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Fターム[4K038DA01]の内容

熱処理のプロセス制御 (949) | 制御対象プロセス量 (197) | 被処理物の温度 (108)

Fターム[4K038DA01]に分類される特許

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【課題】 加熱室内及び冷却室内における処理対象物の配置スペースを広く確保すると共に、処理対象物の温度をリアルタイムで測定することで正確に冷却制御を行うことを目的とする。
【解決手段】 処理対象物を加熱処理する加熱室と、当該加熱室において加熱処理された処理対処物を冷却処理する冷却室とを少なくとも備える多室型熱処理装置であって、前記冷却室内における前記処理対象物の温度を検出し、当該温度を示す温度検出信号を出力する温度センサと、前記加熱室及び冷却室の外部に配置されると共に、前記温度センサから入力される温度検出信号が示す冷却室内における処理対象物の温度に基づいて前記冷却処理を制御する冷却制御部と、前記温度センサと前記冷却制御部とを接続する接続線とを備える、という手段を採用する。 (もっと読む)


【課題】 昇温時間差を最短とした被処理材の加熱方法を提供する。
【解決手段】 被処理材2を収納する炉室1と、該炉室1内の雰囲気ガスを加熱する加熱手段3と、加熱手段3により加熱された雰囲気ガスを炉室1内で循環させる正逆運転可能な循環手段4とを有した熱処理炉を用い、循環手段4の正逆運転により被処理材2の両側から交互に熱風を供給して、被処理材2を目標温度まで加熱する方法において、前記熱風の流れに沿った方向での被処理材2の各部の温度が目標温度に到達する時間差を最短とするように循環手段4の正逆運転を制御する。 (もっと読む)


【課題】 被処理材の全体にわたって、昇温時間が均一となるようにした熱処理炉を提供すること。
【解決手段】 被処理材2を収納する炉室1と、該炉室1内の雰囲気ガスを加熱する加熱手段3と、該加熱手段により加熱された雰囲気ガスを熱風として送風する送風手段4とを有し、前記送風手段4により前記被処理材2の一端部から他端部へ該被処理材2の表面に沿って熱風を流すことにより、該被処理材2を加熱する熱処理炉において、前記熱風が被処理材2の表面において形成する速度境界層が、被処理材2の一端部から他端部にわたって同じ厚さになるように、前記被処理材2の一端部であって熱風の流れ方向で上流側に速度境界層生成手段23を設ける。 (もっと読む)


