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Fターム[4K043BB04]の内容

Fターム[4K043BB04]に分類される特許

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【課題】鋼帯の表面における模様状欠陥の発生を抑制することが可能な、鋼板の製造設備及び製造方法を提供する。
【解決手段】搬送されてくる鋼帯Cの表面から水分を除去するリンガーロール2と、リンガーロール2よりも鋼帯Cの搬送方向下流に配置され、且つ連続焼鈍炉の入側において鋼帯Cの表面を乾燥させるドライヤー4と、リンガーロール2とドライヤー4との間に配置され、鋼帯Cの表面へ霧状の冷却水を噴霧する噴霧設備6を備える。 (もっと読む)


【課題】鋼板の大きさやライン速度が変化した場合であっても、鋼板の温度を目標温度に精度高く制御すること。
【解決手段】制御装置100は、先行材の大きさと後行材の大きさとに違いがある場合又は後行材のライン速度が先行材のライン速度から変化した場合、大きさおよびライン速度の変化量を入力変数、大きさおよびライン速度の変化に伴う後行材の温度変動量を出力変数とする回帰モデルを利用して、後行材の温度変動量を算出し、算出された後行材の温度変動量に基づいて、先行材の目標温度および直火型連続加熱炉の加熱装置に供給する燃料流量の少なくとも一方を制御する。すなわち、制御装置100は、加熱炉の出側における板温を予測するのではなく、回帰モデルを利用して板温の変動量を直接予測する。 (もっと読む)


【課題】パーライト組織を有する高炭素鋼線材を冷間伸線加工して得られた、引張強度が3000MPa以上であり、線径が50〜380μmの概円形断面を有する極細鋼線において、耐デラミネーション特性をさらに向上させる。
【解決手段】極細鋼線の表面に銅めっきまたはブラスめっきを有し、極細鋼線の横断面の鋼線と前記めっきの境界線が、基本となる鋼線横断面の慨円形形状よりも内側に突起状に入り込んだ突起部が形成されており、その突起部の深さが1.0μm以下であり、前記めっきの突起部内に存在するき裂について、その長さの最大値が0.8μm以下であるとともにき裂の進展方向と鋼線横断面の半径方向とのなす角が35°以上であるようにする。 (もっと読む)


【課題】引張強さが3500MPa以上の高強度のステンレス鋼極細線を製造することができる高強度ステンレス鋼極細線の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼素線を、中間伸線加工した後、1000乃至1100℃の高温で高温中間熱処理し、次いで、前記素線に対し、中間伸線加工と400乃至550℃の低温での低温中間熱処理とを施し、その後、前記素線に対し、仕上伸線加工と400乃至550℃の低温での低温仕上熱処理とを、1又は複数回繰り返す。最終高温中間熱処理から低温中間熱処理までの中間伸線加工における真歪みε1が4.2以上、低温中間熱処理から最終低温仕上熱処理までの仕上伸線加工における真歪みε2が1.4以上、ε1+ε2が6.8以上である。 (もっと読む)


【課題】実験による試行錯誤をすることなく、所望の機械的特性を有する冷延鋼板の製造条件を決定することができる冷延鋼板の製造条件決定方法、製造条件決定装置および製造条件決定プログラムを提供する。
【解決手段】製造条件決定方法は、所望の機械的特性を得るための目標フェライト分率等を決定する目標組織決定工程と、製造条件入力工程と、連続焼鈍時間算出工程と、オーステナイト粒径算出工程と、フェライト分率算出工程と、マルテンサイト硬さ算出工程と、目標フェライト分率等とフェライト分率等との差が予め定めた所定の閾値を超えるか否かを判定する組織比較判定工程と、判定結果に従って製造条件入力工程で入力された加熱温度、焼入れ温度および焼戻し温度を補正する製造条件補正工程とを含み、補正が終了するまでオーステナイト粒径、フェライト分率およびマルテンサイト硬さの算出処理を繰り返し行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】オイルテンパー線と遜色ない耐へたり性や疲労強度を有する硬引き線及びその製造方法並びにばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.70%、Si:1.00〜2.50%、Mn:0.50〜1.00%、Cr:0.50〜2.00%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる硬引き線である。この硬引き線は、その横断面の伸線後ブロック径の最大値が円相当径で2.0μm以下である。さらに硬引き線の化学成分として、質量%で、V:0.05〜0.50%、Co:0.02〜1.00%、Ni:0.02〜1.00%、及びMo:0.05〜0.50%よりなる群から選択された少なくとも一種を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では焼鈍炉内温度:600℃以上A℃以下(A:650≦A≦1000)の温度域を昇温速度:7℃/s以上とし、かつ、均熱過程では焼鈍炉内温度:820℃以上1000℃以下の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とし、さらに、冷却過程では750℃以上の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では、加熱炉内温度:600℃以上750℃以下の温度域を昇温速度:7℃/s以上とする。 (もっと読む)


