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Fターム[4K042CA08]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Mo (783)

Fターム[4K042CA08]に分類される特許

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【課題】熱間プレス部材であっても、高延性を有する高強度成形品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】高張力鋼板をオーステナイト域に加熱し、金型内でプレス成形及び冷却して成る高強度成形品1であり、金属組織は、前オーステナイト粒界を含む全領域において炭化物2が微細分散されたマルテンサイト組織を有している。さらに、母材となる高張力鋼板の組織中の前オーステナイト粒径が10μm以下であるようにすることが好ましい。高強度成形品は、上記のマルテンサイト組織を有しているので、引張り強度が高く、且つ高い延性を有している。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.50%、Si:0.6%以下、Mn:0.5〜1.4%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜1.1%、Mo:0.1〜0.7%、V:0.01〜0.3%、S:0.0002〜0.01%、及びO:0.002%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品の直径)の鋼断面において観察される組織が、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織が90面積%以上であり、且つベイナイト組織が0.008〜5面積%であり、ベイナイト組織の平均粒径が10μm以下であり、ベイナイト組織の最大粒径が50μm以下であり、ベイナイト組織のラス間隔が1.0μm以下である鍛鋼品。 (もっと読む)


【課題】特に主駆動源が電気モータのように高速回転するような動力伝達系に適用できるような摺動特性に優れた窒化処理摺動部材、およびこのような摺動部材に適用される鋼材、並びに摺動部材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の窒化処理摺動部材は、鋼材表面を窒化処理してなる窒化処理摺動部材であって、前記鋼材はC:0.10〜0.40%未満(「質量%」の意味、化学成分については以下同じ)、Si:0.05〜0.35%、Mn:0.20〜1.20%、Cr:0.8〜1.2%、sol.Al:0.3〜0.90%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、且つ表面から深さ500μmまでの領域において、フェライトの面積率が5%以下であると共に、そのフェライト粒径が平均円相当径で30μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高温高速条件下での耐摩耗性,耐焼付き性に優れてた一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置を提供する。
【解決手段】ローラクラッチ内蔵型プーリ装置1は、スリーブ2と、プーリ3と、転がり軸受4と、ローラクラッチ5とを備えている。ローラクラッチ5は、クラッチ内輪6と、クラッチ外輪9と、クラッチ内輪6の外周面とクラッチ外輪9の内周面との間に配されたローラ10と、を備え、プーリ3とスリーブ2とを接続することにより、プーリ3をスリーブ2に対して所定方向に相対回転させる回転力のみを、プーリ3からスリーブ2へ伝達する一方向クラッチである。そして、クラッチ内輪6が、クラッチ外輪9及びローラ10を構成する素材よりも100℃における硬さHvが高く且つ100℃における硬さHvが700以上である鋼材で構成されている。 (もっと読む)


【課題】少なくとも片面にめっき皮膜を有する鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱した後に冷却する熱処理を行っても、自動車用部材としての塗装後の適正な耐食性を有し、熱処理に伴うスケールの発生を抑制できる被覆熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの面にアルミニウムベース合金のめっき皮膜を有する鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱する熱処理を行われてなる被覆熱処理鋼材であって、熱処理を行われた部分の少なくとも一部の表面に鉄−アルミニウムが合金化された皮膜を有し、この皮膜が耐食性を有し、かつ高温で潤滑機能を確保し得る皮膜である被覆熱処理鋼材である。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、ロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、C:2.2〜2.6%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%を、10.0<(Mo+V)≦12.5および0.6≦(C−0.24V−0.13Nb)≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、さらにB:0.01〜0.07%含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れ、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な、遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも片面にめっき皮膜を有する鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱した後に冷却する熱処理を行っても、自動車用部材としての塗装後の適正な耐食性を有し、熱処理に伴うスケールの発生を抑制できる被覆熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの面に被覆されたアルミニウム系めっき皮膜を備える鋼材を、Ac点以下の温度で合金化処理された鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱する熱処理を行われてなる被覆熱処理鋼材であって、熱処理を行われた部分の少なくとも一部の表面に鉄−アルミニウムが合金化された皮膜を有し、この皮膜が、耐食性を有し、かつ高温で潤滑機能を確保し得ることを特徴とする被覆熱処理鋼材である。 (もっと読む)


