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Fターム[4K013CE08]の内容

Fターム[4K013CE08]に分類される特許

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【課題】昇降中に溶銑・溶鋼鍋の傾きを把握し、その傾きを矯正することができる溶銑・溶鋼鍋の昇降装置及び昇降方法を提供すること。
【解決手段】2本の油圧シリンダ3a,3bのそれぞれの昇降レベルを検出するレベル検出器10a,10bと、同調装置5Aから分岐して2本の油圧シリンダ3a,3bにつながる2本の分岐油圧ライン6a,6bのそれぞれに接続された油排出ライン7a,7bと、それぞれの油排出ライン7a,7bに設置された開閉弁8a,8bとを設け、レベル検出器により検出した油圧シリンダの昇降レベルの差が所定値以上になった場合、油圧ポンプ4を停止すると共に、高レベルにある油圧シリンダにつながる分岐油圧ラインに接続された油排出ラインの開閉弁を開として油を排出し、前記昇降レベルの差が所定の範囲内に戻ったら、前記開閉弁を閉とすると共に、油圧ポンプの運転を再開させる。 (もっと読む)


【課題】還流真空槽を用いて溶鋼の真空脱ガス処理中を行うに当たって、真空不良やスラグの吸い込み等のトラブルを耐火物の厚み増しを伴うことなしに抑制するとともに、浸漬管の寿命をより一層延長する。
【解決手段】真空槽に設けられた浸漬管5、6を、取鍋7に収容された溶鋼中に浸漬させて、該取鍋の昇降移動により該浸漬管5、6の浸漬深さを一定保持しつつ、該真空槽及び該取鍋7の相互間にわたって該溶鋼を還流させることにより該溶鋼中のガス成分を除去するに当たり、前記溶鋼の還流中に、マイクロ波レベル計8により前記取鍋7内のスラグ面レベルを計測し、この計測結果に基づいて、該浸漬管の取り付けフランジの下端面から該取鍋内スラグのスラグ表面に至るまでの距離Lを100〜200mmの範囲に保持する。 (もっと読む)


【課題】RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置の真空槽内の溶鋼に、該RH真空脱ガス装置に付設された投射ランスから脱硫フラックスを投射して、溶鋼の脱硫を行うにあたり、前記RH真空脱ガス装置に付設された真空排気装置のコンデンサーの冷却水を分析し、好ましくはpH値を測定し、この値をフィードバックして、脱硫フラックスの投射量を調整する。得られたコンデンサー冷却水の分析値に基づき、予め求めた、コンデンサー冷却水の分析値とコンデンサー冷却水中に溶解した脱硫フラックス量との関係から、さらに追加すべき脱硫フラックスの投射量を算出して、脱硫フラックスの投射量を調整することが好ましい。これにより、溶鋼中S量の的中率が向上し、溶鋼のS量ばらつきが低減して、溶鋼歩留りが顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】地金やダストの飛散を抑え、Crの酸化ロスを抑制しながら、安定して溶鋼の脱炭を行うことのできる連続真空度制御方法を提供する。
【解決手段】含Cr溶鋼4の減圧脱炭精錬における処理容器2の真空度制御方法であって、吹酸脱炭により排ガス中のCO体積濃度が20%に達したときを脱炭開始時として脱炭開始時の真空度を100〜300torrの範囲とし、吹酸脱炭中の任意の1min間における減圧変化量の最大値を30torr/min以下となるように真空度を調整し、且つ、脱炭開始時以降に、溶鋼4中のCの質量濃度[%C]が脱炭平衡時のC質量濃度[%C]に達するまでの間において、平均減圧速度が0〜8.0torr/minの範囲で、処理容器2内の減圧を徐々に進行させる。 (もっと読む)


