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Fターム[4K058AA22]の内容

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Fターム[4K058AA22]に分類される特許

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【課題】塩化鉄系廃液を再生するに際し、これまで着目されていなかった当該塩化鉄系廃液に含まれる鉛を効果的に除去することが可能な塩化鉄系廃液の再生方法、及び塩化鉄系廃液の再生装置を提供する。
【解決手段】電解膜1を介して陰極2を配置した陰極室3と陽極4を配置した陽極室5とに仕切られた電解槽10を用いて行う塩化鉄系廃液の再生方法であって、陰極室3と別に設けた液回収槽20との間で鉛を含有する塩化鉄系廃液を循環させる循環工程と、陰極室3において、1.11A/dm以下の電流密度で塩化鉄系廃液を電解処理して鉛を析出させる電解工程と、陰極室3に析出した鉛を除去する鉛除去工程と、鉛を除去して得られた再生塩化鉄液を、液回収槽20又は陰極室3から回収する回収工程とを包含する塩化鉄系廃液の再生方法を実行する。 (もっと読む)


【課題】銀の電解回収装置において、円筒状回転陰極を繰返し再使用し得るようにするべく、陰極に電着した銀を容易に剥離することができる装置を提供する。
【解決手段】電解層1、制御装置2、陽極4及び円筒状陰極3から構成された銀の電解回収装置において、前記円筒状陰極3は、下縁部全周に絶縁キャップが嵌着され、前記円筒状陰極の外周表面一箇所の縦方向には、複数の帯状絶縁材を、間隙を設けて着脱可能に装着し、前記帯状絶縁材を外すことにより電着した銀を円筒状陰極から容易に剥離できるようにする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、硫酸を精製分離して再利用可能とすると共に廃液の排出をなくすこと、そして処理効率を向上させることを課題とするものである。
【解決手段】この発明の銅エッチング廃液の処理方法は、硫酸銅、過酸化水素及び硫酸を含む銅エッチング廃液中の過酸化水素を過酸化酸素分離装置1において分解除去した後、圧力透析装置2によって水及び硫酸を精製、分離すると共に硫酸銅を濃縮し、次いで前記濃縮した硫酸銅溶液中の銅イオンを電解採取装置3により金属銅として回収することを特徴とするものである。
前記電解採取において、硫酸銅の濃度は30〜60g/L(リットル)程度が好ましい。 (もっと読む)


【課題】Auと酸化剤を含有する水溶液中のAuを、低コストで効率良く、しかも高い回収率で回収する方法を提供する。
【解決手段】貯留層2に収容されたAuと酸化剤を含有する水溶液からAuを回収する際に、前記水溶液を貯留層2と電解槽1に循環させながら電気分解し、Auを析出させる工程と、電解槽1において析出したAuを、弁5,6をとじることによって前工程の水溶液よりも少ない量のAu再溶解液に溶解してAu濃縮液を得る工程と、前記Au濃縮液を電解槽7に移し、酸化剤を中和してから電気分解を行いAuを回収する工程と、を含む方法。 (もっと読む)


【課題】鉄イオンを含む酸性塩化物水溶液から電解採取法によって金属鉄を回収する際に、電解槽の槽電圧の低減を図り、電力コストが低い電解処理を行うことができる経済的な電解採取方法を提供する。
【解決手段】隔膜2で仕切られたカソード室3とアノード室4から構成される電解槽1を用いて、鉄イオンを含む酸性塩化物水溶液をカソード室3に供給し、鉄イオンの一部を電解析出させ、続いて隔膜2を通して酸素発生型の不溶性アノード6を備えたアノード室4に導き、鉄イオンを酸化させた後、アノード室4から排出させることにより、鉄を電解採取する方法において、前記電解槽1内での酸性塩化物水溶液の温度を、65〜90℃に制御するとともに、前記不溶性アノード6の表面上の電解液を、アノード表面でのアノード反応のため必要な鉄イオンの供給がなされるのに十分に、強制的に流動させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素の分解速度を制御しながら安全に分解し、貴重な銅をきわめて効率よく高純度の金属として有効的に回収することができる設備を提供する。
【解決手段】過酸化水素を含む銅エッチング廃液を、排ガス処理設備を有する過酸化水素電解処理槽4に送液し、銅エッチング廃液中の過酸化水素を制御しながら緩やかに分解させ、所望の過酸化水素濃度にした後、該廃液を銅回収槽9に移送し、電気分解により高純度の銅金属として回収する。 (もっと読む)


