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Fターム[4K032CC01]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱間圧延終了(仕上)温度 (1,728) | 600℃未満 (59)

Fターム[4K032CC01]に分類される特許

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【課題】大型鋼構造物に用いて好適な多層溶接部の低温靭性に優れる板厚が50mm以上の厚肉高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.02%、Si:0.3%以下、Mn:0.5〜5%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Ni:0.5〜5%、Cr:0.02〜3%、Al:0.01〜0.08%、N:0.007%以下、B:0.0003〜0.003%、必要に応じて、Cu、Mo、 V、 Nb、Ca、REMの中から1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼板。上記成分を含有するスラブを、Ac点〜1150℃に再加熱し、累積圧下率が50%以上となるように熱間鍛造および/または熱間圧延を行い所定の板厚とした後、直接焼入れまたは再加熱焼入れし、450〜650℃で焼戻す。 (もっと読む)


【課題】表面品質に優れ、かつ延性亀裂伝播特性に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.08%、Nb:0.03〜0.10%、Ti:0.005〜0.05%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Nを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、粗圧延工程と、仕上圧延工程と、巻取工程とを順次施すに当たり、粗圧延工程後で仕上圧延工程前に、または、仕上圧延工程中に、表層部を50℃/s以上の冷却速度でAr変態点以下の温度に達するまで急冷する加速冷却を施したのち、該加速冷却を停止し、しかる後に施す仕上圧延は1パス当たりの圧下率を、(1.1×一様伸び)%以下に限定する。これにより、表面品質に優れ、靭性、とくに延性亀裂伝播特性に優れた高張力熱延鋼板とすることができる。 (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行う。
【解決手段】高炭素Si鋼の低温圧延の際のフェライト域脱炭を、1テスラ以上の強磁場中で、500〜Ae3変態点の温度範囲で圧延することで抑制する。 (もっと読む)


【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】圧力容器等の溶接鋼構造物用として好適な板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までの範囲に、板面に平行な(110)面のX線強度比が2.0以上となる集合組織を有し、板厚方向圧縮残留応力の平均値が160MPa以上、板面に平行な(100)面のX線強度比が1.1以下で、C、Si、Mnを含み、さらにTi、Nbの1種または2種、必要に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W、Zr、B、Alの1種または2種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する厚鋼板。上記組成鋼にオーステナイト部分再結晶温度以上の温度域で累積圧下率:10%以上とする第一の圧延と、圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までに相当する範囲が二相組織となる温度域で、各パスの平均圧下率が3.5%未満でかつ累積圧下率:50%以上となる第二の圧延を有する熱間圧延を施し、600℃以上で終了後、冷却速度1℃/s以上で加速冷却する。 (もっと読む)


【課題】長大脆性き裂伝播停止特性に優れる板厚50mm以上の厚鋼板およびその製造方法ならびに長大脆性き裂伝播停止性能を評価する方法および試験装置を提供する。
【解決手段】長大脆性き裂停止部の先端形状で、板厚中央部の特定の領域が、鋼板表面から板厚の特定領域に対し、少なくとも板厚分の長さだけ長大脆性き裂の進行方向に対し凹陥部を形成し、板厚中央部で特定領域が特定の集合組織を有する厚鋼板。特定成分の鋼を加熱後、鋼板表面温度1000〜850℃で累積圧下率10%以上で圧延後、特定の、表面温度と内部温度の状態で、1パス圧下率7%以上、累積圧下率50%以上で圧延終了時の鋼板表面温度800〜550℃で圧延する。試験片幅2m以上の試験片を用いて、き裂伝播長1m以上の長大脆性き裂に対する伝播停止性能を、試験片長さもしくは試験片を取り付ける試験装置のタブ板先端間距離を試験片幅の2.8倍以上として評価する。 (もっと読む)


