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電磁鋼板の製造 (7,545) | 添加成分 (2,142) | Cr (228)

Fターム[4K033CA07]に分類される特許

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【課題】最終製品厚に冷間圧延した後の仕上焼鈍工程において、焼鈍雰囲気の酸素ポテンシャルを成分に応じて適正な範囲に制御することで、製品の酸化層を生じさせず、高周波鉄損の優れた無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:2〜4%、Al:0.3〜2%、Cr:0.3〜4%、かつSi+Al+Cr:3〜7%、Mn:1.5%以下、S:0.003%以下、N:0.003%以下を含み、残部不可避的不純物よりなる無方向性電磁鋼板の製造工程において、熱延板を最終製品厚に冷間圧延した後の仕上焼鈍工程を酸素ポテンシャルPH2O/PH2:0.015×X2以下の範囲に制御することを特徴とする高周波用無方向性電磁鋼板の製造方法。ここでXはSi、Al、Crの含有量(質量%)の合計値である。 (もっと読む)


【課題】最終製品厚に冷間圧延した後の仕上焼鈍工程において、焼鈍雰囲気の酸素ポテンシャルを適正な範囲に制御することで、製鋼での脱炭負荷を低減し、かつ製品の酸化層を生じさせず、炭化物析出や時効劣化の起きない高周波鉄損の優れた無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:2〜4%、Al:2%以下、Cr:6%以下、Mn:1.5%以下、S:0.003%以下、N:0.003%以下を含み、残部不可避的不純物及びFeよりなる無方向性電磁鋼板において、C:0.005%以下に制限され、かつ表面酸化層厚が片側1μm以下であることを特徴とする高周波用無方向性電磁鋼板及び同無方向性電磁鋼板の製造方法において、熱延板を最終製品厚に冷間圧延した後の仕上焼鈍工程を酸素ポテンシャルPH2O/PH2:0.1以上0.3以下の範囲に制御することを特徴とする高周波用無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】打抜き加工性が良好であり、ロータ鉄心としたときに高い降伏強度を有しかつ磁気特性に優れるIPMモータのロータ鉄心用鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.05質量%〜0.35質量%、Si:0.05質量%〜1.0質量%、Mn:0.2質量%〜1.5質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005質量%〜2.95質量%かつSi+Al:3.0質量%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板に、1回または中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施して所定の板厚とし、Ac−50℃〜Ac未満の温度範囲で0.5時間以上保持する1段目の熱処理、Ac〜Ac+100℃の温度範囲で0.5時間〜20時間保持する2段目の熱処理およびAr−80℃〜Arの温度範囲で2時間〜60時間保持する3段目の熱処理を含みかつ2段目の熱処理温度から3段目の熱処理温度への冷却速度を5℃/h〜30℃/hとする3段焼鈍を施して得られる鋼板である。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を安定して得ることができる方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】所定の組成のスラブを1280℃〜1390℃で加熱して、インヒビターとして機能する物質を固溶させる(ステップS1)。次に、スラブの熱間圧延を行って、鋼帯を得る(ステップS2)。鋼帯の焼鈍により、鋼帯中に一次インヒビターを形成する(ステップS3)。次に、鋼帯の1回以上の冷間圧延を行う(ステップS4)。次に、鋼帯の焼鈍により、脱炭を行い、一次再結晶を生じさせる(ステップS5)。次に、鋼帯に対して、その走行状態下で水素、窒素及びアンモニアの混合ガス中で窒化処理して、鋼帯中に二次インヒビターを形成する(ステップS6)。次に、鋼帯の焼鈍により、二次再結晶を発現させる(ステップS7)。 (もっと読む)


