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Fターム[4K032AA21]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) |  (1,221)

Fターム[4K032AA21]に分類される特許

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【課題】比較的簡便な球状化焼鈍を施した場合であっても、これまで以上の軟質化を図ることができ、硬さのばらつきの小さくなるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法、並びにこのような冷間加工用機械構造用鋼から得られる機械構造用部品を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が95面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、所定の式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、且つ隣り合う2つの結晶粒の方位差が15°よりも大きい大角粒界で囲まれたbcc−Fe結晶粒の平均円相当直径が5μm以上、15μm未満である。 (もっと読む)


【課題】通常の球状化焼鈍を施した場合であっても、これまで以上の軟質化を図ることができるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法、並びにこのような冷間加工用機械構造用鋼から得られる機械構造用部品を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が95面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、下記(1)式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、且つ隣り合う2つの結晶粒の方位差が15°よりも大きい大角粒界で囲まれたbcc−Fe結晶粒の平均円相当直径が15〜35μmである。
Ae=(1.0−Ceq1)×96.75 …(1)
但し、Ceq1=[C]+0.1×[Si]+0.06×[Mn]であり、[C],[Si]および[Mn]は、夫々C,SiおよびMnの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】高耐力及び高疲労強度を兼ね備え、しかも疲労強度のばらつきが少ない鍛造用鋼、並びに、これを用いて製造される鍛造品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】0.2≦C≦0.6mass%、0.05≦Si≦2.0mass%、0.3≦Mn≦1.1mass%、及び、0.04≦S≦0.15mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鍛造用鋼。フェライト面積率が18%以上であり、室温における0.2%耐力が700MPa以上であり、ΔSが10MPa以上である鍛造品。このような鍛造品は、上述の組成を有する鍛造用鋼をA3点以上1300℃以下の温度で加熱し、A3点以上1300℃以下の温度において8%以上の圧下率で熱間鍛造し、200℃以上650℃以下の温度において7%以上50%未満の圧下率で温間鍛造することにより得られる。 (もっと読む)


【課題】細線で高強度化と剛性を高めるとともに、疲労破断の抑制並びに耐食性向上による長寿命化を図り得るソーワイヤーとその製造方法を提供すること。
【解決手段】脆性材料の切断に用いられるソーワイヤーのための金属細線で、質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0を超え2.0%以下、Mn:0を超え3.0%以下、Ni:5.5〜9.5%、Cr:15.0〜19.0%を含み、又は更にN:0.01〜0.30%を含むとともに、Mn,Ni,C,Nの相関式のH値が1.5〜6.2で、残部Fe及び不可避不純物により構成された、等価線径dが0.7mm以下のオーステナイト系ステンレス鋼細線でなり、そのマトリックス中に容積比で65〜97%の加工誘起マルテンサイトと残オーステナイトを備えるとともに、0.2%耐力(σ0.2)が2200〜2800MPaの高弾性特性のソーワイヤー用の高強度金属細線。 (もっと読む)


【課題】被削性及び疲労強度に優れ、磁粉探傷試験時に擬似模様が発生しにくい熱間鍛造用鋼を提供する。
【解決手段】本発明による熱間鍛造用鋼は、質量%で、C:0.30超〜0.60%未満、Si:0.10〜0.90%、Mn:0.50〜2.0%、P:0.080%以下、S:0.010〜0.10%、Al:0.005超〜0.10%、Cr:0.01〜1.0%、Ti:0.001〜0.040%未満、Ca:0.0003〜0.0040%、Te:0.0003〜0.0040%未満、N:0.0030〜0.020%、O:0.0050%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)を満たし、硫化物系介在物の円相当径が20μm以下である。
Ca/Te>1.00・・・(1)
ここで、式(1)中の各元素記号は、対応する元素の含有量(質量%)が代入される。 (もっと読む)


【課題】通常の球状化焼鈍を施した場合であっても、これまで以上の軟質化を図ることができ、しかも良好な高周波焼入れ性を発揮できるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法、並びにこのような冷間加工用機械構造用鋼から得られる機械構造用部品を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライト、フェライトおよびベイナイトを有し、全組織に対するパーライト、フェライトおよびベイナイトの合計面積率が95面積%以上、パーライトとフェライトの合計面積率が70面積%以上、ベイナイトの面積率が10超〜30面積%であると共に、フェライトの面積率Aが、所定の関係式を満足し、且つ隣り合う2つの結晶粒の方位差が15°よりも大きい大角粒界で囲まれたbcc−Fe結晶粒の平均円相当直径が15〜35μmである。 (もっと読む)


