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Fターム[4K032AA02]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) |  (1,036)

Fターム[4K032AA02]に分類される特許

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【課題】汎用の二相ステンレス鋼と同等の耐食性を有し、溶接熱影響部の耐食性低下を抑制した高N二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるPI値が30〜38で、下記(2)式によるNI値が100〜140で、下記(3)式によるγpreが1350〜1450である溶接部耐食性に優れた二相ステンレス鋼。
PI=Cr+3.3Mo+16N・・・(1)
NI=(Cr+Mo)/N・・・(2)
γpre=−15Cr−28Si−12Mo+19Ni+4Mn+19Cu+770N+1160C+1475・・・(3) (もっと読む)


【課題】時効処理前の硬さがHVで315以下であり、時効処理後の疲労強度が510MPa以上である時効硬化性鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.28%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜2.5%、P≦0.05%、S≦0.10%、Cr:0.05〜2.5%、Al≦0.06%、Ti:0.005〜0.20%、V:0.20〜0.75%、Mo:0.30〜1.0%、N≦0.020%を含有し、残部はFeと不純物からなり、〔C+0.3Mn+0.25Cr+0.6Mo+Beff≧0.65、〔C+0.1Si+0.2Mn+0.2Cr+0.35V+0.2Mo≦0.84〕及び〔V+0.8Tieff+0.35Mo+0.5Nb>0.35(但し、Tieffは、{Ti−(48/14)N−(48/32)S}又は0の内の大きい方の値)〕を満たす時効硬化性鋼。 (もっと読む)


【課題】曲げ座屈発生限界歪が高く、十分な安全性能を有するX150グレード相当超高強度溶接鋼管用鋼板および溶接鋼管ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.11〜0.15%、Si:0.20〜0.50%、Mn:1.5〜2.5%、Al:0.01〜0.08%、Cu:2.0〜4.0%、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.015%を含有し、さらに、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.01〜0.1%、B:0.0005〜0.003%の中から選ばれる一種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織がベイナイトと島状マルテンサイトとの2相組織からなり、該島状マルテンサイトの面積分率が10〜25%であり、さらに圧延方向の引張強度(MPa)と一様伸び(%)との積が8000以上、かつ、1.5%耐力と0.5%耐力との比が1.1以上であることを特徴とする変形性能に優れた超高強度溶接鋼管用鋼板。 (もっと読む)


【課題】線状加熱部の靭性低下による脆性割れを抑制したケミカルタンカー用二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるMd30値が80以下で、下記(2)式によるNi−bal.が−8以上−4以下で、700℃で3分間等温熱処理した後の−20℃におけるVノッチ試験片によるシャルピー衝撃値が100J/cm以上である線状加熱性に優れたケミカルタンカー用二相ステンレス鋼。
Md30=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・(1)
Ni−bal.=Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N−1.1(Cr+1.5Si+Mo)+8.2・・・(2) (もっと読む)


【課題】引張強度が570MPa以上の高強度を確保しつつ、優れたHAZ靭性を実現できる高強度厚鋼板を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、下記式(1)で求められるKVが0.060以下であるとともに、鋼組織の90面積%以上がベイナイトであり、且つ、距離1.7nm以内に他のNb原子またはC原子を有するNb原子またはC原子が、当該他のNb原子またはC原子と共に形成する合計5原子以上の集合体を、三次元アトムプローブ電界イオン顕微鏡により測定したときに、前記集合体が1.0×1022個/m3以上の個数密度で存在する。
KV=[V]+[Nb] ・・・(1)
(但し、[V]および[Nb]は、夫々VおよびNbの含有量(質量%)を表す。) (もっと読む)


【課題】十分な延性を有するX150グレード相当の超高強度溶接管用鋼板および鋼管ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.09〜0.11%、Si:0.05〜0.20%、Mn:1.0〜1.5%、Al:0.01〜0.08%、Cu:2.0〜4.0%、Nb:0.05〜0.07%、Ti:0.015〜0.025%を含有し、さらに、Cr:0.05〜0.6%、Mo:0.05〜0.6%、V:0.01〜0.1%、B:0.0005〜0.003%の中から選ばれる一種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織がベイナイトであり、さらに圧延方向の引張強度(MPa)と一様伸び(%)との積が8500以上であることを特徴とする高延性超高強度溶接鋼管用鋼板。 (もっと読む)


【課題】ドライブシャフトとして必要とされる耐疲労特性を保証された、耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】母材部の組成が、C:0.25〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.1%以下、N:0.0010〜0.0100%を含み残部Fe及び不可避的不純物である電縫鋼管であって、電縫溶接部への溶接欠陥の投影面積である溶接欠陥面積が40000μm未満であることを特徴とする耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管。 (もっと読む)