【課題】著しく鉄損の低い方向性電磁鋼板を、工業的規模にて、安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.01〜0.15%、S:0.001〜0.050%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.015%、Te:0.0005〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1280℃以上に加熱し、熱間圧延を施した後、熱延板焼鈍を施し、一回の冷間圧延もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延を施して冷延鋼板とした後、脱炭焼鈍を施し、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍中もしくは脱炭焼鈍に先立つ昇温過程と脱炭焼鈍の間に溝付与する、あるいは脱炭焼鈍後に溝付与した後に再結晶焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを含まない鋼スラブにNbを添加して、磁気特性、特に鉄損特性を向上させる方法を提供する。
【解決手段】鋼スラブの成分として、Nb:0.001〜0.015質量%を含有し、Al:100質量ppm以下、N、SおよびSeをそれぞれ50質量ppm以下に低減し、最終冷間圧延の前に施す焼鈍の焼鈍温度を900℃以上とし、ついで、900℃から600℃までの冷却速度を平均で1℃/s以上として、最終冷間圧延における圧下率を80%以上とし、
再結晶焼鈍における焼鈍温度が900℃以下で、かつ鋼板が800℃以上の温度に保持される時間を600秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する窒化型の方向性電磁鋼板の生産において二次再結晶性を確保し、窒化装置の設備投資低減およびメンテマンスを容易にすべくアンモニア導入方法を規定する。
【解決手段】窒化処理における鋼板の一方の面及び他方の面における表面から20%厚み部分の窒素含有量(質量%)をそれぞれσN1、σN2としたとき、σN1及びσN2を下記の式(1)を満たす範囲内とする。
D=|σN1−σN2|/tN ≦ 0.40 ・・・式(1)
ここで、tN:窒化後全板厚窒素含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、歪取焼鈍での結晶粒界への炭化物析出抑制と同時に、時効での粒内炭化物析出抑制を低コストでかつ効果的に行う技術を開発したもので、高周波用途に優れた無方向性電磁鋼板のセミプロセス材の製造技術を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.002〜0.006%、Cr:0.3〜6%、Si:2〜4%、Al:0.1〜3%、Mn≦1.5%、S≦0.003%、N≦0.003%、Mo:0.0005〜0.02%を含み、残部不可避的不純物およびFeよりなる熱延板を熱延板焼鈍し、次いで冷間圧延してから再結晶焼鈍し、更に、歪取焼鈍を実施する工程を含む無方向性電磁鋼板の製造工程において、歪取焼鈍での冷却過程の700℃から300℃までの冷却速度を3〜50℃/minとすることを特徴とする高周波用無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】インヒビターフリー系の素材による方向性電磁鋼板の製造方法において、急速加熱処理を含む一次再結晶焼鈍を行う場合に、急速加熱処理による鉄損低減効果を安定して得る方途について提案する。
【解決手段】インヒビター成分であるAlを100ppm以下、N、SおよびSeを各々50ppm以下に低減した鋼スラブを熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造工程において、前記一次再結晶焼鈍は、700℃以上の温度域へ150℃/s以上の昇温速度で加熱し、その後、一旦700℃以下の温度域に冷却した後、次の加熱帯では、平均昇温速度が40℃/s以下となる条件で均熱温度まで加熱する。 (もっと読む)


【課題】酸洗性の劣化を抑制することが可能な、無方向性電磁鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る無方向性電磁鋼板の製造方法は、質量%で、C≦0.006%、Cr:0.3〜5%、Si:1〜4%、Al:0.4〜3%、Mn≦1.5%、S≦0.003%、N≦0.003%を含み、残部が不可避的不純物およびFeからなる熱延板を連続焼鈍する工程と、焼鈍された熱延板を酸洗する工程と、酸洗された熱延板を冷間圧延して冷延板とする工程と、冷延板を再結晶焼鈍する工程と、を含み、熱延板を焼鈍する工程では、焼鈍温度を900〜1150℃とし、雰囲気をN主体とし、露点を50℃以下とし、O量を容積%で1%以下とする。 (もっと読む)


【課題】完全固溶窒化型の製造方法において、一次再結晶集合組織を適正化又は改善して、二次再結晶集合組織におけるGoss方位集積度を先鋭(高度)にし、より高位の磁気特性を安定的に確保する。
【解決手段】Alを含有する完全固溶窒化型の方向性電磁鋼板(C:0.05〜0.09%、Si:2.8〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.033%、N:0.003〜0.006%、Mn:0.03〜0.09%、S当量(Seq=S+0.405Se):0.010〜0.023%、Ti:0.005%)の製造方法において、スラブ加熱から熱間圧延完了後までの脱炭量(質量%)を、下記式(1)を満たすように製造する。脱炭量(質量%)≦0.2×スラブの炭素含有量−0.006(質量%) ただし、スラブの炭素含有量:0.05〜0.09(質量%)。 (もっと読む)


【課題】脱炭を容易に実行可能であり、かつ、優れた鉄損特性を有する無方向性電磁鋼板および無方向性電磁鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本実施形態に係る無方向性電磁鋼板は、質量%で、C≦0.006%、Cr:0.3〜4%、Si:1〜4%、Al:0.4〜3%を少なくとも含み、残部は、不可避的不純物およびFeからなり、針状の酸化物を有する酸化物層が鋼板の表面近傍に位置し、針状の酸化物が当該酸化物の長軸方向が鋼板の厚み方向と平行となる。本実施形態に係る無方向性電磁鋼板は、かかる酸化物層を有することにより、脱炭を容易に実行可能であり、かつ、優れた鉄損特性を示す。 (もっと読む)


