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Fターム[4K027AB44]の内容

溶融金属による被覆 (10,875) | メッキ浴・メッキ被膜 (3,289) | メッキ浴、メッキ被膜の材料、組成 (1,629) | 亜鉛合金 (655) | Alを含む (389)

Fターム[4K027AB44]に分類される特許

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本発明は、高い腐食抵抗性を経済的に製造することができる方法、並びに、容易に実行可能な、防食システムを備えている鋼板生成物に関する。本発明の方法は、以下の工程:
保護ガス雰囲気下で鋼基板をストリップ温度まで予熱する工程;
鋼基板をストリップ入口温度まで冷却する工程;
亜鉛浴中で鋼基板をどぶ漬けコーティングして、金属防食コーティング(その中間層は0.5重量%以下のAl含有量を有する)を前記鋼基板上に形成する工程;
過剰コーティング材料をストリッピングすることによって、溶融浴中で鋼基板に付与される金属防食コーティングの厚さを、各々の面で3〜20μmの値まで調節する工程;
金属防食コーティングを備えている鋼基板を冷却する工程;そして
鋼基板の金属防食コーティングへ有機コーティングを付与する工程;
を含む。 (もっと読む)


本発明は、鋼基板(例えば、鋼ストリップ又は鋼板)と、前記鋼基板の少なくとも一面に付与される亜鉛系防食コーティングとから形成される、シート鋼生成物及びその製造方法であって、
前記防食コーティングは、
Mg:0.25〜2.5重量%、Al:0.2〜3.0重量%、Fe:4.0%重量以下、及び、必要に応じて、Pb、Bi、Cd、Ti、B、Si、Cu、Ni、Co、Cr、Mn、Sn及び希土類からなる群からの1つ以上の元素を合計で0.8重量%以下、残余亜鉛、並びに、不可避の不純物を含み、そして、
中間層(シート鋼生成物のすぐ表面に直接隣接する表面層と鋼基板に隣接する境界層との間に広がっており、そして、防食コーティングの全体の厚さの少なくとも約20%の厚さである)において、前記防食コーティングが0.5重量%以下のAl含有量を有している、前記シート鋼生成物及びその製造方法に関する。本発明のシート鋼生成物は、高い腐食抵抗性と最適化された溶接性との最適な組み合わせを有しており、そして、特に、自動車車体構造、一般建築用途、又は、家庭電化製品用への使用が適当である。 (もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を母材とした場合に不めっきがなく美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.25%以下、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3%を含み、Mn/Si比が2以下である鋼板に、まず、O2≧0.1%、H2O≧1%を含有する雰囲気中で、400〜750℃の温度で加熱(A帯加熱)し、次いで、O2<0.1%、H2O≧1%を含有する雰囲気中で、600〜850℃の温度で加熱(B帯加熱)し、次いで、H2=1〜50%を含み露点が0℃以下の雰囲気中で、加熱(C帯加熱)を施す。その後、溶融亜鉛めっき処理を施す。従来、C帯加熱内でロールと反応しピックアップの原因となっていた表面酸化物が、本発明では、B帯加熱を行うことで還元され低減しているため、C帯加熱で、ピックアップの発生が防止される。 (もっと読む)


