説明

Fターム[4G112JM04]の内容

Fターム[4G112JM04]に分類される特許

1 - 20 / 68


【課題】スラグからの硫黄の溶出を抑制する処理方法を提供する。
【解決手段】硫黄を含有するスラグの表面に、アルミナゾルを接触させ、保持し、硫黄溶出量を低減する、硫黄を含有するスラグの処理方法。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱硫スラグの発生をなくし、転炉スラグのフッ素レス化と脱Cスラグの脱P工程リサイクルを促進し、さら二次精錬スラグをフッ素レス化して製鋼工程内リサイクルを進め、製鋼工程から系外に排出されるスラグ量を低減するとともに、系外に排出されるスラグのフッ素レス化を実現する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置に加えて、アーク加熱手段を有する二次精錬装置(アーク加熱二次精錬装置)を用いて溶湯の加熱昇温を行うことにより、先立つ転炉精錬でのホタル石使用を不要とするとともに二次精錬でのホタル石使用を不要とし、アーク加熱二次精錬装置で脱硫精錬を行うことによって溶銑予備脱硫を不要とするとともに二次精錬スラグの転炉リサイクルを可能にする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグ(特には粉状の製鋼スラグ)を、例えば藻場、魚礁等の海洋資材として有効に再利用すべく、上記製鋼スラグを用い、水中での耐崩壊性に優れた製鋼スラグ造粒物を、迅速かつ簡易に得るための製造方法を確立する。
【解決手段】製鋼スラグに、少なくとも酸性のコロイド状シリカ(好ましくはpHが5以下のコロイド状シリカ)を添加し、転動造粒することによって製鋼スラグ造粒物を製造する。 (もっと読む)


【課題】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生される特殊鋼電気炉酸化スラグの絶乾密度を向上させてリサイクル用途の拡大を図ることが可能な特殊鋼電気炉酸化スラグを提供する。
【解決手段】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生する酸化スラグであって、クロム酸化物、マンガン酸化物又は酸化鉄の少なくともいずれか一つが該酸化スラグに添加され、或いは、溶鋼酸化により溶鋼中のクロム、マンガン及び鉄を酸化させて該酸化スラグ中におけるCr23、MnO及びFeOの組成割合の合計が16質量%以上となるように調整され、且つ、絶乾密度が3.1〜4.5g/cm3の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】塩基度が2以上の造塊スラグについて、スラグのハンドリング時に粉化に伴う環境課題を引き起こすことなく、転炉精錬などに悪影響を及ぼすことなく、また土木工事用資材として使用した際に土壌環境基準を上回るBの溶出が起きることなく、土木工事用資材として資源化する。
【解決手段】溶鋼を収容した取鍋の溶鋼表面に形成されるスラグ(造塊スラグ)であって、スラグ組成CaO/SiO2質量比(塩基度)が2以上の溶融状態のスラグにBを含有する添加材(粉化防止材)を混合し、該造塊スラグを冷却後に粉砕し、転炉内に形成されたスラグ(転炉スラグ)に前記造塊スラグを添加し、転炉スラグに造塊スラグを添加する時期は転炉における送酸吹錬終了後から転炉スラグをスラグ搬送容器に排滓完了するまでの間とし、転炉スラグをスラグ搬送容器から排出して自然冷却後に土木工事用資材として資源化する。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルにあたり、該スラグから予め燐を安価に回収するとともに、回収した燐を資源として有効活用する。
【解決手段】 金属鉄が分離された、燐を含有する製鋼スラグを還元処理し、燐を0.5質量%以上含有する高燐高Mn銑鉄を回収する第1の工程と、前記還元処理によって得られたスラグを製銑工程または製鋼工程へリサイクルする第2の工程と、前記高燐高Mn銑鉄を脱マンガン処理する第3の工程と、脱マンガン処理によって生成したスラグを排出する第4の工程と、スラグが排出された後の処理容器内の溶銑に対して脱燐処理する第5の工程と、第5の工程によって溶銑中燐濃度が0.10質量%以下となるまで脱燐処理された溶銑を製鋼工程にリサイクルする第6の工程と、前記第5の工程の脱燐処理で生成したスラグを回収して燐酸資源原料とする第7の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】殺菌処理を施さなくても、または殺菌剤を添加しなくても、工業用水中に生存する微生物によって分解されず、固結防止効果を長期間維持することができる固結防止剤および固結防止方法を提供することを課題とする。
【解決手段】水性媒体に固結防止有効成分として硫酸アルミニウムを含有することを特徴とする高炉水砕スラグの固結防止剤により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート用細骨材に利用するための、固結し難い高炉水砕スラグを提供する。
【解決手段】化学成分CaO、SiOの含有質量%比率が、CaO/SiO<1であり、ガラス化率が80%以上である高炉スラグ質細骨材である。更に詳しくは、化学成分の含有質量%比率が、CaO−SiO−Al三成分系相図において、(CaO:SiO:Al)=(39:43:18)、(37:40:23)、(34:48:18)の組成で囲まれる範囲内にある。固結防止剤等による固結防止対策が不要となって細骨材の製造後管理が容易となると共に、高炉水砕スラグの利用性が向上する。 (もっと読む)


