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Fターム[4K029BB03]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜構造 (4,668) | 被膜形態 (3,472) | 部分被膜、模様被膜 (622)

Fターム[4K029BB03]に分類される特許

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【課題】有機発光素子の製造装置において、長時間の蒸着においても膜厚の均一性を失うことなく高い材料利用効率を実現する。
【解決手段】電極を有する基板1上に有機化合物層を備えた有機発光素子を製造する蒸着装置において、蒸着源20と基板1の間に配置した膜厚補正板23を蒸着源20とともに基板1に対してX方向に相対的に移動させる。膜厚補正板23の開口23aが、X方向と直交するY方向に沿って開口幅が変化する太鼓形状を有することで、開口端部における蒸着材料の斜入射成分の蒸着時間を増大させて膜厚を均一化する。また、膜厚補正板23の開口23aの周縁に傾斜面23bを備えることにより、蒸発物が開口23aの周縁に付着することによる開口寸法の変化を抑制する。これにより安定して所定の膜厚分布を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】トップエミッション型有機電界発光素子及びその製造方法において、上部透明電極形成時、スパッタリングターゲット表面から基板被成膜面へ入射するプラズマ荷電粒子を捕捉して、発光ポテンシャル低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】マグネトロンスパッタリング装置において、ターゲット4は大径開口部4aと、小径開口部4bと、それら開口部4a,4bを接続する周面4cとを有し、バッキングプレート5には、ターゲット4を、その大径開口部4aが基板2に向けられた状態で収容する凹部5aが設けられ、この凹部5aを構成する内周壁面5bは、ターゲット4の周面4cが嵌め込まれるすり鉢形状に形成され、この凹部5aにターゲット4を入れ子式に嵌め合わせる。これにより、基板への副生成荷電粒子の入射も大幅に減少する。 (もっと読む)


【課題】短時間で効率よく薄膜51を形成できる薄膜形成装置1を提供する。
【解決手段】VDFオリゴマー33が配置された蒸着源30と被蒸着基板10とを離間させた状態で前記蒸着源30を加熱し、前記被蒸着基板10と前記蒸着源30が離間する離間状態から、前記被蒸着基板10と前記蒸着源30のとの少なくとも一方を移動させて、前記被蒸着基板10の薄膜形成面11と前記蒸着源30のVDFオリゴマー供給面32が断熱マスク20を挟んで対向し近接する近接状態に変化させ、前記近接状態で前記VDFオリゴマー33の薄膜51を前記薄膜形成面11に蒸着する。 (もっと読む)


【課題】蒸着用マスクを繰り返し使っていくうちに堆積層が付着した場合でも、所望の薄膜パターンを形成することができるマスク蒸着法を提供すること。
【解決手段】被処理基板200に対する蒸着パターンに対応するマスク開口部22が形成された蒸着用マスク40を被処理基板200に重ねた状態で蒸着用マスク40および被処理基板200を面内方向で回転させるとともに、回転中心軸線上から側方にずらした位置に配置された蒸着源12から被処理基板200に蒸着材料流を供給する。前回までの蒸着工程と今回の蒸着工程とで同一の蒸着用マスク40を用いるにあたって、前回までの蒸着工程により蒸着用マスク40に付着した堆積層の厚さの測定結果、あるいは当該堆積層の厚さの算出結果に基づいて、今回行う蒸着条件を決定する。 (もっと読む)


【課題】抵抗変化型メモリ素子の抵抗変化の安定性と抵抗変化比を向上させた半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基板11を酸化物チャンバF3に搬入し、チタンを主成分とする第一ターゲットを酸素雰囲気の下でスパッタさせてチタン酸化物からなる酸化物層を形成し、酸化物層を有する基板11を照射チャンバF4に搬入し、酸化物層の表面にさらに酸素ラジカルを照射して可変抵抗体を形成した。 (もっと読む)


【課題】高品質の薄膜を形成することができると共に、防着板の交換頻度を大幅に少なく
し、製造効率を飛躍的に向上することができる蒸着装置を提供する。
【解決手段】蒸着装置1は、蒸着槽2と、蒸着槽2内に配置され、被蒸着体10に蒸着さ
れる蒸着物質41を供給する蒸着源4と、蒸着槽2内に交換可能に取り付けられ、蒸着物
質41が蒸着槽2の側部隔壁21に付着することを防止する防着板6と、蒸着時に防着ガ
スを防着板6に略沿って流すように蒸着槽2内に流入する流入口8と、蒸着槽2内から防
着ガスを排出する排出口9とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】真空チャンバ内のパーティクルに起因する不具合の発生を確実に防止することのできる真空成膜装置、真空成膜方法および、この真空成膜を用いた有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】真空チャンバ11内で素子基板2に成膜を行うマスク蒸着装置10において、パーティクルモニタ17によって真空チャンバ11内のパーティクルを監視し、パーティクル量が所定値未満のときには真空チャンバ11内で成膜処理を行う。これに対して、パーティクル量が所定値以上のときには、ガス導入装置14による真空チャンバ11内への窒素ガスの導入と、低真空用真空引き装置15による真空チャンバ11内の真空引きとを行う清浄化処理を実施する。 (もっと読む)


