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Fターム[4K042DC02]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 加熱温度 (1,317)

Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】所望の品質を付与しつつ、浸炭処理または浸炭窒化処理におけるRXガスの流量を低減することによりCOの排出量を抑制することを可能とする鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】バッチ式の熱処理炉を用いた鋼の熱処理方法は、熱処理炉の扉を開け、0.17質量%以上の炭素を含有する機械構造用合金鋼からなる被処理物を炉内に装入する工程と、扉を閉じる工程と、炉内にRXガスを供給しつつA点以上の温度である熱処理温度に炉内の雰囲気を加熱して、雰囲気のカーボンポテンシャル値を予め決定された値に調整する工程と、被処理物が熱処理温度に加熱されることにより、被処理物が浸炭または浸炭窒化される工程とを備えている。そして、被処理物が浸炭または浸炭窒化される工程では、ガス置換回数が0.35以上0.78未満となるように、炉内にRXガスが供給される。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも低サイクル曲げ疲労強度に優れた浸炭鋼部品を提供する
【解決手段】 化学成分が、質量%で、C:0.1〜0.6%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.001〜0.15%、N:0.001〜0.03%、Al:0.001〜0.06%、O:0.005%以下を含有し、残部が実質的に鉄と不可避的不純物よりなる鋼からなり、浸炭焼入れ焼戻し処理を施した鋼部品であって、表面の硬さがHV550〜HV800であり、心部の硬さがHV400〜HV500であることを特徴とする低サイクル曲げ疲労強度に優れた浸炭鋼部品。 (もっと読む)


複合ブランクから、テーラード・ブランク(TWB)と称される、プレス硬化により製作された製品の特性が、溶接部に沿って、幅の狭い、柔らかな部分が形成される様に、形成された製品の硬化中に、減速された冷却速度で、溶接部を冷却することにより改善される。 (もっと読む)


【課題】良好な切れ味を確保しながら高い耐食性を発揮する刃物を提供する。
【解決手段】母材23がオーステナイト系ステンレス鋼からなる刃物であって、刃物の表層部に、母材23のオーステナイト相に炭素が固溶することにより、最大硬度がHv600以上の母材23より硬度の高い炭素固溶硬化層24が形成され、上記炭素固溶硬化層24により刃先21が構成されている。したがって、脆性によって刃付けや再研磨ができないという問題が生じることがなく、高硬度でシャープな刃を立てて、食肉に使用した場合にも優れた切れ味を発揮し、ドリップによる商品価値の低下や食感の悪化という問題が生じにくい。また、従来のマルテンサイト系のものに比べて格段に高い耐食性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】CVTエレメントに代表される金属小物部品を、表面傷を生じさせることなく、全体にわたり、多量かつ均一に焼入れ処理することができ、かつ、寿命が長い、金属小物部品用の焼入れ用治具を提供すること。
【解決手段】当該金属小物部品用の焼入れ用治具は、主にモリブデンを構成材料とする。金属小物部品用の焼入れ用治具は、金属小物部品10を、連続的かつ多量に、歯部3T間の凹部に立て掛けて収納することができる複数の歯部3Tからなる櫛歯部3を備えており、各歯部3Tは、鉛直方向に対して一定の角度α°に傾くように加工されている。 (もっと読む)


【課題】Fe−Ni−Cr系アイソエラスティック組成物を提供し、かつ、ひずみ特性の優れたひずみゲージを製造すること。
【解決手段】Fe、Ni及びCrを主成分とし、Mn、Mo及びSiを副成分としたFe−Ni−Cr系合金からなるアイソエラスティック組成物において、Mnを1wt%から3wt%で添加することによって、アイソエラスティック組成物(合金)を作製する。さらに、その合金を、金属加工、熱処理し、優れたひずみ特性を持つひずみゲージを製造する。 (もっと読む)


【課題】ラックシャフトに焼入れを行う際の冷却に起因して生じるラックシャフトの変形を抑制することのできるラックシャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】ステアリング装置に用いられるとともに、ピニオンシャフトと噛み合う歯面を有するラックシャフトの製造において、ラックシャフトを形成する第1工程と、ラックシャフトに焼入れを行う第2工程とを行う。また、第2工程では、ラックシャフトの歯面を加熱する第3工程と、歯面の冷却を行う第4工程と、歯面とは反対側の面である背面の冷却を行う第5工程とを行う。そして、第5工程の開始時は、前記第4工程の開始時よりも後に設定される。 (もっと読む)


