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Fターム[4K058AA10]の内容

金属の電解製造 (5,509) | 目的 (631) | 電解液(浴)の劣化防止 (23)

Fターム[4K058AA10]に分類される特許

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【課題】作業員の負担を軽減でき、かつ連続的に監視できる電解液の気泡混入監視方法を提供する。
【解決手段】電解槽に接続された給液配管20と、給液配管20に介設された給液ポンプ30と、給液ポンプ30の吐出側に設けられた酸化還元電位計51とを備える電解液供給装置1において、酸化還元電位計51の測定値が所定の閾値を超えたときに、電解液に気泡が混入したと判断する。酸化還元電位計51の測定値により電解液に気泡が混入したか否かが判断されるので、作業員の負担を軽減でき、かつ連続的に監視できる。 (もっと読む)


【課題】 添加剤の過剰添加を防止すると共に電解液中の添加剤の濃度を安定化させる金属の製造装置及び金属の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属の製造装置は、電解精製で使用する添加剤60aを連続的に溶解する添加剤溶解装置2と、添加剤溶解装置2によって溶解した添加剤溶液200を電解液10中へ連続的に供給する添加剤溶液供給装置3とを備えていることを特徴とし、金属の製造方法は、添加剤60aの溶解及び添加剤60aを溶解した添加剤溶液200の電解液10中への投入を連続的に行うことにより添加剤の経時的な劣化に伴う添加剤の過剰添加を防止すると共に電解液10中の添加剤の濃度を安定化させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解槽の電解操業休止期間中に要するコストの大幅削減を可能とする溶融塩電解方法を提供する。
【解決手段】電解操業途中にその操業を一時休止するにあたり、まず操業を中断して、電解槽内の溶融塩を溶融状態で60重量%以上抜き取る。次いで、電解槽内に残留した溶融塩を凝固させ凝固塩1’とした後に電解槽を保管する。しかる後に再度金属化合物を含有した溶融塩を前記電解槽内に投入し、電解操業を再開する。溶融塩を凝固させた後、又は当該溶融塩を凝固させる前、若しくは当該溶融塩を凝固させる途中から槽内空間にガス供給管19から乾燥ガスを注入して、槽内空間を乾燥ガスで置換する。微加圧状態継続のため、電解槽内を乾燥ガスで置換した後も操業再開までの間の一定期間、乾燥ガスを槽内に補充する。乾燥ガスは露点が−30℃以下である乾燥空気又は窒素ガス、更には比重が空気より大である不活性ガスである (もっと読む)


【課題】操業効率が高く、MRT樹脂の充填量が少なく、MRT樹脂の交換作業が容易に行えるビスマス回収カートリッジ、それを用いた回収装置と回収方法を提供する。
【解決手段】ビスマス回収用のMRT樹脂20が充填されたカートリッジAが二分割式のハウジングに着脱自在に収容されている。カートリッジAは、外ケース1と内プロテクタ10とフィルタ15とストレーナ16とを備えている。外ケース1は、筒状部材であって側壁には処理対象液の流入を許容する多孔窓6Wが形成され、底部には処理液を排出するための口部5が設けられ、内プロテクタ10は、外ケース内に内挿される筒状部材であって、側壁には処理対象液の通過を許容する多孔窓11Wが形成され、フィルタ15は、外ケース1の内壁と内プロテクタ10の外壁との間に挿入され、ストレーナ16は口部5の内側に固定され、MRT樹脂20の流出を防止している。 (もっと読む)


【課題】アミン系剥離液使用により蓄積するレジスト樹脂、炭酸アンモニウム塩、溶解金属を連続的に除去し、剥離液の再生装置、方法を提供する。
【解決手段】剥離装置1内で循環する使用済み剥離液2を配管経路3を通じて電解槽4の陽極ドラム5およびカチオン交換膜6間に導入する。一方で電解槽4には陽極ドラム5に対向する陰極7が、カチオン交換膜6を介して設置されており、陰極7は再生済みの剥離液8によって満たされている。陽極と陰極間の電気伝導は陽イオンの移動による電気伝導が可能となっているので電気的には隔離されていない。陽極ドラム5及び陰極には、電気給手段として電源9が接続されている。陰極及び陽極間に直流電流を通電することで、使用済み剥離液に含まれるレジスト樹脂を陽極ドラム5の表面上に電着でき、剥離液中からレジスト樹脂を除去できる。 (もっと読む)