本発明のスラグの有価金属回収及び多機能性骨材の製造方法及びその装置によれば、転炉または電気炉からスラグポットまたはスラグ改質処理ポットに排出された溶融スラグに還元剤を投入することで、溶融スラグに含まれた有価金属を回収することができ、有価金属が回収された溶融スラグを多孔性構造の軽量物に形成することができる。
これによれば、転炉または電気炉から排出されたスラグ中の有価金属(Fe、Mn)を回収し、スラグのフォーミングと制御冷却によって低比重のスラグを確保した後、多機能骨材に製造することができる利点がある。このような多機能骨材は、組成をセメント組成に変更してセメントを製造するのに適する。また、セメント製造の際、使われる燃料の使用量を節減させるだけでなく電力消費量も節減させ、二酸化炭素の排出量を約40%低め、化学抵抗性に優れ、塩化物イオンに対する浸透抵抗性に優れ、耐久性が高いコンクリート構造物のセメント原料として活用可能である。 (もっと読む)


【課題】スラグやコンクリート破砕物を含む材料を、水が接触した際に水のpH上昇が抑えられるように、低コストに改質することができ、また施工後の材料に対しても適用することができる改質方法を提供する。
【解決手段】スラグ、コンクリート破砕物の中から選ばれる1種以上を含む材料Aと、アルカリ金属の炭酸水素塩Bを水の存在下で接触させる。材料Aのスラグやコンクリート破砕物から溶出したCa2+と水に溶解した炭酸水素塩B中のCO2−とが反応し、CaCOを生成してアルカリ分が中和される。生成したCaCOはスラグやコンクリート破砕物の表面を覆うため、スラグやコンクリート破砕物からアルカリ成分が溶出しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法及びこの処理により得られる改質スラグにおいて、Alの適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物還元速度を向上させるとともに、緻密で強度の高い改質された製鋼スラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、SiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグ中のAl濃度が7質量%以上20質量%以下となるように、Al含有物質を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、還元用炭素源の適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物の還元反応を促進させるとともに、還元用炭素源のスラグ中への残留を抑制し、緻密で強度の高いスラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグの質量100質量部に対して炭素量が5質量部以上25質量部以下となるように還元用炭素源を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】長時間経過しても膨張しない路盤材を提供する。
【解決手段】鉄鋼スラグを骨材とし、高炉スラグ微粉末及びポルトランドセメントを配合して製造した水和固化体の破砕粒からな路盤材であって、アルミニウム溶出量、硫酸イオン溶出量、及び、カルシウム溶出量の総和が2000mg/l以下の溶出特性を備えることを特徴とする非膨張性路盤材。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、スラグ組成等の影響により流動性が低いスラグを溶融改質処理した場合であっても、高品質のスラグを高い歩留りで得る。
【解決手段】SiO含有物質を改質材として、溶融改質処理装置内の製鋼スラグに改質材を溶射することにより、製鋼スラグを溶融改質処理する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、溶融改質処理の開始前における(TLL−T)/(TLL−TSL)で表される固相率が0.5以上の製鋼スラグを使用した場合に、製鋼スラグの溶融改質処理開始前の温度Tと製鋼スラグの液相線温度TLLとの関係が、T+150℃≧TLLを満たす条件で溶融改質処理を開始する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を迅速に削減し、スラグ性状を改質することにより、従来適用が困難であった硫黄含有量の高い製鋼スラグの水域ヘの適用を容易とする水域投入用製鋼スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】水域投入用製鋼スラグの製造方法において、酸化剤を水で希釈又は溶解して製鋼スラグに添加し、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を硫酸イオンまで酸化することにより、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物の水域への溶出を低減する。