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Fターム[4L037PS10]の内容

無機繊維 (8,808) | 耐炎化;焼成;不融化 (815) | 多段工程 (296)

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【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有し、前記エステル化合物が、多塩基酸と高級アルコールとを脱水縮合させた化合物および多価アルコールと脂肪酸とを脱水縮合させた化合物から選ばれる少なくとも1種であり、かつ分子内の1つのエステル基が炭素−炭素結合のみを介して他のどのエステル基とも結ばれている構造を有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占めるシリコーン系化合物の重量割合が10重量%未満である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】耐炎化の進行状況が均一で単繊維間の融着が防止された耐炎化繊維束を生産性良く提供する。
【解決手段】アクリル系前駆体繊維束に対して酸化性雰囲気中において非接触加熱方式により酸化処理し、引き続き、酸化性雰囲気中において接触加熱方式により酸化処理する、アクリル系前駆体繊維束からの耐炎化繊維束の製造方法。接触加熱方式は加熱ロールが好ましい。非接触加熱方式は熱風循環が好ましい。前駆体繊維束は総繊度が12000〜70000dtexであることが好ましい。接触加熱方式は、(1)温度240℃〜290℃の加熱ロール群1を用いて繊維の密度を1.27〜1.38g/cm3とする工程、次いで(2)温度260℃〜330℃の加熱ロール群2を用いて繊維の密度を1.30〜1.40g/cm3とする工程、次いで(3)温度280℃〜370℃の加熱ロール群3を用いて繊維の密度を1.33〜1.42g/cm3とする工程が好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複雑な形状に成形可能な、炭化ケイ素を結晶質炭化ケイ素系繊維構造物で強化した複合材料(SiC/SiC複合材料)、及びその製造方法を提供する
【解決手段】Si、C、O及びAlを含む非晶質炭化ケイ素系繊維が丸編みされてなる非晶質炭化ケイ素系繊維構造物、及び該非晶質炭化ケイ素系繊維構造物を用いて得られる炭化ケイ素を結晶質炭化ケイ素系繊維構造物で強化した複合材料。 (もっと読む)



【課題】
高温自己伝播反応を通して金属−セラミック複合体であるサーメット、酸化物−非酸化物複合体中空糸及び難焼結性非酸化物中空糸を製造できる無機質中空糸製造用組成物を提供する。
【解決手段】
高温自己伝播反応物45〜60重量%、高分子6〜17重量%、分散剤0.1〜4重量%及び残量の有機溶媒を含む無機質中空糸製造用組成物を構成する。 (もっと読む)


【課題】ポリアクリロニトリル系前駆体繊維束の折れや厚み斑を防止するとともに、耐炎化炉内を走行するポリアクリロニトリル系前駆体繊維束の形態を安定に維持でき、メンテナンスが容易な炭素繊維束の製造方法および炭素繊維束の製造装置の提供。
【解決手段】耐炎化炉12の外側でポリアクリロニトリル系前駆体繊維束(繊維束)11を折り返しロール13により折り返し、耐炎化炉12内に走行させ耐炎化処理する工程と、繊維束11を炭素化処理する工程を有し、耐炎化炉12と折り返しロール13の間に溝が設けられた繊維束規制部材15を配置し繊維束11を繊維束規制部材15に通過させ、通過後の繊維束11の幅1mm当たりの見かけの平均繊度を2500〜5000dtexに保つ炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低コストでエコに優れたポリアクリロニトリル系繊維束を耐炎化する熱処理炉および耐炎化繊維の製造方法並びに炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】炉本体部が、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風を吹き込む熱風導入部と、同熱風を排出する熱風排出部を有する熱処理室と、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風の循環機構を有するシール室と、室内の気体を排出する排出部と前記気体を排ガス処理設備へ排出する排出手段を有するシール排気室から構成され、前記熱処理室の熱風排出部と熱風導入部は加熱手段と送風手段を有する熱風循環路により連結され、前記熱風循環路の途中には、排ガス処理設備へ分岐する枝路と新鮮熱風を導入する枝路を有し、前記シール排気室の排出部から排出された気体の少なくとも一部を還送する岐路を有し、前記熱風循環路、または、前記新鮮熱風を導入する枝路につながる導入路に接続される熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】
耐炎化工程中においても蓄熱による糸切れを防止しできる糸繋ぎ接合部および糸繋ぎ接合部を有する炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
焼成工程通過中の前駆体繊維束の終端部と、次に焼成工程を通過させようとするボビンに巻き取られた前駆体繊維束の始端部ないしは接続媒体となる繊維束とを長手方向に相互に重ね合わせ接合されてなる糸繋ぎ接合部において、糸繋ぎ接合部は2つの繊維束が開繊されてなる放熱部と、放熱部の両端に繊維束の幅方向に複数の部分絡合をもつ絡合部を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強化繊維との接着性に優れ、取扱い性および射出成形時の繊維分散性が良好な強化繊維を提供すること。
【解決手段】強化繊維(A)100重量部に、(a)芳香族ビニル系単量体単位10〜50重量%、(b)(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位50〜90重量%、(c)(a)および(b)と共重合可能な他のビニル系単量体単位0〜30重量%からなる共重合体(B)0.01〜30重量部が付着されてなる強化繊維、また、該強化繊維とマトリックス樹脂からなる繊維強化複合材料。 (もっと読む)


