説明

Fターム[4L037PC09]の内容

無機繊維 (8,808) | 炭化工程 (595) | 炭化 (534) | 多段工程 (304) | 300〜800℃とそれ以上(2段) (287)

Fターム[4L037PC09]の下位に属するFターム

Fターム[4L037PC09]に分類される特許

61 - 80 / 89


【課題】分岐構造の無い高強度・高弾性率の極細炭素繊維を、生産性良く製造する方法を提供する。
【解決手段】以下(1)〜(5)の工程よりなる炭素繊維の製造方法。
(1)熱可塑性樹脂100質量部と、ピッチ、ポリアクリロニトリル、ポリカルボジイミド、ポリイミド、ポリベンゾアゾール、リグニンおよびアラミドよりなる群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性炭素前駆体1〜150質量部からなる混合物から前駆体繊維を形成する工程。
(2)前駆体繊維を安定化処理に付して前駆体繊維中の熱可塑性炭素前駆体を安定化して安定化樹脂組成物を形成する工程。
(3)安定化樹脂組成物から熱可塑性樹脂を除去して繊維状炭素前駆体を形成する工程。
(4)繊維状炭素前駆体を分散させる工程。
(5)繊維状炭素前駆体を炭素化もしくは黒鉛化する工程。 (もっと読む)


【課題】分岐構造の無い超微細炭素繊維を、生産性良く製造する方法を提供する。
【解決手段】(1)熱可塑性樹脂100質量部と、熱可塑性炭素前駆体1〜150質量部とからなる樹脂組成物を100℃〜400℃の雰囲気温度下で成形して、前駆体成形体を得る工程、
(2)前駆体成形体に含まれる熱可塑性炭素前駆体を安定化して安定化前駆体成形体を形成する工程、
(3)安定化前駆体成形体から熱可塑性樹脂を除去して繊維状炭素前駆体を形成する工程、
(4)繊維状炭素前駆体を不活性ガス雰囲気下で炭素化または黒鉛化して極細炭素繊維を得る工程、
(5)上記極細炭素繊維を含む液体を100MPa以上の高圧噴射流で衝突させる工程、
を経ることを特徴とする、超微細炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、特定の分子量分布を有することで紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を用い、かつ、紡糸口金からの吐出量を多くしても、分子量低下を抑制し、かつ、安定吐出でき、安定して炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが2以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解されてなる紡糸溶液を、口金単孔当たりの重合体吐出量を0.65〜3mg/秒として口金孔から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得るに際し、口金孔からの吐出時に紡糸溶液に印加する最大剪断速度を2000〜17000s−1とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られた炭素繊維前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
クリンプがあっても、CFRPとしたときに、引張強度、圧縮強度、引張弾性率に優れた補強織物とすることができる炭素繊維を提供するとともに、そのような補強織物を提供する。
【解決手段】
結晶子サイズLcが1.8〜2.6nm、ストランド引張強度TSが6〜9GPaであって、LcおよびTSが次の式(1)を満たすとともに、単繊維引張強度のワイブル形状係数mが6以上である炭素繊維およびそれを織糸とする補強織物。
50Lc+210≦YM≦50Lc+270 ・・・(1)
(ここで、YMはストランド引張弾性率(単位:GPa)である) (もっと読む)


