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Fターム[4K070AC07]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 原料 (1,319) | 主原料 (480) | ダスト・スラグ (44)

Fターム[4K070AC07]に分類される特許

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【課題】 転炉製鋼方法において、カーボンニュートラルであるバイオマス由来の炭材を、コークスや石炭などの化石燃料由来の炭材に替わる熱源として利用することで温室効果ガス発生量を削減する。
【解決手段】 転炉内の溶銑12を酸素吹錬して溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、酸素吹錬中に熱源として使用する、コークス、石炭、黒鉛などの化石燃料由来の炭材の一部または全部をバイオマス由来の炭材に置き換え、温室効果ガスの発生量を削減する。この場合に、前記バイオマス由来の炭材の硫黄含有量を0.10質量%以下とすること、前記バイオマス由来の炭材は、植物系バイオマスを炭化して製造される炭化物にバインダー及び水分を加えて成型した成型体であること、及び、前記バイオマス由来の炭材として、パームヤシ殻由来のバイオマス炭、パームヤシ空果房由来のバイオマス炭、パームヤシ幹由来のバイオマス炭のうちの何れか1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶銑脱硫スラグの発生をなくし、転炉スラグのフッ素レス化と脱Cスラグの脱P工程リサイクルを促進し、さら二次精錬スラグをフッ素レス化して製鋼工程内リサイクルを進め、製鋼工程から系外に排出されるスラグ量を低減するとともに、系外に排出されるスラグのフッ素レス化を実現する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置に加えて、アーク加熱手段を有する二次精錬装置(アーク加熱二次精錬装置)を用いて溶湯の加熱昇温を行うことにより、先立つ転炉精錬でのホタル石使用を不要とするとともに二次精錬でのホタル石使用を不要とし、アーク加熱二次精錬装置で脱硫精錬を行うことによって溶銑予備脱硫を不要とするとともに二次精錬スラグの転炉リサイクルを可能にする。 (もっと読む)


【課題】製鋼コストの上昇や炉体耐火物の損耗などを招くことなく溶鉄を精錬処理することのできる溶鉄の精錬方法を提供する。
【解決手段】上吹きランス5として中心部に精錬剤放出路51を有し、かつ精錬剤放出路51の周囲に燃料放出路52、燃料燃焼用ガス流路53、脱燐精錬用ガス流路54、冷却水内側流路55及び冷却水外側流路56が同心円状に形成されたものを用いる。精錬剤放出路51に粉状精錬剤を不活性ガスと共に供給し、燃料放出路52に供給された燃料と燃料燃焼用ガス流路53に供給された燃料燃焼用ガスとを上吹きランス5の先端部から転炉内に放出して燃料を燃料燃焼用ガスにより燃焼せしめると同時に、精錬剤放出路51に供給された粉状精錬剤を不活性ガスと共に上吹きランス5の先端中心部から転炉内に放出して溶鉄の精錬処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルに当り、該スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄を資源として活用する。
【解決手段】 本発明のスラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐含有製鋼スラグを、該スラグを含めて還元処理される対象物全体の塩基度(CaO/SiO2)が1.0〜3.0の範囲になるように調整した上で、1100〜1300℃で炭素含有還元剤でスラグ中の鉄酸化物を還元して還元鉄を得る第1の工程と、第1の工程によって鉄酸化物量が低下したスラグを、炭素含有還元剤で還元してスラグ中の燐酸化物を気相へ還元除去する第2の工程と、第2の工程によって得られたスラグを製銑又は製鋼工程でのCaO源として再利用する第3の工程と、第1の工程で得た還元鉄を製銑又は製鋼工程での鉄源として再利用する第4の工程と、第2の工程で気相へ還元除去した燐を、排ガス設備で回収して燐酸資源原料とする第5の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】溶銑を転炉で予備脱燐処理し、次いで、この溶銑に別の転炉で脱炭精錬を行って溶鋼を製造するにあたり、上吹きランスの流路内での発熱・燃焼を危惧することなく、高い着熱効率及び生産性で溶鋼を製造する。
【解決手段】精錬剤供給路と、第1の燃料供給路と、燃焼用ガス供給路と、脱燐用酸化性ガス供給路と、第2の燃料供給路と、を構成する第1の上吹きランス1を用い、第1及び第2の燃料供給路からの燃料により火炎を形成させながら、精錬剤供給路から不活性ガスともに酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質の1種以上を供給しながら脱燐用酸化性ガスを吹き付けて溶銑を予備脱燐処理し、次いで、溶銑を別の転炉に装入し、精錬用酸素ガス供給路と、燃料供給路とを有する第2の上吹きランスを用い、燃料供給路からの燃料により火炎を形成させながら、精錬用酸素ガス供給路から酸素ガスとともに粉状媒溶剤を供給して溶銑を脱炭精錬して溶鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】CaO等を主成分とする製鋼スラグから高い分離性で燐を分離することができる、製鋼スラグの燐分離方法および製鋼スラグの燐分離装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを酸化させる第1工程と、その製鋼スラグを粉砕する第2工程と、粉砕された製鋼スラグを、所定のpHを有する液体に浸漬させる第3工程と、その後、液体中の固体成分と液体成分とを分離する第4工程とを有する。第1工程は、製鋼スラグに含まれる酸化鉄をFeおよび/またはFeに変化させることにより、FeOの濃度が1質量%以下となるよう、製鋼スラグを酸化させる。酸化前の製鋼スラグは、トリカルシウム・フォスフェイト(3CaO・P;濃度C3P)と、ダイカルシウム・シリケート(2CaO・SiO;濃度C2S)とを成分とする固溶体相を有している。固溶体相は、C3P/(C2S+C3P)が、0.25以上0.95以下である。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルに当り、該スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄を資源として活用する。
【解決手段】 本発明のスラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを、該製鋼スラグの塩基度(CaO/SiO2)と還元処理温度Tとの関係が下記の(1)式を満足するように調整して炭素を含有する還元剤を用いて還元処理し、還元鉄を回収すると共にスラグに含有される燐の20質量%以上を気相へ還元除去する第1の工程と、還元処理によって燐含有量が低下したスラグを製銑工程又は製鋼工程でのCaO源としてリサイクルする第2の工程と、回収した還元鉄を製銑工程又は製鋼工程での鉄源としてリサイクルする第3の工程と、気相へ還元除去した燐を排ガス処理系統で回収して燐酸資源原料とする第4の工程と、を有する。 還元処理温度T(℃)≧200×(スラグの塩基度)+1050 …(1) (もっと読む)