【課題】脱銅電解液から粗硫酸ニッケルを回収する工程において、回収率の向上により、脱ニッケル工程における製造コストの低減を図る。
【解決手段】ニッケル濃縮槽(1)で脱銅電解液を加熱濃縮し、冷却結晶槽(3)で冷却して粗硫酸ニッケルを析出させ、真空濾過器(5)で濾別することにより、粗硫酸ニッケルを回収する工程において、レシーバータンク(8)で濾液中の微細な硫酸ニッケルを沈降させることにより得られる濃縮スラリーを、スラリー繰り返しポンプ(9)およびスラリー繰り返し配管(10)により、冷却結晶槽(1)に種結晶として繰り返す。 (もっと読む)


【課題】 銅の電解精製において発生する銅電解スライムを、電解槽から流送配管を通して効率的に回収するための装置を提供する。
【解決手段】 電解槽から銅電解スライムを回収する流送配管3内に、高圧水流を噴出する噴出ノズル8a、8b、8cを1〜5mの間隔で複数個配置すると共に、各噴出ノズル8a、8b、8cに接続した高圧バルブ7a、7b、7cを上流から下流に向かって順に切り替えることにより、高圧水流が噴出する噴出ノズル8a、8b、8cの位置を制御する。噴出ノズル8a、8b、8cから噴出される高圧水流は、形状が充円錐型で且つ噴出内角が30〜45°であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】シュウ酸とInを含むシュウ酸エッチング液中に含有されている不溶性のIn化合物を捕捉するフィルターから、その不溶性のIn化合物を除去するとともに、そのIn、In合金、In化合物等を回収する方法と装置に関し、Inとともにシュウ酸イオンが含まれているシュウ酸エッチング液を循環させる流路内に配置されるフィルターで捕捉される不溶性In化合物を好適に除去することができるとともに、そのフィルターを再生することもでき、しかもIn、In合金、In化合物等を有価物として好適に回収することができる回収方法と装置を提供することを課題とする。
【解決手段】シュウ酸とInとを含有するシュウ酸エッチング液中の不溶性In化合物を捕捉したフィルターから、無機酸によって前記不溶性In化合物を溶解させて除去し、無機酸に溶解したIn若しくはIn合金、又はIn化合物を回収することである。 (もっと読む)


鉄の水素過電圧より高い水素過電圧を有するカソードを備え、そして約2未満のpHを有するカソード液を含む、カソード区画と、アノードを備え、そしてアノード液を含むアノード区画と、陰イオンの通過を可能にするセパレーターと、を含む電解槽中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液中で電解すること、(この電解ステップは、電解槽の非アノード区画中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液を循環させること、それによって鉄をカソードで電着させること、および塩素ガスをアノードで発生させること、そして鉄を使い果たした溶液を残すこと、を含む)を含む鉄分の豊富な金属塩化物の溶液からの金属鉄および塩素ガスの同時回収のための電気化学的方法。鉄分の豊富な金属塩化物の溶液は、炭塩素化の廃棄物、使用済みの酸の浸出液または酸洗い液に由来することができる。
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【課題】少ない労力とエネルギーを用い塩化鉄液中のインジウムおよび/または錫を回収するとともに塩化鉄溶液を再利用することができるインジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】インジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の再生処理方法であって、前記塩化鉄溶液中の塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元して第1溶液を作製する還元工程と、前記第1溶液中のインジウムおよび/または錫を分離して第2溶液を作製する分離工程と、前記第2溶液中の塩化第一鉄を塩化第二鉄に酸化する酸化工程を含む塩化鉄溶液の再生処理方法と、該方法を行なう再生処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】 小規模で、かつ簡便な処理でアンモニア系銅エッチング廃液から高純度銅を製造する方法の提供。
【解決手段】 その製造する方法は、銅アンモニア錯イオンを主成分とし塩化アンモニウムを含有するアンモニア系銅エッチング廃液と硫酸とを混合して固体銅化合物を析出し、固液分離する第1工程と、前記第1工程の固液分離後における、銅アンモニア錯イオン、硫酸イオン及び塩素イオンを含有する分離液を電解して陰極に金属銅粉を析出させると共にアンモニア性窒素を分解する第2工程と、前記両工程で得られた固体銅化合物及び金属銅粉を硫酸又は硫酸アンモニウムに溶解し、得られた硫酸銅溶液又は銅アンモニア錯塩溶液を電解して高純度金属銅を析出させる第3工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】、水溶液系では電析困難な金属イオンを金属単体として回収し、リサイクル性を高めた排水処理システムを提供する。
【解決手段】 電解質としてイオン液体17を貯留し、金属イオンの除去をする金属イオン除去槽11と、イオン液体17中に浸漬されるカソード電極16と、カソード電極16と導通したアノード電極13a,13bと、を備え、排水中に含まれる金属イオンをイオン液体17中に移動させて、カソード電極16での還元反応により金属イオンを還元して金属を回収することを要旨とする。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池における使用済みの電解液を、自然流下方式により連続電解処理し得るようにすると共に、電解液の処理目標量に合わせて、装置規模の拡大・縮小を可能にした処理装置を提供すること。
【解決手段】電解槽として、平坦で浅底の長手形状の処理槽2を、長手方向が上下方向に傾斜した状態において配置せしめる一方、この処理槽2内に複数の処理ゾーン12a〜12eを長手方向で複数段に位置するように設け、且つ各処理ゾーンにおいては、二つの板状の電極14a〜14e;16a〜16eを、上下方向に所定の間隔を隔てて相対向して配設すると共に、それら各処理ゾーンの上下の電極間には、通液性の絶縁材料の層18a〜18eを介在せしめて、それら上下の電極の短絡を阻止する一方、かかる絶縁材料層内を電解液が制御された速度で通液せしめられ得るように構成した。 (もっと読む)


