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Fターム[4K062DA07]の内容

金属の防食及び鉱皮の抑制 (5,647) | 腐食環境 (163) | 異種金属の接触 (14)

Fターム[4K062DA07]に分類される特許

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【課題】原油タンクにおいて耐局部腐食性に優れる溶接継手と、その溶接継手を有する原油タンクを提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.16%、Si:0.05〜1.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.010s%以下、Al:0.005〜0.10%、N:0.008%以下、Cr:0.1%超0.5%以下、Cu:0.03〜0.4%を含有し、かつ、W:0.01〜1.0%、Mo:0.01〜0.5%、Sn:0.001〜0.2%およびSb:0.001〜0.4%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する鋼材同士を溶接して形成され、溶接金属がCu:0.05〜0.5%および(Mo+W):0.03〜1.0%を含有し、鋼材の腐食電位と溶接金属の腐食電位との差が60mV以下である溶接継手を有する原油タンク。 (もっと読む)


【課題】金属製品の脱脂液との腐食電池作用による錆発生を抑制する機構をもつ脱脂装置を提供する。
【解決手段】金属製品4を脱脂する為のアルカリ浸漬脱脂槽5を有する脱脂装置において、金属製品4と周辺異種金属とのアース経路に絶縁部6を設けることで、金属製品4の脱脂液との腐食電池作用による電子の放出、金属イオンの溶出を抑制する。これにより、溶出した金属イオンと水酸化物イオンの反応が抑制され、錆の発生を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】異種金属接合体において、ねじ締めによる孔食からの移行による電食の発生を抑制することが可能な異種金属接合体を提供する。
【解決手段】異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材1と第2の金属部材11Aとがねじ締め接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材11Aの表面には第1の金属部材1との異種金属接触による電食を抑制するための被膜11Aaが形成されるとともに、第1の金属部材1の貫通穴2を介し第2の金属部材11A側に突出させたねじ21の雄ねじ部22を,第2の金属部材11Aの雌ねじ部12Aにねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材1と第2の金属部材11Aとを,部材接触面41を介して接合した異種金属接合体において、第2の金属部材11Aにおける雌ねじ部12Aの部材接触面41側に、雄ねじ部22の最大外径より大きい内径を有するザグリ穴部13を設ける。 (もっと読む)


【課題】高耐食金属板によって樹脂防食層を被覆することで超長期耐久性および優れた耐衝撃性等の品質が確保できるとともに、鋼矢板の変形に追従しかつ固定手段の締め付け力による変形を抑制することで、鋼矢板との密着性を確保して防食耐久性を向上させることができる鋼矢板用の防食被覆体および鋼矢板の防食構造を提供すること。
【解決手段】高耐食金属板に凹部331を形成することで、直線部34の幅方向に沿った曲げ剛性を増大させることができ、その剛性増大効果によって直線部34の変形が抑制できる。従って、防食被覆体3のペトロラタムシート31と鋼矢板との密着状態が維持でき、その間に水や酸素、腐食性のイオンなどが入ることが抑制できるので、ペトロラタムシート31の劣化や流出を防止して防食耐久性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 モリブデン又はモリブデン合金の防食剤を提供する。
【解決手段】 N,N,N’,N’’,N’’−ペンタメチルジエチレントリアミンは、モリブデン、モリブデン合金の腐食を抑制する。特に、銅とモリブデンが接触している場合の腐食を抑制できる。エチレンアミン類と併用することで、さらに防食効果は高まる。エチレンアミン類の量がN,N,N’,N’’,N’’−ペンタメチルジエチレントリアミンに対し、重量比で20倍以下であるであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電気的絶縁や完全な環境遮断を施さなくても異種金属接触腐食を安価で効果的に抑止できる鉄鋼材あるいはアルミニウム材を金属母材とする表面処理金属材及び及びその表面処理金属材を備えた異材接合体を提供する。
【解決手段】本発明に係る表面処理金属材1は、鉄鋼材又はアルミニウム材で形成された金属母材2の表面に防食層3を備える。前記防食層3は、安息香酸塩、グルタミン酸塩、アニシジン、グリシン、キノリノールからなる群より選択される1種または2種以上の物質を0.001〜1g/m2 含む。前記安息香酸塩あるいはグルタミン酸塩としては、カリウム塩、ナトリウム塩又はアンモニウム塩のいずれかの塩が好ましい。また、本発明に係る異材接合体は、少なくとも一方の材料として前記表面処理金属材1を備える。 (もっと読む)


【課題】電気的絶縁や完全な環境遮断を施さなくても異種金属接触腐食を安価で効果的に抑止できる金属材及びその金属材を備えた異材接合体を提供する。
【解決手段】本発明に係る表面処理金属材1は、鉄鋼材あるいはアルミニウム合金材で形成された金属母材2の表面に防食層3を備える。前記防食層3は、四ホウ酸塩、バナジン酸塩、リン酸二水素塩、亜硝酸塩、タングステン酸塩からなる群より選択される1種または2種以上の塩を0.005〜1g/m2 含む。前記防食層3は、カリウム塩、ナトリウム塩又はアンモニウム塩のいずれかであることが好ましい。また、本発明に係る異材接合体は、少なくとも一方の材料として前記表面処理金属材1を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】錆やフレーキングの発生が生じにくいセンターベアリング用軸受を提供する。
【解決手段】センターベアリング1は、内輪11と外輪12と、内輪11の軌道面11aと外輪12の軌道面12aとの間に転動自在に配された複数の転動体13とを備えている。そして、内輪11、外輪12、転動体13のうち少なくとも一つは、その表面の少なくとも一部に、錫、銅系合金及び亜鉛、或いは、熱可塑性樹脂等の防錆効果を有する金属皮膜を備え、この金属皮膜は、ショットピーニングにより形成される。 (もっと読む)