【課題】 Caなどの快削性元素を添加せずに超硬ドリル加工などの切削加工性を保ち、高価な合金元素を極力使用せずに疲労強度を向上させたフェライト−パーライト型熱間鍛造用非調質鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.50%、Si:0.40〜1.00%、Mn:1.00〜1.60%、P:0.035%以下、S:0.005〜0.035%、Al:0.005〜0.050%、V:0.10〜0.30%、N:0.0300%以下、O:0.0080%以下を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、かつ、炭素当量Ceqが0.70≦Ceq≦1.05を満足し、熱間圧延もしくは熱間鍛造した後、空冷した状態で、0.2%耐力が550MPa以上および引張強度に対する0.2%耐力の割合である耐力比が62%以上を満足するフェライト−パーライト組織であるフェライト−パーライト型熱間鍛造用非調質鋼。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】質量%でC:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、N:0.01%以下およびO:0.003%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化深さが2mm以上となる浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に加熱温度:820〜900℃として高周波焼入れし、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】質量%でC:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、W:0.5%〜2.0%、N:0.01%以下およびO:0.003%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化深さが2mm以上となる浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に加熱温度820〜900℃として高周波焼入れし、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼片において、仕上げ圧延後にレール頭部表面を加速冷却し、その後、オーステナイト域まで昇温・保持し、更に加速冷却することにより、海外の貨物鉄道で使用されるレール靭性を向上させ、使用寿命を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を粗圧延、中間圧延、引き続いて仕上圧延を行い、A3又はAcm線〜1000℃の温度を有したレール頭部表面を、冷却速度2〜20℃/secで450〜680℃まで急冷し、その後、A3又はAcm線〜950℃の温度域まで昇温速度2〜50℃/secで温度上昇させ、その後、当該温度範囲内で1.0〜900sec保持し、さらにその後、冷却速度5〜30℃/secで450〜650℃まで加速冷却することを特徴とする高炭素鋼レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】多気筒エンジン用一体型クランク軸の高強度化及び高靭性化を同時に実現する。
【解決手段】 多気筒エンジン用一体型クランク軸であって、C:0.30〜0.50%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.20〜1.2%、Ni:2.5〜4.0%、Cr:1.0〜3.0%、Mo:0.20〜0.70%、V:0.05〜0.25%、Al:0.2%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、旧オーステナイト粒の結晶粒度をASTMによる粒度番号で6以上とし、引張強度を1000MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】水素雰囲気中で使用されても白色組織への組織変化が生じにくいことに加えて摩耗損傷が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は、炭素の含有量が0.5質量%以上0.9質量%以下、ケイ素の含有量が0.6質量%以上1質量%以下、マンガンの含有量が0.6質量%以上1.2質量%以下、クロムの含有量が6.5質量%以上9.5質量%以下、モリブデンの含有量が1質量%以下で、且つ、残部が鉄及び不可避的不純物である合金鋼で構成されている。また、組織変化抵抗値が10以上である。さらに、焼入れ及び焼戻しが施されており、軌道面1a,2aの残留オーステナイト量が10体積%以上20体積%以下であるとともに、硬さがHv674以上772以下である。さらに、旧オーステナイト結晶粒度が、粒度番号で7以上10以下である。 (もっと読む)


