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Fターム[4L055BB19]の内容

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【課題】 初段に分子状塩素を用いないECF漂白において、漂白コストを削減し、かつパルプ粘度を維持しながら、ECF漂白パルプの褪色性を改善することである。さらに、二酸化塩素の使用量を削減し、有機塩素化合物の生成を抑制し、より環境に好ましい漂白方法を提供する。
【解決手段】 リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いでモノ過硫酸を用いる処理段を含む多段漂白処理を行う漂白パルプの製造方法において、モノ過硫酸を用いる処理段に絶乾パルプ質量当たり少なくとも0.01質量%のモノ過硫酸を添加し、モノ過硫酸の消費率が少なくとも40%となるようにモノ過硫酸処理を行った後、次いで二酸化塩素処理を行うことを特徴とする漂白パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるTCF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性が改善される漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプのTCF漂白方法であって、(1)同一または異なる漂白シークエンスの蒸解未漂白パルプのアルカリ酸素漂白処理後および多段漂白処理の各漂白処理後から選ばれる少なくとも1つの処理後のパルプスラリーから分離したパルプ同伴水を、(2)無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理の無機ペルオキシ酸を用いる処理段に添加することを特徴とするパルプのTCF漂白方法。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるTCF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性を改善する漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白処理し、次いで無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理を行うTCF漂白パルプの製造方法において、無機ペルオキシ酸を用いる処理段に、リグニン、リグニン誘導体、2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、5−アミノ−メトキシフェノール、ムコン酸、および2,5−ジメチル−2,4−ヘキサジエンジオン酸、ならびにそれらの酸化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を、絶乾パルプ当たり少なくとも0.01質量%添加することを特徴とするTCF漂白パルプの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるECF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性が改善され、二酸化塩素の使用量がより少ない漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプのECF漂白方法であって、(1)同一または異なる漂白シークエンスの蒸解未漂白パルプのアルカリ酸素漂白処理後および多段漂白処理の各漂白処理後から選ばれる少なくとも1つの処理後のパルプスラリーから分離したパルプ同伴水を、(2)無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理の無機ペルオキシ酸を用いる処理段に添加することを特徴とするパルプのECF漂白方法。 (もっと読む)


【課題】無機ペルオキシ酸を用いるECF漂白において、無機ペルオキシ酸のヘキセンウロン酸除去能力を向上させることにより、漂白パルプの褪色性が改善され、さらに二酸化塩素の使用量がより少ない漂白方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白処理し、次いで無機ペルオキシ酸を用いる処理段を含む多段漂白処理を行う方法において、無機ペルオキシ酸を用いる処理段に、リグニン、リグニン誘導体、2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、5−アミノ−メトキシフェノール、ムコン酸、および2,5−ジメチル−2,4−ヘキサジエンジオン酸、ならびにそれらの酸化物からなる群から選ばれる1種以上の化合物を、絶乾パルプ当たり少なくとも0.01質量%添加することを特徴とするECF漂白パルプの製造方法である。 (もっと読む)


本発明は、紙前駆物質を機械的にパルプ化するプロセスを増強させる物質組成物および方法を提供する。物質組成物は、少量の還元剤と、アルカリ源とを含む。パルプ材料、例えば、木材チップに、機械式パルピング前またはパルピング中に添加されると、組成物は動作のエネルギーコストを減少させる。さらに、組成物はそうするだけでなく、パルプの明るさを減少させず、組成物はまた、その後の漂白プロセスの有効性を増強させることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の化学パルプの製造法において、SP蒸解法は、木質原料の選定問題、蒸解薬品の回収による環境問題、二酸化硫黄ガスの大気汚染問題があり、また、KP蒸解法も硫黄化合物による大気汚染および漂白排水のCOD、BOD、色度等の水質汚染問題が存在するため蒸解工程と漂白工程での使用薬品を平易して、更に、蒸解工程と漂白工程の廃液・排水を統合し、濃縮・燃焼によりエネルギーの回収を行い、クローズド化可能な化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】蒸解と漂白の両工程で同じ薬品を採用し、核薬品は二酸化塩素あるいは過酸化水素、過酢酸、過蟻酸等又は前記過酸化物の発生剤のいずれか一つが前記蒸解工程及び漂白工程で積極的に脱リグニン化に有効である。 (もっと読む)