本発明は、種々の合金成分(特に、Mn、Al、Si及び/又はCr)を含む鋼製の高強靭鋼フラット鋼生成物を保護金属層でコーティングする方法であって、前記方法によって、前記フラット鋼生成物を最初に熱処理して、次に、前記フラット鋼生成物が加熱された状態で、亜鉛及び/又はアルミニウム少なくとも85%の溶融浴中で保護金属層をコーティングする前記方法に関する。本発明によると、熱処理は、以下の処理工程:
a)H含有量少なくとも2%〜8%を有する還元雰囲気中で、前記フラット鋼生成物を750℃より高く850℃までの温度まで加熱する工程;
b)O含有量が0.01%〜1%である酸化雰囲気を有し、そして、連続炉へ一体化している反応室中で、前記フラット鋼生成物に、750℃より高く850℃までの温度で、1〜10秒続く熱処理を行うことによって、その大部分が純鉄をからなる表面を、酸化鉄層へ変化させる工程;
c)次に、先に形成された酸化鉄層を少なくともその表面上で純鉄へ還元させるように、酸化鉄層の形成(工程b)のために実施される熱処理の時間よりも非常に長い時間にわたって、前記フラット鋼生成物を最大900℃まで加熱することによって、H含有量2%〜8%を有する還元雰囲気中で、前記フラット鋼生成物を焼鈍する工程;そして
d)次に、前記フラット鋼生成物を溶融浴温度まで冷却する工程;
を含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明方法は、易酸化性成分の酸化物生成によって引き起こされるめっき外観の劣化と焼鈍雰囲気下に存在する水素起因のふくれ、を解決する手段を提供する。
【解決手段】 易酸化性成分を含む高張力熱延鋼板を全還元方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて還元性の雰囲気で焼鈍した後、該鋼板を大気に接触させることなく、溶融亜鉛めっき中を通板せしめる溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法において、焼鈍時の水素濃度を10%以上25%以下とし、焼鈍終了後、過時効炉にて、鋼板温度を200℃以上550℃以下、水素濃度を2%以上7%以下の雰囲気下で30秒以上400秒以下に保持して、均熱処理し、その後溶融めっきすることを特徴とする濡れ性、ふくれ性に優れた高張力溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐食性および加工性に優れ、さらにめっき外観、スポット溶接性にも優れた溶融Zn−Al系合金めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】めっき層が平均で、質量%で、Al:25〜70%、Mg:0.5〜5%、Si:0.1〜5%、Sr:0.005×(Si%)〜0.05×(Si%)%を含み、あるいはさらにCr:0.02〜2%、Ni:0.02〜2%を含有し、残部Znおよび不可避的不純物からなるめっき層組成となるように、組成を調整しためっき浴に、鋼板を浸漬したのち、該めっき浴から引き上げて、350℃までの冷却速度が10〜100℃/sとなるように却し、鋼板表面に溶融Zn−Al系合金めっき層を形成する。さらに圧下率:0.5〜5%の調質圧延、および150〜350℃の温度範囲で過時効処理を施してもよい。これにより、耐食性および加工性、さらにめっき外観、スポット溶接性に優れた溶融Zn−Al系合金めっき鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】浴温が400〜450℃、浴中Al濃度が1.0〜10mass%、浴中Mg濃度が0.10〜10mass%の亜鉛めっき浴を用いて、溶融亜鉛めっき処理とオーステンパー処理を同時に行う。またはさらに、めっき処理前後で、鋼板を前記めっき浴温で保持する。めっき処理前後の保持時間とめっき処理時間を合わせてのオーステンパー処理時間は50s以上600s以下である。その結果、めっき浴中を鋼板が通過する時間を有効にオーステンパー処理に使うことが可能となり、延性が向上する。例えば、本発明で適用される鋼板としては、mass%で、C:0.05〜0.20wt%を含有し、Si:0.01〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3.0%の中から1種以上を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】鋼板母材にSi、Mn、Alを含んでいても、表面外観及びめっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.3%、Si:0.001〜3.0%、Mn:0.1〜3.0%、Al:0.001〜2.0%、P:0.0001〜0.3%、S:0.0001〜0.1%、N:0.0001〜0.007%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板の表面に、質量%でFe:3.0〜20.0%、Al:0.001〜0.5%を含有し、残部がZn及び不可避的不純物からなるめっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、該めっき層が、Si、Mn又はAlの1種又は2種以上を含む層状酸化物を含有することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】高品質な溶融亜鉛系めっき鋼材を低コストで製造可能であるとともに、生産性を向上させることが可能な、溶融亜鉛系めっき鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材をめっき前に加熱する加熱工程と、加熱工程を経た鋼材を溶融金属めっき浴へ浸漬するめっき工程と、を備え、加熱工程が、酸素濃度500ppm以下の非酸化性又は弱酸化性雰囲気下で行われるとともに、加熱工程において、鋼材が550℃以上700℃以下の温度に加熱されることを特徴とする、フラックスを用いず一浴法にて鋼材にめっきを行う、溶融亜鉛系めっき鋼材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】めっき付着量が55g/m2以上の不めっきのない美麗な表面外観を有し、耐食性にも優れた溶融亜鉛めっき鋼板、あるいはさらに耐パウダリング性にも優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】C≦0.25mass%を含有する冷延鋼板に、浸入板温を500〜600℃、浴中Al濃度を0.15〜0.3wt%として溶融亜鉛めっきを施す。合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る場合は、次いで、合金化処理する。好ましくは、溶融亜鉛めっき処理を施すに先立ち、まず、元素XとしてS、Cl、Na、K、Ni、C、N、B、Se、Brの少なくとも1種以上を含有する化合物を、下記(1)式を満足するように鋼板表面に付着させ、次いで、再結晶焼鈍する。
〔X〕≧ (1/600)×〔M〕 ―――(1)
〔X〕:Xの量単位mg/m2
〔M〕:めっき付着量単位g/m2 (もっと読む)


【課題】耐食性及び表面清浄性の問題を解決するとともに、従来にない高付着量による新規なZn−Al又はZn−Al−Mn合金メッキ鋼線とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】2浴法により溶融メッキされ、空気流冷却により粗面化したZn−Al合金メッキ鋼線41に対し、潤滑剤除去工程を設けない湿式伸線によるアフタードローで形成された前記Zn−Al合金メッキ鋼線41であって、前記湿式伸線における前記Zn−Al合金メッキ鋼線表面への潤滑剤付着量が0.25g/m以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】めっき濡れ性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板およびめっき濡れ性および合金化制御性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】高強度鋼板に対してめっき前焼鈍を行う前に、表面に微粒子を投射する。この時、例えば、微粒子の平均粒径は10〜300μm、素材を金属とするのが好ましい。また、30〜300m/sの投射速度で、カバレージが200%以上となるように、鋼板表面に微粒子を投射することが好ましい。鋼板表面に微粒子を投射することで、鋼板の表層に加工変質層が十分な深さまで導入される。そして、この加工変質層は焼鈍後も残存し、例えば、合金化処理時の合金化反応の活性サイトになって合金化反応が改善される。 (もっと読む)