【課題】水素雰囲気中で使用されても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は、炭素,ケイ素,マンガン,クロム,モリブデン,イオウ,リン,及び酸素の含有量が所定の範囲内で且つ残部が鉄及び不可避的不純物である合金鋼で構成されている。また、組織変化抵抗値が10以上である。さらに、浸炭処理又は浸炭窒化処理に続いて焼入れ及び焼戻しが施されることにより、軌道面1a,2aに硬化層が形成されている。硬化層の炭素濃度と窒素濃度との和は0.9〜1.5質量%で、残留オーステナイト量は20〜45体積%である。軌道面1a,2aの表面硬さはHv700〜780で、芯部の硬さはHv550以下である。軌道面1a,2aから100μm内側の深さ位置における周方向の圧縮残留応力は、100〜500MPaである。軌道面1a,2aの軸方向の粗さ曲線の最大山高さRpが0.2μm以下である。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化を図ることができ、十分な静的負荷容量および寸法安定性を確保できる軸受構成部材及び製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量および寸法安定性を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0質量%のCrと、0.05質量%以上0.5質量%未満のVを含有する鋼材から得られる素形材に浸炭窒化処理等の熱処理を施す。
これにより、転がり軸受の軸受構成部材の表面から10μmまでの範囲の表面層のC、Nの各含有量を1.1〜1.6質量%、0.1〜1.0質量%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さを740〜900(ロックウェルC硬さを62〜67)、表面から10μmの深さの位置でのγ量を20〜55体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層にバナジウム窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子および/またはバナジウム炭窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面から10μmまでの範囲の表面層での該粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】リング形状を有し、異方性がほとんど生じず、各所において均質な機械的性質を得ることができ、さらに、容易に製造することができる耐熱鋼部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】耐熱鋼部材は、重量%で、C:0.06〜0.18%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.2〜0.8%、Cr:9〜11.5%、Ni:0.1〜1%、Mo:0.8〜1.3%、Nb:0.05〜0.5%、V:0.07〜0.3%、N:0.03〜0.08%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、遠心鋳造でリング形状に成形されている。 (もっと読む)


【課題】金属部材の溶接熱影響部のクリープ強度を確実かつ十分に回復させることができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】加熱装置により金属部材の溶接熱影響部をA変態点以上の温度T1まで加熱した後、その温度T1で所定時間保持する。その後、金属部材を所定の温度T3まで低下させた後、A変態点未満の温度T2まで再加熱する。その温度T2で所定時間保持した後、金属部材を常温まで冷却する。金属部材を温度T1まで加熱する際の加熱速度は、50℃/h以上800℃/h未満の加熱速度に設定される。 (もっと読む)


【課題】歯車、軸受の外輪、プーリー等に用いられる板厚3〜15mmの鋼板であっても、優れた加工性と浸炭焼入れ性を有する鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.40質量%、Si:0.02〜0.40質量%、Mn:1.00〜2.00質量%、P:0.02質量%以下、S:0.02質量%以下、Cr:0.20〜0.70質量%、B:0.0003〜0.005質量%、Ti:0.03〜0.20質量%を、さらに必要に応じてNi:0.20〜2.00質量%、Mo:0.10〜0.80質量%の1種または2種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼板であって、面積率1%以上を占める構成相はフェライト相とセメンタイト相のみであり、セメンタイト相で0.2μm以上の粒径を有する粒子が1500個/10000μm以下であることに加えて、20〜100nmの粒径を有するTi炭化物粒子が4000〜20000個/10000μmの範囲で分散した組織を有し、180HV未満の硬さを呈する高加工性浸炭用鋼板。 (もっと読む)


【課題】チェーンのリンクプレート用鋼板として好適な打抜き性、曲げ加工性に優れた素材鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.6%、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:2%以下、P:0.02%以下、S:0.02%以下、V:0.05〜0.5%であり、さらに必要に応じてMo:2%以下、あるいはさらにNb:0.1%以下、Ti:0.1%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物、Mn+Cr:1.5%以上である化学組成を有する板厚3.5〜15mmの鋼板であって、板厚中央部の硬さHMが180〜350HVであり、HMと、表面からXμm深さ位置の硬さとの差ΔH=HM−HXが、(1)ΔH20≧50、(2)20≦ΔH100≦100、(3)ΔH500≦20、を満たすように表層部に軟化層を有する鋼板。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】C:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Ti:0.01〜0.03%、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、Mo:0.3%以下、N:0.005%以下およびO:0.003%以下を、0.005+3.42×N[質量%]≦Ti[質量%]を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に高周波焼入れし、焼戻しを行う。 (もっと読む)


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