【課題】
高い張力あるいは延伸倍率の焼成条件下においても毛羽立ちや糸切れを抑制し、生産性を損なうことなく高品位・高品質な炭素繊維を製造することができる炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
92〜95%の配向度を有する炭素繊維前駆体繊維であって、130℃において1.25g/dtexの荷重を加えたときの単繊維のクリープ速度が0.01〜0.1%/分である炭素繊維前駆体繊維と、その炭素繊維前駆体繊維を用いる炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い圧縮強度を示す炭素繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素化処理温度1300℃以上で焼成した炭素繊維を、ガス吸着測定装置により測定される比表面積が0.6〜1.2m/g、AFM装置により測定される表面粗さが20nm以下、サイクリックボルタンメトリー法により測定されるIpaが0.05〜0.15、Ipaのバラツキが8%以下となるまで電解酸化表面処理することにより得られる炭素繊維、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度が高い炭素繊維を得ることができる耐炎化繊維製造用プリカーサの製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系ポリマーの塩化亜鉛水溶液を紡糸原液として用いて湿式又は乾湿式紡糸し、次いで2〜4倍に延伸して得られるアクリロニトリル系粗プリカーサを、温度100〜150℃、テンション3〜7MPaで、3〜5倍にスチーム延伸することを特徴とする、水銀圧入法で測定される0.2〜1.6μmの積算細孔容積が0.03cm3/g以下である炭素繊維製造用プリカーサ2の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度、高伸度の炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有する単量体を重合した共重合体を紡糸して得られるアクリル系繊維を、水洗、乾燥、スチーム延伸処理し、次いで、空気中に浮かんだ状態で170〜250℃、延伸比0.90〜1.10で熱処理することを特徴とする、水蒸気を用いたガス吸着量測定装置によって測定される湿度90%での水蒸気吸着量が3〜9cm3/gの繊維である炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法と、上記の高品位な炭素繊維用前駆体繊維を用いた高性能でかつ高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが2.7以上であるポリアクリロニトリル系重合体を含み、50℃の温度における粘度が10〜80Pa・sであるポリアクリロニトリル系重合体溶液を、平均孔ピッチが1.0〜2.0mmで平均孔径が0.05〜0.28mmの紡糸口金を用いて、紡糸口金と凝固浴液面の間のエアギャップ距離を10から50mmとし、かつ、紡糸ドラフトを2.5〜15とした条件下で乾湿式紡糸することを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維および炭素繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体組成物と、炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
ポリスチレン換算重量平均分子量が60〜500万で、使用している単量体のn−オクタノ−ル/水分配係数LogPのモル平均値が0.35〜1.6であり、使用している単量体のうちアクリロニトリルが0〜70モル%である重合体Aがポリアクリロニトリル系重合体に混合されてなる重合体組成物であって、該重合体Aの該重合体組成物に対する重量混合量が0.1〜10重量%であり、かつ、ポリスチレン換算重量平均分子量が20〜50万のポリアクリロニトリル系重合体組成物。 (もっと読む)