【課題】長穴形状のマスク開口部を複数、梁部を間に挟んで並列させた場合でも、梁部の側面同士の貼り付きを防止することのできる成膜用マスク部材および該成膜用マスク部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】成膜用マスク部材10は、ベース基板をなす矩形の支持基板30に、チップ20を複数、取り付けた構成を有しており、チップ20には、成膜パターンに対応する長孔形状のマスク開口部22が複数一定間隔で平行に並列した状態で形成されている。チップ20において、マスク開口部22で挟まれた梁部27の側面27aには、微小な凸部28が形成されている。このため、チップ20の製造工程などにおいて洗浄、乾燥を行なった場合でも、梁部27の側面27a同士が貼り付いて剥がれなくなるという事態を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】被処理基板に対して複数の蒸着エリアで順次、蒸着を行うインライン式蒸着装置、および成膜方法において、特定の蒸着エリアで成膜される薄膜の膜厚のみを容易かつ確実に調整することのできる構成を提供すること。
【解決手段】インライン式蒸着装置100において成膜を行なった際、各蒸着エリア51〜53で被処理基板20に形成される薄膜の膜厚バランスがずれている場合、被処理基板20の搬送速度、および坩堝45での蒸着材料の加熱温度は変更せずに、蒸気流供給量制御用シャッタ11、12、13のスリット状開口部14の幅寸法を調整する。 (もっと読む)


【課題】基板に対する均一な薄膜の形成と蒸着材料の利用効率の向上とを容易に図ることができる蒸着技術を提供する。
【解決手段】蒸着用坩堝10であって、底部11と、側壁部123と、該底部11および該側壁部123の内面によって囲まれ且つ所定軸に沿って形成された孔部Cvとを備え、孔部Cvが、底部11とは反対側に位置する開口部OPと、該孔部Cvの所定軸(例えば軸P)に対して垂直な面における断面積が底部11側から開口部OP側にかけて略一定である第1の領域(例えば下部孔領域12a)と、該孔部Cvの所定軸(例えば軸P)に対して垂直な面における断面積が底部11側から開口部OP側に近づくにつれて増大する第2の領域(例えば上部孔領域13a)とを有する。 (もっと読む)


【課題】被処理基板に薄膜を形成した後、被処理基板に成膜用マスク部材を接触する状態で重ねて成膜した場合でも、先に形成した薄膜の損傷や剥離に起因する不具合が発生することのない成膜用マスク部材、成膜用マスク部材の製造方法、マスク成膜方法、および成膜装置を提供すること。
【解決手段】マスク蒸着用の成膜用マスク部材10を製造する際、支持基板30に接合されたチップ20の基板接触面20aにプラズマを照射する。その際、導入ガスとしてフッ素系ガスを用いることにより、チップ20の基板接触面20aには撥水性が高いフッ素系重合膜が形成され、基板接触面20aの水に対する接触角が100°以上になる。従って、成膜用マスク部材10の基板接触面20aを被処理基板に対して重ね、この状態で蒸着を行った後、被処理基板から外しても、先に形成された薄膜に剥離などが発生しない。 (もっと読む)


【課題】射出成形による温度の影響、型締力の影響等を受けることなく、比較的大きな中空成形品であっても熱収縮の影響を受けずに製造することができる、内表面が表面処理された中空成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】固定金型(3)とスライド金型(4)とを使用して1次射出成形により、本体部(H2)と蓋体(F1)とを実質的に同時に成形する。本体部(H2)をハンドリング装置(HM)によりスライド金型(4)から取り出し、別に設けられている成膜装置(MM)に装着して本体部(H2)の内表面に成膜する。成膜された本体部(HU1)をスライド金型(4)に装着して、固定金型(3)に残っている蓋体(F1)と突き合わせて、突合部に溶融樹脂を2次射出して一体化する。前記1次射出成形と2次射出成形とを同じ金型で実質的に同時に実施し、これに平行して成膜工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】長尺の可撓性樹脂基板において、透明導電膜パターンのマスクパターニングの実現手段を提供することであり、可撓性樹脂基板において、透明導電膜パターン形成を連続的に行うことで、品質が高く、生産性が高いコストダウン可能な透明導電膜形成装置を提供することにある。また、これに用いるマスク部材、前記の形成装置により作製された有機EL用の透明導電膜樹脂基板を提供する。
【解決手段】真空槽1内を連続して搬送される長尺の可撓性樹脂基板上に、透明導電膜を形成する透明導電膜の形成装置において、可撓性樹脂基板2の搬送中に、パターン形成用のマスク部材を可撓性樹脂基板に密着し同期して移動させながら、マスク部材Mとの密着区間にて薄膜形成手段を用いてパターン成膜を行う透明導電膜の形成装置。 (もっと読む)