【課題】フィラメントワインディング、プルトルージョン、およびシートモールディング成形において、ハンドリング性、樹脂含浸性などの高次加工性に優れ、かつマトリックス樹脂との接着強さに優れた炭素繊維強化複合材料を与える炭素繊維用サイジング剤、炭素繊維束および炭素短繊維を提供する。
【解決手段】式(1)のウレタン変性エポキシ樹脂(A)とビスフェノール化合物のアルキレンオキサイド10〜50モル付加物(B)であるポリエーテルを含み、その質量比(A)/(B)が2〜10の範囲内にある炭素繊維用サイジング剤、該サイジング剤が炭素繊維束単位質量当たり0.2〜4質量%付着され、炭素繊維束を構成するフィラメント数が10,000〜150,000本、かつ繊維束断面の偏平率(幅/厚さ)が20〜200である炭素繊維束および該サイジング剤が炭素繊維束単位質量当たり1〜10質量%付着され、繊維長が2〜60mmである炭素短繊維。
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【課題】熱交換器は汚されにくい構成とされ長期に亘り装置の安定性が向上し排ガスは無害化処理されて排出される炭素繊維製造装置を提供することにある。
【解決手段】耐炎化炉1と、炭素化炉12とを有する炭素繊維製造装置であって、前記耐炎化炉1は、熱処理室2と、熱風流路と、加熱外気導入口10と、熱風排出口11と、熱風流路内に加熱外気を供給する加熱外気供給手段とを有し、前記熱処理室2は、炉内を水平走行する前駆体繊維の繊維束Fの鉛直方向に熱風を送り前記繊維束Fを耐炎化し、前記加熱外気導入口10及び前記熱風排出口11は、前記熱風流路に設置され、前記加熱外気供給手段は、送風機15と熱交換器14とを有し、前記炭素化炉12は、耐炎化された前駆体繊維を炭素化し、前記熱交換器14は、前記炭素化炉12からの排出ガスと空気とを混合して燃焼した排ガスと前記送風機15から送られる外気とを熱交換する。 (もっと読む)


【課題】均一で高品質な炭素繊維を得られ、かつ設備費の抑制と設備の小型化が可能な炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の炭素繊維の製造方法は、前駆体糸条からなる前駆体糸条帯を低温炉で耐炎化処理する耐炎化処理工程と、耐炎化処理工程後の耐炎化糸条帯2を高温炉1で炭素化処理する炭素化処理工程とを有する炭素繊維の製造方法において、耐炎化処理後の耐炎化糸条帯2を複数の糸条ブロック70、71、72に分割し、分割後の糸条ブロック70、71、72を複数回反転させ、鉛直方向に間隔を介して重なるように再配列し、再配列された糸条ブロック70、71、72を高温炉1に送入することを特徴とする。これにより、均一で高品質な炭素繊維を得られ、かつ設備費の抑制と設備の小型化が可能な炭素繊維の製造方法を実現できる。 (もっと読む)


【課題】適切な熱伝導率を有し、熱可塑性樹脂との成形体中に占める炭素繊維含有率を高めることができる炭素繊維強化材を提供すること。
【解決手段】ピッチ系炭素繊維からなる平均繊維径が5〜15μm、繊維径に対する繊維径分布の比が5〜15%、平均繊維長が10〜100μm、アスペクト比が1乃至20である短繊維Aと、ピッチ系炭素繊維からなる平均繊維径が5〜15μmであり、繊維径に対する繊維径分布の比が5〜15%、平均繊維長が0.1〜1mmである短繊維Bとを重量比1対99乃至99対1の比率で混合してなる炭素繊維集合体であって、該炭素繊維集合体の六角網面の成長方向に由来する結晶子サイズは10nm以上であることを特徴とするピッチ系炭素繊維集合体に熱可塑性樹脂を含浸させて得られる炭素繊維強化複合材料。 (もっと読む)