所定の冶金学的相が、加工物を鉄合金のオーステナイト温度以上の温度に加熱し、ついで、急冷媒体と接触させることにより、鉄合金本体中に形成する。熱は、加工物が急冷媒体と接触している少なくとも一部の時間の間に加工物に付与される。急冷媒体及び/又は熱源を制御すると、それらが共同して、マンテンサイト相が合金中に形成する温度以上の保持温度に加工物を保持することができる。所定の時間、合金を保持温度に保持した後、周囲温度に冷却する。特定の例では、系は、合金中にベーナイト相を形成するように作用する。また、この方法を実施する系も開示される。
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【課題】連続焼鈍によって強度のバラツキが少ない高強度冷延鋼板を安定して製造することのできる方法を提供する。
【解決手段】焼入れ手段を有する連続焼鈍設備を用いて高強度冷延鋼板を製造する方法において、予め鋼板の板厚、炭素含有量、リン含有量、焼入れ開始温度、焼入れ停止温度および焼入れ後の焼戻し温度と引張強度の関係を求めておき、対象鋼板の板厚、炭素含有量、リン含有量、焼入れ停止温度および焼入れ後の焼戻し温度を考慮して、目標引張強度に応じて焼入れ開始温度を算出し、求めた焼入れ開始温度で焼入れすることを特徴とする高強度冷延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、側方バーナーを備えた再加熱炉(1)において、側方バーナーがバングバングモード(bang bang mode)で操作され、各バーナーの操作時間と停止時間が所望の温度を得るために調整される方法に従って、鉄および鋼製品(2)の温度均一性を制御する方法であって、側方バーナーとして拡散フレームバーナーが選択され、これらのバーナーは極大状態に近い状態でまたは極大状態で操作され、バーナー(B1−B4)の点火の順番が、フレームの高温火点(hot point)を減じ、かつ良好な炉壁と製品の温度均一性が得られるように、排ガスの渦流と循環を促進するように選択される。
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【課題】 軸体の曲がりを矯正する押圧(加圧)手段等の特別な機構を用いることなく、高周波誘導加熱機構を利用して軸体の曲がりを矯正することができるような軸体曲がり矯正方法及び高周波誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】 軸体(例えば、クランクシャフト2)が回転されているときの軸体の軸部(例えば、ジャーナル部3a)の振れ量及び振れ箇所の位相を検出する第1の工程と、第1の工程において検出された振れ量及び位相の検出値に基づいて高周波誘導加熱コイル4の加熱出力を変調する第2の工程とを有し、第2の工程においては、軸体の湾曲内側部が高周波誘導加熱コイル2に対向するときに高周波誘導加熱コイル2の加熱出力を相対的に小さく設定し、軸体の湾曲外側部が高周波誘導加熱コイル2に対向するときに高周波誘導加熱コイル2の加熱出力を相対的に大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】 被処理物の変形を抑制し、かつ厳密な温度制御が可能な高周波熱処理方法、高周波熱処理設備、変形が抑制されかつ品質が安定した薄肉部材および長寿命でかつ品質の安定したスラスト軸受を安価に提供する。
【解決手段】 本発明の高周波熱処理方法は、焼入用温度制御工程と、焼入時期制御工程と、焼入冷却工程とを備えている。焼入用温度制御工程は、焼入用加熱工程と、焼入温度制御用測温工程と、焼入用温度調節工程とを含んでいる。焼入時期制御工程は、焼入時期制御用測温工程と、焼入時期調節工程とを含んでいる。焼入冷却工程では、金型を用いて被処理物を拘束しながら冷却が実施されている。冷却は被処理物から熱を除去するための冷却部材として金型を用いることにより、被処理物をAc1点以上の温度からM点以下の温度に冷却することにより実施される。 (もっと読む)


【課題】パイプを冷却する熱処理プロセスでの冷却速度制御において,簡便で廉価な冷却設備および冷却方法を提供する。
【解決手段】熱処理をおこなうパイプ外表面の複数点のそれぞれにパイプに向かって冷媒を噴射できるようにノズルを配置した冷却設備において,少なくとも2系統以上の独立に開閉可能な冷媒供給系統と,当該冷却供給系統のいずれかに接続された複数のヘッダーと,当該冷却供給系統からヘッダーを経て冷媒を噴出するノズルを有し,隣接して並ぶ複数のヘッダーがヘッダー群を成し,当該ヘッダー群の中で前記2系統以上の冷媒供給系統のいずれかと組み合わせて接続されたヘッダーが所定のパターンで配列され,前記ヘッダー群がパイプ搬送方向に一個以上直列に配置されていることを特徴とする冷却設備を用い,各冷媒供給系統の開閉の組み合わせを選択することにより冷却の制御をおこなう。 (もっと読む)


【課題】精度良く水冷熱伝達係数モデルの自動調整が可能な非線形水冷熱伝達係数モデルの自動調整装置を提供する。
【解決手段】予め決めた冷却条件で金属板を冷却した際の実績巻取り温度と、上記水冷熱伝達係数モデルを使用して演算した予測巻取り温度との温度誤差が小さくなると推定される方向に、当該水冷熱伝達係数モデルによる予測温度と上記実績温度との誤差温度が所定値以下となるまで、上記水冷熱伝達係数モデルの複数のパラメータ係数について同時に補正して上記水冷伝達係数モデルによる再演算を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】 高精度なダイナミック制御を可能にし、かつ、材質造り込みへの影響も少なくする。
【解決手段】 冷却制御装置100は、仕上圧延後の鋼板1を搬送しながら、冷却通板中は冷却強度が略一定となるような冷却水量で冷却する冷却装置4を制御するものであって、目標冷却終了温度情報に応じて通板速度を算出して冷却装置4に反映させるとともに、冷却装置4による鋼板1の予定冷却履歴を取得する予定冷却履歴取得部101と、冷却装置4による冷却開始前及び冷却終了後での鋼板1の長手方向の所定の部位での実績温度情報を取得する実績温度情報取得部102と、予定冷却履歴取得部101により取得される予定冷却履歴と実績温度情報取得部102により取得される実績温度情報とに基づいて、冷却装置4に反映させた通板速度を修正する通板速度修正部103とを備える。 (もっと読む)