【課題】通常の球状化焼鈍を施した場合であっても、球状化焼鈍による軟質化を図ることができるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が90面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、下記(1)式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、且つ隣り合う2つの結晶の方位差が15°を超える大角粒界で囲まれたbcc−Fe結晶粒の平均円相当直径が15〜35μmである。
Ae=(0.8−Ceq)×96.75 …(1)
但し、Ceq=[C]+0.1×[Si]+0.06×[Mn]であり、[C],[Si]および[Mn]は、夫々C,SiおよびMnの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】被削性に優れた特性を有する高周波焼入れ用鋼を提供すること。
【解決手段】本発明の高周波焼入れ用鋼は、C:0.40〜0.65%、Si:0.010〜0.5%、Mn:0.20〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.002〜0.10%、Cr:0.010〜0.3%、Al:0.5超〜1.0%、B:0.010超〜0.020%、N:0.002〜0.020%を含有し、残部は鉄及び不可避的不純物からなると共に、鋼の金属組織が、フェライト、パーライト及びベイナイトを有し、全組織に対するフェライト、パーライト及びベイナイトの合計面積率は95面積%以上であって、且つ全組織に対するフェライト、及びベイナイトの各面積率は、フェライトは1〜5面積%、ベイナイトは20〜50面積%であると共に、フェライト結晶粒の平均アスペクト比が5以上であって、且つ、フェライト結晶粒の粒子間距離が5〜50μmである。 (もっと読む)


【課題】レアメタルに頼らず、リサイクルした鉄源中のSnを利用して、一般耐久消費材への適用が可能な省合金型の熱間加工性と耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.3%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.01〜2.0%、P:0.005〜0.05%、S:0.0001〜0.02%、Cr:13.0超〜22.0%、N:0.001〜0.1%、Al:0.0001〜1.0%、Sn:0.05〜1.0%、残部Fe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼板において、式(2)で定義するγpが式(1)を満たすことを特徴とする。5≦γp≦55(1)γp=420C+470N+23Ni+7Mn+9Cu−11.5Cr−11.5Si−52Al−57.5Sn+189(2) ここで、C、N、Ni、Mn、Cu、Cr、Si、Al、及び、Snは、各元素の含有量。 (もっと読む)


【課題】本発明は、乾湿繰返しかつ低pH環境下において、塗膜剥離後の腐食を抑制することができる石炭船および石炭・鉱石兼用船ホールド用の耐食鋼を提供することにある。
【解決手段】鋼材の成分組成が、C:0.010〜0.200mass%、Si:0.01〜0.50mass%、Mn:0.10〜2.0mass%、P:0.025mass%以下、S:0.005〜0.050mass%、Al:0.005〜0.10mass%、Cu:0.01〜1.0mass%、Ni:0.01〜1.0mass%、Sb:0.010〜0.50mass%、N:0.0010〜0.0080mass%を含有し、さらに残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする石炭船および石炭・鉱石兼用船ホールド用の耐食鋼。 (もっと読む)


【課題】硬度及び被削性に優れた特性を有する高周波焼入れ用鋼を提供すること。
【解決手段】本発明の高周波焼入れ用鋼は、C:0.40〜0.65%(質量%の意味、化学成分について以下同じ)、Si:0.010〜0.50%、Mn:1.0〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.002〜0.10%、Cr:0.010〜0.3%、Al:0.06〜0.50%、B:0.0050〜0.010%、N:0.01〜0.030%を含有し、残部は鉄及び不可避的不純物からなると共に、窒化物を0.010%以上有し、且つ、鋼の金属組織が、パーライト、及びベイナイトを有し、更にフェライトを有していてもよく、全組織に対するパーライト、及びベイナイトの合計面積率は95面積%以上であって、且つ全組織に対するフェライト、及びベイナイトの各面積率は、フェライトは1面積%以下(0%を含む)、ベイナイトは20〜50面積%である。 (もっと読む)


【課題】一つの部品内に、十分な降伏強度が付与された部分(高強度化させる部分)と、切削加工性を向上させるために降伏強度が抑えられた部分(低強度化させる部分)とを、非調質で形成させた鍛造部品の製造方法を提供することにある。
【解決手段】被加工材について、TTiCとなるように加熱する加熱処理工程と、高強度化させる部分について、1050℃以上、前記加熱温度以下で熱間鍛造を行い、低強度化させる部分について、Ac3点以上、950℃以下で、真歪量を0.3以上とする熱間鍛造を行う熱間鍛造工程と、高強度化させる部分について、急冷停止温度までの平均冷却速度が、3.0℃/s以上となり、急冷停止温度から400℃までの平均冷却速度が、0.1℃/s以上、1.5℃/s以下となり、低強度化させる部分について、600℃までの平均冷却速度が、1.0℃/s以下となるように、被加工材を冷却する冷却工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】制振性や強度、絶縁性、加工性、透磁性、耐酸化性、耐腐食性、耐熱性など様々な面において優れた特性を示し、実用的価値が高いFe−Al合金素材の製造方法、及びFe−Al合金素材の提供を目的とした。
【解決手段】棒状あるいは線状のFe−Al合金素材は、(1)塑性加工工程、(2)冷間加工工程、及び(3)焼鈍工程の3工程を経て形成される。塑性加工工程において塑性加工された合金素材が、冷間加工工程において引き抜き加工等により断面減少率が10〜50%の範囲内となるように加工することにより棒状あるいは線状とされ、歪みが加えられた状態になる。その後、この合金素材を焼鈍工程において焼鈍することにより、表面に酸化アルミニウムを主成分とし、粒径が小さく均一であって緻密な被膜が形成される。 (もっと読む)


