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Fターム[4K032CF02]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱延材再加熱温度 (988) | 600℃以上800℃未満 (354)

Fターム[4K032CF02]に分類される特許

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【課題】厚肉の高強度鋼板においても、母材の強度・靭性に優れるとともに、溶接熱部の靭性にも優れる高張力鋼とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.30%以下、Mn:1.60〜2.30%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.06%、Nb:0.004〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、N:0.001〜0.005%、Ca:0.0005〜0.003%を含有し、かつ、Ca,SおよびOが下記(1)式;
0<(Ca−(0.18+130×Ca)×O)/1.25/S<1 ・・・(1)
ここで、Ca,SおよびOは、各元素の含有量(mass%)
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する高張力鋼。 (もっと読む)


【課題】レール頭部表面から20mm内部に入った点でHB370以上の硬度を有し、かつ、レール頭部と柱部の境界領域内部における微小なマルテンサイト金属組織の生成を抑制し、内部まで硬度を高めたレールを提供する。
【解決手段】C:0.60〜0.86%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.05〜2.00%を含み、かつ、式Ceq=C+Si/10+Mn/4.75+Cr/5.0で定義されるCeqが1.00以上、式QP=(0.06+0.4C)×(1+0.64×Si)×(1+4.1×Mn)×(1+2.33×Cr)で定義されるQPが7.0以下をそれぞれ満たす鋼よりなり、レール頭部全面がパーライトの金属組織を呈し、レール頭頂表面を起点として20mm内部に入った点までの硬度がHB370以上であり、レール頭頂表面と該表面を起点として20mm内部に入った点の硬度差がHB30以下である高内部硬度レールとする。 (もっと読む)


【課題】建築鉄骨用途では最も高強度クラスに位置する引張強さ:780MPa級の鋼管について、高強度と低降伏比の両立を達成すると共に、鋼管成形時の曲げ加工に起因した鋼管外面側の硬さを低減することにより、延性を確保し、併せて溶接による耐割れ性をも向上させることにより、耐震性向上に寄与できる円形鋼管を提供する。
【解決手段】本発明の円形鋼管は、所定の関係式を満足しつつ化学成分組成を調整すると共に、下記(A)〜(C)の要件を満足するものである。
(A)鋼管の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部を除く中央部の平均ビッカース硬さHvが230〜310である、
(B)鋼管のミクロ組織において、ベイニティックフェライト相の分率が80面積%以上であり、マルテンサイト相の分率が5面積%以下である、
(C)鋼管の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部の平均ビッカース硬さHvが、前記中央部の平均ビッカース硬さHvの1.3倍以下である。 (もっと読む)


【課題】浸炭部品の焼戻し軟化抵抗の増加を達成する方途について提案する。
【解決手段】C:0.1〜0.35mass%、Si:0.3〜1.1mass%、Mn:0.2〜1.0mass%、Mo:0.1〜1.0mass%、Cr:0.2〜2.0mass%、Al:0.01〜0.05mass%、P:0.02mass%以下、N:0.005〜0.02mass%、S:0.03mass%以下、O:0.0015mass%以下およびSb:0.002〜0.02mass%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼素材に、1150℃以上の温度域に加熱して熱間圧延を施し、800〜950℃の温度域で減面率30〜50%の仕上圧延を施し、次いで0.5℃/s以下で冷却した後、1150℃以下で熱間加工を施し、その後2℃/s以下の冷却速度にて冷却する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が600MPa以上の鋼材として用いて好適な曲げ加工性および低温靱性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板のミクロ組織において旧オーステナイト粒のアスペクト比が20以下、かつ析出物および/または介在物が1000個/μm3以下で、鋼板の板厚1/4位置の{110}面の集積度が0.3〜1.8、鋼板の板厚1/4位置の{211}面の集積度が0.9〜2.4で、質量%で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、Oを含有し、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Cr、W、B、Ca、REM、Mgの一種または二種以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼。上記成分の鋼を鋳造後、未再結晶域で圧下率が70%以下の熱間圧延によって所定の板厚とし、引続きAr変態点以上から2℃/秒以上の平均冷却速度で350℃以下の温度まで冷却した後、板厚中心部をAc変態点以下に焼戻す。 (もっと読む)


