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Fターム[4K029CA04]の内容

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Fターム[4K029CA04]に分類される特許

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【課題】硬質皮膜の耐欠損性、潤滑性の特性を犠牲にすることが無く、特に皮膜の低応力化により優れた密着性を有する硬質皮膜を提供することとその被覆方法を提供する。
【解決手段】硬質皮膜は、4a、5a、6a族、Al、B、Siから選択される1種以上の金属元素と、Sを含みC、N、Oから選択される1種以上の非金属元素によって構成され、該硬質皮膜は柱状組織構造を有し、該柱状組織構造の結晶粒はS成分に組成差を有する多層構造を有し、少なくとも該多層構造における層間の境界領域で結晶格子縞が連続している領域があり、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとしたときに、そのピーク強度比Ib/Iaは、Ib/Ia>1.0であることを特徴とする硬質皮膜とその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】高速度工具鋼基体の表面に、いずれも(Cr,Al,Si)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは特定の組成式:[Cr1-(A+B)AlSi]Nを満足する(Cr,Al,Si)N層、上記薄層Bは特定の組成式:[Cr1-(C+D)AlSi]Nを満足する(Cr,Al,Si)N層、からなり、上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式:[Cr1-(E+F)AlSi]Nを満足する(Cr,Al,Si)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆高速度工具鋼製切削工具が、高速度工具鋼基体の表面に、(a)上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも5〜20nmの一層平均層厚を有する薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、(c)上記下部層は、単一相構造を有する。 (もっと読む)


【課題】基材に完全に被覆し、製品の型形成後の分離が容易なコーティング形成方法の提供。
【解決手段】金属コーティングを形成する方法であって:(a)真空状態にあるかあるいは不活性雰囲気を有するチャンバー内において金属イオンを生成するための金属ターゲットにおいてアークを発生させる段階;(b)その上に金属層を形成するための基材上へ金属イオンを被着させる段階;及び(c)前記金属層上に一次金属−気体化合物層および前記一次金属−気体化合物層上に二次金属−気体化合物層を形成するためのチャンバー内の気体の量の調節であって、前記一次及び二次金属−気体化合物層が異なる気体原子含有量を有する調節の段階を含む方法。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆高速度工具鋼製切削工具を提供する。
【解決手段】高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,V)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも5〜20nm(ナノメ−タ−)の一層平均層厚を有する薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは特定の組成式:[Cr1-(A+B)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、上記薄層Bは特定の組成式:[Cr1-(C+D)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式:[Cr1-(E+F)Al]Nを満足する(Cr,Al,V)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 液晶ディスプレイの透明電極などに利用できる程度に抵抗率を減少させたZnO薄膜を形成することができる薄膜形成装置を提供すること。
【解決手段】 蒸発手段27から成膜材であるZn材を蒸発させ、蒸発したZn材をマイクロ波酸素プラズマ25で酸化し、ZnO化合物をガラス基板30に堆積して薄膜形成し、さらに、薄膜形成したZnO薄膜をマイクロ波水素プラズマに晒して抵抗率を減少させる構成とし、導電性を与えたZnO薄膜を形成することができる薄膜形成装置となっている。 (もっと読む)


【課題】 高硬度鋼の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆切削工具が、超硬基体の表面に、あるいは、高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,Si)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層A及びBは、特定な組成式を満足する(Cr,Al,Si)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、組成式:[Cr1-(X+Z)AlSi]N(ただし、原子比で、Xは0.45〜0.65、Zは0.01〜0.10を示す)を満足する(Cr,Al,Si)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 真空容器内へのガス導入の有無に係わらず、アーク放電を安定して維持し、安定して成膜できるとともに、対象物以外へのカソード物質の堆積を低減し、カソードを一様に消耗させて取扱い、メンテナンスが容易なアーク式蒸発源及び成膜体の製造方法を提供する。
【解決手段】 アーク放電によってカソード物質を蒸発させるアーク式蒸発源において、筒状で且つ異なる極性の磁極が軸方向の両端に配置された磁場形成機構と、前記磁場形成機構の内側に配置されるカソードを該磁場形成機構の軸方向に進退させるカソード送出機構とを備え、前記カソードの蒸発面が前記磁場形成機構の前端より突出し、かつ前記蒸発面と前記前端との軸方向の距離ΔLと前記磁場形成機構の内径Dとの関係が0.1×D≦ΔL≦2.0×Dとなっている。 (もっと読む)


【課題】 耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 表面被覆切削工具が、超硬基体の表面に、あるいは、高速度工具鋼基体の表面に、(a)いずれも(Ti,Al,Cr)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ−タ−)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層A及び上記薄層Bは、それぞれ特定の組成式を満足する(Ti,Al,Cr)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、特定の組成式を満足する(Ti,Al,Cr)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。 (もっと読む)