【課題】 ニカワの分解、腐蝕を抑制し、ニカワの効果が十分に利用できるニカワ供給装置及びニカワ供給方法を提供する。
【解決手段】 銅の電解精製を行う電解層11内の電解液10にニカワ溶液230を供給するニカワ供給装置2は、ニカワ20を溶解するための溶解槽23、溶解槽23内にニカワを供給するフィーダ装置22、溶解槽23内に貯えられたニカワ溶液230の液面高さを測定する液面レベル測定器27、溶解槽23のニカワ溶液230の液面高さを液面レベル測定器によって測定し、ニカワ溶液230をために必要な量のニカワ及び水が補充されるようにフィーダ装置22のフィーダ機構223及びバルブ250を制御する制御装置30を備え、少量のニカワ溶液を作成しつつ連続的に電解液10へ供給する。 (もっと読む)


【課題】スルファミン酸浴で電解精製するに際して、平滑剤の過剰による電着鉛の表面荒れを防止することが可能で、フッ素除去設備を設置する必要がなく、平滑な電着鉛を回収することができる鉛の電解方法を提供する。
【解決手段】電解液中の濃度を分析後、濃度が上限を超えた場合、電解液を活性炭に通すことで、電解液中の過剰な有機平滑剤の濃度を低減し、平滑な電着を得る鉛の電解方法。 (もっと読む)


【課題】電解液中の膠の濃度管理を良好に行うことで品質の良好な電気銅を作製できる銅の電解精製装置及びそれを用いた銅の電解精製方法を提供する。
【解決手段】銅の電解精製装置10は、銅の電解槽17と、電解液供給部11と、膠の水溶液を供給する膠溶解槽13と、膠濃度検出部と、膠の水溶液の供給量を制御する膠供給量制御部とを備える。膠の濃度の算出に当たっては、銅の電解精製装置に循環利用されている電解液を電気分解して測定したカソード電位と、この液に所定量の膠を新たに添加して電気分解して測定したカソード電位との差を算出し、カソード電位差と膠の添加濃度との検量線を作製しておく。膠濃度検出部は、電解槽に供給する前の膠が添加された電解液で測定したカソード電位と、電解槽から排出された電解液で測定したカソード電位との差から、前記検量線に基づき電解液中の膠の濃度を算出する。 (もっと読む)


【課題】洗浄水量を抑制しながらも低いAs溶出値を有するスコロダイトの製造方法を提供する。
【解決手段】19g/L以上の5価のAsと1当量以上の3価のFeを含有する酸性水溶液を結晶性スコロダイトの合成に有効な温度及び時間加熱する工程1と、合成されたスコロダイトを反応後液から固液分離によって分離する工程2と、その後に、スコロダイトを水洗した上でスコロダイトを水洗液から固液分離により分離する工程3と、を行うことを含むBET比表面積が10m2/g以上の結晶性スコロダイトの製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明はスコロダイト合成に要する時間を短縮し、更には砒素及び鉄のスコロダイトへの収率を向上させることの可能なスコロダイトの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】5価のAsと3価のFeを含有する酸性水溶液から結晶性スコロダイトを製造する方法であって、酸性水溶液中に含まれる5価のAsに対する3価のFeのモル比を1.0以上1.1以下に調節した後に結晶性スコロダイトの合成を行うことを含む方法であり、前記酸性水溶液は銅製錬工程で産出する電解沈殿銅の硫酸浸出液に3価のFeを添加することにより調製する方法。 (もっと読む)