【課題】高炭素鋼の線材を用いてスチールワイヤを製造する際に、最終伸線工程に工夫を加えることにより、高強度でかつ延性にも優れるスチールワイヤを得ることのできるゴム補強用鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】めっき処理後の高炭素鋼線に湿式伸線による最終伸線を行うゴム物品補強用鋼線の製造方法において、湿式伸線を太線の伸線機で行い、この最終伸線の中段以降で、鋼線の減面率を順次に減少させて鋼線の伸線加工時の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が0.2質量%以上の鋼板であって、全長、全幅にわたり良好な化成処理性が得られる鋼板を低コストに製造する。
【解決手段】
鋼板を連続焼鈍するに際し、直火加熱炉内の通板方向に沿って、各々が直火バーナー群を備えた3つ以上の加熱ゾーンを設け、最上流側の1つ以上の加熱ゾーン(A)では、直火バーナーの空気比0.60〜0.95で鋼板を400〜600℃に加熱し、その下流側の1つ以上の加熱ゾーン(B)では、直火バーナーの空気比1.05〜1.25で鋼板を600〜750℃に加熱し、最下流側の1つ以上の加熱ゾーン(C)では、直火バーナーの空気比0.60〜0.95で鋼板を650〜800℃に加熱する。 (もっと読む)


本発明は、ストリップの幅にわたって異なる機械的性質を与える金属ストリップ材料を熱処理する方法であって、ストリップが加熱及び冷却され、所望により、連続焼きなまし工程の間に過時効される方法に関するものである。本発明によれば、工程のうちの以下のパラメータ:加熱速度、最高温度、最高温度保持時間、最高温度後の冷却軌道の少なくとも1つが、ストリップの幅にわたって異なるか、または、過時効が行われる場合、前記工程のうちの以下のパラメータ:加熱速度、最高温度、最高温度保持時間、最高温度後の冷却軌道、過時効温度、過時効温度保持時間、過時効前の最低冷却温度、過時効温度への再加熱速度の少なくとも1つが、ストリップの幅にわたって異なり、その際、冷却軌道の少なくとも1つが非線形温度−時間経路をたどる。本発明はまた、このように製造されるストリップ材料にも関するものである。 (もっと読む)


本発明は、0.1〜0.4重量%のC含量を有する容易に成形可能な平鋼製品を経済的に製造できる方法に関する。そのため、本発明によれば、焼きなまし処理を0.1〜25体積%のH、HOと、残余のN及び残りとして技術的に不可避の不純物とを含み、かつ−20℃〜+60℃の露点を有する焼きなまし雰囲気下で行い、この焼きなまし雰囲気の関係HO/Hは最大0.957である。焼きなまし処理後、平鋼製品を600〜1100℃の保持温度に加熱し、この温度で10〜360秒の保持時間、平鋼製品を保持し、その結果、焼きなまし処理後に得られる平鋼製品は、10〜200μmの厚さであり、かつその自由表面に隣接する延性エッジ層(R)を有し、このエッジ層は、エッジ層で覆われている平鋼製品の内部コア層の延性より大きい延性を有する。本発明は、それに応じて提供される、特に熱間成形又は冷間成形に適した平鋼製品及び該平鋼製品から部品を製造する方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の多い高炭素鋼線について、組織崩壊や延性低下を生ずることなく伸線加工を行って、所望の高強度かつ高延性の鋼線を得ることのできる鋼線の製造方法およびそれにより得られる鋼線を提供する。
【解決手段】パーライト組織を有する炭素含有量0.70〜1.10質量%の鋼線材に対し、最終熱処理後に湿式伸線加工を施す鋼線の製造方法である。湿式伸線加工を2回に分けて行うとともに、前半の湿式伸線加工後、後半の湿式伸線加工前に、中間熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】極細鋼線の表層部のC量、表層部と中心部との組織の差異を適切な範囲に制御し、耐撚り線断線性の高い、引張強度が3000MPa以上の極細鋼線を提供する。
【解決手段】表層部のC濃度の最大値と最小値との差が10〜25原子%であり、かつ表層部のパーライトラメラ面の法線と鋼線軸方向との角度の平均値θsと、中心部のパーライトラメラ面の法線と鋼線軸方向との角度の平均値θcとの差の絶対値が1.0未満である耐撚り断線性に優れた高強度極細鋼線である。湿式伸線の最終段単独または最終段を含む2〜5段のダイスで、断面減少率が0.5%以上3%未満のスキンパス伸線を行い、加熱温度T[℃]が100〜320℃であり、保持時間t[s]が0.05s以上であり、t≦0.9(320−T)を満足する熱処理を施すことにより、製造可能である。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


