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Fターム[4K043AB23]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 被熱処理物(鋼材)の成分・組成 (1,551) | Ni:1%以上10%未満 (21)

Fターム[4K043AB23]に分類される特許

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【課題】連続焼鈍炉用ハースロール周面の表面粗度の評価指標として適切な指標を用いることで、ロール周面に対する異物の付着を抑制する。
【解決手段】本発明の連続焼鈍炉用ハースロール10は、ロール周面の周方向の表面粗度が、Rskで0未満であることを特徴とする。これにより、ハースロール10のロール周面の表面粗度の評価指標としてRskを用い、ロール周面の表面粗度をRskで0未満として、適切な粗度に調整できるので、ロール周面に対する異物の付着を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度、高靭性、及び高耐力比を確保できるばね、ならびにこれに用いるばね用鋼線及びばね用鋼を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.15〜0.40%、Si:0.40%以上、1.0%未満、Mn:0.2〜2%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、Cr:0.01〜1.2%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.002〜0.015%を含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするばね用鋼である。また前記ばね用鋼を、焼入れした後、焼戻しをすることなく、スキンパス伸線して得られ、引張強さが1900MPa以上、耐力比が0.90以上であるばね用鋼線も本発明に包含される。 (もっと読む)


【課題】ピックアップ疵がないような表面性状に優れた冷延鋼板を製造することのできる有用な方法、およびそのための製造装置を提供する。
【解決手段】本発明方法は、冷間圧延に続いて非酸化雰囲気の連続焼鈍炉内で焼鈍を行う際に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入しつつ焼鈍を行うものであり、本発明装置は、冷間圧延に続いて配置される連続焼鈍炉において、その雰囲気が非酸化性雰囲気に制御されると共に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入する機構が設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】硬さの上昇に伴う変形抵抗の増大を防止し、生産性を阻害する熱処理を省略、若しくは短時間への熱処理へと簡略化しても良好な伸線加工性等を発揮することのできる高強度ばね用鋼線材、およびこのような高強度ばね用鋼線材を製造するための有用な方法、並びに高強度ばね用鋼線材を素材として得られる高強度ばね等を提供する。
【解決手段】本発明の高強度ばね用鋼線材は、熱間圧延後の鋼線材であり、所定の化学成分組成を有し、パーライトを主体とする組織であり、且つパーライトノジュール粒度番号の平均値Paveおよびその標準偏差Pσが、夫々下記(1)式、(2)式を満足する。
9.5≦Pave≦12.0 …(1)
0.2≦Pσ≦0.7 …(2) (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐食性を確保しながら、ピアノ線並の疲労強度を兼ね備える高強度ステンレス鋼線を安価に提供することにある。
【解決手段】複相のステンレス鋼線を表面から窒素吸収処理を施し、表層から断面径の8分の1までの化学組成が、質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.2〜5.0%、Ni:0.2〜4.0%、Cr:18〜30%、Mo:3.0%以下、Cu:2.0%以下、N:0.35超〜1.0%で残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層から断面径の8分の1までのCr炭窒化物の平均含有率が3.0〜10.0質量%で、引張強さが1800MPa〜3000MPaであることを特徴とする疲労強度に優れた高強度複相ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】ばね用鋼をコイリングしてコイルばねに加工する際に、コイリング後に行う焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度と良好な腐食疲労特性を両立し、さらに低温靭性にも優れるコイルばねを提供できるばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%、Si:1〜3.5%、Mn:0.20〜2.0%を含有するとともに、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.05%、およびV:0.25%以下よりなる群から選択される少なくとも1種、Cr:0.05〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)で示される炭素当量Ceq1が0.55以下であるばね用鋼。
Ceq1=[C]+0.108×[Si]−0.067×[Mn]+0.024×[Cr]−0.05×[Ni]+0.074[V] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】強度、靱性、および、耐食性に優れるだけでなく、起歪体性能に優れた起歪体用析出硬化型ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.060%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:2.0〜4.0%、Ni:2.5〜5.0%、Cr:13.0〜17.0%、Mo:1.0%以下、Al:0.030%以下、O:0.020%以下、N:0.010〜0.050%、および、Nb:0.10〜0.40%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.025〜0.095%、Cu+Ni:8.5%以下、以下の式で示されるα値が510以下である析出硬化型ステンレス鋼とする。α=1320([C]+[N])+52[Ni]+14[Cu]+10[Cr]+20[Mo]+26[Mn]+20[Si] (もっと読む)