【課題】前処理として微粉砕等を行うことなく塊成化が可能であり、スクラップや粒子サイズが7mmを超える粒鉄などを用いる既存の転炉装入原料と同じ設備を使用することができ、また、転炉への十分な量の装入を行うことができる、粒鉄の利用方法を提供する。
【解決手段】粒子サイズが7mm以下である粒鉄(A)20〜80質量%と、製鋼ダスト(B)80〜20質量%と、(ただし、(A)+(B)=100質量%)を混練し塊成化した後、得られた塊成化物を転炉に装入することを特徴とする、粒鉄の利用方法である。 (もっと読む)


【課題】 溶銑に熱余裕がない場合であっても、転炉での脱炭吹錬末期における大気の転炉内への侵入を確実に防止し、転炉内溶融鉄の窒素濃度の上昇を抑えて低窒素鋼を安定して製造する。
【解決手段】 本発明の低窒素鋼の製造方法は、プラスチックを20〜70質量%含有し、残部を金属または金属酸化物とする成形体を、転炉における溶銑の脱炭吹錬の末期に転炉内に投入し、前記プラスチックから生じるガスと前記脱炭吹錬で生じるガスとの総量を転炉内の溶鋼トンあたり400Nm3/hr以上に確保して大気の転炉内への侵入を防止する。 (もっと読む)


【課題】 転炉において溶銑の脱炭精錬と脱燐精錬とを同時に行って溶鋼を溶製するにあたり、少ない脱燐用精錬剤の使用量で、従来と同等の脱燐効率で脱燐精錬することができる、従来提案されているよりも有利な転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る転炉製鋼方法は、転炉内に酸素源として気体酸素源及び固体酸素源を供給して溶銑の脱炭精錬を行いつつ、CaOを主体とする脱燐精錬剤を添加し、該脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、脱炭精錬と同時に溶銑に脱燐精錬を施して、溶銑から溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法及びこの処理により得られる改質スラグにおいて、Alの適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物還元速度を向上させるとともに、緻密で強度の高い改質された製鋼スラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、SiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグ中のAl濃度が7質量%以上20質量%以下となるように、Al含有物質を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、還元用炭素源の適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物の還元反応を促進させるとともに、還元用炭素源のスラグ中への残留を抑制し、緻密で強度の高いスラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグの質量100質量部に対して炭素量が5質量部以上25質量部以下となるように還元用炭素源を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグの有効的な再利用方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理を行われていない溶銑を吹錬して溶鋼を製造する際に、溶銑予備脱燐銑の脱炭吹錬で発生した転炉スラグであって、前記スラグ発生時のフリーCaOの質量濃度が5.0%以上のものを分別、かつ、該転炉スラグに30分間以上散水したものを粒径10〜100mmに調整して、上底吹き型転炉内へ投入して、吹錬後のスラグの質量濃度比(%CaO)/(%SiO)が3.0以上5.0以下となるとともに(%Al)が4.0質量%以下となるように、吹錬を行うことによって、路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグを再利用する。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉口からのガスの回収を行いつつ副原料を投入して精錬処理を行うに際し、副原料を簡単に溶湯に到達させることができるようにする。
【解決手段】転炉1の炉口2側からガスの回収を行っている状態で、転炉1内の溶湯に炉口2を介して副原料Mを投入する溶湯の精錬処理であって、転炉1の炉口2におけるガス通過速度Vgが副原料Mの終末速度よりも小さくなるようにする。副原料Mは石灰を含有するものであっても、ダストであってもよい。 (もっと読む)


