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Fターム[4M114CC05]の内容

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Fターム[4M114CC05]に分類される特許

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【課題】短絡の影響が大幅に低減されるように、真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管からなる、クライオスタットによって、冷媒を運ぶための空間とともに囲まれた、超伝導ケーブルを備える装置を提供する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7,8が備わる。該超伝導スクリーンは、通常の伝導状態における、その電気抵抗値が、通常の伝導状態における、該超伝導導体に使用される材料の電気抵抗値よりも少なくとも50倍大きい超伝導材料からなる。 (もっと読む)


【課題】極低温液体に浸漬しても絶縁物に剥離やクラックが入りにくく、超電導機器から発生する気泡の影響を受けにくい高電圧印加用の極低温ブッシング構造を提供する。
【解決手段】高電圧導体2と、前記高電圧導体2を取り囲むように配置された固体絶縁体3と、前記固体絶縁体3中に配置された複数の同心状の中間電極12と、前記固体絶縁体3の下部を収容する極低温容器17と、を有する極低温ブッシング構造において、前記固体絶縁体3の下部に位置する前記複数の中間電極12の間に、少なくとも一つの同心状の溝13を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第1超電導体に電流を供給するための電流リードの一部が第2超電導体で形成されている場合に、第1超電導体の冷却時間を短縮すること。
【解決手段】超電導体冷却システム1は、第1超電導体10と、第1超電導体10の冷却に用いられる第1冷却導体110と、第1冷却導体110を第1温度に冷却する第1冷却装置100と、第1超電導体10に電流を供給する電流リード30と、を備える。その電流リード30において、電流経路の一部は第2超電導体20で形成されている。超電導体冷却システム1は、更に、第2超電導体20の冷却に用いられる第2冷却導体210と、第2冷却導体210を第2温度に冷却する第2冷却装置200と、第1冷却導体110と第2冷却導体210との間に接続された第1熱伝導スイッチSW1と、を備える。第1熱伝導スイッチSW1は、第1冷却導体110と第2冷却導体210との間の熱伝導をON/OFFする。 (もっと読む)


【課題】実際に電流の流れる導体部分をより広く確保して小型化できる電流リード及びその電流リードを備えた端末接続構造を提供する。
【解決手段】極低温側から常温側に引き出される極低温機器用の電流リード100であって、電流リード100は、互いに絶縁された複数本の素線を撚り合わせた撚り線構造を有する。各素線間が絶縁された撚り線構造の電流リード100とすることで、電流リード100の断面が素線単位に細分化され、渦電流損を低減することができる。電流リード100は、複数本のストランドが撚り合わされてなり、各ストランドは、互いに絶縁された複数本の素線を撚り合わされてなる構成が好ましい。この構成により表皮効果を実質的に緩和し、電流流路として利用される素線数を実質的に増やすことで電流リード100を小型化する。 (もっと読む)


【課題】超電導装置の電流リード表面に水滴または霜が付着することを抑制し、超電導装置の長期信頼性を向上させる。
【解決手段】超電導装置は、極低温環境に冷却される超電導素子(コイル)11と、超電導素子11を収容する低温容器40と、低温容器40の内部を冷却するための冷凍機16と、低温容器40の壁を貫通して超電導素子11に接続された電流リード18a、18bと、低温容器40の壁と電流リード18a、18bとの間に介在するように配置された絶縁端子19と、を有する。冷凍機16は、低温容器40外に配置された空冷放熱器22を有し、空冷放熱器22で加熱された空気が、電流リード18a、18bのうちの低温容器40外の部分である電流リード室温端118a、118bを加熱するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】クエンチ時、特に、局所的なクエンチ時の耐久性に優れた酸化物超電導体通電素子を提供する。
【解決手段】酸化物超電導体と、該酸化物超電導体の両端に電気的に接合された電極端子と、該酸化物超電導体に導電性樹脂により接着された支持体とから少なくとも構成されてなることを特徴とする酸化物超電導体通電素子である。 (もっと読む)


【課題】複数枚の次世代テープ状酸化物超電導線材を積層して通電容量の増大化を図るとともに、各線材に電流が均等に流れるような超電導電流リードを提供する。
【解決手段】低温側リード部5が、複数枚のテープ状超電導線材を積層して集合化した導体ユニット7を支持部材6の周面に配列して敷設し、支持部材両端に配した金属電極9と導体ユニット7との間を導電接合したものにおいて、テープ状線材には、金属基板上に中間層を介してY系,Ho系の酸化物超電導層を成層した次世代テープ状酸化物超電導線材10を採用し、導体ユニット端部と電極との間に、各テープ状線材の酸化物超電導層側に面を重ね合わせて導電スペーサ11を介挿し、導電スペーサと酸化物超電導線材および電極との間をハンダ付けし、さらに両端接合部を除いて線材相互間の隙間にFRP等で作られた低熱伝導性の絶縁スペーサ12を介挿する。 (もっと読む)


