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Fターム[4K070AB12]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 処理目的 (1,383) | ダスト処理・ダストの有効利用 (34)

Fターム[4K070AB12]に分類される特許

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【課題】集塵設備列を過剰に設置せず、かつ設備の処理能力を超えることなく、高Znダストと低Znダストとを分別して回収する転炉ダストの回収方法を提供する。
【解決手段】複数台の転炉と、転炉の台数と同数系列の転炉ダスト回収設備列とを用いて、複数台の転炉から発生する転炉ダストを回収する転炉ダストの回収方法において、転炉ダスト中のZn濃度と吹錬時間または積算送酸量/全送酸量との関係を示すマスターカーブを作成する工程と、マスターカーブを用いて吹錬する転炉の吹錬中に先・後する転炉から発生する転炉ダスト中のZn濃度を比較する工程と、Zn濃度の比較結果に基づいて先・後する転炉から発生する転炉ダストのそれぞれを転炉ダスト回収設備列に切り換えて輸送する工程と、を含む炉ダストの回収方法。 (もっと読む)


【課題】シールジャケット内のダストの堆積を防止するためにシールジャケット内に供給される窒素ガスの供給圧の微調整を不要にすることが可能な転炉排ガス処理装置のスカートシール装置を提供する。
【解決手段】転炉排ガス処理装置のスカートシール装置1は、フード2と転炉4との間に上下動可能に設置されるスカート3の外周側に形成される環状のシールジャケット7と、フード2の外周側に固定されシールジャケット7内の水に浸漬される筒状の仕切筒8と、シールジャケット7内に供給される洗浄水に窒素ガスを混合して窒素ガスの気泡が含まれる洗浄水をシールジャケット7内へ噴射するエジェクタ10とを備えている。エジェクタ10は、先端にノズルが形成される洗浄水の流入管と、ノズルの外周側に形成される窒素ガスの吸引路と、ノズルから噴射される洗浄水に吸引路から吸引される窒素ガスが混合される混合路とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を転炉で脱燐処理し、次いで、この溶銑を別の転炉で脱炭精錬を行って溶鋼を製造するにあたり、上吹きランスの流路内での発熱・燃焼を危惧することなく、高い着熱効率及び生産性で溶鋼を製造する。
【解決手段】 粉状精錬剤供給流路、燃料供給流路、燃料燃焼用ガス供給流路、脱燐精錬用ガス供給流路を、独立して有する上吹きランス3を用い、燃料供給流路から供給する燃料と燃焼用ガス供給流路から供給する酸化性ガスとにより火炎を形成させながら、粉状精錬剤供給流路から、酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質のうちの1種以上を不活性ガスとともに供給し、且つ、脱燐精錬用ガス供給流路から酸化性ガスを供給して溶銑7を脱燐処理し、次いで、該溶銑を別の転炉に装入し、脱炭精錬用ガス供給流路を有する上吹きランスを用い、脱炭精錬用ガス供給流路から粉状の媒溶剤を脱炭精錬用酸化性ガスとともに転炉内の溶銑浴面に向けて供給して溶銑を脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】ダスト発生の抑制効果に優れる転炉の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉で、珪素濃度0.15質量%以上の溶銑予備処理をしない溶銑を使って精錬する方法において、吹錬の各段階でキャビティの形態に対応するランス吹精指標を用いて、ランスからの酸素吹精を調節する。ランス吹精指標とは、キャビティの表面積、およびキャビティ径とキャビティ深さとの比、のいずれかを用い、吹錬の初期と末期においては、キャビティの表面積を用い、一方、吹錬の中期においては、キャビテイ径と深さとの比を用いる。吹錬初期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行い、吹錬中期は、キャビティの径Dとその深さLとの比L/Dが0.85以上になるようにランスからの酸素噴射を行い、そして、吹錬末期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行う。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波を用いて転炉吹錬時における浴面レベルを安定して正確に測定する。
【解決手段】転炉1に脱燐処理を実施した溶銑を装入した後、マイクロ波レベル測定装置3を用いて、全チャージに対し80%以上の割合で転炉1内の浴面レベルを測定し、当該測定データを当該チャージの設定ランス高さに反映させ、3.0〜7.0Nm3/(分・トン)の送酸速度で、かつ3.3以上の装入塩基度で吹錬する。
【効果】安定して正確な浴面レベルを計測できるので、スピッティングやスロッピングの発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】 ランス先端の噴射ノズル6は、スロート7、その下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び出口径Deが雰囲気圧力Pe及び適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した精錬方法であって、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径が大きく、スロート中心線が末広がり部中心線に対してランスの中心軸側に偏心していると共に、制御用ガス噴射孔は、スロートから制御用ガス噴射孔までの距離Lとスロート径Dtとの比(L/Dt)が2.5以上となる位置に配置され、且つ噴射ノズルへの供給圧力Pが適正膨張圧力Po以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1) H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】ランス先端の少なくとも1つの噴射ノズル6は、その入口部にスロート7を有し、スロートの下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deがノズル出口部雰囲気圧力Pe及びノズル適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した転炉精錬方法で、制御用ガス噴射孔は、スロートからの距離LとDtとの比(L/Dt)が1.8以下または2.5以上となる位置に配置され、且つ、噴射ノズルへの酸化性ガスの供給圧力PがPo以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。(De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1)H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】製鉄所の転炉等から排出される副生ガスの熱量を増加させるガス処理方法及びその装置を提供する。
【解決手段】
製鉄所にて発生する転炉ガス等の副生ガス、転炉ダスト等のダスト及び水を混合し、副生ガス中の二酸化炭素を水に溶解させて炭酸を生成し、該炭酸とダスト中の鉄とを反応させて水素を発生させて、副生ガス中の二酸化炭素を水素に変えることにより、副生ガスの熱量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】金属鉄を含有する製鉄ダストを簡便でかつ高効率に塊成化する方法を提供する。
【解決手段】脱水された製鉄ダストの脱水ケーキ11を大気養生して養生ケーキ12を得る養生工程と、前記養生工程で得られた養生ケーキ12を造粒機21で造粒して造粒物15を得る造粒工程と、前記造粒工程で得られた造粒物15を転動機22で転動して整粒することで塊成化して粒径が5〜50mmのペレット(塊成化物)16を得る転動工程とを有しており、前記養生工程における養生ケーキ12の含水率が10〜20質量%に低下した時点で当該養生ケーキ12を前記造粒工程に供給する。 (もっと読む)