【課題】セルシャッタに蒸着材料が分厚く堆積することを防止することにより、セルシャッタからの蒸着材料の剥離を防止することのできる蒸着装置を提供すること。
【解決手段】真空蒸着装置100は、蒸着材料の蒸気流を放出する開口部12aを備えた蒸着源12と、開口部12aを上方で覆って蒸気流の被処理基板20への供給を停止する遮断面154を備えたセルシャッタ15と、セルシャッタ15が開口部12aを開閉するようにセルシャッタ15を駆動するセルシャッタ駆動装置とを有している。シャッタ板153は、下方に向けて開口する半球状に形成され、遮断面154は、被処理基板20側に向けて凹む凹球面になっている。従って、同一体積の蒸着材料が堆積した場合でも、遮断面154への蒸着材料の堆積層17の厚さが薄く、堆積層17が剥離しにくい。 (もっと読む)


【課題】ライン状の蒸着源から基板上に材料を成膜する成膜装置において、膜を構成する柱状構造体の延在方向を可変とすることで、膜の特性を任意に設定可能とする。
【解決手段】蒸着源からの材料を基板上に成膜する成膜装置であって、所定方向に基板10Aを搬送する基板搬送装置304と、上記基板10Aの搬送方向を含む平面と平行な基準面内において一方向に延在するライン状の蒸着源302と、上記蒸着源302を上記基準平面内において回転可能に支持する蒸着源回転装置303と、少なくとも上記基板搬送装置304及び上記蒸着源回転装303置を制御する制御装置308とを備える。 (もっと読む)


【課題】高品位な表示装置を実現できる蒸着可能な材料を、蒸着用マスクを用いることなく塗り分け可能にする。
【解決手段】真空容器中にて蒸着源62から蒸発する蒸着分子を被蒸着物32に到達させて当該被蒸着物32に前記蒸着分子による薄膜を形成するのにあたり、前記蒸着分子が前記被蒸着物32に到達する前に当該蒸着分子を電荷e-に帯電させる帯電工程と、前記薄膜を形成する箇所に対応して配された電極Rへの前記蒸着分子の帯電極性とは異なる+極性の電圧印加と、前記薄膜を形成しない箇所に対応して配された電極G,Bへの前記蒸着分子の帯電極性と同じ−極性の電圧印加との、少なくとも一方を行う印加工程と、を経る。 (もっと読む)


【課題】マスク開口部が形成されたチップが支持基板上に接合された蒸着用マスクを用いる場合に成膜コストを低減することのできる蒸着用マスクの製造方法、およびかかる製造方法の実施に適した蒸着用マスクを提供すること。
【解決手段】蒸着用マスク10は、ベース基板をなす矩形の支持基板30に、複数のチップ20を複数、取り付けた構成を有しており、チップ側接合面28に凹凸28aが形成されている。このため、ウエットプロセスに晒された蒸着用マスク10であっても、接着剤で接合されていない領域でチップ20と支持基板30とが強固に貼り付くという事態が発生しない。このため、チップ20を支持基板30から容易に剥がして支持基板30を回収し、回収した支持基板30を用いて再度、蒸着用マスク10を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】1回の蒸着工程により、被成膜領域毎に異なる膜厚の薄膜を形成することのできる蒸着用マスク、マスク蒸着法、および有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】素子基板2に蒸着用マスク31を重ねて蒸着を行い、素子基板2において、蒸着用マスク31に形成されているマスク開口部32に対応する領域に薄膜を形成する。その際、マスク開口部32(R)、32(G)、32(B)では、出側開口322の面積に対する入側開口321の面積の比率を相違させてあるので、1回の蒸着工程を行なうだけで、比率が大きいマスク開口部32(R)に対応する領域には膜厚の厚い電子注入輸送層7を形成でき、比率が小さいマスク開口部32(B)に対応する領域には膜厚の薄い電子注入輸送層7を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】マグネトロンスパッタリング法により成膜を行った場合に荷電粒子の衝突に起因して被堆積面が受けるダメージを小さくする。
【解決手段】本発明の成膜方法は、スパッタリングターゲット16と基板17との間に、前記スパッタリングターゲット16が含んでいる元素からなる主面を備えると共に前記主面で開口した貫通孔が設けられた第1トラップ15bを、前記主面が前記スパッタリングターゲット16を向くように設置し、この状態でマグネトロンスパッタリング法により前記スパッタリングターゲット16が含んでいる材料を前記基板17上に堆積させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】枠状又はリング状に全周が繋がっている成膜パターンを形成することが可能な成膜用治具を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の面22に水晶ウエハ10を配置することが可能で、且つ埋め込まれた磁石21により磁力を有するベース部材20と、ベース部材20の一方の面22上であって、ベース部材20に埋め込まれた磁石21の磁力により引き付けられる位置に配置される磁性体のマスク部材30と、を備え、ベース部材20に水晶ウエハ10を配置したとき、ベース部材20とマスク部材30との間に水晶ウエハ10が介在することが可能であり、マスク部材30は、平面視して、水晶ウエハ10よりも外形が小さく、水晶ウエハ10の一部が、マスク部材30から全周にわたり露出していることを特徴とする。 (もっと読む)


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