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Fターム[4K032CD03]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱延後熱延材(巻取前)冷却速度 (2,006) | 10℃/秒以上 (610)

Fターム[4K032CD03]に分類される特許

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【課題】通常の球状化焼鈍を施した場合であっても、球状化焼鈍による軟質化を図ることができるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が90面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、下記(1)式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、且つ隣り合う2つの結晶の方位差が15°を超える大角粒界で囲まれたbcc−Fe結晶粒の平均円相当直径が15〜35μmである。
Ae=(0.8−Ceq)×96.75 …(1)
但し、Ceq=[C]+0.1×[Si]+0.06×[Mn]であり、[C],[Si]および[Mn]は、夫々C,SiおよびMnの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、乾湿繰返しかつ低pH環境下において、塗膜剥離後の腐食を抑制することができる石炭船および石炭・鉱石兼用船ホールド用の耐食鋼を提供することにある。
【解決手段】鋼材の成分組成が、C:0.010〜0.200mass%、Si:0.01〜0.50mass%、Mn:0.10〜2.0mass%、P:0.025mass%以下、S:0.005〜0.050mass%、Al:0.005〜0.10mass%、Cu:0.01〜1.0mass%、Ni:0.01〜1.0mass%、Sb:0.010〜0.50mass%、N:0.0010〜0.0080mass%を含有し、さらに残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする石炭船および石炭・鉱石兼用船ホールド用の耐食鋼。 (もっと読む)


【課題】塩化物を含む環境における耐食性に優れる耐食性鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C: 0.01〜0.2%、Si: 0.01〜1.0%、Mn: 0.05〜3.0%、P: 0.05%以下、S: 0.01%以下、Sn: 0.01〜0.5%、Al:
0.1%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなり、かつ、Sn中の固溶Snの割合が95.0%以上であることを特徴とする、耐食性に優れた鋼材。さらに、Cu: 1.0%以下、Ni: 1.0%以下、Cr: 1.0%以下、Mo: 1.0%以下、W: 1.0%以下、Sb: 0.2%以下、Ti: 0.2%以下、Zr: 0.2%以下、Ca: 0.01%以下、Mg: 0.01%以下、Nb: 0.1%以下、V: 0.5%以下、B: 0.01%以下、REM: 0.01%以下の1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】高強度と良好な延性及び伸びフランジ性とを併せ持つ熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.08%超0.30%未満、Mn:1.0〜4.0%、Si:0.10%以上3.0%未満、sol.Al:0.01〜3.0%、但し、Siおよびsol.Alの合計量=0.8〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置における鋼組織が、面積%で、ベイナイト:40%以上、ポリゴナルフェライト:2.0%以上50%未満および残留オーステナイト:3%以上を含有し、残部が15.0%以下であって、かつ残留オースナイトを除く鋼組織において15°以上の結晶方位差を有する粒界で囲まれる粒の平均粒径が15μm以下であり、板厚が1.2mm超6mm以下である。 (もっと読む)


【課題】通常の熱間鍛造でも、その後の冷却および熱処理で部品内の組織を制御することによって被削性を低下させることなく、疲労強度、靱性を向上させた機械構造用鋼部品、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.20%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.75〜3.00%、P:0.001〜0.050%、S:0.001〜0.200%、V:0.20超〜0.25%、Cr:0.01〜1.00%、Al:0.001〜0.500%、N:0.0080〜0.0200%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼からなり、鋼組織が、面積率で95%以上がベイナイト組織であると共にベイナイトラスの幅が5μm以下であり、鋼中にV炭窒化物が分散したものである。 (もっと読む)


【課題】耐疲労き裂進展特性およびHAZの低温靭性に優れた鋼材の提供
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.004%以下、Al:0.005〜0.07%、Ti:0.004〜0.025%、B:0.0005〜0.0040%、N:0.0040〜0.0090%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、金属組織が面積率で50%以上のベイナイト組織、5%以下のパーライト組織、残部がフェライト組織であり、表層部と板厚中心部の硬度差がビッカース硬さで50以内であり、かつ下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする耐疲労き裂進展特性および溶接熱影響部の低温靭性に優れた鋼材。
Ti/N≦3.4・・・・・・・・・・・(1)式
0.0003≦B−10.8/14.1×(N−Ti/3.4)≦0.003・・(2)式
ただし、式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】鋼板の化学成分と金属組織を最適化することで鋼管成形での特殊な成形条件や、造管後の熱処理を必要とせず、鋼板の金属組織を最適化することで、圧縮強度の高い厚肉のラインパイプ用鋼管を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、Nb:0.015〜0.07%、Ti:0.005〜0.035%を含有し、C(%)−0.065Nb(%)が0.025〜0.060、C(%)+0.67Nb(%)が0.10以下であり、鋼管の内面表層部及び管厚中心部のビッカース硬度をそれぞれHVs及びHVmとしたときに、HVs−HVmが30以上であり、Pcm値が0.20以下である鋼管であり、金属組織は、ベイナイトの面積分率が80%以上で、ベイニティックフェライトの面積分率が20%未満であることを特徴とする高圧縮強度鋼管。 (もっと読む)