【課題】軟窒化クランクシャフト用素材の強度および歪矯正能のさらなる向上を図る。
【解決手段】軟窒化クランクシャフト用素材を、所定の質量%のC,Si,Mn,Cu,Ni:,Cr,V,S,s-Al,Ca,N,残部Fe及び不可避的不純物を含む組成を有するフェライト+パーライトの組織を有するものとし、上記組成を有する鋼を溶製した後に熱間鍛造を行い、その後に当該熱間鍛造材に対して処理温度780℃〜850℃の温度範囲で焼準処理が施され、軟窒化処理による曲がりを矯正する歪矯正加工が後に施されるものとする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が600MPa以上の鋼材として好適な曲げ加工性および低温靱性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】旧オーステナイト粒のアスペクト比が20以下、かつ析出物および/または介在物が1000個/μm3以下、かつ、セメンタイトの平均粒子径が60nm以下で、鋼板の板厚1/4位置の{110}面の集積度が0.3〜1.8、鋼板の板厚1/4位置の{211}面の集積度が0.9〜2.4で、質量%で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、Oを含有し、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Cr、W、B、Ca、REM、Mgの一種または二種以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼。上記成分の鋼を、未再結晶域で圧下率が70%以下の熱間圧延後、Ar変態点以上から2℃/秒以上の平均冷却速度で350℃以下の温度まで冷却し、平均昇温速度1℃/s以上で400℃以上、Ac変態点以下に焼戻す。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 土木,建築,橋梁等の分野で使用される590MPa以上の引張強さと80%以下の降伏比を有するとともに、超大入熱溶接によって高靭性のHAZが得られる超大入熱溶接熱影響部靭性に優れた低降伏比高張力厚鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 所定量のC,Si,Mn,P,S,Al,Cr,Nb,Mo,V,B,Ti,Ca,N,Oを含有し、さらにCuおよびNiのうちの1種以上を含有し、かつCeqが0.44〜0.49を満足し、Pcmが0.21以下を満足し、ACRが0.2〜0.8を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材を、1000〜1250℃の温度に加熱し、圧延仕上温度を850℃以上とする熱間圧延を施して厚鋼板とし、引き続き加速冷却処理を施し、さらに(Ac1+20℃)〜(Ac1+80℃)の2相域温度に加熱して30分以上保持した後、2相域焼入れ処理を施し、さらに400〜600℃の温度に加熱して保持する焼戻し処理を施す。 (もっと読む)


【課題】板厚:25mm以上の厚肉鋼材あっても、高強度、低降伏比および高靭性を有し、高い衝撃吸収エネルギーと高変形性が得られる鋼管用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.08%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.003〜0.100%、Nb:0.010〜0.040%およびTi:0.010〜0.020%を含有させ、かつCu、Ni、Cr、Mo、VおよびBのうちから選んだ1種または2種以上を含有させ、さらに0.38≦{[%C]+[%Mn]/6+([%Cu]+[%Ni])/15+([%Cr]+[%Mo]+[%V])/5}≦0.60を満足させ、ベイナイトと島状マルテンサイトの合計の面積率が90%以上で、かつ該島状マルテンサイトの面積率が5〜15%を満足させ、さらに該島状マルテンサイトの平均粒径を1.5μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】き裂伝播異方性が小さく、船舶、海洋構造物、橋梁、建築物、タンクなど構造安全性が強く求められる溶接構造物に好適な疲労き裂伝播抵抗性且つ延性に優れた鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜1.8%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、必要に応じてCu,Ni、Cr,Mo、Nb,V,Ti,Bの一種または二種以上、残部が実質的にFeからなる鋼を、1000℃以上、1250℃以下に加熱し、Ar点以上で累積圧下率50%以上、仕上げ圧延温度Ar点以上で圧延後、Ar〜Ar−80℃の温度域より550℃以下300℃以上まで、10℃/s以上で加速冷却し、引き続き1℃/s以上の昇温速度で550℃以上Ac以下まで加熱して放冷する。 (もっと読む)