本開示は、オゾンによるパルプの費用効率の高い漂白方法に関する。本発明の方法は、酸素脱リグニンパルプに対してオゾン漂白段階を実施し、続いて二酸化塩素漂白段階および過酸化物漂白段階を実施することを含む。過酸化物漂白段階は、二酸化塩素段階の直後に行われ、中間洗浄は全く行われない。 (もっと読む)


1又は2以上の過酸化物酸化剤を用いる木材パルプの漂白方法であって、(a)エチレンジアミン−N,N’ジコハク酸、メチルグリシン2酢酸、グルタミン酸N,N’−2酢酸、イミノジコハク酸、これらのアニオン及びこれらの混合物からなる群から選択される第1キレート剤、並びに(b)ジエチレントリアミン5酢酸、エチレンジアミン4酢酸、ジエチレントリアミン−ペンタ−メチレンホスホン酸、これらのアニオン及びこれらの混合物からなる群から選択される第2キレート剤を含むキレート剤混合物でパルプを処理することを含む方法である。 (もっと読む)


【課題】
蛍光染料を含有する古紙を有効に再利用するに当たって、環境上問題が懸念される塩素やAOX(吸着性の有機ハロゲン物質)を生成することなく古紙中に含有される蛍光染料による蛍光を消去あるいは抑制し、バージンパルプと同等の高品位の再生パルプの提供を可能とする古紙の再生処理方法が求められていた
【解決手段】
古紙を有機過酸化物又は無機ペルオキソ酸化合物の存在下に処理することを特徴とする蛍光染料を含む古紙の再生処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 紙の層間強度を向上させ、耐ブリスター性に優れた印刷用塗被紙を提供する。
【解決手段】 リグノセルロース材から得られるパルプ原料から製造されている原紙の片面又は両面に塗被層を有する印刷用塗被紙であって、該原紙が、該パルプ原料の50質量%以上が漂白処理工程の前及び/又は後において無機ペルオキシ酸及び/又はその塩による処理工程で処理され、さらに叩解されたパルプからなる原紙であることを特徴とする印刷用塗被紙。 (もっと読む)


【課題】、漂白パルプの中のヘキセンウロン酸量を漂白薬品の増添をすることなく除去する方法の提供。
【解決手段】リグノセルロース物質から得られたヘキセンウロン酸を含む製紙用化学パルプパルプをモノ過硫酸で処理し、その後多段漂白処理して漂白パルプを製造する方法であって、モノ過硫酸処理時に、IV族、V族、VI族元素のイオンを共存させ、かつ、処理pHが2〜4であることを特徴とするヘキセンウロン酸含有量の少ない漂白パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】漂白度や他のパルプ特性が向上する機械パルプ製造方法の提供。
【解決手段】チップの薬剤による前調質のために蒸解缶のような非圧縮槽を用い、次いで繊維化装置で繊維束にし、次いで洗浄し、最後に高コンシステンシー薬剤処理を行う。蒸解缶は、従来の木材チップからの化学パルプ製造時に使用されるものでよく、薬剤の抽出のために使用されるスクリーンの存在の有無は問わない。この蒸解缶は満液式でも気相式(蒸解缶内に蒸気スペースを含む)でもよく、連続式または回分式のいずれにても運転される。この蒸解缶は、スクリュー機構を使用せずに内容物の抜き出しが可能である。蒸解缶で処理されたチップは、次いで繊維に分離され、チップは粗い繊維束に変化するので、これを洗浄し、脱水する。洗浄され、脱水されたパルプは、次いでアルカリ性過酸化物薬剤で処理される。 (もっと読む)