【課題】鋼板の化学成分と金属組織を最適化することでバウシンガー効果による降伏応力低下を抑制し、圧縮強度が高くかつ溶接HAZ靱性に優れたAPI−X80グレード以上の鋼管を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、Nb:0.003〜0.070%、Ti:0.005〜0.035%、Mo:0.01〜0.5%を含有し、C(%)−0.065Nb(%)−0.025Mo(%)が0.025〜0.060で、C(%)+0.67Nb(%)が0.10以下であり,Pcm値が0.20以下である鋼管であり、金属組織がベイナイトの面積分率の合計が95%以上で、ベイナイト中にNbを含有する微細析出物が分散析出しており、島状マルテンサイトの面積分率が3%以下であることを特徴とする、引張強度630MPa以上の高圧縮強度耐サワーラインパイプ用鋼管。 (もっと読む)


【課題】耐圧潰性および耐サワー性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合した溶接鋼管であって、質量%で、C: 0.02〜0.08%、Si: 0.01〜0.50%、Mn: 0.5〜1.5%その他一定含有量のP、S、Al、Nb、
Ca、Oを含有し、さらに、一定量のCu、Ni、Cr、Moの中から選ばれる1種以上を含有し、さらに、Ceqが0.30以上、PHICが1.00以下、ACRが1.0〜6.0で、残部Feおよび不可避的不純物からなり、管厚全域で島状マルテンサイト(M−A)の体積分率が4%以下で、母材表層部、母材管厚中心部の金属組織と硬さを規定した耐圧潰性および耐サワー性に優れた高強度ラインパイプ及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 コスト増加を招くような合金元素の添加なしに、超大入熱溶接のHAZ靭性に優れ、かつ、引張強度が450〜620MPaの高張力厚鋼板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 鋼の化学成分が、質量%で、C:0.08〜0.14%、Si:0.02〜0.30%、Mn:1.00〜1.60%、AL:0.001〜0.030%、P:0.025%以下、S:0.015%以下、Ti:0.005〜0.015%、Nb:0.001〜0.004%、N:0.0010〜0.0060%、B:0.0005〜0.0020%、を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、かつ、炭素等量Ceqが、0.32≦Ceq≦0.38であることを特徴とする、溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明では、耐圧潰性および溶接熱影響部靱性を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合し、拡管した溶接鋼管であって、
質量%で、C: 0.03〜0.08%、Si: 0.01〜0.20%Mn: 1.5超、2.5%以下、P: 0.015%以下、Al: 0.001〜0.05%、Nb: 0.005〜0.050%、Ti: 0.005〜0.030%、N: 0.0020〜0.0080%を含有し、さらに、Cu、Ni、Cr、Mo、V、の中から選ばれる1種以上を含有し、所定のCeqを満たし、母材表層部、母材管厚中心部の金属組織、および硬度を規定したことを特徴とする耐圧潰性および溶接熱影響部靱性に優れた高強度ラインパイプ。 (もっと読む)


【課題】耐圧潰性および耐サワー性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合した溶接鋼管であって、質量%で、C: 0.02〜0.08%、Si: 0.01〜0.50%、Mn: 0.5〜1.5%その他一定含有量のP、S、Al、Nb、
Ca、Oを含有し、さらに、一定量のCu、Ni、Cr、Moの中から選ばれる1種以上を含有し、さらに、Ceqが0.30以上、PHICが0.10以下、ACRが1.00〜6.00で、残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層部、管厚中心部の金属組織と硬さを規定した高強度耐サワーラインパイプ及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼管成形での特殊な成形条件や、造管後の熱処理を必要とせず、鋼板の金属組織を最適化することで、圧縮強度の高い厚肉のラインパイプ用鋼管を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、Nb:0.015〜0.07%、Ti:0.005〜0.035%を含有し、C(%)−0.065Nb(%)が0.025〜0.060、C(%)+0.67Nb(%)が0.10以下であり、Pcm値が0.20以下で、鋼管の内面表層部及び管厚中心部のビッカース硬度をそれぞれHVs及びHVmとしたときに、HVs−HVmが30以上であり、金属組織はベイナイトの面積分率が95%以上であることを特徴とする高圧縮強度鋼管。 (もっと読む)