【課題】 TiAlNを主体として構成される硬質積層被膜の耐溶着性を向上させる。
【解決手段】 TiAlN層22aとTiAlN+CrBNの混合層22bとが交互に積層された下地層22により、優れた耐摩耗性および靱性が得られるとともに、最上部に設けられて表面を構成するCrBN層26は摩擦係数が小さいため、潤滑性すなわち耐溶着性が向上する。また、CrBN層26の酸化開始温度は約700℃と高いため、高温環境下でも優れた被膜特性が安定して維持される。したがって、このような硬質積層被膜20で被覆されたボールエンドミル10によれば、硬さが低くて溶着し易い鉄系或いは銅合金等の非鉄系の被加工物から50HRC程度の硬さを有する調質鋼等の高硬度材まで、広範囲に亘って優れた切削性能および耐久性能が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜の有する耐高温酸化性、靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の高硬度化による耐摩耗性と密着性を改善することである。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析によるα型Siのピーク強度をIα、β型Siのピーク強度をIβとした時に、1.0≦Iβ/Iα≦20.0であり、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとした時に、Ib/Ia>1.0であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、硬質皮膜の有する密着性と靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の高硬度化による耐摩耗性と耐高温酸化性の改善することである。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、1.0≦Iβ/Iα≦20.0であり、であり、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとしたときに、Ib/Ia≦1.0であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、硬質皮膜の耐高温酸化性、潤滑性と靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の高硬度化による耐磨耗性と密着性の改善を目的とした。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜はfcc構造の柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、1.0≦Iβ/Iα≦20.0であり、X線回折による(200)面の格子定数が0.4100nm以上、0.4300nm以下であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼からなる装飾品で、耐食性が高く、長期にわたって錆発生が極めて起こりにくく、その上、耐傷付き性に優れた耐食性被膜を有する装飾品を提供すること。
【解決手段】ステンレス鋼からなる装飾品用基材と、該基材表面に湿式メッキ法で形成された耐食性被膜層と、該耐食性被膜層の表面に乾式メッキ法により形成された下地層と、該下地層の表面に乾式メッキ法により形成された硬質被膜層と、該硬質被膜層の表面に乾式メッキ法により形成された貴金属被膜層とから構成されていることを特徴とする。
、耐食性が向上し、長期にわたって錆発生が極めて起こりにくくなり、その上、耐傷付き性に優れ、傷等による外観品質の劣化も起きにくい。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜の耐欠損性、潤滑性の特性を犠牲にすることが無く、特に高硬度化による優れた耐摩耗性を有する硬質皮膜を提供することとその製造方法を提供する。
【解決手段】硬質皮膜は、4a、5a、6a族、Al、B、Siから選択される1種以上の金属元素と、Sを含みC、N、Oから選択される1種以上の非金属元素によって構成され、該硬質皮膜は柱状組織構造を有し、該柱状組織構造の結晶粒はS成分に組成差を有する多層構造を有し、少なくとも該多層構造における層間の境界領域で結晶格子縞が連続している領域があり、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとしたとき、そのピーク強度比Ib/Iaは、Ib/Ia≦1.0であることを特徴とする硬質皮膜及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜の耐高温酸化性と靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の潤滑特性を改善することである。
【解決手段】硬質皮膜は、4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、であり、該硬質皮膜中に存在するSiはα型Siとβ型Siの結晶質相として存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、Iβ/Iα<1.0であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜の有する耐高温酸化性と靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の密着性と潤滑特性を改善することである。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、Iβ/Iα<1.0であり、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとしたときに、Ib/Ia>1.0であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、硬質皮膜の有する耐高温酸化性と高硬度の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の潤滑特性と靭性の改善することである。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、Iβ/Iα<1.0であり、X線回折による(200)面のピーク強度をIb、(111)面のピーク強度をIaとしたときに、Ib/Ia≦1.0であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、硬質皮膜の有する耐高温酸化性、密着性と潤滑特性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の靭性の改善を目的とした。
【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜はfcc構造の柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Siのピーク強度をIα、該β型Siのピーク強度をIβとしたときに、Iβ/Iα<1.0であり、X線回折による(200)面の格子定数が0.4100nm以上、0.4300nm以下であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


【課題】硬質皮膜の耐欠損性、潤滑性の特性を犠牲にすることが無く、特に優れた靭性を有する硬質皮膜を提供する。
【解決手段】硬質皮膜は、4a、5a、6a族、Al、B、Siから選択される1種以上の金属元素と、Sを含みC、N、Oから選択される1種以上の非金属元素によって構成され、該硬質皮膜は柱状組織構造を有し、該柱状組織構造の結晶粒はS成分に組成差を有する多層構造を有し、少なくとも該多層構造における層間の境界領域で結晶格子縞が連続している領域があり、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、(200)面の格子定数が0.4100nm以上、0.4300nm以下であることを特徴とする硬質皮膜である。 (もっと読む)


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