【課題】耐熱性を向上させ、かつ、耐食性を付与した鋼線、特にばね用鋼線、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ばね用Niめっき鋼線は、重量%で、C:0.5〜0.8%、Si:1.2〜2.5%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:0.05〜1.5%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面に、厚さが2μm以上であるNiめっき層が形成されている。ばね用Niめっき鋼線は、さらにVおよびNiの一方もしくは両方を含んでもよく、その場合、これらの含有量はそれぞれ、V:0.05〜0.25%およびNi:0.05〜1.5%である。 (もっと読む)


【課題】均一に軟化した線材が得られる、固溶化熱処理方法の提供。
【解決手段】この固溶化熱処理方法は、(1)線材がキャリア10に巻き取られる工程、(2)この線材が、このキャリア10とともに炉6に投入されて、加熱される工程及び(3)この線材がこのキャリア10とともに急冷される工程を含む。好ましくは、この固溶化熱処理方法では、上記キャリア10は、リング状のフレーム14と、このフレーム14から上方に起立する第一バー18と、この第一バー18の外側に位置しておりこのフレーム14から上方に起立する第二バー24とを備えている。この第一バー18は、ホルダー40を備えている。この第二バー24は、フック50を備えている。このフック50は、このホルダー40に組み合わされるように構成されている。この第一バー18は、このフレーム14に固定されている。この第二バー24は、脱着式である。 (もっと読む)


【課題】引張強さが4000MPa以上の高強度で、かつ、強度延性バランスに優れた高強度極細鋼線を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.7〜1.1%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.2〜2.0%、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼材をパテンティング処理し、最終仕上げにスキンパス工程を含む伸線加工することにより引張強さが4000MPa以上の微細パーライト組織からなる高強度極細鋼線とし、その後、さらに、130〜300℃の時効処理温度Tで、かつ、炭素原子の拡散長Lが400〜2000nmの範囲内になるような時効処理時間tで、時効処理を施こすことを特徴とする、強度延性バランスに優れた高強度極細鋼線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 複写機、ファクシミリ等の機器、その他の静電除去の必要がある装置に用いて、紙類から静電気を除去しうる自己放電型の除電ブラシに関し、特に使用する金属細線の組成を改良して強度、繰返し疲労特性を向上し、長期の使用を可能とした除電ブラシ電極用材料を提供する。
【解決手段】 組成が質量%でC:0.03〜0.15%,Si≦1.0%,Mn≦2.0%,Ni:8.0〜10.0%,Cr:17.0〜20.0%,Mo:0.2〜1.5%,N:0.03〜0.25%を含有し、残部が実質的に不可避不純物とFeでなるオーステナイト系ステンレス鋼の硬質細線の複数本をピッチ3〜20mmで編組加工又は撚り合された集束体として構成し、かつ常温での比抵抗が100μΩ・cm以下であることを特徴とする除電ブラシ電極用材料。 (もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を下地とした場合に、不めっきのない美麗な表面外観を有し、かつめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を、経済的にかつ高い生産性の下に製造するための方法について提案する。
【解決手段】Si:0.1〜3.0mass%を含有する鋼板を下地として、該鋼板の表面に溶融亜鉛めっきを施すに先立ち、該下地鋼板の表面にヘマタイト含有率:70mass%以下となる酸化皮膜を形成し、ついで還元処理を行った後、溶融亜鉛めっきを施す。 (もっと読む)


【課題】 表面脱炭層が少なく、材料が軟質であるという相反する性質を備えた高品質の冷間巻ばね用線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱間にて圧延された線材14をコイル状に巻回してコンベア18上に展開し且つ搬送する過程で冷却する冷却工程が、(a) 線材14の共析変態点付近まで急冷する急冷工程P4と、(b) その急冷工程P4により急冷された線材14をその急冷工程P4の冷却速度よりも低い冷却速度で徐冷する徐冷工程P5とを、含むことから、圧延後の線材14はA線とA線(共析変態点温度)との間の脱炭領域を速やかに通過させられることによりフェライトの析出すなわち表面脱炭層の形成が可及的に少なくされるとともに、徐冷工程P5による徐冷によって十分に軟化されて常温加工性が高められるので、表面脱炭層が少なく且つ軟質であるという相反する性質を備えた高品質の冷間巻ばね用線材14が得られる。 (もっと読む)