【課題】前処理として微粉砕等を行うことなく塊成化が可能であり、スクラップや粒子サイズが7mmを超える粒鉄などを用いる既存の転炉装入原料と同じ設備を使用することができ、また、転炉への十分な量の装入を行うことができる、粒鉄の利用方法を提供する。
【解決手段】粒子サイズが7mm以下である粒鉄(A)20〜80質量%と、製鋼ダスト(B)80〜20質量%と、(ただし、(A)+(B)=100質量%)を混練し塊成化した後、得られた塊成化物を転炉に装入することを特徴とする、粒鉄の利用方法である。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 下端部に酸化性ガスを噴射する噴射ノズル6が設けられた精錬用上吹きランスであって、前記噴射ノズルは、その入口部にスロート7を有するともに、スロートの下流側に末広がり部8を有し、且つ、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deが、ノズル出口部雰囲気圧Pe及びノズル適正膨張圧Poに対して下記の(1)式の関係を満足し、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径の方が大きく、スロートの中心線qが末広がり部の中心線pに対して上吹きランスの中心軸側に偏心し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを精錬中に供給するための、少なくとも1個の制御用ガス噴射孔を有する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】転炉ダストの処理方法として、粗粒ダストを荷台に載せる作業時やその後の移動中に、周りに水が飛び散らないようにできる、作業効率が高い方法を提供する。
【解決手段】粗粒ダストを水とともに排出して山6を形成する地面5に、排水路8に接続された複数の溝7を形成する。水が粗粒ダストの山6の下部に溜まって溝7に入るため、短時間で水切りされる。粗粒ダストの山6からショベルカー9のショベル91で粗粒ダストをすくい上げる際に、ショベル91が溝7内に入らないため、溝7内の水と粗粒ダストはショベル91ですくい上げられない。これにより、ショベル91に水が入ることが抑制される。 (もっと読む)


【課題】転炉炉口周りの廃ガスを吸引して乾式集塵機により集塵する転炉の換気集塵方法において、バグフィルターを収容する容器内の突沸現象を防止することのできる転炉の換気集塵方法を提供する。
【解決手段】転炉1炉口周りの廃ガスを吸引して乾式集塵機により集塵する転炉の換気集塵方法において、乾式集塵機としてバグフィルター8を用い、バグフィルターは逆洗形又はパルスジェット形のダスト払い落とし機能を有し、溶銑鍋2から転炉1への溶銑装入の期間中は、バグフィルター8のダスト払い落とし機能を停止することを特徴とする転炉の換気集塵方法である。さらに、転炉炉口から集塵機までの集塵ダクト6の途中に水噴霧装置22を設け、水噴霧装置22から集塵ダクト中のガスに水を噴霧すると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 先端にバーナーを有し、鉱石をバーナーにより形成される火炎中を通過させて炉内に装入する冶金用ランスにおいて、ランスに閉塞が発生した場合には、この閉塞を迅速に検知し、バーナー用ガスの逆流を防止する。
【解決手段】 発明の逆流防止装置は、中心部に鉱石を供給するための鉱石流通管9が設けられ、鉱石流通管の周囲に燃料及び酸素ガスの流路が独立して設けられた冶金用ランスの逆流防止装置であって、燃料供給配管10及び酸素ガス供給配管11に、それぞれ、遮断弁13,14及び圧力計15,16を設けるとともに、これら2つの圧力計による圧力測定値が入力され、且つ、入力された圧力測定値に基づいて前記2つの遮断弁に全閉信号を発信する制御装置17を設け、前記2つの圧力計の何れかによる圧力測定値が予め設定した閾値を超えたときには、制御装置からの全閉信号によって、前記2つの遮断弁は自動的に流路を閉鎖する。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスを介して酸素ガスを上吹きして溶銑の酸化精錬を行うに当たり、精錬中におけるスピッティングの発生を抑制する。
【解決手段】 ラバールノズル形式のノズルの末広がり部の壁面に1個以上の制御用ガス供給孔10を有し、該制御用ガス供給孔を介して吹錬用酸素とは独立して流量制御の可能な制御用ガスを供給し、それにより、噴射ノズル9から噴射される酸素噴流の方向を制御することが可能なガス噴射ノズルを、その先端部の円周方向に3個以上具備する上吹きランス8を用いた転炉操業方法であって、(1)式で計算される、各ガス噴射ノズルからの噴流により形成されるキャビティの中心位置を結ぶ円の直径(DCPC)の1チャージの吹錬のなかの最小値が、1チャージの吹錬のなかの最大値の80%以上となるように制御用ガス供給孔から供給する制御用ガスの流量を調整する。
CPC=2×H×tan(θ+α)+DNPC …(1) (もっと読む)