【課題】鋼管の連続熱処理方法に関するものであり、特に油井管として用いられる拡管用の電縫鋼管のフルボディ熱処理に好適な、鋼管の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】鋼管の端部どうしを連結した状態で鋼管を熱処理設備に連続的に送り込み、鋼管の全体に対して冷却水による急冷を伴う熱処理を行う。鋼管の一方の端部を拡径し、その内周面にメネジを切って他の鋼管とネジ結合して連結することができる。また、鋼管の端部どうしを連結部材を介して連結することもできる。 (もっと読む)


【課題】磁気焼鈍により優れた磁気特性を発揮する軟磁性鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.002〜0.01%、Si:0.1%以下(0%を含まない)、Mn:0.01〜0.09%、P:0.025%以下(0%を含まない)、S:0.005%以下(0%を含まない)、Al:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.0025%以下(0%を含まない)、B:0.0008〜0.0025%、およびO:0.006%以下(0%を含まない)を満たし、残部:鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)を満たすと共に、鋼組織がフェライト単相組織であり、かつMnSの面積率が1.2%以下であることを特徴とする軟磁性鋼材。
−0.0013≦[N]−(10.8/14)[B]≦0.0013 …(1)
{式(1)において、[N]は鋼中のN量(質量%)、[B]は鋼中のB量(質量%)を示す} (もっと読む)


【課題】異材溶接継手での脱炭層形成有無を予測して、部材の組合せや使用部位に応じた最適な溶接材料を選定する方法を提供する。
【解決手段】一の金属母材の炭化物生成能パラメータと、一の金属母材と材質が異なる別の金属母材の炭化物生成能パラメータとの差の絶対値Δgを算出する。一の金属母材と別の金属母材とが溶接材料で溶接された部材の使用温度及び時間から、時効パラメータLを算出する。予め作成された、脱炭層が形成される条件の領域と脱炭層が形成されない条件の領域とを炭化物生成能パラメータの差の絶対値と時効パラメータとで表したグラフにおいて、算出されたΔgと、算出されたLとの交点が、脱炭層が形成される条件の領域にある場合に、溶接材料としてインコネル系溶接材料を選定する。交点が、脱炭層が形成されない条件の領域にある場合に、溶接材料としてフェライト系溶接材料を選定する。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.50%、Si:0.6%以下、Mn:0.5〜1.4%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜1.1%、Mo:0.1〜0.7%、V:0.01〜0.3%、S:0.0002〜0.01%、及びO:0.002%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品の直径)の鋼断面において観察される組織が、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織が90面積%以上であり、且つベイナイト組織が0.008〜5面積%であり、ベイナイト組織の平均粒径が10μm以下であり、ベイナイト組織の最大粒径が50μm以下であり、ベイナイト組織のラス間隔が1.0μm以下である鍛鋼品。 (もっと読む)


【課題】特に主駆動源が電気モータのように高速回転するような動力伝達系に適用できるような摺動特性に優れた窒化処理摺動部材、およびこのような摺動部材に適用される鋼材、並びに摺動部材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の窒化処理摺動部材は、鋼材表面を窒化処理してなる窒化処理摺動部材であって、前記鋼材はC:0.10〜0.40%未満(「質量%」の意味、化学成分については以下同じ)、Si:0.05〜0.35%、Mn:0.20〜1.20%、Cr:0.8〜1.2%、sol.Al:0.3〜0.90%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、且つ表面から深さ500μmまでの領域において、フェライトの面積率が5%以下であると共に、そのフェライト粒径が平均円相当径で30μm以下である。 (もっと読む)