【課題】耐候性に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%超え0.14%未満、Si:0.05%以上2.00%以下、Mn:0.20%以上2.00%以下、P:0.005%以上0.030%以下、S:0.0001%以上0.0200%以下、Al:0.001%以上0.100%以下、Cu:0.10%以上1.00%以下、Ni:0.10%以上0.65%以下、Mo:0.001%以上1.000%以下、好ましくはMo:0.005%以上1.000%以下、Nb:0.005%以上0.200%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする耐候性に優れた鋼材。 (もっと読む)


【課題】多パス溶接部の靭性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.50〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.02%以下、Al:0.10〜2.00%、N:0.0070%以下を含む組成とする。さらに、Ti:0.005〜0.030%を含有してもよい。これにより、従来、粗大な島状マルテンサイトが生成し靭性低下の著しかった、多パス溶接部におけるICCGHAZ(溶融点直下まで加熱された溶接ボンド部のうち後続の溶接パスによりオーステナイトとフェライトの二相温度域に再加熱された部位)が、体積率で4%以上の残留オーステナイト相を含む組織を呈し、多パス溶接部の靭性が顕著に増加する。なお、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Bのうちの1種または2種以上、REM、Ca、Mgのうちの1種または2種以上、を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】鋼管素材用として好適な、低温靭性に優れた低降伏比高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.4〜2.2%、Al:0.005〜0.10%、Nb:0.02〜0.10%、Ti:0.001〜0.030%、Mo:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%を含み、下記(1)式で定義されるMoeqが1.4〜2.2%の範囲を満足するように含有する組成と、平均粒径が10μm以下のベイニティックフェライトを主相とし、第二相は、面積率で1.4〜15%の、アスペクト比:5.0未満の塊状マルテンサイトを含む組織であり、塊状マルテンサイトの大きさは、最大で5.0μm以下、平均で0.5〜3.0μmとすることが好ましい。Moeq(%)=Mo+0.36Cr+0.77Mn+0.07Ni・・(1) (もっと読む)


【課題】二相ステンレス鋼の成分およびボルトの加工率、熱処理を制御することにより、ボルト加工性を維持しながら、耐応力腐食性、耐食性、強度に優れたステンレス鋼高力ボルトを得る。
【解決手段】質量%で、C:0.003〜0.05%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Ni:3.0〜9.0%、Cr:19.0〜30.0%、Mo:1.0%超、4.0%以下、N:0.05〜0.30%、を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、(a)式のF値が35〜80であり、引張強さが1000〜1300MPa、引張耐力が800〜1200MPaであることを特徴とする耐応力腐食割れに優れる高強度・高耐食性のステンレス鋼ボルトである。 (もっと読む)


【課題】船舶、海洋構造物等に用いて好適な、高靭性大入熱溶接用鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.001〜0.015%、Si:0.01〜0.80%
Mn:1.0〜2.0%、P、S、Al:0.005〜0.10%、Mo:0.30〜1.5%、B:0.0003〜0.0050%、Ti:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0060%、Nb:0.01%以下(0を含む)、必要に応じてCu、Ni、Cr、V、W、Ca、Mg、Zr、REMの1種または2種以上を含有する鋼。上記組成になる鋼素材を、950℃〜1250℃に加熱後、オーステナイト未再結晶温度域での累積圧下率:50%以上、圧延終了温度:680〜830℃の条件で熱間圧延を施し、その後1.0℃/s以上の冷却速度で580℃以下まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】溶接施工した後の応力除去焼鈍後においても、強度、靭性、耐水素割れ性に優れる原子力発電機器用鍛鋼材、およびそれら複数の原子力発電機器用鍛鋼材を用いて溶接して構成された原子力発電機器用溶接構造物を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足すると共に、金属組織の結晶粒度がASTMによる粒度番号で4.5〜7.0である。また、AlとNの質量比(Al/N)が、1.93以上のときはNの含有量が0.0100質量%以上、1.93未満のときはAlの含有量が0.022質量%以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】長大脆性き裂伝播停止特性に優れる板厚50mm以上の厚鋼板およびその製造方法ならびに長大脆性き裂伝播停止性能を評価する方法および試験装置を提供する。
【解決手段】長大脆性き裂停止部の先端形状で、板厚中央部の特定の領域が、鋼板表面から板厚の特定領域に対し、少なくとも板厚分の長さだけ長大脆性き裂の進行方向に対し凹陥部を形成し、板厚中央部で特定領域が特定の集合組織を有する厚鋼板。特定成分の鋼を加熱後、鋼板表面温度1000〜850℃で累積圧下率10%以上で圧延後、特定の、表面温度と内部温度の状態で、1パス圧下率7%以上、累積圧下率50%以上で圧延終了時の鋼板表面温度800〜550℃で圧延する。試験片幅2m以上の試験片を用いて、き裂伝播長1m以上の長大脆性き裂に対する伝播停止性能を、試験片長さもしくは試験片を取り付ける試験装置のタブ板先端間距離を試験片幅の2.8倍以上として評価する。 (もっと読む)