【課題】引張強度と成形性とのバランスや、疲労寿命に優れた複合組織鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜2.0%、P≦0.03%、S≦0.003%、Al:0.005〜0.04%、N≦0.006%、Ti:0.01〜0.15%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織は面積分率で90%以上、99%未満が主相としてのフェライトであり、第二相がマルテンサイトであり、板幅方向に直交する断面において上記第二相の圧延方向長さの最大値が20μm以下であるとともに、当該第二相のうち円相当径が1.0μm以上のものの密度が10000個/mm以下であり、該断面において圧延方向長さが30μm以上である介在物の圧延方向長さの総和が1mm当たり0.25mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミキルド鋼製造時のレードルノズル詰まり防止方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法によるアルミキルド鋼製造時において,溶鋼をRH装置を用いて処理するに際し,溶鋼脱酸用Alを添加した後に溶鋼中トータル酸素濃度を分析するためのサンプルを採取し,該溶鋼に含まれるトータル酸素濃度とAl濃度とを溶鋼環流中に分析して,その値をもとに以下に示す(1),(2)式の範囲内で該溶鋼環流を終了するよう調整する。[Al]>0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+1.0≦t≦0.043×T.[O]+2.0(1)式、[Al]≦0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+1.0≦t≦0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+2.0(2)式 (もっと読む)


【課題】ウェア耐火物の寿命を容易にかつ精度よく予測可能な耐火物寿命予測方法の提供。
【解決手段】真空脱ガス炉1を構成するウェア耐火物21とパーマネント耐火物20との間に熱電対31を設置し、熱電対31で測定したウェア背面温度とウェア耐火物21の残厚との関係を表す温度残厚関係データをデータベースとして構築し、さらに、ウェア背面温度とチャージ回数との温度チャージ回数関係データを更新しながら構築し、温度残厚関係データと温度チャージ回数関係データとに基づいて、ウェア耐火物21が寿命の残厚となるウェア背面温度に達するチャージ回数を予測する。 (もっと読む)


【課題】真空槽内の排ガス量が減少する処理末期においてブースターに供給する駆動用蒸気を適正に制御し、無駄な蒸気の使用を回避して蒸気使用量を削減できる真空脱ガス装置及びその運転方法を提供すること。
【解決手段】真空槽20の真空排気を行うための真空排気ラインLに、真空排気装置として蒸気で駆動するブースター50A〜50Cを配置した真空脱ガス装置において、ブースターの吐出側に圧力計110を設けるとともに、ブースターに駆動用蒸気を供給する蒸気供給ライン60に蒸気圧力調節弁80を設け、さらに、圧力計110で計測した圧力が低下したときに、その低下に応じて蒸気圧力調節弁80を制御しブースターに供給する駆動用蒸気の蒸気圧力を低下させる制御手段120を設けた。 (もっと読む)


【課題】精錬工程において、溶鋼温度を繰り返し安定して測定できる、浸漬型温度センサーを用いた連続的な溶鋼温度の測定方法、およびこの方法を用いた溶鋼温度の制御方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を精錬する際に用いる溶鋼温度の測定方法において、筒状の芯金の内周面および外周面に耐火物層を設けた保護筒ならびに前記保護筒の内部に配置した温度センサーを、前記保護筒の内部で溶鋼が露出した状態で、溶鋼に浸漬し、前記温度センサーの溶鋼への浸漬深さhを前記保護筒の溶鋼への浸漬深さHより大きくし、3分以上連続して溶鋼の温度を測定することを特徴とする溶鋼温度の測定方法。二次精錬中の溶鋼温度をこの方法を用いて連続して測定し、この温度と目標温度との差と、データベースとして保有している昇熱効率とに基づいて溶鋼に供給する酸素量を調整する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱ガス処理に際して、処理中の脱ガス成分を精度よく推定し、脱ガス処理時間の短縮によるコストの削減を図る。
【解決手段】真空槽4の下部に設けられた浸漬管3を溶鋼6に浸漬して溶鋼6の真空脱ガス処理を行う方法であって、真空槽4に接続された排気系統7における、排ガス12中の排ガス成分の複数の時刻における排出速度を算出し、算出した複数の排出速度と該当時刻との関係を求め、この関係から溶鋼6中の目的成分の濃度を推定する工程を含む。算出した複数の排出速度と該当時刻の関係を関数で定め、この関数から求められる溶鋼6中の目的成分の濃度と時間との関係を用いて溶鋼6中の目的成分の濃度を推定する。 (もっと読む)