また、希釈又は溶解に使用する水を海水として、より水域への溶出を低減する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有した電気炉スラグのフッ素溶出を抑制して資源化を可能とする方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有した電気炉スラグとフッ素を含有しない溶銑予備処理スラグの両方を破砕し、前記電気炉スラグと該電気炉スラグの質量に対し同等以上の質量の前記溶銑予備処理スラグとを混合すること、また、前記溶銑予備処理スラグの破砕後の粒径を15mm以下とすることを特徴とするフッ素を含有した電気炉スラグからのフッ素溶出抑制方法である。溶銑予備処理スラグはf.CaO含有量が高いのでカルシウム溶出量が多く、電気炉スラグからのフッ素溶出を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】特殊な大型装置を使用することなく且つ少ないエネルギーで、製鋼スラグをその内部まで効率的に炭酸化し、アルカリ溶出性の小さいスラグとする。
【解決手段】COまたはCO含有ガスを直径1μm以下の気泡の状態で水中に分散させたナノバブル含有水を、製鋼スラグと接触させる。炭酸ガスのナノバブル含有水は、炭酸ガスの気泡(ナノバブル)が長時間安定して水中に存在できるため、炭酸ガスを含む水がスラグ内部まで適切に浸透して長時間保持され、スラグ内部の遊離CaOや遊離MgOを適切に炭酸化させることができる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグから、クロム濃度が低く、好ましくは水和反応性が高いセメント原料用スラグを安定的に製造する。
【解決手段】酸化クロムを含有し、塩基度1.5以上、Fe含有量が10質量%以上の製鋼スラグに還元材を添加し、1000℃以上で撹拌混合した後、冷却する。高温状態で撹拌混合を行う還元処理において、酸化クロムとともに酸化鉄も還元され、スラグ中の金属鉄と金属クロムが撹拌作用によって物理的に凝集するので、クロムを含む金属分がスラグから容易に分離除去可能な形態になる。また、還元処理によりクロムや鉄を還元して非固溶状態とし、且つ処理後の冷却条件を、冷却後の2CaO・SiOの結晶相のうちγ相の比率が50質量%以下となるように最適化することにより、セメント原料としての水和反応性が高められる。 (もっと読む)


【課題】効率的にスラグ土木用材の固結を抑制できる製造方法を提供でき、特に、粒度調整鉄鋼スラグ、クラッシャラン鉄鋼スラグの道路用鉄鋼スラグに有効に使用することが可能となる方法を提供する。
【解決手段】高炉スラグおよび製鋼スラグから選ばれる1種または2種のスラグを、炭酸を含有した自由水に浸漬させてスラグ表面に不溶性鉱物相を形成する。具体的には、処理後のスラグについて所定の手法で得たサンプルスラグの遊離CaO含有率が0.45質量%以下(高炉除冷スラグ)、4.5質量%以下(転炉スラグ)になるように粒径25mm以下の高炉徐冷スラグをエージング処理し、その後、処理後のスラグについて所定の手法で得たサンプルスラグの炭酸化率が15%以上になるように炭酸含有自由水(pHが3.5〜5.4)に浸漬する炭酸化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 電気炉や取鍋精錬炉の鋼の精錬温度を制御して、スラグ中のf−CaOの滓化を促進し、f−CaOの晶出を抑制して、エージング処理を行わなくても十分に膨張特性の低いスラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の精錬方法において、CaOを含む造滓材を取鍋精錬などの還元精錬中のスラグ中に最終投入した後、精錬温度を1600℃以上に昇温すると共に、スラグを該1600℃以上の温度域で一定時間以上、すなわち略15分間以上、保持することにより、製鋼スラグ組成を特定の範囲内に保持して、スラグの組成をCaOが晶出しない組成に限定することを特徴とする膨張安定性の高い低膨張性製鋼スラグの製造法で、エージング処理を行わなくとも膨張安定性の高い製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


1 - 20 / 68