製紙プロセスの異なるステージ間で適用されるた場合に、パルプまたは紙剤の白色度を保ち強化するとともに色度を向上させる酸化化合物およびプロセスが特定される。この酸化化合物および方法は、白色度を保ち、および/または強化し、黄変を防止し、紙製品のパフォーマンスを向上する。蛍光増白剤および/またはキレート剤と組み合わせて用いると、酸化剤は製紙プロセスにおいて過去にない相乗効果を呈する。 (もっと読む)


【課題】非木材パルプの漂白において、漂白剤として塩素系薬品をまったく使用せず、過酸化物のみで、漂白コストの増大を最小限にとどめ、かつパルプ粘度を維持しながら、非木材パルプを高白色度に漂白する方法を提供する。
【解決手段】非木材パルプを高白色度に漂白する方法において、キレート剤または酸でパルプを処理し、該処理パルプに過酸化物を添加し第1段の漂白処理を行い、次いで洗浄せず更に過酸化物を添加して第2段の漂白処理をすることを特徴とする、非木材パルプの無塩素漂白方法。 (もっと読む)


【課題】 オゾン漂白の反応選択性を改善し、かつ反応効率を上げ、後段での二酸化塩素使用量のより少ないECF漂白パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いでキレート剤を添加することなく、無機ペルオキシ酸及び/又はその塩で処理した後、洗浄し、さらにオゾン処理から始まる多段漂白処理を行うことを特徴とする漂白パルプの製造方法である。さらに好ましくは、前記、無機ペルオキシ酸及び/又はその塩の処理pHが2〜3である。また、好ましくは、前記無機ペルオキシ酸がモノ過硫酸である。 (もっと読む)


【課題】二酸化塩素を使用するECF漂白において、二酸化塩素の使用量を減らし、漂白パルプの褪色性を改善した漂白パルプの製造方法の提供。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いで無機ペルオキシ酸および/またはその塩で処理した後、さらに二酸化塩素処理から始まる多段漂白処理を行う漂白パルプの製造方法であり、前記無機ペルオキシ酸および/またはその塩で処理した後、洗浄する漂白パルプの製造方法。さらに好ましくは前記無機ペルオキシ酸および/またはその塩の処理pHが1.5〜6である。 (もっと読む)


【課題】 光漂白処理にパルプの洗浄処理を組合わせることで光照射時間を短縮し、効率の良い、環境への負荷の小さい漂白方法を開発すること。
【解決手段】 酸処理後洗浄したパルプに対して波長100〜400nmの紫外光及び/または可視光による光照射処理を2回以上繰り返し、前記の各々の光照射処理後にパルプを脱水及び/または洗浄をすることを特徴とするパルプの漂白方法を提供する。前記光照射処理中に、波長250〜290nmにおけるパルプスラリーの濾液の吸光度が上昇して最大値の90%以上となる時点から下降して90%までとなる時点の間で前記脱水及び/または洗浄処理を実施することができる。 (もっと読む)


【課題】製紙用化学パルプの、分子状塩素を用いないECFあるいはTCF漂白方法において、漂白コストを抑えながら、パルプ粘度を保持し、且つパルプ中の残HexA量を減少させパルプの褪色性を改善する方法を提供する。
【解決手段】蒸解処理−酸素脱リグニン処理後の製紙用化学パルプを、無塩素漂白処理により白色度70〜89%に漂白したパルプについて、モノ過硫酸処理をすることを特徴とする、製紙用化学パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】カーテン塗布装置による圧着葉書用紙の製造方法において、均一な品質の製品を長時間安定に製造することを可能とする。
【解決手段】連続走行するウエッブにカーテンヘッドより落下する、通常の状態では粘着性も接着性も示さず加圧により剥離可能な接着性を示す感圧接着剤及び微粒子充填剤を主成分とする接着層用組成物からなる、カーテン膜を衝突させて塗布を行う、カーテン塗布装置による圧着葉書用紙の製造方法において、該接着層用組成物がアルキルセルロース化合物を含有することを特徴とする圧着葉書用紙の製造方法。及び該接着層用組成物が、HLB、11〜18の、一般式1で表されるアセチレングリコール誘導体を含有することを特徴とする請求項1記載の圧着葉書用紙の製造方法。 (もっと読む)


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