【課題】磁束密度を向上したNbを含有したスラブからなる鋼板の鉄損特性も同時に向上させる方法を提供する。
【解決手段】鋼スラブの成分として、Mn、S、酸可溶性AlおよびNに加えて、Nb:0.001〜0.015質量%を含有し、最終冷間圧延の前に施す焼鈍の焼鈍温度を900℃以上とし、ついで、900℃から600℃までの冷却速度を平均で1℃/s以上として、最終冷間圧延における圧下率を80%以上とし、
再結晶焼鈍における焼鈍温度が900℃以下で、かつ鋼板が800℃以上の温度に保持される時間を600秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】強度が高く高周波での鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:1.6%以上3%以下、Mn:1%以下、P:0.2%以下、S:0.03%以下、Al:0.1%以上3%以下、Ni:2%以下およびCu:1%超3%以下を含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなる冷間圧延鋼板に、2MPa以上6MPa以下の張力を付加した状態で900℃以上1100℃以下の温度で仕上げ焼鈍を施す仕上げ焼鈍工程を有することを特徴とする時効熱処理用無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】圧縮応力が作用しても、鉄損の劣化が小さい無方向性電磁鋼板を提供することにより、鉄心組み立てによる鉄損劣化を小さく抑えることができ、最終的に高性能モーターなどの効率向上に寄与する。
【解決手段】C:0.002%以下、Si:0.1%以上、4.0%以下、Al:0.1%以上、4.0%以下、残部鉄および不可避的不純物元素からなり、A=[W−W]/W(Wは応力30MPa〜50MPa付加時の高周波域における鉄損値であり、Wは応力付加の無いときの高周波域における鉄損値を表す)で定義される鉄損劣化率Aが50%以下である高周波用無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明は、時効熱処理を必要とせず、高速回転する回転機の回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:1.6%超4.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、平均結晶粒径が50μm以下であり、板厚が0.15mm以上0.80mm以下であり、式(1):TS(max)−TS(min)≦60MPaおよび式(2):TS(min)≧550MPaを満足する機械特性を有することを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】歪取り焼鈍後でもその歪領域の効果が消失しない磁区幅の細分化方法を提供する。
【解決手段】脱炭焼鈍後の鋼板に、冷間圧延方向と交差する方向に線状の歪付与領域を形成し、さらに、圧延直角方向に温度勾配を付与して最終仕上げ焼鈍を施す。二次再結晶開始温度に達した時点で温度勾配が鋼帯コイルに付与されていれば、二次再結晶粒が圧延方向と交差する歪付与領域に沿って成長し、歪取り焼鈍でも消失しない磁区細分化効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】インヒビタを含有しない素材を用いて良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を製造する方法を提案する。
【解決手段】インヒビタを含有しないSi:7.0mass%以下の鋼スラブを熱間圧延後、熱延板焼鈍し、1回の冷間圧延で最終板厚とし、または、熱間圧延後、必要に応じて熱延板焼鈍し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延で最終板厚とし、その後、一次再結晶焼鈍と二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記1回の冷間圧延とした場合の熱延板焼鈍または2回以上の冷間圧延とした場合の最終冷間圧延直前の中間焼鈍が、750〜1200℃の温度で2〜300sec間保持する均熱処理と、750℃から400℃までを10〜200℃/secの平均冷却速度で冷却する急冷処理と、400℃到達後900秒以内に圧延圧下率0.2〜50%相当の歪を付与する歪付与処理とからなる方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】数mの大きさの大型変圧器用電磁鋼板において、剪断加工を行った際の磁気特性劣化を低減できる鋼板を提供する。
【解決手段】電磁鋼板の成分として、質量%で、C:0.005%以下、Si:1.0〜8.0%およびMn:0.005〜1.0%を含有し、かつNb、Ta、VおよびZrのうちから選んだ1種または2種以上を合計で10〜50質量ppm含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、これらNb、Ta、VおよびZrは含有量の少なくとも10%が析出物として存在し、かつ該析出物の直径(円相当径)が平均で0.02〜3μmであり、さらに鋼板の2次再結晶粒の平均粒径が5mm以上とする。 (もっと読む)


本発明は、超低炭素鋼ストリップ又はシートを製造する方法であって、‐取鍋処理を含んでなる製鋼工程で、重量で、・最大0.003%の炭素、・最大0.004%の窒素、・最大0.20%のリン、・最大0.020%の硫黄、・及び残部鉄及び不可避不純物を含んでなる真空脱ガスされた鋼溶融物を製造すること、‐その際、該溶融物の該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素含有量は、該溶融物の実際の酸素含有量を測定した後、好適な形態にある適量のアルミニウムを該溶融物に添加して酸素を結合することにより得られ、その際、該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素活性又は溶解酸素含有量は、最大80ppmである、‐こうして製造された該鋼を連続式鋳造法で鋳造し、スラブ又はストリップを形成することを含んでなり、‐該方法が、最大0.002%の酸可溶性アルミニウム及び最大0.004%のケイ素及び最大120ppmの総酸素含有量を含んでなる超低炭素鋼のスラブ、ストリップ又はシートを与える、方法に関する。
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