1の表面に成膜されたゼオライト膜4からなる活性層とを備えた分離膜の製造方法において、多孔質支持体の孔3内部を予め液体で湿潤状態に保持しておいて、ゼオライト膜形成用のゼオライト結晶を含む懸濁液を用いた含浸によりゼオライト結晶2を多孔質支持体1に担持させ、水熱合成により多孔質支持体1の表面にゼオライト膜4を形成することを特徴とする、分離膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】粘土材料が本来有する優れた可とう性及びガスバリア性を維持しつつ、従来の粘土フィルムよりも水蒸気バリア性に十分優れる粘土フィルムを形成可能な合成粘土材料を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明は、水に対する分散性を示し、かつ400℃での加熱処理により前記分散性を失う合成粘土材料を提供する。 (もっと読む)


【課題】粘土材料が本来有する優れた可とう性及びガスバリア性を維持しつつ、従来の粘土フィルムよりも水蒸気バリア性に十分優れる粘土フィルム及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】主としてアルミニウムイオン及び/又はマグネシウムイオンと酸素イオン及び/又は水酸化物イオンとを有する八面体結晶構造からなる八面体シート1を含む層10と、複数の層10の間に存在する陽イオンと、を含有する第1の粘土材料を準備する第1工程と、陽イオンの少なくとも一部をリチウムイオンに置換して第2の粘土材料を得る第2工程と、第2の粘土材料をフィルム状に成形してフィルム材料を得る第3工程と、フィルム材料に熱処理を施してリチウムイオンの少なくとも一部を層10の間から八面体シート1内に移動させる第4工程とを備える粘土フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は耐熱性、耐水性、柔軟性、透明性、難燃性を両立した優れた粘土薄膜を提供することにあり、有機ELディスプレイに好適なフィルム基板を提供するものである。
【解決手段】 薄片状耐熱材料と難燃性流動物質とを含む粘土薄膜であり、前記薄片状耐熱材料が、雲母、バーミキュライト、モンモリロナイト、鉄モンモリロナイト、バイデライト、サポナイト、ヘクトライト、スチーブンサイト、ノントロナイト、マガディアイト、アイラライト、カネマイト、スメクタイト及び層状チタン酸のうち一種以上であることが好ましく、前記難燃性流動物質が、リン酸エステルであることが好ましい。 (もっと読む)


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