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Fターム[4K042DC02]の内容

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Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】塑性変形量を低減して破断分割面の嵌合性を高めることのできる破断分割型コネクティングロッド(コンロッド)を、化学成分組成の制御によらず製造することのできる方法を提供する。
【解決手段】本発明方法は、破断分割型コネクティングロッドを製造するに当り、鋼材をコネクティングロッド形状に成形した後焼入れし、引き続き250〜450℃の温度範囲で焼戻しを行ない、更に破断分割工程を経て製造する。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンロータ材やガスタービンディスク材などで使用されるNiCrMoV含有鋼の強靭性を高め焼戻脆化感受性を低めた鍛鋼品を提供するものである。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.35%、Si:0.01〜0.20%、Mn:0.01〜0.50%、Ni:4.10〜4.70%、Cr:1.6〜2.0%、Mo:0.30〜0.50%、V:0.07〜0.15%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鍛鋼部材を、800〜1000℃で焼入れし、500〜700℃で焼戻しすることを特徴とする鍛鋼品の製造法。 (もっと読む)


【課題】優れた曲げ矯正性と高い疲労強度を有する調質型軟窒化部品の提供。
【解決手段】生地の鋼材が、質量%でC:0.25〜0.40%、Si:0.10〜0.35%、Mn:0.60〜1.0%、P:0.08%以下、S:0.10%以下、Al:0.05%以下、Cr:0.30〜1.10%およびN:0.0030〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる調質型軟窒化部品であって、表面から0.05mm位置のビッカース硬さが400〜600であり、かつ応力集中部の化合物層深さが5μm以下である調質型軟窒化部品。Feの一部に代えて、Cu≦1.0%、Mo≦0.3%、V≦0.3%、Ni≦0.5%、Ti≦0.020%、Ca≦0.010%のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼基材の表面に形成する窒素化合物層に2GPaを超える高面圧が作用しても窒素化合物層の鋼素地に対する剥離強度が大きく,摺動性に優れ,磨耗に強く,焼き付き抵抗性が高い特性を有する窒素化合物層による効果を十分に生かすことができる焼入れ鉄鋼部材の製造方法及び焼入れ鉄鋼部材を提供する。
【解決手段】窒化処理と高周波焼入れとを組み合わせた焼入れ鉄鋼部材の複合熱処理及び焼入れ鉄鋼部材である。窒化処理で鉄鋼基材1の表面に窒素化合物層2を形成し、窒素化合物層2に覆われた鉄鋼基材1の表層部1aに窒素を拡散浸透させ、焼入れ雰囲気がアンモニアガス雰囲気,真空中,低酸素雰囲気等とする高周波焼入れにより、焼入れ後に酸化されていない窒素化合物層2を1μm以上残存させ、かつ鉄鋼基材1の表層部1aに窒素を含有した微細マルテンサイト組織を含む硬化層として200μm以上の有効硬化層深さを付与する。 (もっと読む)


本発明は、駆動ベルト(3)のための鋼製の横方向エレメント(33)であって、駆動ベルト(3)が、無端の引張エレメント(31)と、2つのプーリ(1,2)の間で駆動力を伝達するために引張エレメント(31)上に摺動可能に設けられた複数の横方向エレメント(33)とを有している横方向エレンメントに関する。本発明によれば、横方向エレメントは、耐摩耗性を最適化するために、接触面(35)から少なくとも100ミクロン(μm)の範囲内で、25体積パーセントよりも多いオーステナイト相を含む微細構造を有している。
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【課題】窒化前の切削加工が容易で、しかも、高価な元素であるMoの含有量を質量%で、0.50%以下に制限しても、窒化後に高い曲げ疲労強度を有するとともに耐ピッチング性に優れた窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.09%、Si:0.10〜0.35%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.005〜0.050%、Cr:1.0〜2.0%、Mo:0.10〜0.50%、Al:0.010〜0.10%、V:0.05〜0.40%を含有するとともに、C、Mo及びVの含有量が、〔{Mo/(2×95.94)}+(V/50.9415)≧C/12〕の式を満たし、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、N、Ti及びOがそれぞれ、P:0.030%以下、N:0.008%以下、Ti:0.005%以下及びO:0.0030%以下である窒化用鋼。 (もっと読む)