【課題】 コスト上昇及び製造工程の複雑性を解消して、塑性加工により非磁性で高強度・高降伏点を有するオーステナイト系ステンレス鋼からなる成形品を、金型負荷を抑制しつつ製造する技術を提供する。
【解決手段】 化学成分組成が、C=0.005〜0.08質量%、Si=0.15〜1.00質量%、Mn=0.30〜2.00質量%、P≦0.035質量%、S≦0.015質量%、solAl=0.005〜0.040質量%、Ni=8.00〜10.50質量%、Cr=18.00〜20.00質量%およびCu=0〜4.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる非磁性高強度成形品であって、透磁率が1.02以下であって、硬さがビッカース硬さで250以上500以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脆性亀裂伝播停止特性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト相を主相とし、第二相としてパーライト相、ベイナイト相およびマルテンサイト相のうちの1種以上を含む組織を有する厚鋼板において、前記フェライト相が平均粒径3μm以下のフェライト相を、少なくとも前記厚鋼板の板厚方向で表裏面から板厚の10〜20%の範囲の領域で、該領域のフェライト全量に対する面積率で30%以上とし、前記厚鋼板の板厚方向で表裏面から板厚の10%未満の領域で、該領域のフェライト全量に対する面積率で30%未満とすることにより、脆性亀裂伝播停止特性が顕著に向上した厚鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】大型鋼構造物に用いて好適な多層溶接部の低温靭性に優れる降伏強度が630MPa以上、板厚が75mm以上の厚肉高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.05%、Si:0.3%以下、Mn:0.5〜3%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Ni:0.5〜5%、Al:0.01〜0.08%、N:0.007%以下、B:0.0003〜0.003%、必要に応じて、Cu、Mo、Cr、V、Nb、Ca、REMの中から1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼板。上記成分を含有するスラブを、Ac点〜1150℃の温度域から熱間圧延を開始し、累積圧下率が50%以上となるように熱間圧延を行い所定の板厚とした後、焼入れし、450℃〜650℃で焼戻す。 (もっと読む)


【課題】高強度かつ高靭性の機械構造用鋼を非調質かつ低合金の下に提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.60質量%、Si:0.1〜1.0質量%、Mn:0.1〜1.5質量%、P:0.025質量%以下、S:0.025質量%以下、Al:0.01〜0.10質量%およびO:0.0015質量%以下を含み、残部不可避不純物およびFeからなる成分組成を有し、加工フェライトを10〜50%含む、フェライトおよびパーライトの組織とする。 (もっと読む)


【課題】 耐へたり性、耐久性、耐腐食疲労性に優れた自動車懸架用コイルばねを製造するための技術を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車懸架用コイルばねの製造方法は、成形後のコイルに対して熱処理を行い、熱処理後のコイルに対して温間ショットピーニングを行い、前記温間ショットピーニング後のコイルに対してホットセッチングを行う。この自動車懸架用コイルばねの製造方法では、質量比にしてC:0.35〜0.55%、Si:1.60〜3.00%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:0.10〜1.50%を含有するとともに、Ni:0.40〜3.00%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.05〜0.50%のうちいずれか1種類以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を素材としてもよい。 (もっと読む)


【目的】高耐食性、高強度、非磁性を備え、特に、石油井切削製品に用いて好適な、高耐食・高強度・非磁性ステンレス鋼等を提供すること。
【解決手段】0.01≦C≦0.05質量%、0.05≦Si≦0.50質量%、16.0<Mn≦19.0質量%、P≦0.040質量%、S≦0.010質量%、0.50≦Cu≦0.80質量%、3.5≦Ni≦5.0質量%、17.0≦Cr≦21.0質量%、1.80≦Mo≦3.50質量%、0.0010≦B≦0.0050質量%、O≦0.010質量%、及び、0.45≦N≦0.65質量%を含有し、[Cr]+3.3×[Mo]+16×[N]≧30、[Cr]/[C]≧330、[Cr]/[Mn]>1.0、([Ni]+3×[Cu])/([Cr]+[Mo])>0.25を満たす残部が実質的にFe及び不可避不純物からなる高耐食・高強度・非磁性ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造工程において組織を適切に制御することにより、部分的に強化した場合にあっても、その強化部分の靭性にも優れる熱間鍛造品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.30〜1.0%、Si:0.01〜2.0%およびMn:0.1〜3.0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼素材を、1100℃以上に加熱して、1000℃以上で少なくとも1回の鍛造加工を行った後、部分的に10℃/s以上の冷却速度でマルテンサイト変態温度以下まで冷却した後、500℃〜AC1点の温度範囲で相当ひずみ0.5以上の鍛造加工を行い、室温まで冷却することによって、部分的に結晶粒径1μm以下の微細フェライトと球状セメンタイトとの混合組織とする。 (もっと読む)


