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Fターム[4K031CB25]の内容

Fターム[4K031CB25]に分類される特許

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【課題】非常に薄い樹脂基材を破壊することなく、その表面に金属ガラスの溶射被膜層を貫通孔なしで強固に密着形成する溶射方法を提供すること。
【解決手段】厚みが30μm〜1mmである樹脂基材の表面へ金属ガラスを貫通孔なしに溶射する方法であって、フレーム溶射またはプラズマ溶射によって、金属ガラス粉体の少なくとも一部を過冷却液体状態まで加熱して、該金属ガラス粉体を300m/s以上の粒子速度で樹脂基材表面に衝突させて、扁平した金属ガラス粉体を厚みが10μm〜500μmとなるまで積層することにより、アモルファス相の溶射被膜を形成する溶射工程を備え、前記溶射被膜は樹脂基材に対する高い密着性を有し、かつ、その表面粗さRaが10μm以下であることを特徴とする薄い樹脂へ金属ガラスを溶射する方法。 (もっと読む)


【課題】 金属基材とアモルファス金属皮膜との間の密着度が低い等の課題を解決し、実際の産業用機器・設備において安定して使用できる皮膜付き金属等を提供する。
【解決手段】 金属基材の表面に下地材を介してアモルファス金属皮膜を形成した金属材について、a)上記基材の上に、当該基材と上記下地材とが溶融し合ってできた層をはさんで下地材の層を形成し、b)当該下地材の層の上に、当該下地材と上記アモルファス金属の成分の金属(アモルファスでない一般金属)とが溶融し合ってできた第一中間層、および上記アモルファス金属の成分の金属(アモルファスでない一般金属)と上記アモルファス金属とが溶融し合ってできた第二中間層をはさんで、アモルファス金属皮膜の層を形成する。 (もっと読む)


【課題】非常に薄い金属基材が破壊されずに、その表面に緻密な金属溶射被膜層が強固に形成された複合材料を提供する。
【解決手段】 溶射によって、金属ガラス粉体の少なくとも一部が過冷却液体状態にまで加熱されて300m/s以上の粒子速度で金属基材表面に凝固及び積層して溶射被膜層を形成することにより、厚みが5〜300μmの金属基材の表面に、金属基材が破壊されることなく、貫通孔(ピンホール)のない金属ガラス溶射被膜層が形成された金属ガラス複合材料が得られる。前記金属ガラスの過冷却液体温度領域△Txは30℃以上でガラス遷移温度Tgが500℃以下である。金属ガラス溶射被膜層をさらに過冷却液体状態で加圧処理することにより、密着性、緻密性、均質性を改善することもできる。 (もっと読む)


【課題】溶射中に酸化されず、しかも簡便で安価に製造可能な溶射用金属粒子を提供する。
【解決手段】金属からなる母粒子表面に、表面処理剤によって形成された被覆層を有する溶射用粒子。被覆層は、金属粒子表面全体を被覆していることが好適であり、また、ターゲットである基材表面に衝突する直前まで、被覆層の少なくとも一部が金属粒子表面に残存した状態で維持されて金属粒子の酸化を防止することが好適である。 (もっと読む)


【課題】硬質金属材料とこれを製造する方法及び基板上に硬化された表面を形成する方法を提供する。
【解決手段】硬質金属材料は、少なくとも55%の鉄と、B,C,Si及びPのうちの少なくとも一つとを含有する。この金属材料の混合物は合金に形成され、所定の速度で冷却されることによって、9.2GPaよりも高い硬度を有した金属材料となる。本発明はまた、固体の塊から粉末を形成する過程と、その粉末を金属ストリップと組み合わせてワイヤを形成する過程と、ワイヤを基板表面に堆積して金属ガラスを含有する層を形成する過程と、堆積させた金属ガラスがナノ結晶性粒子サイズを有するように結晶性材料に変換する過程とによって、基板上に、硬化された表面を形成する方法を含む。 (もっと読む)