【課題】不純物元素を含有する塩化鉄水溶液からなる電解始液から鉄を電解採取する際に、電解鉄の表面平滑性を制御することにより、表面平滑性に優れた電解鉄を安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】不純物元素を含有する塩化鉄水溶液からなる電解始液から鉄を電解採取するに当たり、下記の工程(1)〜(4)を実施することによって、電解鉄の表面平滑性を制御することを特徴とする。
(1)電解始液から試料液を分取し、ハルセルに装入する工程、
(2)ハルセルに5〜60分間通電し、ハルセルカソード上に電着物を形成する工程、
(3)ハルセルカソード上の電流密度が200〜600A/mの範囲に相当する部分での電着物の電着状態を検査して、応力による自然剥離の発生の有無を判定する工程、及び
(4)電解始液の不純物元素濃度を調整する工程 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、水溶性硫黄含有金化合物を含む水性廃液から金を回収するにあたり、電気分解法を採用しても効率よく簡便に金を回収できる方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、この方法で金を回収するために用いる装置を提供することにある。
【解決手段】 水溶性硫黄含有金化合物を含む水性廃液から金を回収するにあたり、前記水性廃液を強塩基性に調整した後、該水性廃液を電気分解することにより陰極表面に析出する金の全部または一部を下方へ落下させて回収する。 (もっと読む)


本発明は、銅を含む各種廃水から銅等の金属を除去・回収する方法および装置に関する。本発明の方法は、銅を含む廃水を電気透析操作と電解析出操作を組み合わせるCu処理工程(10)により処理し、銅濃度が低められた処理水(107)を得るとともに、銅を回収する。
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【解決手段】 ホウフッ化銅メッキ液の廃液を少なくとも表面が白金又は金にて形成された陽極を用いて陰極との間で電解を行い、上記廃液中の銅イオンを陰極上に析出させてこれを回収する第1の電解工程と、上記電解を行って銅イオンを低減させた廃液中のホウフッ化銅及びホウフッ酸の濃度をホウフッ化銅メッキ液としての使用濃度に調整する第2の再生工程と、このように調整された再生ホウフッ化銅メッキ液をメッキ工程に戻して再使用する第3の再使用工程を備えたホウフッ化銅メッキ廃液の再生方法。
【効果】 本発明によれば、リードフレーム、電線の厚銅メッキ製造工程のメッキ工程などより発生する含銅廃液を効率よく確実に処理することができ、廃液中の銅イオンを金属銅として有効に回収し得ると共に、このように処理した後の廃液は組成調整するだけでホウフッ化銅メッキ液として良好に再生し、再使用することができる。 (もっと読む)


【課題】溶液中の金属を再利用が容易な状態で効率的に回収できる金属回収装置を提供す
る。
【解決手段】溶液から析出された金属成分Rが付着する導電性板5aと、導電性板5aの
表面の一部に形成されて導電性板5aと溶液Rを非接触状態にする絶縁膜5bとを備えた
金属回収ベルト5を有する。 (もっと読む)


【課題】 第1の目的は、Auとシアンを含む水溶液からAuを回収する方法であって、Auの回収効率が高く、しかもAu回収装置を省スペース化できる方法を提供する。第二の目的は、こうした方法を実現するための装置を提供する。
【解決手段】 第1の目的は、Auおよびシアンを含む原料水溶液からAuを回収する方法であって、前記原料水溶液を、逆浸透膜を用いて濃縮液と透過液に分離する膜分離工程と、前記濃縮液を第1の電気分解槽で電気分解してAuを回収する電気分解工程を含み、前記膜分離工程で得られた半濃縮液を第2の電気分解槽で電気分解して半濃縮液中のAuの一部を回収しつつ再循環して膜分離し、前記半濃縮液中のAu濃度が増大した任意の時点で前記濃縮液として前記第1の電気分解槽へ送ってAuを回収すれば、解決できる。 (もっと読む)


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