【課題】各結晶方位関係を適切に規定することによって、高強度を確保しつつ、歪時効特性をも良好な高強度厚肉鋼板、およびこうした鋼板を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の高強度厚肉鋼板は、:C:0.10〜0.16%、Si:0.15〜0.30%、Mn:1.30〜1.60%、Al:0.015〜0.05%、Cu:0.15〜0.35、Ni:0.10〜0.30%、Mo:0.10〜0.25%、V:0.030〜0.05%、Nb:0.005〜0.015%、Ca:0.005%以下(0%を含まない)およびN:0.002〜0.008%を夫々含有し、残部が鉄および不可避不純物である鋼板であって、2つの結晶の方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径Dが35μm以下であると共に、結晶方位分布差から測定されるランダム粒界分率Rが50面積%以上である。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物に供して好適な、590MPa以上の引張強さと80%以下の低降伏比を備えた高強度低降伏比鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.20%、Si:0.10〜0.50%
Mn:0.1〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.0030%以下、Al:0.1%以下、N:0.0070%以下、さらにCr:0.1〜2.0%、Mo:0.1〜2.0%
W:0.1〜1.0%の1種または2種以上を合計で0.5〜3.5%、必要に応じてCu、Ni、Nb、V、Ti、B、Ca、REM、Mgの1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物で、平均円相当径3〜20μm、かつ面積分率5〜30%のポリゴナルフェライトと、ベイナイトおよびマルテンサイトを備えたミクロ組織を有する鋼材。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接熱影響部の板厚方向靭性に優れたスキンプレート用鋼板を提供する。
【解決手段】スキンプレート用鋼板は、C、Si、Mn等を含有するとともにTi、N、Bが下記式(1)〜(3)を満たし、鋼板の縦断面において、Caを含有する円相当径5μm以上の介在物が5個/mm以下で、長さ50μm以上のMnS系介在物が2個/cm以下であり、鋼板の中心偏析部のC濃度が、鋼板全体の平均C濃度の1.2倍以下である。
(1)1.0≦[Ti]/[N]≦3.0
(2)0.0003≦[N]−[Ti]/3.4≦0.0035
(3)−0.0005≦[B]−{([N]−[Ti]/3.4)×11/14}≦0.0015
(但し、[Ti]、[N]、[B]は、夫々Ti、N、Bの含有量(質量%)を表す。) (もっと読む)


【課題】高い内圧を受ける使用形態において溶接部からの破壊発生が抑制され、バースト破壊や不安定延性破壊が防止できる高強度鋼管を提供する。
【解決手段】UOE製管プロセスにより製造された母材引張強度が600MPa以上の鋼管であって、シーム溶接金属の引張強度(TSw)と母材引張強度(TSb)の比[TSw/TSb]が0.95以上であり、母材の管周方向降伏比が92%以下、母材表層部の硬さ(HVs)と母材中心部の平均硬さ(HVm)の差[HVs−HVm]がHV30以下である。母材の降伏比を低下させ、母材の表層部と内部の硬さの差を小さくすることで、溶接熱影響部への歪集中が抑制され、内圧による溶接部からの破壊発生が防止される。 (もっと読む)