【課題】軽量・耐久性に優れる金属製金網を安価に製造することを目的に、強度・延性バ
ランスに優れた高耐食性ステンレス鋼線材および鋼線を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%,Si:0.1〜2.0%,Mn:
0.3〜5.0%,S:0.01%以下,P:0.04%以下,Ni:8.0〜14.
0%,Cr:19.0〜24.0%,Mo:0.5〜2.0%,N:0.1〜0.
30%を含有し、必要に応じて、Al:0.01〜0.1%,Cu:0.2〜2.0%,B:0.0005〜0.01%を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、C+Nが0.20〜0.30%、(A)式で示されるPI値が24以上であり、鋼線の線径が3.0mm以下であり、JIS Z 2241の引張強さが860N/mm2以上,破断伸びが30%以上であることを特徴とする延性に優れる高強度・高耐食性の安価オーステナイト系ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】 断線を防止でき、結晶粒子を小さくして、耐割れ性等を改善できるフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを提供する。
【解決手段】 線材として、C:0.03質量%以下、Si:3質量%以下、Mn:3質量%以下、Ni:2質量%以下、Cr:11〜20質量%、Mo:3質量%以下、Co:1質量%以下、Cu:2質量%以下、Al:0.02〜2.0質量%、Ti:0.2〜1.0質量%、O:0.02質量%以下、N:0.04質量%以下、Nb及びTaの少なくとも1つ:CとNとの合計の質量%の8倍〜1.0質量%を含み残部がFe及び不可避不純物からなる線材を用いる。熱処理を施して線材の結晶粒度を3〜10にする。線材を伸線してフェライト系ステンレス鋼溶接ワイヤを製造する。 (もっと読む)


【課題】 高強度と冷間コイリング性が両立するばね用鋼線に供するばね用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%において、C:0.45〜0.7%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.05〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、N:0.0015〜0.0200%、t−O:0.0002〜0.01%、W:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜2.5%、Zr:0.0001〜0.0005%を含有し、さらに、Al≦0.01%、Ti≦0.003%に制限したことを特徴とするばね用鋼。 (もっと読む)


【課題】 高強度においてもコイリング性に優れたばね用鋼線を提供する。
【解決手段】 質量%において、C:0.45〜0.7%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、N:0.0005〜0.007%、t−O:0.0002〜0.01%、残部が鉄および不可避的不純物を含み、引張強度2000MPa以上、かつ検鏡面に占めるセメンタイト系球状炭化物に関して、円相当径0.2μm以上の占有面積率が7%以下、円相当径0.2〜3μmの存在密度が1個/μm2以下、円相当径3μm超の存在密度が0.001個/μm2以下を満たし、かつ旧オーステナイト粒径番号が10番以上、残留オーステナイトが15質量%以下、円相当径が2μm以上のセメンタイト系炭化物の存在密度が小さい希薄域の面積率が3%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高強度肌焼鋼からなる鋼部品において、浸炭後、再焼入れにより、積極的に旧オーステナイト粒を超微細化して強度を向上させる。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.35%、Si:0.03〜0.50%、Mn:2.0%以下、N:0.020%以下、Al:0.005〜0.05%を含有し、さらにV:0.02〜0.10%、Nb:0.02〜0.1%のうち1種ないし2種を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、旧オーステナイト結晶粒度が、JIS G0551で規定されているNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなる高強度肌焼鋼を使用し、この鋼からなる鋼部品を、浸炭後、再焼入れを行い、JIS G0551 No.11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなるものとした高強度浸炭部品である。 (もっと読む)


【課題】 熱間圧延線材の鋼組織を適正に制御することにより粗引き伸線後の球状化焼鈍を低温かつ短時間で処理可能とする冷間鍛造用熱間圧延線材とその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 質量%でC:0.1〜0.30%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.3〜0.9%、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼であって、JIS G 0552で規定するフェライト結晶粒度番号が9以上であり、フェライト組織分率が30面積%以上、残部がパーライト、ベイナイト、マルテンサイト又はこれらの混合組織から成り、ベイナイト+マルテンサイト組織分率が残部の50面積%以上であることを特徴とする冷間鍛造用熱間圧延線材。及び上記鋼成分を有する鋼を、Ar3点からAr3点+150℃の温度範囲で仕上圧延後、Ar1点から300℃の間を5〜40℃/秒の冷却速度で冷却することを特徴とする冷間鍛造用熱間圧延線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 座屈強度の高いカテーテル補強用ブレード線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.02%以下、Si:3.6〜4.2%、Mn:2〜2.5%、Ni:6〜7%、Cr:15〜17%、Mo:0.5〜0.7%、Cu:0.8〜1.2%、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、溶体化温度でオーステナイト相とフェライト相とが混在した二相組織状態となる二相ステンレス鋼を材料とし、95%以上の伸線加工を施した後、450〜500℃の温度で0.5〜8時間保持し時効硬化させることにより、引張強さが3200〜3800MPaで、直径が20〜50μmの丸線、あるいは厚みが20〜50μmで幅が50〜150μmの平線のカテーテル補強用ブレード線とする。 (もっと読む)


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