各種高強度鋼の生産に適するフレキシブルな薄い帯鋼処理ラインにおいて、アンコイリング及び洗浄、加熱、均熱、徐冷、ジェット冷却、水焼入れ冷却、酸洗、再加熱、オーバーエージング、最終冷却、テンパー、フィニッシュ、塗油及び巻取りというステーションが順次に設けられ、アンコイリング及び洗浄ステーション、酸洗ステーション、再加熱ステーションのそれぞれに接続通路を介して接続される電気めっきステーションと、溶融亜鉛めっき炉のノーズを介して再加熱ステーションに接続され、接続通路を介してめっき後の冷却と最終冷却ステーションに接続される溶融亜鉛めっき及びめっき層合金化焼鈍しステーションと、電気めっきステーション、テンパーステーション、フィニッシュステーションのそれぞれに接続通路を介して接続されるパッシベーション及び他の後処理のステーションと、をさらに備え、前記の再加熱ステーションは、移動可能なバイパスを介してオーバーエージングステーションに連通される。本発明によれば、普通の冷延板、溶融亜鉛めっき板及びめっき層合金化焼鈍し板の生産及び電気Zn、Niめっき板の生産、特に超高強度レベルの冷延板、電気亜鉛めっき板と溶融亜鉛めっき板及びめっき層合金化焼鈍し板の生産を、一つの装置に統合させて、フレキシブルな生産を実現した。
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順次に設けられたアンコイリング及び洗浄ステーション、加熱ステーション、均熱ステーション、徐冷ステーションの後、ハイ水素ジェット冷却ステーションと水焼入れ冷却ステーションが並行に設けられ、ハイ水素ジェット冷却ステーションの後に、再加熱ステーション、オーバーエージングステーション、最終冷却ステーション、テンパーステーション、フィニッシュステーション、塗油ステーション及び巻取りステーションが順次に設けられ、水焼入れ冷却ステーションの後に、酸洗ステーション及び電気めっきステーションが順次に設けられ、溶融亜鉛めっきステーションは再加熱ステーションの後に接続され、めっき層合金化焼鈍しステーションは溶融亜鉛めっきステーションの後に接続されるとともに、接続通路を介して前記の最終冷却ステーションに接続され、前記の酸洗ステーション及び電気めっきステーションは、それぞれ接続通路を介して再加熱ステーションに連通され、前記の電気めっきステーションは、接続通路を介してアンコイリング及び洗浄ステーションに直接に連通され、前記の水焼入れ冷却ステーションは、固定されたバイパスを介して徐冷ステーションに連通され、前記の再加熱ステーションの後には、移動可能なバイパスを介してオーバーエージングステーションが連通される。本発明によれば、各種高強度鋼の生産を、一つの装置に統合させて、フレキシブルな生産を実現した。
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【課題】窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に450℃で2時間のガス軟窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.881Å以上、2.890Å以下となり、450℃で2時間の加熱を行った場合、引張強度が1975MPa以上、降伏応力が1769MPa以上、絞り値が40%超、となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と2段階の焼戻し工程とを行うことにより得られる。 (もっと読む)


1以上のセクションを含め、前記1以上のセクションに非還元性雰囲気または弱還元性雰囲気のガスが充填された焼鈍装置及び前記焼鈍装置が含まれるメッキ鋼板の製造装置及びこの装置を介してメッキ鋼板を製造する方法が提供される。
追加的な酸化―還元熱処理工程や高価の合金元素を多量に含まなくても既存の焼鈍設備及び熱処理サイクルを用いて溶融メッキ鋼板に対するメッキ性、合金化性、耐ピックアップ性、メッキ密着性、耐剥離性(Anti−flaking)、耐クレーター(Anti−crater)、耐アッシュ性(Anti−ash)などのメッキ品質を大幅向上させることができる。また、優秀な品質を経済的で容易に確保することができて、その用度が多様で費用節減の側面から効果的である。
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【課題】冷延鋼板の製造、特に高張力鋼板の製造において、製造コストを増大させることなく、鋼板表面の変色及び化成処理性の劣化を防止することが可能な冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.1%以上、及び/又は、Mnを1.0%以上含有する冷延鋼板の製造方法であって、鋼板温度400℃以上で、鉄の酸化雰囲気下で鋼板表面に酸化膜を形成させ、その後、鉄の還元雰囲気下で前記鋼板表面の酸化膜を還元する。 (もっと読む)


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