【課題】酸化物系介在物を減少させて曲げ性に優れた鋼板を製造することができるようにする。
【解決手段】取鍋精錬時において、ガス攪拌の時間を5分以上とし、静止状態でのスラグ厚は260mm以上400mm未満とする。また、取鍋精錬時において、スラグ中のMgO量が1.2kg/ton以上5.0kg/ton以下とし、ガス攪拌の時間(t1)とスラグ中のMgO量(X)との関係がt1≦−5X+40を満たすとと共に、t1≧−5X+20を満たすようにする。さらに、真空脱ガス精錬において、溶鋼の還流時間を10分以上40分以下とし、溶鋼還流量も150ton/min以上200ton/min以下とする。 (もっと読む)


【課題】 目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種をRH真空脱ガス装置で精錬する際に、合金鉄や炭材の歩留りを操業条件に応じて正確に推定し、脱ガス精錬処理後の溶鋼中炭素濃度を精度良く目標値に調整する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置を用いて、目標炭素濃度が0.07質量%以上である鋼種を精錬する際に、脱ガス処理中に溶鋼に添加する、炭素を含有する副原料の歩留りを、過去の操業実績(S1)に基づいて銘柄毎に下記の(1)式の関数として求め(S2,S3)、求めた関数を用いて当該脱ガス精錬処理における副原料の添加量を決定し(S4,S5)、脱ガス処理後の溶鋼中炭素濃度を目標値の±5%の範囲内に制御する。
副原料歩留り=f(処理前溶鋼中炭素濃度、処理後目標炭素濃度、処理前溶鋼温度、処理前溶鋼中酸素濃度、処理後溶鋼中酸素濃度、処理中の真空槽内平均圧力、溶鋼環流量、環流用ガス流量、副原料添加量) …(1) (もっと読む)