【課題】鋼板の化学成分と金属組織を最適化することでバウシンガー効果による降伏応力低下を抑制し、圧縮強度が高くかつ溶接HAZの靱性に優れた耐サワーラインパイプ用鋼管を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、Nb:0.030〜0.08%、Ti:0.010〜0.04%、Ca、Nを含有し、C(%)−0.065Nb(%)が0.025以上、C(%)+0.67Nb(%)が0.08以下であり、CP値が0.98以下、PCM値が0.170以下である鋼管であり、金属組織がベイナイトとフェライトの面積分率の合計が95%以上で、フェライト中にNbとTiを含有する平均粒径20nm以下の微細析出物が分散析出しており、島状マルテンサイトの面積分率が3%以下であることを特徴とする、引張強度570MPa以上の高圧縮強度耐サワーラインパイプ用鋼管。 (もっと読む)


【課題】耐圧潰性および耐サワー性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合した溶接鋼管であって、質量%で、C: 0.02〜0.08%、Si: 0.01〜0.50%、Mn: 0.5〜1.5%その他一定含有量のP、S、Al、Nb、
Ca、Oを含有し、さらに、一定量のCu、Ni、Cr、Moの中から選ばれる1種以上を含有し、さらに、Ceqが0.30以上、PHICが1.00以下、ACRが1.0〜6.0で、残部Feおよび不可避的不純物からなり、管厚全域で島状マルテンサイト(M−A)の体積分率が1%以下で、母材表層部、母材管厚中心部の金属組織と硬さを規定した耐圧潰性および耐サワー性に優れた高強度ラインパイプ及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐圧潰性および耐サワー性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合した溶接鋼管であって、質量%で、C: 0.02〜0.08%、Si: 0.01〜0.50%、Mn: 0.5〜1.5%その他一定含有量のP、S、Al、Nb、
Ca、Oを含有し、さらに、一定量のCu、Ni、Cr、Moの中から選ばれる1種以上を含有し、さらに、Ceqが0.30以上、PHICが0.10以下、ACRが1.00〜6.00で、残部Feおよび不可避的不純物からなり、管厚全域で島状マルテンサイト(M−A)の体積分率が1%以下で、表層部、管厚中心部の金属組織と硬さを規定した高強度耐サワーラインパイプ及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】平均値のみならず最小値も優れた靭性を有する高強度厚鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.07%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1〜1.7%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.006%以下(0%を含まない)、Cr:0.8〜2%、V:0.1%以下(0%を含まない)、Nb:0.005〜0.05%、B:0.005%以下(0%を含まない)、Ti:0.005〜0.02%、Al:0.2%以下(0%を含まない)、Ca:0.0035%以下(0%を含まない)、およびN:0.0030〜0.006%を夫々含有し、残部が鉄および不可避不純物であり、鋼組織の90面積%以上がベイナイトであり、且つ、旧オーステナイト粒の平均円相当直径が5μm以上、95μm以下であると共に、旧オーステナイト粒の最大円相当直径が150μm以下である。 (もっと読む)


【課題】圧力容器等の溶接鋼構造物用として好適な板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までの範囲に、板面に平行な(110)面のX線強度比が2.0以上となる集合組織を有し、板厚方向圧縮残留応力の平均値が160MPa以上、板面に平行な(100)面のX線強度比が1.1以下で、C、Si、Mnを含み、さらにTi、Nbの1種または2種、必要に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W、Zr、B、Alの1種または2種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する厚鋼板。上記組成鋼にオーステナイト部分再結晶温度以上の温度域で累積圧下率:10%以上とする第一の圧延と、圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までに相当する範囲が二相組織となる温度域で、各パスの平均圧下率が3.5%未満でかつ累積圧下率:50%以上となる第二の圧延を有する熱間圧延を施し、600℃以上で終了後、冷却速度1℃/s以上で加速冷却する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器等の溶接鋼構造物用として好適な、板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に4mmまでの範囲において、板厚方向に直角となる圧縮残留応力が100MPa以上で、好ましくは質量%で、C:0.03〜0.15%、Si:1.0%以下、Mn:1.0〜2.0%を含み、さらにTi:0.005〜0.05%、Nb:0.001〜0.05%の1種または2種、Al:0.1%以下更に、Cu、Ni、Cr、Mo、V、W、Zr、Ca、Bの1種または2種以上を含有する組成とする厚鋼板。上記記載の化学成分を有する鋼素材を、1000〜1250℃の温度に加熱後、板厚中央部が(Ar3点+50)℃以上となる温度域で累積圧下率30%以上の熱間圧延を行い、その後、3℃/s以上の冷却速度にて350℃以下まで冷却する。 (もっと読む)


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