本発明は、質量%で、Cを0.3〜0.5%、Siをトレースから最大1.5%、Mnを0.2〜1.5%、Sを0.01〜0.2%、Crを1.5〜4%、Niを1.5〜5%、Moを0.5〜2%(その少なくとも一部を2倍のWと置換することができる)、Vを0.2〜1.5%、希土類金属をトレースから合計で最大0.2%含有し、残部が本質的に鉄、通常の量の微量元素および不純物のみである化学組成を特徴とする鋼に関する。本発明は、この鋼のブランクを製造する方法、ならびに切削工具本体または切削工具用保持具の製造方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が高められた,高比強度を有するFe3Al基合金の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のFe3Al基合金の製造方法は,Feを主成分とし且つAl:23〜33原子%,C:0.5〜1.5原子%,Mo:0.2〜2原子%を含む合計100原子%の組成を有する試料に対して第1加工熱処理と第2加工熱処理をこの順に行う工程を備え,第1加工熱処理は,A2相単相状態の前記試料中にFe3AlC粒子を析出させる析出処理と,その後の第1温間圧延と,その後の800〜1000℃での再結晶熱処理とを有し,第2加工熱処理は,第1加工熱処理後の試料に対する550〜850℃で圧延率50%以上の第2温間圧延と,その後の550〜750℃での回復熱処理とを有し,第1温間圧延開始直前の前記Fe3AlC粒子の平均粒子間隔が4〜60μmであり且つ第1温間圧延を550〜750℃で圧延率60%以上になるように行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶接入熱が20kJ/mmであるような大入熱溶接を行った場合は勿論のこと、5kJ/mmであるような入熱量が比較的小さな溶接を行った場合でも、優れたHAZ靭性を発揮することができるとともに、均一伸びが優れた鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の鋼板は、化学成分組成を適切に制御すると共に、下記(1)、(2)式を満たし、且つ、残留γの体積分率が2〜10%であり、島状マルテンサイトの平均円相当径が3.0μm以下である。
1.0≦[Ti]/[N]≦2.5 …(1)
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】地震多発地帯などで使用される鋼材に要求される耐延性き裂発生特性に優れる低降伏比高強度鋼板を提供すると共に、該鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.1%、Si:0.01〜1%、Mn:1.2〜2.5%、S:0.002%以下、Al:0.01〜0.07%、Ca:0.001〜0.003%、O:0.003%以下を含有し、Ca,SおよびOが下記(1)式;
0.8≦(1−130×O)×Ca/(1.25×S)≦2.0 ・・・(1)
ここで、(1)式中の元素記号は各元素の質量mass%
を満たして含有し、金属組織がフェライト相とベイナイト相と島状マルテンサイト相の3相組織からなり、島状マルテンサイトの相分率が3〜15%、平均アスペクト比が8以下の組織を有し、降伏比が0.80以下である低降伏比高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】工具鋼で構成されるプリフォーム(65)および工具(18)を、ワークピース(28)を修正するように熱機械処理する方法を提供すること。
【解決手段】プリフォーム(65)は、オーステナイトを含む領域(70)を有する。この方法は、マルテンサイト開始温度と安定オーステナイト温度との間の処理温度で領域(70)を確立するステップを有する。処理温度にある間に、領域(70)が、外側寸法を変化させるように、また、1ミリメートルまたはそれ以上の深さまで微細構造を修正するように、変形される。工具(18)は、工具鋼で構成される部材(20)を有する。部材(20)は、外表面(22)から1ミリメートルを超える深さまで延びる第1の領域(30)と、第2の領域(32)とを有する。第1の領域(30)は、約34°を超える平均誤配向角度、第2の領域(32)より少なくとも10%小さい平均粒子サイズを有する複数の粒子を有し、また、第2の領域(32)とは異なる粒子配向を有する。 (もっと読む)


【課題】強度と靭性に優れた上に、亀裂伝搬停止特性においても優れた特徴を有する低温靭性、亀裂伝搬停止特性に優れた高張力鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Ni、Ti、Nの含有量を規定し、Pcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5Bが0.25%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼素材を、1000〜1200℃に加熱し、Ar点+20℃〜Ar点+100℃での累積圧下率が8%以上の熱間圧延実施後、Ar点−30℃〜Ar点+80℃から冷却を開始し、500℃以下で終了する加速冷却を冷却速度5〜100℃/secにて行い、表層の旧γ粒の厚みを12μm以下にコントロールし、変態後表層に直径5μm以下の結晶を面積比率で10%以上存在させることを特徴とする。 (もっと読む)


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