【課題】レアメタルに頼らず、リサイクルした鉄源中のSnを利用して、一般耐久消費材への適用が可能な省合金型の熱間加工性と耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.3%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.01〜2.0%、P:0.005〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Cr:11.0〜13.0%、N:0.001〜0.1%、Al:0.0001〜1.0%、Sn:0.05〜1.0%、残部Fe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼板において、式(2)で定義するγpが式(1)を満たすことを特徴とする。10≦γp≦65(1) γp=420C+470N+23Ni+7Mn+9Cu−11.5Cr−11.5Si−52Al−69Sn+189(2) ここで、C、N、Ni、Mn、Cu、Cr、Si、Al、及び、Snは、各元素の含有量。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命を更に向上させた軸受を得るための軸受用鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の軸受用鋼材は、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.90%、Mn:1.2%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.025%以下(0%を含まない)、S:0.025%以下(0%を含まない)を夫々含み、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼材の圧延方向に平行な面において、圧延方向に垂直な方向にEPMAライン分析したとき、CrのX線強度値の標準偏差と平均値が、下記(1)式の関係を満足する。
(CrのX線強度値の標準偏差/CrのX線強度値の平均値)≦0.25…(1) (もっと読む)


【課題】高温クリープ強度及び耐水蒸気酸化性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるオーステナイトステンレス鋼管の製造方法は、質量%で、C、Si、Mn、Ni、Cr、Nb、B及びNを所定量含有し、残部はFe及び不純物からなるオーステナイト系ステンレス鋼素材を準備する工程と、素材を1190℃以上に加熱する工程(S1)と、加熱された素材に対して熱間加工を実施して素管を製造する工程(S1)と、素管に対して、断面減少率が20%以上となる冷間加工を実施する工程(S3)と、冷間加工された素管を、1230〜1260℃まで加熱し、かつ、700〜1230℃までを1000秒以内で昇温する工程(S3)と、素管を1230℃〜1260℃で2分以上均熱してオーステナイト系ステンレス鋼管とする工程(S3)とを備える。 (もっと読む)


【課題】高強度と良好な延性及び伸びフランジ性とを併せ持つ熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.08%超0.30%未満、Mn:1.0〜4.0%、Si:0.10%以上3.0%未満、sol.Al:0.01〜3.0%、但し、Siおよびsol.Alの合計量=0.8〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置における鋼組織が、面積%で、ベイナイト:40%以上、ポリゴナルフェライト:2.0%以上50%未満および残留オーステナイト:3%以上を含有し、残部が15.0%以下であって、かつ残留オースナイトを除く鋼組織において15°以上の結晶方位差を有する粒界で囲まれる粒の平均粒径が15μm以下であり、板厚が1.2mm超6mm以下である。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接部の成形性、低温靭性、耐疲労特性に優れた、引張強さTS:434MPa以上である電縫鋼管を提供する。
【解決手段】電縫溶接部に存在する介在物のうち、円相当径で2μm以上の介在物に含まれる、Si、Mn、Al、Ca、Crの合計量が、質量%で、99ppm以下とする。電縫溶接部は、雰囲気中の酸素濃度を(1000/foxy)ppm以下に調整した雰囲気中で電縫溶接を行うことにより達成できる。電縫溶接後に、肉厚方向平均温度で720〜1020℃の範囲の温度に加熱する電縫溶接部熱処理や、電縫溶接後に、肉厚方向平均温度で720〜1020℃の範囲の温度に加熱して、縮径圧延を行ってもよい。電縫鋼管は、C:0.03〜0.59%、Si:0.10〜1.50%、Mn:0.40〜2.10%、Al:0.01〜0.35%を含有し、あるいはさらに、Ca、Crを含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】耐疲労き裂進展特性およびHAZの低温靭性に優れた鋼材の提供
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.004%以下、Al:0.005〜0.07%、Ti:0.004〜0.025%、B:0.0005〜0.0040%、N:0.0040〜0.0090%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、金属組織が面積率で50%以上のベイナイト組織、5%以下のパーライト組織、残部がフェライト組織であり、表層部と板厚中心部の硬度差がビッカース硬さで50以内であり、かつ下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする耐疲労き裂進展特性および溶接熱影響部の低温靭性に優れた鋼材。
Ti/N≦3.4・・・・・・・・・・・(1)式
0.0003≦B−10.8/14.1×(N−Ti/3.4)≦0.003・・(2)式
ただし、式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】通常の熱間鍛造でも、その後の冷却および熱処理で部品内の組織を制御することによって被削性を低下させることなく、疲労強度、靱性を向上させた機械構造用鋼部品、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.20%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.75〜3.00%、P:0.001〜0.050%、S:0.001〜0.200%、V:0.20超〜0.25%、Cr:0.01〜1.00%、Al:0.001〜0.500%、N:0.0080〜0.0200%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼からなり、鋼組織が、面積率で95%以上がベイナイト組織であると共にベイナイトラスの幅が5μm以下であり、鋼中にV炭窒化物が分散したものである。 (もっと読む)


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