【課題】 銅の電解精製液から加熱濃縮により沈殿させる方法で得られた硫酸銅に随伴する水不溶解分及び付着液体硫酸を少なくする。
【解決手段】 硫酸銅濃度が180g/L以下、かつ 銅濃度が52g/L以下で操業したPC法による銅電解後液に、加熱濃縮後硫酸濃度が300-350g/Lとなるように硫酸を添加し、続いて、3回冷却による結晶化を行う。Cu3(SO4)(OH)4が検出されず、CuSO4・5H2Oからなる硫酸銅結晶が得られる。 (もっと読む)


【課題】貴金属を早期に回収しその有効利用が図れ、不純物を電解前に除去でき、粗銅粉を用いることにより銅の溶解効率が向上し得る銅溶解液の製造方法、及び硫酸を繰り返し使用でき、高品位な精製銅を極めて効率的に製造できる銅の製造方法を提供すること。
【解決手段】粗銅を粉体化処理して得た粗銅粉を酸溶媒に溶解させる銅溶解液の製造方法であって、第1槽で前記粗銅粉を溶解し、未溶解物を含む液を第2槽に投入して粗銅粉を沈殿させて、沈降濃縮した粗銅粉スラリー部分を前記第1槽に戻し、前記第2槽の上澄みスラリー部分を濾過を経由して銅溶解液とする銅溶解液の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する粗酸化亜鉛等の亜鉛含有物を湿式亜鉛製錬用工程で用いる際に、フッ素が液中に蓄積しないよう効率良くフッ素を吸着除去することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、硫酸酸性溶液中にフッ素イオンと第二鉄イオンとを共存させ、当該溶液を中和することによって生成する鉄沈殿物にフッ素を吸着させて共沈除去する。また、フッ素を吸着した鉄沈殿物を再溶解して、複数回フッ素吸着用の鉄原料として使用することにより、鉄元素のフッ素吸着剤としての能力を最大限に活用する。そして、亜鉛製錬工程で発生する未溶解残渣を、吸着剤である鉄の原料として活用し、フッ素を含む粗酸化亜鉛などを中和剤として用いれば、湿式亜鉛製錬工程で一般的に実施されている、溶解、中和、固液分離の操作のみで目的を達成できる。従って、大きな設備投資を必要としない。 (もっと読む)


【課題】再現性がよく、かつ、誤差が少ない銅電解液またはめっき液中のスルフォン酸型陰イオン界面活性剤の定量方法を提供する。
【解決手段】25〜250mlの銅電解液またはめっき液に、錯化剤としてアンモニアを作用させて処理液のpHを8〜13とし、かつ、反応時の液温を30℃以下、好ましくは10〜30℃に維持することにより、銅電解液またはめっき液に含まれる重金属イオンをアンミン錯体に調整して処理液を得る。これにより、銅電解液またはめっき液に含まれる重金属イオンが、メチレンブルー錯体に誘導する時の妨害にならないようにする。 (もっと読む)


【課題】アノードとして粗銅を用いる銅電解精製において、電解中にカソードに付着し、産出される電気銅を汚染する五酸化二アンチモン(Sb)を主成分として含む浮遊スライムの生成を防止する方法を提供する。
【解決手段】アノードとして粗銅を用いる銅電解精製において、アンチモンを主成分として含む浮遊スライムの生成を防止する方法であって、アンチモンを含有する電解液を、カソードの電流密度を2.8〜5.0A/dmに上昇させて高電流密度電解処理に付し、処理後の電解液中の溶存酸素濃度を0.2mg/L以下にまで低下させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電解沈殿銅から銅、ヒ素、ビスマス、アンチモン等を分離・回収するための利便性の高い方法の提供。
【解決手段】(1)電解沈殿銅を水洗した後に、硫酸酸性中の電解沈殿銅に酸素含有ガスを導入しながらAs成分を5価に酸化して硫酸浸出を行い、次いでSb及びBi成分を含有する浸出残渣と5価のAs成分を含有する硫酸浸出液に固液分離する第一工程と、(2)該硫酸浸出液に3価の鉄を添加して結晶性スコロダイトを生成させ、該結晶性スコロダイトを含有する残渣と脱砒後液とに固液分離する第二工程と、(3)該脱砒後液にアルカリを添加してFe塩を生成し、As成分をFe塩と共沈させ、次いでFe塩及びAs成分を含有する沈殿物と脱鉄後液とに固液分離する随意的な第三工程と、(4)該脱鉄後液にアルカリを添加してCu塩を沈殿させ、次いでCu塩を含有する沈殿物と脱銅後液とに固液分離する第四工程とを含む電解沈殿銅の処理方法。 (もっと読む)