【課題】メッキ浴に発生する浮きドロスの堆積を抑えて、メッキ付着量の不良、ザラ状及びコブ状の外観不良を防止し高品位のメッキ層が形成される溶融メッキ処理装置及びメッキ方法を提供する。
【解決手段】メッキ素材が溶融するメッキ浴(L)に素線(M)を通過させてこの素線(M)をメッキする溶融メッキ処理装置(10)において、素線(M)が前記メッキ浴(L)の液面から引き上げられる局所空間領域(K)を導入ガス(G)により局所的に雰囲気調節するガス絞り装置(40)と、メッキ浴(L)を回転体(53)により波動させる波動手段(50)と、メッキ素材の地金(D)をメッキ浴(L)で溶解してこのメッキ浴(L)を補充する地金溶解促進装置(60)と、を手段として備える。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時の摺動性に優れるとともに、かつ化成処理性にも優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】めっき鋼板の平坦部表層には、Zn−OH結合を有し、かつ、平均厚さが10nm以上である酸化物層を形成することとする。このような酸化物層を均一に形成することで良好な摺動性を安定的に得ることができる。また、上記厚さであれば、金型と被加工物の接触面積が大きくなるプレス成形加工においても、表層の酸化物層が磨耗した場合でも残存し、摺動性の低下を招くことがない。さらに、本発明では、ZnO、FeOなどの単純酸化物や、Fe(OH)などの水酸化物を極力酸化物層から除くことにより、形成化成結晶の不均一形成や、スケが多数を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は水素性欠陥を防止し、溶接部での耐遅れ破壊性に優れた鋼板とその製造方法について提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:2.0%以下、Cr:3.0%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、O:0.006以下、N:0.01%以下を含有し、鋼板中のSi、Mn、Al及びCrの合計が0.3%以上となり、残部鉄及び不可避的不純物から成る鋼板の表面に、鋼板表層10μm以下の結晶粒界、結晶粒内、もしくは、めっき層中のいずれか一方、あるいは、両方に酸化物が平均含有率0.01〜30質量%で存在することを特徴とする溶接部の耐水素脆性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時の摺動性に優れるとともに、かつ、化成処理性、副資材との適合性にも優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】めっき鋼板の平坦部表層には、Zn−OH結合およびZn−SO結合を有し、かつ、平均厚さが10nm以上である酸化物層を形成することとする。このような酸化物層を均一に形成することで良好な摺動性を安定的に得ることができる。また、上記厚さであれば、金型と被加工物の接触面積が大きくなるプレス成形加工においても、表層の酸化物層が磨耗した場合でも残存し、摺動性の低下を招くことがない。さらに、本発明では、Zn−SO結合を有しているため、水溶液のpHによらず易溶性であり、かつ溶解速度も速いために、アルカリビルダーによる鋼板最表層のエッチング作用を十分に発揮し、脱脂性も向上する。 (もっと読む)


【課題】鋼板の組成と組織を規定することにより、深絞り性と延性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.2質量%、Si:0.1〜2.0質量%、Mn:0.5〜3.0質量%、P:0.10質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.005〜1.5質量%以下、N:0.02質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物元素よりなる組成を有し、かつフェライトを70体積%以上、残留オーステナイトを2体積%以上およびベイナイトからなる複合組織を有し、ランクフォード値(r値)が1.1以上である高強度冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】鋼板母材に易酸化性元素を含んでいても不めっきが発生せず、表面外観の優れた溶融亜鉛めっき鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼板母材にFeよりも酸化し易い元素を1種又は2種以上、合計0.5質量%以上5質量%以下含有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、鋼板母材とめっき層との界面に存在する非反応領域の最大直径が60μm以下であることを特徴とする表面外観に優れた溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】水素性欠陥を防止し、耐水素脆性性に優れた超高強度鋼板とその製造方法及び超高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法並びに超高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度鋼板は、質量%で、C:0.06〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:2.0%以下、Cr:3.0%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、O:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、Si、Mn、Al及びCr各々の含有量の合計が0.3%以上であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼板の表面から10μm以内の表層の結晶粒界、結晶粒内、結晶粒界及び結晶粒内のいずれか1種または2種以上に、酸化物を平均含有率0.01〜30質量%にて含有してなる。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)590MPa以上で優れた加工性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%未満、Si:1.0〜2.0%、Mn:1.1〜1.9%、O:0.006%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下、N:0.01%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、さらに、体積分率でフェライトを50%以上、オーステナイトを3〜50%未満含有し、残部がベイナイトまたはマルテンサイトからなる鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有し、この鋼板と溶融亜鉛めっき層との界面から5μm以内の鋼板内の結晶粒界及び結晶粒内、溶融亜鉛めっき層内のいずれか一方または双方にSiを含む酸化物を平均含有率0.01〜10質量%にて含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


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