【課題】転炉吹錬において、炉寿命が長く、生産性の高い操業を安定的に行うために、耐火物損耗の不均一性の改善、地金付着の良好な状態での維持管理を安価な方法で実現する方法を提供する。
【解決手段】上吹きまたは上底吹き転炉における吹錬に際し、上吹きに用いるランスのノズルチップの内径、数、ピッチ円径、および、噴出角の少なくとも1つ以上が異なる複数のランスを用いて、該複数のランスを交換しながら使用することを特徴とする転炉操業方法。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスを介して酸素ガスを上吹きして溶銑の酸化精錬を行うに当たり、精錬中におけるスピッティングの発生を抑制する。
【解決手段】 スロート部と、スロート部の下流側の末広がり部と、を有するとともに、末広がり部の壁面に少なくとも1個の制御用ガス供給孔10を有し、スロート部及び末広がり部を介して吹錬用酸素ガスを噴射し、一方、前記制御用ガス供給孔を介して吹錬用酸素ガスとは独立して流量制御の可能な制御用ガスを供給し、それにより、スロート部及び末広がり部を介して噴射される吹錬用酸素ガスの噴流の方向を制御することが可能なガス噴射ノズル9を、その先端部の円周方向に3個以上具備する上吹きランス8を用いた転炉操業方法であって、吹錬用酸素ガスの供給流量と制御用ガスの供給流量との和に対する制御用ガスの供給流量の比率を吹錬中に周期的に変化させながら炉内の溶銑を吹錬する。 (もっと読む)


【課題】安価な製鋼ダストを電気炉で鉄源として使用するにあたって、転炉等の製鋼設備から回収した製鋼ダストに加工を加えることなく使用でき、しかも大量に使用できる電気炉操業方法を提供する。
【解決手段】スクラップを固体鉄源として溶解して溶鉄を溶製する電気炉操業方法において、転炉1から発生する製鋼ダストを回収ダクト11内を通過する際に粗粒と細粒に分別し、粗粒ダスト排出口9で回収した粒径0.1mm以上の粗粒ダスト7を鉄源として加工を加えることなく電気炉に装入する。 (もっと読む)


【課題】製鉄工程の各所で発生する鉄分含有ダストやスケール等が任意の割合で混合されてなる原料ダストに対し、原料ダストの物理的性質を個々に把握してから最適な処理条件を決定し、その処理条件に従ってダスト塊成鉱を製造することで、強度にバラツキのないダスト塊成鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】製鉄工程において発生する2種以上の鉄分含有ダストが混合されてなる原料ダストに、水溶性有機系バインダと水とを添加して混練する際に、混練後の原料ダストに対する空隙飽和度が80%以上になるように混練時間を調整する工程と、混練後の原料ダストを含む混練物を成形してダスト塊成鉱とする工程と、を具備してなることを特徴とするダスト塊成鉱の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼炉内集塵ロスを低減し添加回収金属の回収率を高める複合還元剤の提供。
【解決手段】金属アルミニウム材料、金属マグネシウム材料、金属チタニウム材料、金属シリコン材料若しくは炭素材料、又は、それら材料を複数含む複合材料を主成分とする還元性原料と、金属酸化物原料とを含むテルミット酸化還元反応剤であって、該金属酸化物原料が、酸化鉄と、亜鉛、銅、ニッケル、コバルト、ガリウム、錫、ゲルマニウム、鉛、バナジウム、モリブデン、アンチモン、クロム、ニオブ、タンタル、インジウム、カドミウム及びマンガンからなる群から選ばれた酸化物とを含み、これら粉粒状体を結合させるバインダー中に存在し、造粒・成形されてなる複合還元剤。 (もっと読む)


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