【課題】船舶等に使用して好適な、板厚6mm以上の高張力厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】フェライト相を主相とし、残部が、パーライト、ベイナイト、マルテンサイトの1種以上からなる複合組織を有する高張力厚鋼板であって、前記フェライト相は、平均粒径:3μm以下の微細フェライト相を面積率で30%以上含み、且つ、Cuを含んだ粒径20nm未満の析出物が分散析出している鋼板。質量%で、C :0.02〜0.08%、Si:0.03〜0.50%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.1%以下、N:0.01%以下、Cu:0.5〜3%、必要に応じてNi,Cr,Mo、Nb,V,Tiの一種または二種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼片を、1000℃〜1250℃に加熱した後、板厚中心部の平均冷却速度が2℃/s以上で、(Ar−100℃)以下まで冷却した後、(Ar-100℃)以下、550℃以上の温度域で累積圧下率80%以上の圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】建築、橋梁などの大型構造物に使用される溶接構造用鋼材において、大入熱溶接部においてもシャルピー試験で安定して高い値を示す靭性に優れた鋼材およびその製造方法について提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%未満、Al:0.005超〜0.08%、Ti:0.0005〜0.02%、Ca:0.0003〜0.02%、N:0.002〜0.009%及びO(酸素):0.001〜0.0035%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、板厚方向で1/4位置におけるフェライト面積率が15%以上であり、鋼中に粒径0.5〜5μmのCaO・Al系介在物が存在し、その介在物のアスペクト比が1.9以下であることを特徴とする大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 冷鍛性に優れた特性と高強度の両者を具備した、フェライト系ステンレス鋼の製造方法を提案する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10%以下、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、Ni:0.50%以下、Cr:15.00〜20.00%、N:0.02%〜0.05%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.05%〜0.10%であり、且つ圧延条件について、鋼塊の加熱温度を1050℃〜1100℃とし、熱間圧延終了時の温度が1000℃以下、加工率が合計で少なくと80%となるように熱間圧延を行い、その後の冷却速度を10℃/分以上で実施し、鋼中のマルテンサイト率を20〜40%に制御すること、また、熱処理条件について、前記の圧延条件によって製造された鋼材について、熱処理温度700℃〜750℃で2〜4時間保持し、その後の冷却速度を300℃/時以下で実施することを特徴とする、高強度及び冷鍛性に優れたフェライト系ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鍛造設備への負荷を抑えつつ、V添加量に見合うだけの析出強化を図り得、鍛造コストを増大させることなく鍛造部品のより一層の高強度化を達成することのできる高強度非調質鍛造部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Vを0.20〜0.45%含有する熱間鍛造用非調質鋼を一旦1100℃以上に加熱して1050℃以上の熱間で1回目の鍛造加工を行った後、10℃/s以上の速い冷却速度で冷却を行って、引き続き連続して580〜540℃の温度範囲で2回目の鍛造加工を行い、その後連続して600〜540℃の温度範囲に600秒以上保持する保持処理を行った後、室温まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】鋼板の圧延方向に対して35〜75°方向のヤング率を高めた、高剛性鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Al:1.50%超〜10.00%を含有し、さらに、Bi、Pb、Sb、Snの1種または2種以上を含有し、適量のC、Mnを含有し、Si、P、S、Nを適正に制限し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、板厚1/4層における{110}<001>の極密度が6以上であり、板厚が0.5mm以上である高剛性鋼板、および仕上温度800℃未満の熱間圧延後、最高温度800℃以上の熱延板焼鈍を施すか、仕上温度800℃以上、かつ890℃以下での総圧下量を50%未満に制限した熱間圧延を行い、圧下率20〜80%の冷間圧延後、最高温度850℃以上の最終焼鈍を施す製造方法。 (もっと読む)


【課題】フェライト−パーライト型非調質鋼における、特に低い降伏比の問題を有利に解決する方途について提供する。
【解決手段】C:0.30〜0.55質量%、Si:0.01〜1.2質量%、Mn:0.2〜2.0質量%、P:0.040質量%以下、S:0.040質量%以下、Al:0.005〜0.06質量%およびV:0.05〜0.30質量%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼素材を、1050℃以上に加熱し、粗圧延した後、フェライト−パーライト−オーステナイト3相域において、少なくとも減面率が15%以上の仕上げ圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】引張強度が高められた,高比強度を有するFe3Al基合金の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のFe3Al基合金の製造方法は,Feを主成分とし且つAl:23〜33原子%,C:0.5〜1.5原子%,Mo:0.2〜2原子%を含む合計100原子%の組成を有する試料に対して第1加工熱処理と第2加工熱処理をこの順に行う工程を備え,第1加工熱処理は,A2相単相状態の前記試料中にFe3AlC粒子を析出させる析出処理と,その後の第1温間圧延と,その後の800〜1000℃での再結晶熱処理とを有し,第2加工熱処理は,第1加工熱処理後の試料に対する550〜850℃で圧延率50%以上の第2温間圧延と,その後の550〜750℃での回復熱処理とを有し,第1温間圧延開始直前の前記Fe3AlC粒子の平均粒子間隔が4〜60μmであり且つ第1温間圧延を550〜750℃で圧延率60%以上になるように行うことを特徴とする。 (もっと読む)


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