【課題】 高融点で過冷却温度領域がせまい金属を含む多種類の金属についてアモルファス皮膜の形成ができることに加え、設備的にコンパクトで酸化物の生成が少ないといった利点を有する、アモルファス皮膜の形成装置および形成方法を提供する。
【解決手段】 アモルファス皮膜形成装置1は、材料粒子を含む火炎Fを母材Mに向けて溶射ガン10より噴射させ、当該材料粒子を火炎Fによって溶融させたうえ、材料粒子および火炎Fを母材Mに達する前から冷却ガスGにて冷却する。装置1において、溶射ガン10による火炎Fの噴射経路のうち材料粒子を溶融させる領域に、火炎Fと外気とを隔てる筒状体20を設け、その筒状体20と一体的に上記冷却ガスの流路を形成した。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐食性と硬度・低摩擦性を備え、またはさらに溶射による形成能をも備える、工業的利用性の高い高耐食性アモルファス合金を提供する。
【解決手段】 式−1;a・Fe−b・Cr−c・Mo−d・Ni−e・P−f・C
と表すときの各元素の含有比率(原子%)を示す係数a、b、c、d、e、fについて、
条件−1;a=100−b−c−d−e−fで16%≦a≦74%、10%≦b≦45%、0%≦c≦10%、0%≦d≦30%、11%≦e≦15%、5%≦f≦9%
を満たし、30K以上の過冷却液体領域があり、体積百分率で90%以上非晶質を含むよう非晶質形成されているとよい。 (もっと読む)


【課題】耐食性、特に酸性水溶液中での耐食性に優れるFe−Cr基金属ガラスを提供する。
【解決手段】 式(1):Fe100−a−b−cCrTM(C1−x[式中、TMはMo及びWから選ばれる少なくとも一種以上であり、且つW/TMの原子比が0.25〜1、5原子%≦a≦30原子%、5原子%≦b≦20原子%、10原子%≦c≦35原子%、25原子%≦a+b≦50原子%、35原子%≦a+b+c≦60原子%、0.11≦x≦0.85、及び0≦y≦0.57である。]で示されることを特徴とする高耐食性Fe−Cr基金属ガラス。 (もっと読む)


【課題】 金属ガラス等には限定されない一般のアモルファス皮膜を溶射によって形成するための方法を提供する。
【解決手段】 材料粒子を含む火炎Fを母材Mに向けてノズル5より噴射し、当該材料粒子を火炎Fによって溶融させたうえ、当該材料粒子および火炎Fを、母材Mに達する前から冷却する。その冷却のためには、火炎Fに接する部分または火炎Fを離れた外側周辺部から、火炎Fの中心線に近づくようにガスHを吹き付ける。火炎F中の材料粒子の粒径は10〜100μmとするのがよい。 (もっと読む)


【課題】燃焼機関のエンジンブロックのシリンダー摺動面として機能する基板に、プラズマ溶射操作により設けられる第1鉄コーティング及びかかるコーティングを設ける方法を提供する。
【解決手段】燃焼機関のエンジンブロックのシリンダー摺動面として機能する基板に、プラズマ溶射操作により設けられる第1鉄コーティングは、1〜4重量%の含量の結合酸素を有する。かかるコーティングは、例えばプラズマ装置に空気を供給して、前記基板上に前記コーティング粉末と前記空気を同時に1分あたり200〜1000標準リットルの量でプラズマ溶射することにより設けられる。 (もっと読む)


【課題】 基材への密着性に優れる溶射被膜の形成方法を提供する。
【解決手段】 金属ガラスを溶射するにあたり、金属ガラスの線膨張率をTMA(熱機械測定Thermomechanical Analysys)により測定してその変曲点温度を求め、溶射対象となる基材の温度を100℃以上、且つ前記変曲点温度以下に温度管理しながら、前記金属ガラスを溶射する。基材表面に溶射被膜を500μm以上の厚膜に形成できる。また、溶射被膜の気孔率が2%以下で被膜を貫通する連続気孔のない非晶質金属ガラス溶射被膜を形成できる。金属ガラスの過冷却液体温度域△Txが30℃以上であることが好適である。 (もっと読む)


【課題】 基材表面に薄膜で且つ連続気孔のない金属ガラス溶射被膜が形成された薄膜積層体を提供する。
【解決手段】 基材表面に厚さが5μm〜50μmで、被膜を貫通する連続気孔のないアモルファスの金属ガラス溶射被膜が形成されていることを特徴とする金属ガラス薄膜積層体。金属ガラスの過冷却液体温度域の幅が30℃以上であることが好適である。また、溶射被膜の気孔率が2%以下であることが好適である。 (もっと読む)


【課題】高温に対して腐食から保護され改良された製品の提供。
【解決手段】本発明は、低融点のバナジン酸塩相による高温腐食に対する保護手段を含む製品に係わり、製品の少なくとも1つの表面に、Ca,Mg,Ta,Y,Na,Zn,P,B,Si,NiおよびCoの群から成る元素の少なくとも1種を含むので、作動状態時に、Ca,Mg,Ta,Y,Na,Zn,P,B,Si,NiおよびCoの群から成る元素の少なくとも1種と、存在するバナジウム、および/または、存在するバナジウム化合物、および/または、低融点のバナジン酸塩相との間に、高融点のバナジン酸塩相を形成でき、もって、低融点のバナジン酸塩相の形成を防止できる。 (もっと読む)


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