本発明は、コイルバネの製造時、同一の強度を有しながらもコイルバネの重量を大幅に減らすと同時に、環境に優しくコイルバネを製造することができ、一つのコイルバネ材料を使用して様々な材料径を有するコイルバネを製造することができるヘリコイド絞り圧延機を利用したコイルバネの製造方法に関する。
本発明の一つの特徴に従ったヘリコイド絞り圧延機を利用したコイルバネの製造方法は、フリーストレイテナーによって直線状に矯正されたコイルバネ材料を表面処理装置へ供給し、コイルバネ材料の外面にショットブラスティング処理又はスカーフィング処理をする表面処理ステップ;表面処理されたコイルバネ材料を第一の加熱装置へ供給し、所定温度まで加熱する第一次加熱ステップ;第一次加熱されたコイルバネ材料をヘリコイド絞り圧延機の複数の上部圧延ローラーと下部圧延ローラーとの間に連続的に供給し、製造されるコイルバネの材料径と同一になるようにコイルバネ材料を連続的に圧延して直径を減少させる断面減少圧延ステップ;材料径が減少されたコイルバネ材料の直径を直径測定装置によって測定し、長さ測定装置によって長さを測定した後、切断装置を利用して前記コイルバネ材料を必要な長さに切断する切断ステップ;切断されたコイルバネ材料を第二の加熱装置へ供給して前記断面減少圧延ステップと材料切断ステップとを行いながら低下したコイルバネ材料の温度を補償するために所定温度まで再加熱する第二次加熱ステップ;第二次加熱されたコイルバネ材料をコイリングマシンによってコイルバネ形態に成形するコイルバネ成形ステップ;及び成形されたコイルバネを油焼き入れ処理した後、焼き戻し処理をする熱処理ステップ;を含む。
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【課題】耐摩耗性、ロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、C:2.2〜2.6%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%を、10.0<(Mo+V)≦12.5および0.6≦(C−0.24V−0.13Nb)≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、さらにB:0.01〜0.07%含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れ、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な、遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】質量%でC:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、N:0.01%以下およびO:0.003%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化深さが2mm以上となる浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に加熱温度:820〜900℃として高周波焼入れし、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】鋼管の全体を反りなどの変形を生じさせることなく均一に熱処理することができ、鋼管の内部への冷却水の浸入によるトラブル発生のおそれもない鋼管の熱処理方法及び熱処理設備を提供する。
【解決手段】下り勾配を持たせて配置された多数のローラ2によって鋼管Pを回転させながら、インダクションヒータ3と保持炉4と冷却装置5との内部を順次移動させ、昇温、保持、急冷の熱処理を施す。搬送経路1に3〜6°の下り勾配を持たせたことにより、鋼管Pの内部への冷却水の浸入が抑制され、均一な熱処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】質量%でC:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、W:0.5%〜2.0%、N:0.01%以下およびO:0.003%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化深さが2mm以上となる浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に加熱温度820〜900℃として高周波焼入れし、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼片において、仕上げ圧延後にレール頭部表面を加速冷却し、その後、オーステナイト域まで昇温・保持し、更に加速冷却することにより、海外の貨物鉄道で使用されるレール靭性を向上させ、使用寿命を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を粗圧延、中間圧延、引き続いて仕上圧延を行い、A3又はAcm線〜1000℃の温度を有したレール頭部表面を、冷却速度2〜20℃/secで450〜680℃まで急冷し、その後、A3又はAcm線〜950℃の温度域まで昇温速度2〜50℃/secで温度上昇させ、その後、当該温度範囲内で1.0〜900sec保持し、さらにその後、冷却速度5〜30℃/secで450〜650℃まで加速冷却することを特徴とする高炭素鋼レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】多気筒エンジン用一体型クランク軸の高強度化及び高靭性化を同時に実現する。
【解決手段】 多気筒エンジン用一体型クランク軸であって、C:0.30〜0.50%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.20〜1.2%、Ni:2.5〜4.0%、Cr:1.0〜3.0%、Mo:0.20〜0.70%、V:0.05〜0.25%、Al:0.2%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、旧オーステナイト粒の結晶粒度をASTMによる粒度番号で6以上とし、引張強度を1000MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化を図ることができ、十分な静的負荷容量および寸法安定性を確保できる軸受構成部材及び製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量および寸法安定性を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0質量%のCrと、0.05質量%以上0.5質量%未満のVを含有する鋼材から得られる素形材に浸炭窒化処理等の熱処理を施す。
これにより、転がり軸受の軸受構成部材の表面から10μmまでの範囲の表面層のC、Nの各含有量を1.1〜1.6質量%、0.1〜1.0質量%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さを740〜900(ロックウェルC硬さを62〜67)、表面から10μmの深さの位置でのγ量を20〜55体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層にバナジウム窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子および/またはバナジウム炭窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面から10μmまでの範囲の表面層での該粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


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