【課題】フッ素を高レベルで含有する亜鉛含有物を溶解して得られた湿式亜鉛製錬用工程液に蓄積されてしまうフッ素を液中から効率よく吸着除去することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、低フッ素濃度の溶液の中ではフッ素吸着が飽和状態となっていて従来の工程では廃棄対象としていたフッ素吸着剤を、フッ素高濃度溶液を対象とするフッ素吸着剤としては十分な吸着サイトを持っているものとして有効活用する。さらに、自工程で発生する鉄化合物をフッ素吸着剤として使用して湿式亜鉛製錬用工程液中のフッ素濃度を目標範囲に管理するために必要な吸着剤コストが少なくなる。これにより、湿式亜鉛製錬用として安価な原料である亜鉛含有物の使用量を増やすことも可能となり、湿式亜鉛製錬工程のトータルコストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】Ca、Na等のメタルフォグ形成金属含有溶融塩を含む溶融塩に溶解しているメタルフォグ形成金属を除去して他方の溶融塩中へ移行、高濃度化させる方法及び装置を提供する。
【解決手段】メタルフォグ形成金属除去濃縮槽1aの濃縮領域2及びこの領域と隔てられた除去領域3に、メタルフォグ形成金属含有溶融塩を含み且つ前記メタルフォグ形成金属が溶解した溶融塩を保持し、更にこれら両領域内の溶融塩と接触させてメタルフォグ形成金属を含有する溶融合金5を保持し、前記除去領域内の溶融塩側の電極板が濃縮領域内の溶融塩側に対して+極となるように前記メタルフォグ形成金属含有溶融塩の分解電圧未満の電圧を印加する。この方法は、本発明の装置により容易に且つ好適に実施できる。なお、この方法及び装置は、Ti又はTi合金の製造方法を実施する際に有効に適用できる。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池における使用済みの電解液を、自然流下方式により連続電解処理し得るようにすると共に、電解液の処理目標量に合わせて、装置規模の拡大・縮小を可能にした処理装置を提供すること。
【解決手段】電解槽として、平坦で浅底の長手形状の処理槽2を、長手方向が上下方向に傾斜した状態において配置せしめる一方、この処理槽2内に複数の処理ゾーン12a〜12eを長手方向で複数段に位置するように設け、且つ各処理ゾーンにおいては、二つの板状の電極14a〜14e;16a〜16eを、上下方向に所定の間隔を隔てて相対向して配設すると共に、それら各処理ゾーンの上下の電極間には、通液性の絶縁材料の層18a〜18eを介在せしめて、それら上下の電極の短絡を阻止する一方、かかる絶縁材料層内を電解液が制御された速度で通液せしめられ得るように構成した。 (もっと読む)


【課題】亜鉛の湿式精錬において、従来の工程や設備の増強を行うことなく、かつ亜鉛末の使用量を増やすことなく、効率よく硫酸亜鉛溶液からのタリウムの除去率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】亜鉛製錬における電解液に用いる硫酸亜鉛溶液の処理方法において、前記硫酸亜鉛溶液がタリウムが含まれる硫酸亜鉛溶液であって、該タリウムが含まれる硫酸亜鉛溶液に対し、亜鉛末と銅源とを添加することを特徴とする硫酸亜鉛溶液からのタリウム除去方法である。 (もっと読む)


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