【課題】品質低下を防止し、焼成工程の操業性を上げて低コスト化を図るための炭素繊維束糸条の製造方法を提供する。
【解決手段】二本のアクリル繊維束糸条の端部同士を、少なくとも一方の端部が耐炎化された状態、又は耐炎化された別の糸条を介して接続し、耐炎化された部位を接続部に含む連続するアクリル繊維束糸条を得た後、その連続するアクリル繊維束糸条の接続部における耐炎化された部位を、前記接続部とそれ以外の部分との色差により検出した上で、連続するアクリル繊維束糸条を焼成して炭素繊維束糸条を得る。このとき、色差により検出した部位が炭素繊維束糸条を巻き取るボビンの手前に設けられた切断装置に到達する時間を算出して、その切断装置により、接続部を含む炭素繊維束糸条を切り出して、接続部を含む炭素繊維束糸条と、接続部を含まない炭素繊維束糸条とを、それぞれ別のボビンに巻き取る。 (もっと読む)


【課題】被処理物に向けて吹き付ける空気の噴出速度を増加させても、シール室内の気体が外部へ流出することを防止できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理室に連設されたシール室4の外壁5に被処理物を挿通するためのスリット状の挿通口7,7´を形成し、シール室4の外壁5に挿通口7,7´を挟んで一対の加圧室9a,9bを設け、加圧室9a,9bにシール室4の外側でかつ被処理物に向かって空気を噴出する一対のノズル10a,10bを設け、シール室4内に筒状の整流部材40を挿通口7,7´に連続させて設けた。 (もっと読む)


【課題】縦型炭化炉下部の水などの液シールより発生する水蒸気量を抑え、炉の構成材であるマッフルの減耗を抑制し、長期連続運転を可能とすることで炭化繊維の生産性の飛躍的な向上を図りつつ、品質安定化が可能な炭化炉および炭化繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】不活性雰囲気中のマッフル4内に複数の被炭化繊維12を連続的に走行させて焼成する炭化炉1の糸条出口側に導管6を設け、該導管6を液体中に浸漬してシールを行う炭化炉1において、前記繊維糸条出口側のシール導管6に不活性ガス供給口8を設けるとともに、該不活性ガス供給口から500mm以上液シール側に離れた位置に不活性ガス抜き出し口9を設けたことを特徴とする炭化炉。 (もっと読む)


【課題】繊維の脱落の可能性が低く、柔軟性に優れ、接着剤からの汚染物質が発生しにくい、無機系極細長繊維からなるか無機系極細長繊維を主体とする無機系不織布を提供する。
【解決手段】前記無機系不織布は、平均繊維径が2μm以下で、無機成分主体の無機系極細長繊維を含む。好ましくは、接点において接着剤を介することなく接着しており、無機系極細長繊維の繊維径のCV値が0.8以下である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の製造工程において、耐炎化工程における優れた分繊性や融着防止性を与え、且つ焼成ムラがなく、良好な工程通過性を与える炭素繊維製造用処理剤を提供する。
【解決手段】特定のポリシロキサンと特定のポリアルキレンオキシドの交互の単位からなるコポリマーを含有する炭素繊維製造用処理剤。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維製造工程において、折れ曲がりや、捩れ(撚り)、厚みむらを生じさせることなく引き上げ、焼成工程における糸切れや、毛羽発生による巻き付きを防止し、アクリル繊維トウから炭素繊維を生産性よく製造する方法を提供すること。
【解決手段】収納容器にトラバースしながら収納されたアクリル繊維トウを鉛直方向に引き上げて、整トウガイドを介して焼成工程に送って炭素繊維を製造する方法であって、前記収納容器と前記整トウガイドの間に、アクリル繊維トウに対し、自重に加えて更に張力を付与する張力付与手段を配し、前記張力付与手段から前記整トウガイドまでの鉛直方向の引き上げ高さをY(mm)、アクリル繊維トウの総繊度をF(dtex)としたとき、アクリル繊維トウに更に付与する張力f(g)が下式(1)の範囲である炭素繊維の製造方法。 F×5.0×10−6≦f≦{F×(Y−700)/99}×10−5 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】
本発明は、分散性と高速解舒性に優れた炭素繊維を提供することおよびかかる炭素繊維に最適なパッケージを提供することを目的とする。また、良好な品質や品位を有する繊維強化複合材料を提供することを目的とする。
【解決手段】
糸さばけ率x[%]が以下の式(1)を満たす糸を内取り解舒用ボビンに巻付けた炭素繊維パッケージ。
100<x<150 ・・・(1) (もっと読む)


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