【課題】転炉形式の脱燐炉で大量の含硫黄鉄源を使用しながら低硫溶銑を製造すること、脱燐処理では実質的にフッ素含有物を使用しないこと、および設備費は極力安価でかつ取扱いが容易なことを、いずれも達成することができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内に持ち込まれる硫黄質量が使用溶銑トン当たり0.1kg以下となる条件で、螢石に代表されるハロゲン化物を用いることなしに、脱燐処理後のCaOとSiOとの質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.0以上2.8以下とし、溶銑に含有される炭素の質量濃度を3.3%以上3.8%以下とするとともに、脱燐処理中の全吹錬時間中後半50%の底吹きガス流量を溶銑1tあたり0.12Nm/min以上0.26Nm/min以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上10質量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグの溶融改質処理に反応容器として使用される製鋼スラグの溶融改質用容器の構造を工夫することにより、粒鉄中の炭素の反応によるCOガスの発生を抑制し、溶融改質処理後のスラグの強度を向上させ、溶融改質処理時の燃料原単位を低減し、かつ、地金の回収量を増加させる。
【解決手段】本発明に係る製鋼スラグの溶融改質用容器10の底部は、製鋼スラグS中に分散されている粒鉄Mを沈降させる少なくとも1つ以上の傾斜面11と、傾斜面11の低位置側の少なくとも1箇所以上に配置され、沈降した粒鉄Mが溜められる粒鉄溜部13と、を有する。 (もっと読む)


【課題】フォーミングする溶融スラグを少ない使用量で迅速に鎮静化し、溶融スラグの溢れ出しによる設備損傷を防止して、生産性の安定維持を実現するスラグのフォーミング鎮静材及びその鎮静方法を提供する。
【解決手段】粒度が0.2mm以上2mm以下の炭素粉を20質量%以上40質量%以下、水分を30質量%以上60質量%以下含有する混合物が、不透水性の可燃性物質で構成される容器に収納されているスラグのフォーミング鎮静材12を、塩基度が0.8以上1.5以下の泡立っている溶融スラグS2中に投入する。 (もっと読む)


【課題】フォーミングするスラグを少ない使用量で迅速かつ確実に鎮静化させ、スラグの溢れ出しによる設備損傷を防止して、生産性の安定維持を実現できるスラグのフォーミング鎮静材及びその鎮静方法を提供する。
【解決手段】水分を30質量%以上60質量%以下、燃料分を35質量%以上65質量%以下含有する混合物が、不透水性の有機物で構成される容器に収納されているスラグのフォーミング鎮静材12を、酸化鉄濃度が15質量%以上25質量%以下の泡立っている溶融スラグS2中に投入する。 (もっと読む)


【課題】溶融スラグを効率的に冷却処理でき、且つ優れた耐久性が得られる溶融スラグの冷却処理装置を提供する。
【解決手段】内部に冷媒が通される回転可能な横型冷却ドラムを備え、その外周のドラム面に溶融スラグが接触することにより冷却され、冷却されたスラグがドラム面から剥離して排出されるようにした溶融スラグの冷却処理装置であって、前記横型冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有する。冷却ドラムがドラム周方向に沿ったスパイラル状の冷媒流路を有するため、比較的少ない量の冷媒でも溶融スラグを効率的に冷却処理することができ、また、冷却ドラム周方向の熱膨張が均一化されるため、優れた耐久性を有する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグ中の小径粒鉄を鉄源として安定して効率的に利用する方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを破砕し磁力選別して得た小径粒鉄を、溶銑予備処理後の取鍋内または混銑車内の溶銑の表面スラグ上に上置きするように散布し、表面スラグと結合し取り込ませた後に、溶銑と共に転炉または電気炉に装入し、脱炭精錬を行うことを特徴とする製鋼スラグから回収した鉄源の利用方法である。前記小径粒鉄は、径が10mm以下であると好ましい。小径粒鉄が10質量%以下の水分を含有してもかまわない。これにより、回収した粒鉄を飛散することなく溶鉄に添加でき、脱炭精錬で鉄分が溶鋼中に回収され、その後の精錬の負荷にも悪影響を与えることなく、効率的に鉄源を利用できる。 (もっと読む)


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