【課題】クリープ損傷により劣化した部位、特に溶接部等のクリープ劣化部を再生する熱処理方法を提供する。
【解決手段】クリープボイドを生じている部材をAc3変態点以上の加熱温度に加熱し、Ac3変態点以上の加熱温度で下記(1)式に示すLarson Miller パラメータ(LMP値)が24000以上を満足する条件で熱処理を施し、熱処理前の前記部材の単位面積当たりの粒界に存在するクリープボイドの数に対する熱処理後の前記部材の単位面積当たりの粒界に存在するクリープボイドの数の比を0.3以下とする((1)式において、T:加熱温度(℃)、t:加熱時間(h))。
LMP=(T+273)×(20+logt) ・・・(1)
前記加熱温度を、「Ac3変態点+30℃」から「Ac3変態点+70℃」の範囲内とすることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れするための加熱温度が高くなった場合に生じる溶融割れを抑制することができ、しかも、クランクシャフト等の機械構造部品に高い疲労強度を具備させることが可能な、高周波焼入れ用非調質鋼の提供。
【解決手段】C:0.35〜0.45%、Si:0.30%を超えて0.70%以下、Mn:1.00〜1.50%、P≦0.030%、S:0.010〜0.035%、Cr:0.10〜0.30%、Al:0.005〜0.050%、V:0.100〜0.200%およびN:0.0040〜0.0200%を含有するとともに、〔80C2+55C+13Si+4.8Mn+30P+30S+1.5Cr〕が50以下、かつ〔C+(Si/10)+(Mn/5)−(5S/7)+(5Cr/22)+1.65V〕が0.80〜1.00の範囲であり、残部はFeおよび不純物からなる高周波焼入れ用非調質鋼。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、周方向に均質な環状の焼入硬化領域を形成することが可能なリング状部材の熱処理方法およびリング状部材の製造方法を提供する。
【解決手段】リング状部材の熱処理方法は、鋼からなるリング状の成形体10の転走面11に面するように配置され、成形体10を誘導加熱するコイル21を、成形体10の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体10にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】比較的、低温での熱処理によって、耐サワー性及び強度の確保を可能とする、耐サワー性に優れた、API5L X65グレード以上のラインパイプ用電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Ca:0.001〜0.004%を含有し、S:0.0010%以下、O:0.0030%以下に制限し、Ca、O、及び、Sの含有量[質量%]が、1<Ca(1−124O)/1.25S≦2を満足し、(式1)で求められるCeqが0.22〜0.30である電縫鋼管に、下限温度を1250Ceq+225℃以上、上限温度をAc点又は700℃のどちらか低い方とする熱処理を施すことを特徴とする耐サワーラインパイプ用電縫鋼管の製造方法。Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・(式1)。 (もっと読む)


【課題】焼入れサイクルタイムの短縮化を実現可能なクランクシャフトの高周波焼入れ方法及びその装置を提供する。
【解決手段】高周波焼入れ装置1は、クランクシャフトCの回転位相原点位置に対する回転角度を検出可能な回転角センサ4と、ジャーナル部等の表面の基準位置に対する変位量を検出可能なアブソコーダ8とを備えている。加熱コイル3に対してクランクシャフトCを軸心回りに回転させる高周波焼入れ中に検出されたクランクシャフトCの回転角度と変位量を用いるため、焼入れサイクルタイムの短縮化を図ることができる。更に、クランクシャフトCの回転角度と変位量に応じてジャーナル部等の焼入れ深さを変更するように加熱コイル3に対する加熱電力量Xを制御可能な制御ユニット9を備えたため、初期曲がりの矯正と焼入れ曲がりの矯正を高周波焼入れ中に行うことができ、精度の良い高強度のクランクシャフトを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキディスク素材として用いた場合において、長時間使用しても安定した耐食性と耐熱安定性を有する鋼板、および、該鋼板より製造されたブレーキディスクを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.10%未満、Si:0.6%以下、Mn:0.5%超え2.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下、Cr:11.0%以上13.5%以下、Ni:0.01%以上0.30%以下、Nb:0.10%以上0.60%以下、N:0.03%以上0.10%未満およびB:0.0010%超え0.0060%以下を含有し、更に所望の関係式を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、焼入れ後の硬さがHRC(ロックウェル硬さのCスケール)で32HRC以上40HRC以下であることを特徴とするブレーキディスク用鋼板。 (もっと読む)


【課題】従来の材料や設計法の範囲では困難であった合成桁のスタッド本数削減が可能となり、鋼桁の製作性向上、橋梁構造の合理化、コスト縮減などのメリットを得ることができるずれ止めおよび合成桁を提供する。
【解決手段】鋼桁2の上フランジ4F上にコンクリート床版1を一体化してなる合成桁のずれ止めとして、鋼の化学組成が、質量%で、C:0.01%以上、0.15%以下、Si:0.03%以上、0.6%以下、Mn:4/3%以上、2.0%以下、sol.Al:0.005%超、0.10%以下、N:0.0005%以上、0.008%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、組織が、主として、ベイナイトおよびマルテンサイト、またはベイナイトもしくはマルテンサイトで構成され、かつ、(200)面からのX線回折強度の半価幅が0.20度以上である疲労き裂進展抵抗性に優れたFCA鋼材からなる頭付きスタッド3Fを用いる。 (もっと読む)


【課題】700℃で1時間の焼戻し処理を行った後でもHRC30以上の適正な硬さを保持することができる耐焼戻し軟化性を有するブレーキディスク用素材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.10%、N:0.02〜0.10%、C+N:0.08〜0.16%、Si:0.5%以下、Al:0.1%以下、Mn:0.3〜3.0%、Cr:10.5〜13.5%、Nb:0.05〜0.60%、V:0.15〜0.80%、Nb+V:0.25〜0.95%、Ni:0.02〜2.0%、を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、Fp値の式が80.0〜96.0であり、鋼中の含有窒素量を[N]、臭素-メタノール混合溶液を用いて定量される析出状態の窒素量を[N']とした場合に、700℃で1時間の焼戻し後の[N]-[N']の値が0.057質量%以上耐熱性に優れた低炭素マルテンサイト系Cr含有鋼。 (もっと読む)