【課題】セルフピアスリベットの打ち込みに、そのリベット接合部に予め塗布される接着剤のパネル端縁からのはみ出しを防止する。
【解決手段】アルミニウム製のルーフパネル1のフランジ部1aとスチール製のボデーサイドパネル2のフランジ部2aとのセルフピアスリベットRによる接合部において、フランジ部1aの端縁e近傍に円形閉ループ状の軌跡をもって接着剤B1を連続的に塗布して、複数のループ状の接着剤ビードB1が略眼鏡状に且つ直列に並んだ所定幅寸法の接着剤層10を予め形成する。接着剤ビードB1のループ径はセルフピアスリベットRの打ち込み時の加圧領域Qよりも大きくし、なお且つ打ち込み完了後のセルフピアスリベットRと接触しない大きさとする。 (もっと読む)


【課題】 釣り用部品において、マグネシウム合金製の部品本体が電解腐食するのを確実に防止する。
【解決手段】 リール本体1を構成する第1部品本体であるフレーム5の側板8及び第2側板9、複数の連結部10は、マグネシウム合金製であり、第1部品本体の表層側には、陽極酸化被膜層及び第1絶縁膜層が形成されている。また、クラッチ制御機構20を構成する第2部品本体であるクラッチカム40のカム部45及びクラッチプレート46、クラッチヨーク41、2本のピン44、クラッチリターン機構43の解除部材47及びラチェットホイール48は、ステンレス合金製であり、第2部品本体の表層側には、第2絶縁膜層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】自然電位差のある異種金属で形成された部材同士を接合する異種材接合構造において電食の発生を防止する。
【解決手段】異種材接合構造10では、第一部材14(ベルトラインインナーリインフォースメント)の第二部材16(ドアインナーパネル)との対向部14Aに第二部材16側へ膨出する接合座面部18が形成されている。従って、端部14Bを対向部16Aから確実に浮いた状態に維持することができる。これにより、第一部材14がイオン化傾向の高い卑の金属で形成されていても、端部14Bの対向部16Aへの接触を防止できるので、この端部14Bに電食が発生することを防止できる。また、シール部材20が対向部14A,16A間に接合座面部18を包囲するようにして挟まれているので、接合座面部18と対向部16Aとの接合部22への水の浸入を防止できる。これにより、接合部22の電食も防止できる。 (もっと読む)


【課題】 耐食性金属被覆と防食塗膜の境界部における防食性を確保し、桟橋、護岸、消波堤等の港湾構造物、石油掘削関連施設、シーバース、洋上備蓄基地等の海洋エネルギー開発関連構造物、沈埋トンネル、海上空港等の交通施設などの厳しい腐蝕環境下に晒される港湾・海洋鋼構造物に、長期に亘って高い防食性を付与することができる防食被覆構造を提供すること。
【解決手段】 被防食金属面の一部が耐食性金属薄板によってそして他の一部がジンクリッチ塗膜層によって被覆され、ここで、該耐食性金属薄板の片側端部とジンクリッチ塗膜層の片側端部とは隣接し且つこれらの隣接部位上にプライマー塗膜層が帯状に設けられ、さらに該ジンクリッチ塗膜層及びプライマー塗膜層の両層上にエポキシ樹脂被覆層が設けられることを特徴とする防食被覆構造。 (もっと読む)


【課題】ステライトを硬化肉盛したマルテンサイト系ステンレス鋼やオーステナイト系ステンレス鋼の熱影響部に発生する孔食、粒界腐食及び応力腐食割れを防止するための防食方法を提供する。
【解決手段】安全弁10の弁棒3の先端部に、コバルト基合金であるステライト13を硬化肉盛する。さらに、弁棒3及びステライト13間に形成された硬化肉盛境界部14を覆うように、耐食性合金15を肉盛する。耐食性合金15の化学組成は、炭素が0.10重量%以下、クロムが17.0〜26.0重量%、ニッケルが40.0重量%以上、鉄が25.0重量%以下、タングステンが2.5重量%以下、シリコンが6.5重量%以下、マンガンが3.5重量%以下、モリブデンが10.0重量%以下、ニオブとタンタルの合計が5.5重量%以下、チタンが1.15重量%以下、アルミニウムが0.8重量%以下、ボロンが1.0重量%以下である。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム基複合材料からなる第1部材、及び鉄鋼材料からなる第2部材の異種金属間における接触腐食を防止して、それらの耐久性及び信頼性の向上を図ることのできる異種金属接触腐食の防止構造を提供する。
【解決手段】異種金属接触腐食の防止構造は、ディスクロータ11、ハブ12、ホイール13、メッキ層14、ボルト15及びナット16を備えている。ディスクロータ11とハブ12との間にはZn−Al−Mg合金のメッキ層14が介在されている。メッキ層14により、ディスクロータ11及びハブ12間に流れる接触腐食電流が長期に渡って安定すると共に、その接触腐食電流が小さなものとなる。従って、ディスクロータ11及びハブ12の異種金属間における接触腐食の進行速度が遅くなり、その接触腐食が進行しにくくなるため、ディスクロータ11及びハブ12の異種金属間における接触腐食が効果的に防止される。 (もっと読む)


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