【課題】フィラメント数が多い炭素繊維であっても、安定したトウ幅で、撚りが少なく、後加工での取り扱い良好な炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】フィラメント数48000以上のPAN系前駆体繊維束を焼成して得られる炭素化繊維束を、溝ロールで揃え、炭素繊維のトウ幅/トウ厚み比で表される平均扁平率を65以下とした後にサイジング処理を行う、サイジング処理工程を有することよりなり、前記サイジング処理工程は、前記溝ロールの溝底部の曲率半径が1.5〜2.0mmであり、かつ、該溝ロールの溝部の開度が5〜30°である溝ロールを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】複数本の被処理繊維を均一に熱処理するため、熱処理炉内の温度を均一に保つことにあり、さらには、熱処理室内で発生した分解ガスなどを熱処理炉から大気に放出させて作業環境を悪化させない安定したシールを行うことが可能な熱処理炉および熱処理方法を提供する。
【解決手段】被処理繊維群を熱処理する熱処理室を有し、該熱処理室内で複数本の被処理繊維群を併走させつつ、折り返しながら多段で熱処理する熱処理炉において、前記熱処理室に、併走する複数本の被処理繊維群にて形成される面および被処理繊維群の進行方向に交差する向きで熱処理室に酸化性ガスを吹き込ませる吹き込み口を設けるとともに、さらに熱処理室からの酸化性ガスの漏れ出しを抑制するシール室を設け、該シール室に、併走する複数本の被処理繊維群にて形成される面と並行しかつ被処理繊維群の進行方法と交差する方向に流体を流す流体通路を設けたことを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】賦型時の工程安定性を改善した、生産安定性に優れた耐炎ポリマーを含有する分散体の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系ポリマーを含有する分散体を求核剤とアミノカルボン酸の存在下で加熱処理することを特徴とする、耐炎ポリマーを含有する分散体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】太物トウでありながらも、品質、性能に優れた炭素繊維束を提供する。
【解決手段】フィラメント数が49,000以上のアクリロニトリル系前駆体繊維束を、n個(nは3以上の整数)の別々に温度コントロール可能なゾーンを有する耐炎化炉で耐炎化処理し、耐炎化処理された繊維束を不活性雰囲気中で炭素化処理する。耐炎化処理の処理時間は100分以下とすし、かつ耐炎化炉に投入する繊維束および各ゾーン通過後の繊維束の密度が所定条件を満たすように、耐炎化処理条件を制御する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を保持しながら、ベルト/プーリ間の接触面における摩擦係数(μ)を高め、プーリ挟圧力を減少することによって動力損失を低減する。
【解決手段】湿式無段変速機に用いられ、母材となる樹脂とメソフェーズピッチ系炭素繊維とを含み、前記メソフェーズピッチ系炭素繊維の含有割合を1体積%以上60体積%以下とした摺動材料である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維のプリカーサとして好適な単糸繊度が太い耐炎糸を、高品位で、かつ、高効率で製造する方法と、該方法にて得られた耐炎糸を炭化して炭素繊維を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】赤外分光測定において1580cm−1から1610−1の間の最大吸光度が0.5以上で、湿式法により作成した無配向フィルムの強度が0.1MPa以上、伸度が2.5%以上であるポリアクリロニトリル系ポリマーを、5〜30重量%含有したポリマー溶液を用い、湿式紡糸法により、単糸繊度1.5dtex以上7.0dtex以下の繊維を製造するアクリル耐炎糸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維長手方向での結晶構造斑が低減されたアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束であって、該繊維束の長手方向に対し垂直方向にX線回折の2θ測定を行うと、2θ=17°近傍のポリアクリロニトリル(100)反射に相当する回折強度ピークの半値幅の平均値が0.60°以下であり、下記数式(1)で求められるCV値が2以下である炭素繊維前駆体繊維束。
CV値=(半値幅の標準偏差)/(半値幅の平均値)×100…(1) (もっと読む)


【課題】耐炎ポリマーを製糸して得られる炭素繊維用前駆体繊維であり、各熱処理時における単繊維間接着を抑制し、より高性能な炭素繊維を提供する。
【解決手段】PAN骨格を有する耐炎ポリマーを構成成分とし、繊維重量当たりの珪素含有量が0.01〜5重量%の範囲であり、製糸工程における乾燥や延伸など各熱処理時、耐炎化および炭化工程における単繊維間接着を抑制し、高性能な炭素繊維を得るために好適な炭素繊維用前駆体繊維およびその製造方法、さらには該繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】完全無機質、かつ、柔軟性を有する生体適合性シリカ繊維を、実験室レベルの小型で簡便な装置でも製造しうる製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】アルコキシシランを、リン酸トリエチルを含む水と有機溶媒の混合溶媒に溶解させ、大気と接触させながらゾル状の紡績液とし、粘度を調整した紡績液を、静電噴霧法により紡糸化してシリカ不織布とする。その後、カルシウムイオンを含む水溶液中でイオン交換し、400℃以上1000℃以下の温度で焼成する。または、前記混合溶媒にリン酸トリエチルを添加せずに、静電噴霧法により紡糸化してシリカ不織布とした後、リン酸中で加熱し、その後、カルシウムイオンを含む水溶液中でイオン交換し、400℃以上1000℃以下の温度で焼成してもよい。 (もっと読む)


【課題】
焼成工程と表面電解処理とを有する炭素繊維の製造方法において、炭素繊維と樹脂との接着力に優れた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
被処理炭素繊維を、昇温脱離−質量分析による質量数41である発生ガス量と質量数43である発生ガス量の総和の減少率が10質量%以上となるよう液体で洗浄処理した後、表面電解処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


61 - 80 / 89