【課題】炉内に高温の溶鋼を収容した状態で大気精錬から減圧精錬に切り替え、精錬を行ったときに炉内で蒸発した金属が集塵機に集塵されて、発火により濾布を焼損する問題を未然に防ぐことのできる減圧精錬設備を提供する。
【解決手段】AOD炉10に、開口18を閉鎖する蓋体34と減圧吸引を行う減圧吸引管とを有する減圧装置を付加し、大気精錬の後に蓋体34を装着して減圧精錬を行う設備において、溶鋼Wの上方位置で炉壁を貫通して設けた酸素吹込管58から減圧状態の下でOガスを炉内に且つ溶鋼Wの上方空間Kに吹き出す酸素吹込装置56を取り付けておく。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の温度調整すると共に、溶鋼を攪拌しながら精錬を行う取鍋精錬において、特に、溶鋼に対して加熱や冷却を行った際に、正確且つ確実に溶鋼温度の調整を行うことができる。
【解決手段】精錬処理中に加熱及び/又は冷却を行った際での溶鋼温度分布を求めて、溶鋼温度の代表温度の時間変化曲線Tm(t)を求め、計測値と時間変化曲線Tm(t)とのズレ量ΔT1を求め、このズレ量ΔT1に基づき温度調整量を求めて溶鋼の温度調整を行う。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽内の真空度の変化をさせている際に停電が発生したときに、他にトラブルを発生することなく容易にスタンバイの状態に復帰させることができるようにする。
【解決手段】取鍋3内の溶鋼2に浸漬させる浸漬管14を有する真空脱ガス槽4を備えたRH精錬装置で、真空脱ガス槽4内の真空度を変化させている際に停電が発生した時の真空度昇降中の停電時対応方法であって、停電時には、真空脱ガス槽4内の真空度が大気圧以上とならないようにガスを排気すると共に、真空脱ガス槽4内の真空度を電力不要で動作する真空計で測定し、この真空計で測定した真空度が650torr〜大気圧の範囲に達した際に、真空脱ガス槽4の浸漬管14を取鍋3から引き抜く。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス精錬処理を行っている際に停電が発生したときに、他にトラブルを発生することなく容易にスタンバイの状態に復帰させることができるようにする。
【解決手段】取鍋3内の溶鋼2に浸漬させる浸漬管14を有する真空脱ガス槽4を備えたRH装置1を用いて、取鍋3内の溶鋼2の真空脱ガス精錬処理を行っている際に停電が発生した時の対応方法であって、停電後に真空脱ガス槽4内の真空度を電力不要で動作する真空計21で測定し、この真空計21で測定した真空度が、650torr以上大気圧以下の範囲に達した際に、真空脱ガス槽4の浸漬管14を取鍋3から引き抜く。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽内を所定の圧力に減圧する時間を短縮するためプレ排気を用いる場合に、真空脱ガス槽内へのエアの流入を確実に防止することができる真空脱ガス処理装置における排気開始方法を提供する。
【解決手段】真空脱ガス処理装置10は、取鍋13の上方に設置され、下部14aが溶鋼12に200〜500mm浸漬した真空脱ガス槽14と、真空脱ガス槽14内のエアを吸引する真空排気装置と、真空脱ガス槽14と真空排気装置をつなぐ排気配管16、20及び均圧配管18と、排気配管16、20に設けられた排気主弁17及び均圧配管18に設けられた均圧弁19と、取鍋13を昇降する昇降装置11とを備えている。排気主弁17及び均圧弁19を閉じた状態で排気配管20を減圧した後、均圧弁19を開き、真空脱ガス槽14内を減圧代0.04MPa以上減圧する。その際、均圧弁19を開にする時点又は開にする以前の時点から取鍋13を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】炭素を低減するための高クロムフェライト系ステンレス鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】電気炉(EAF)−精錬炉(AOD)−二次精錬(VOD)−成分調整(LT)−タンディッシュ−連続鋳造工程を経て、Cr:5〜30%、Ti:0.1%以下、C:0.02%以下のフェライト系ステンレス鋼の精錬方法において、前記二次精錬のVOD設備でVODタンクの外壁に振動センサを取り付けるステップと、前記振動センサから出力された周波数の中から特定の周波数のみを測定するステップと、前記二次精錬(VOD)中に酸素吹錬脱炭機と真空脱炭機の底吹き撹拌強度を調整するステップとからなる。 (もっと読む)


【課題】真空精錬設備における水封式真空ポンプのキャビテーションを防止する真空脱ガス方法を提供する。
【解決手段】真空精錬設備におけるエジェクター式真空排気装置および水封式真空ポンプを使用する真空脱ガス方法であって、前記水封式真空ポンプで吸入し排気した排ガスを吸入ラインに循環させて前記水封式真空ポンプの吸入側流量をほぼ一定にさせることにより該水封式真空ポンプのキャビテーションを防止することを特徴とする真空脱ガス方法。 (もっと読む)


【課題】本発明はリアルタイムモニタリング技術を用いた極低炭素鋼の真空脱炭精錬において、プローブやガスコストを抑制しつつ、目標炭素濃度に対する成分制御精度を高め、かつ処理時間の短縮を図ることにより、極低炭素鋼の高精度かつ高効率な溶製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶鋼を真空脱炭処理で溶鋼中炭素濃度の連続モニタリングを行いながら100ppm以下の極低炭素領域まで脱炭する方法において、溶鋼中炭素濃度の連続モニタリング開始時刻を決定する工程と、この開始時間より溶鋼中炭素濃度の連続モニタリングを行い、脱炭処理の終了時刻を決定する工程を有することを特徴とする溶鋼の精錬方法。 (もっと読む)


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