【課題】 長尺棒鋼の移動焼入れにおいて、焼割れを防止できる冷却方法を提供する。
【解決手段】 長尺棒鋼の移動焼入れにおいて、鋼材中心温度がMs点に到達するまでの時間tを遅らせることなく、鋼材中心温度がMs点に到達した時の鋼材表面温度を極力高くなるように、鋼材中心温度がMs点に到達する前の冷却時間tcを設定することを特徴とする棒鋼移動焼入れ時の焼割れ防止冷却方法。また、上記鋼材中心温度がMs点に到達するまでの時間tを遅らせることなくとは、鋼材表面温度の復熱を最大に利用するための冷却時間tcであることを特徴とする棒鋼移動焼入れ時の焼割れ防止冷却方法。 (もっと読む)


【課題】スリーブロールとシャフトディスクとの滑りによるスリーブロールの摩耗を低減させて、安定した圧延を行える圧延用複合スリーブロールを提供する。
【解決手段】駆動力の伝達を受けるシャフトディスク3から与えられる摩擦力により回転し、熱間圧延を行う3ロール圧延機10に用いられる圧延用複合スリーブロール1であって、シャフトディスク3よりも先端側に突出している外層部5と、シャフトディスク3と接触する内層部6の側面1aの一部が、硬度80〜90Hsのハイス材7からなり、シャフトディスク3と接触する内層部6の内面1bの少なくとも一部が硬度65Hs以上である。 (もっと読む)


本発明は、マルテンサイト系鋼が0.4%〜3%のAl含有量で、金属間化合物および炭化析出物によって硬化されることができるように、他の金属の含有量を含むマルテンサイト系鋼を製造する方法に関し、(a)鋼の全体をそのオーステナイト化温度よりも上に加熱するステップと、(b)前記鋼をおよそ周囲温度に冷却するステップと、(c)前記鋼を低温媒体中に配置するステップと、を含む。温度Tは、実質的にマルテンサイト変態温度Mf未満であり、鋼の最も熱い部品がマルテンサイト変態温度Mfより低い温度に達した瞬間から温度Tで前記鋼が前記低温媒体中に保持される時間tが、少なくともゼロ以外の時間tに等しく、温度T(℃で)および時間t(時間で)は、式T=f(t)によって関連付けされており、t,f’(t)に関する関数fの一次導関数は、正であり、t,f”(t)に関するfの二次導関数は負である。
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【課題】
本発明は、フェライト系高Cr鋼の持つ低熱膨張性をさらに発揮させつつ、耐熱性を向上した耐熱性精密部品を提供することを目的とする。
【解決手段】
上記課題を解決するために、耐熱性精密部品は、室温から850℃までの温度範囲の熱膨張係数が15×10−6以下で、700℃、100MPaでの最小クリープ速度が1×10−4/h以下であることを特徴とする。また、耐熱性精密部品の製造方法は、フェライト系高Cr鋼を所定の部品形状に熱間加工を行い、1000℃以上で焼きなまし熱処理をした後、100℃/min以上の急冷にて400℃以下に冷却することを特徴とする手段を採用した。 (もっと読む)


【課題】
転がり軸受用鋼球として特殊な表面処理を行うことなく、耐異物性,耐圧痕性に優れ、軸受組み込みキズや扱いキズの低減した鋼球を提供する。
【解決手段】
SUJ2のコイル状の線材を所定長さに切断後、冷間鍛造、バリ取り、ずぶ焼処理および焼き戻し後、ピーニング,グライディングもしくはグライディング,ピーニングの工程で加工され、最後にラッピング処理された転がり軸受用鋼球であって、鋼球表面のビッカース硬さをビッカース痕深さが5μm以下になるような荷重にて測定し、その値が平面換算した値で870HV以上、表面から鋼球直径の5%までの硬さが830HVを超え、ラッピング後の鋼球表面の圧縮残留応力が900MPa以上である鋼球である。 (もっと読む)


【課題】腐食攻撃から保護される高強度コンポーネンツを、既知の方法よりも一層容易に製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題のため、本発明によれば、a)所望の組成を有するステンレス鋼から少なくとも数セクションが作られた鋼製品を用意する段階と、b)鋼製品を、ステンレス鋼のAc3温度より高いオーステナイト化温度に加熱する段階と、c)加熱された鋼製品を、プレスダイ内でコンポーネントに熱間プレス硬化する段階と、d)得られたコンポーネントの少なくとも1つのセクションを、マルテンサイト構造にとって充分高い冷却速度で冷却し、急速冷却されたセクションを形成する段階とを有する熱間プレス硬化コンポーネントの製造方法が提供される。 (もっと読む)


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