【課題】母材の靭性と合金元素節減型二相ステンレス鋼合わせ材の耐食性を併せ持つクラッド鋼板、及び溶体化熱処理を省略して使用エネルギーが少なく、環境面でも優れた安価なクラッド鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板であって、該二相ステンレス鋼が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜7.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Ni:0.1〜5.0%、Cr:18.0〜25.0%、N:0.05〜0.30%、Al:0.001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、熱間圧延中におけるクロム窒化物の析出に関する指標となるクロム窒化物析出温度TNが800〜970℃であることを特徴とする二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板。 (もっと読む)


【課題】フィレットの靭性に優れるYP325MPa以上の圧延H形鋼を提供するとともに、その有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.003〜0.1%を含有し、Ca:0.0001〜0.01%およびREM:0.001〜0.03%のうちから選ばれる1種または2種を含有する成分組成を有し、炭素当最Ceqが0.36〜0.46mass%である鋼素材を1200〜1350℃の温度で1〜50hr加熱後、(Ar変態点−100)℃以下まで冷却する予備熱処理を施した後、1200〜1350℃に再加熱し、H形鋼に熱間圧延することによって、フィレット部のフェライト平均粒径を30μm以下、Mn偏析度を1.7以下とする。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間加工性、被削性および焼入れ性を兼備した、高炭素電縫鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.60%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.001〜0.1%、P:0.001〜0.05%、S:0.02%以下、N:0.0010〜0.0100%、B:0.0003〜0.0050%、Ca:0.0001〜0.0050%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する高炭素鋼管を素材鋼管とし、Ac変態点以上に加熱・均熱したのち、圧延終了温度:900℃〜(Ac変態点)、900℃以下の温度域で累積縮径率:30〜70%の縮径圧延を施す。これにより、球状化焼鈍を行うことなく、フェライト相中に、平均粒径d:0.1μm以上0.5μm未満の、セメンタイト粒子が分散した組織とすることができ、とくに被削性が顕著に改善する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、海水飛沫や海水接触環境と乾湿繰り返し環境の期間が交互となる船舶において最も腐食環境として厳しいバラストタンクにおいて、塗装耐食性に優れた船舶用鋼材を提案することを目的とする。
【解決手段】鋼材の化学組成が、質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al、Nを含有し、さらに、A群;Mo、Wの中から選ばれる1種または2種、B群;Cu、Cr、Niの中から選ばれる1種以上、C群;Sb%、Snの中から選ばれる1種または2種であり、A〜C群の中から選ばれる2種以上の群を組み合わせた元素を一定量含有し、該鋼材表面に水性ジンクプライマーの塗膜が形成され、その該塗膜上にエポキシ系塗膜を有することを特徴とする塗装耐食性に優れた船舶用鋼材。 (もっと読む)


【課題】母材の強度・靭性に優れると共に、溶接熱影響部の靭性にも優れる高張力鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】質量%でC:0.005〜0.2%、Si:0.3%以下、Mn:0.5〜5%、Cr:3%以下、Ni:5%以下、Al:0.01〜0.08%、B:0.0003〜0.003%を含有し、Mn+Ni+Cr−12.5×C≧2.6%を満たす鋼素材をAc変態点〜1200℃の温度に加熱後、累積圧下率50%以上の熱間加工し、次いで、そのままAr変態点以上の温度から板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、あるいは、放冷してからAc変態点〜1050℃の温度に再加熱した後に板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、その後、450〜650℃の温度で焼戻処理を施して、溶接熱影響部に形成される島状マルテンサイトの平均面積を3μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】母材の強度・靭性に優れると共に、溶接熱影響部の靭性にも優れる高張力鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】質量%でC:0.005〜0.2%、Si:0.05〜0.3%、Mn:0.5〜5%、Cr:3%以下、Ni:5%以下、Ti:0.005〜0.02%、B:0.0003〜0.003%を含有し、Mn+Ni+Cr−12.5×C≧2.6%を満たす鋼素材をAc変態点〜1200℃の温度に加熱後、累積圧下率50%以上の熱間加工し、次いで、そのままAr変態点以上の温度から板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、あるいは、放冷してからAc変態点〜1050℃の温度に再加熱した後に板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、その後、450〜650℃の温度で焼戻処理を施して、溶接熱影響部に形成される島状マルテンサイトの平均面積を3μm以下とする。 (もっと読む)


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