【課題】 燃焼負荷が下がってきた場合に、固定的に間引かれているバーナーを考慮しながら簡便に間引くバーナーを決める燃焼バーナーの間引き制御方法を提供する。
【解決手段】 複数の燃焼バーナーを備えた加熱炉の制御ゾーン内で間引く燃焼バーナーを一定の周期毎に移動させる燃焼バーナーの間引き制御方法において、制御ゾーン内の燃焼バーナー数と同数以上のビット数を有するレジスタ10〜12を用意し、燃焼バーナー1つにつき、レジスタ10〜12の1つのビットを対応させて燃焼バーナーのオンオフを行う。 (もっと読む)


【課題】 熱処理の効率を高めることができると共に、単体の被熱処理材毎に適切な品質管理を行うことができる熱処理方法及び被熱処理材の品質管理方法を提供する。
【解決手段】 熱処理炉100の装入側の設定炉温を抽出側の設定炉温よりも高く設定するステップと、伝熱計算によって各被熱処理材の予測昇温過程を演算するステップと、予測均熱時間を算出するステップと、予測均熱時間の中に目標均熱時間未満となるものが存在する場合、全ての被熱処理材の予測均熱時間が目標均熱時間以上となる最適搬送速度を演算するステップと、各被熱処理材の予測最大温度を算出するステップと、予測最大温度の中に目標均熱温度を超えるものが存在する場合、全ての被熱処理材の予測最大温度が目標均熱温度以下となる装入側の最適設定炉温を演算するステップと、最適搬送速度及び最適設定炉温を熱処理炉の運転条件として設定して熱処理するステップとを含む。 (もっと読む)


熱間ストリップ圧延機で熱間圧延コイルの特性をオンラインで予測するシステム。システムは、製鋼段階で得られる化学的性質を捕捉し、圧延スケジュールに関するデータを提供する装置5を含む。熱間圧延中にプロセス・パラメータを測定するために、計器レベルにフィールド装置FD1〜FDnを設ける。プログラム可能な論理制御装置1は、フィールド装置によるパラメータ・データを得てプロセッサー2に供給する。セグメント追跡によって測定データを時間領域から空間領域へと変換する手段3を設ける。計算モジュール4は、圧延中のストリップの長さに沿い且つ厚さに亘って機械的特性を予測すべく、変換された空間領域のデータを処理する。表示装置6は予測された特性を表示する。得られたデータは、将来使用するためにデータ・ウェアハウス装置8に記憶できる。システムに設けた装置7が予測された適切性を収集してスケジュール作成装置5に供給できる。
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【課題】 加熱炉間の原単位の差を考慮した燃焼制御を行うことができるようにして、加熱炉の燃料原単位を確実に低減できるようにする。
【解決手段】 加熱炉の種々の情報を読み込むとともに、前記読み込んだ種々の情報を利用して炉出熱に含まれるその他損失熱を算出し、この算出したその他損失熱の値に基づいて、前記加熱炉に供給する空気比を増加させるように制御したり、減少させるように制御したりして、前記その他損失熱の値が最小値になるように前記空気比を調整するようにすることにより、加熱炉間の原単位の差を考慮した燃焼制御を行うことを可能とする。 (もっと読む)


【課題】 高精度なダイナミック制御を可能にし、かつ、材質造り込みへの影響も少なくする。
【解決手段】 冷却制御装置100は、仕上圧延後の鋼板1を搬送しながら、冷却通板中は冷却強度が略一定となるような冷却水量で冷却する冷却装置4を制御するものであって、目標冷却終了温度情報に応じて通板速度を算出して冷却装置4に反映させるとともに、冷却装置4による鋼板1の予定冷却履歴を取得する予定冷却履歴取得部101と、冷却装置4の中間位置Mにおける鋼板1の長手方向の所定の部位での実績中間温度情報を取得する実績中間温度情報取得部102と、予定冷却履歴取得部101により取得される予定冷却履歴と実績中間温度情報取得部102により取得される実績中間温度情報とに基づいて、冷却装置4に反映させた通板速度を修正する通板速度修正部103とを備える。 (もっと読む)


【課題】 温度制御が可能で、条件出しが容易で、かつ被処理品の品質を安定させることが可能な高周波熱処理方法、高周波熱処理設備を提供する。さらに、低価格であり、かつ品質の安定した高周波熱処理品を提供する。
【解決手段】 被処理物のサンプルを加熱して焼入硬化することによりプロセスデータを取得するデータ取得工程と、プロセスデータを記憶する記憶工程と、記憶工程で記憶された温度推移データに基づいて電源出力の推移データおよび焼入時期データの妥当性を確認する確認工程と、記憶工程で記憶され、かつ確認工程で妥当性が確認された電源出力の推移データおよび焼入時期データにしたがって被処理物の熱処理を行なう量産工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 処理工程から出力された段階での材質を安定化させる材質分析方法および材質安定化方法並びに材質安定化装置を提供する。
【解決手段】 金属材料の処理条件を検知するセンサSa1〜Scnと、これらのセンサによって検出された処理条件データが与えられる材質安定化装置20とを有し、この材質安定化装置は、処理条件データを蓄積する処理条件データ蓄積部20a,20b,20cと、処理条件データと製品試験データに基づき、処理条件を構成している各因子と材料特性との散布図を作成する散布図作成部20dと、各散布図における因子について数値の幅を所定の間隔に分割して階層化する階層化処理部20eと、その階層内で材料特性の値の平均値を求め、その平均値に基づいて相関式を算出する相関式算出部20fと、相関式を求めることによって相関の有無を判別し、相関の認められた因子を抽出するとともに、その抽出した因子を材質に影響を与える因子として次回の処理条件における調整項目に設定する設定部20g,20h,20iとを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼の鍛造品の製造に使用する加熱炉において、200℃〜1000℃というような広い温度範囲にわたって所望の炉内温度を実現し、それを精度よく保持することが容易であるような温度制御の方法を提供する。これにより、鍛造前の素材の加熱、変態点通過のための徐冷および焼鈍をひとつの炉により実施できる。
【解決手段】燃料ガスに一次空気を混合して燃焼ノズル(1)から噴出させ、燃焼させるガスバーナーであって、空気/燃料ガスの比を広い範囲に変更できるガスバーナーの、燃焼ノズル(1)の周囲に二次空気ノズル(2)を設けたバーナーを、単室炉に設置して加熱を行なう。炉内温度を低温域から中温域に昇温させてゆく場合、および徐冷する場合には、一次空気の空気/燃料ガスの比を高く選ぶとともに、二次空気ノズルからも空気を吹き込んで、一次二次合計の空気/燃料ガスの比をいっそう高める。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱によって熱処理を行うに際し、鋼材の表面温度及び内部温度を精度よく目標に一致させ、鋼材が目的の性質をもつような熱処理を行うことができる鋼材の熱処理装置及びその熱処理装置を用いた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】演算装置12が、誘導加熱時の鋼材1の断面内の温度分布を推定し、推定した表面温度と内部温度が所定の温度目標を満たすように誘導加熱装置の加熱電力を定め、それに基づいて、電源装置13から各誘導加熱装置11に加熱電力を供給し、鋼材1を加熱するようになっている。 (もっと読む)


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