【課題】 熱影響を与えずに、高温超電導バルク体と電極端子を接合することにより、性能劣化のない信頼性の高い高温超電導電流リードの製造方法を提供する。
【解決手段】 高温超電導電流リードの製造方法において、高温超電導バルク体と電極端子との接合を加熱処理無しで接合する方法を用いて行う。 (もっと読む)


【課題】超電導部材を冷却媒体によって簡易且つ安定して冷却することのできる超電導部材の冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却媒体の貯蔵容器Aから吸入側に冷却媒体配管が配設されている循環ポンプBにより、冷却媒体を冷凍機Cと、超電導部材Eが収容された断熱容器Dを経由して循環ポンプ吸入側に循環させる、超電導部材の冷却方法において、貯蔵容器内の冷却媒体温度を上記冷却媒体温度よりも高く維持し、超電導部材における冷却負荷が一時的に減少してコールドヘッド温度が冷却媒体の凝固点に近づいたときに、断熱容器から循環ポンプ吸入側に戻る主循環系の冷却媒体の一部を、貯蔵容器に接続するように配設した副循環系に分流させて、貯蔵容器内の温度の冷却媒体との混合により冷凍機に供給する冷却媒体温度の温度を上昇させることにより、冷凍機において冷却された冷却媒体が凝固するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】低温側超電導リード部としての高温超電導導体部にイットリウム系(Y系)やホルミウム系(Ho系)のテープ状酸化物超電導線材を使用した場合であっても、簡単な構成で容易に大電流化が可能な超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リードの高温超電導導体部は、低熱伝導性金属材料からなる円筒状または円柱状の支持部材51と、この支持部材の円筒外周部または円柱外周部にスリット状に形成した複数個の溝内に挿入されたテープ状高温超電導線材52とからなり、前記複数個のスリット状の溝は、支持部材51の外周部断面において放射状に、かつ軸方向に平行に延在するように設けられ、前記溝内に挿入された複数個のテープ状高温超電導線材52は、支持部材51の溝から延出させた軸方向両端部において、電気的に並列接続したものとする。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの引っ張りに対して、ケーブルコアの弛み量を常に維持できるように、超電導ケーブル端部を形成する方法を提供する。
【解決手段】ケーブルコア10が収納されるパイプの端部にプーリングアイ4を装着して超電導ケーブルの端部を形成する方法である。ケーブルコア10の端部に、パイプ20,3内を移動可能なコア支持部材5、圧縮ばね6、プーリングアイ4を構成するばね支持部材43および圧縮治具9を順次パイプ軸方向外方に向けて配置する。圧縮治具9により、ばね支持部材43とコア支持部材5とを近接させて圧縮ばね6をパイプ20,3内に収まるまで圧縮させる。圧縮治具9で圧縮ばね6の圧縮状態を維持したまま、パイプ20,3の端部と、ばね支持部材43とを固定することにより、パイプ内におけるコア支持部材5とばね支持部材43との間に、コア支持部材5を介してケーブルコア10を押圧する圧縮ばね6を圧縮状態で配置する。 (もっと読む)


【課題】 超伝導接続部を冷却し、同時にその電圧絶縁を施す。
【解決手段】 a)前記接続部を収容するための容器(10)を準備するステップと、
b)前記容器を冷却表面(20)に、電気絶縁層(30)を介在させて取り付けるステップと、
c)前記容器(10)内の接続材(70)に前記超伝導接続部を埋設するステップが含まれている。 (もっと読む)


【課題】部品点数が少なく構造が簡素化されると共に、運転コストが低減された超電導ケーブル用端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1の冷却媒体流通路1aと流通可能な状態となるように超電導ケーブル1の端末に接続される低温容器21と、低温容器21に液体窒素3を循環供給するための冷却システム7と、低温容器21内に配設されて液体窒素3に埋没状態に浸漬され、かつ電流リード17を介して常電導機器12に電気的に接続される超電導限流素子8と、を備える。 (もっと読む)


【課題】超電導導体及び断熱管に張力を加えることなく管路等に布設できるとともに、冷却による熱収縮時にも超電導導体及び断熱管に応力が発生するのを防止することが可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管121と外管122とを有する断熱管120と、内管121の内側に収納されたケーブルコア110とを備え、さらに内管121の外表面にテンションメンバー140を配置している。テンションメンバー140は、断熱管120の可撓性を損なわないよう、一方の端部のみで内管121に固定するようにしている。 (もっと読む)


【課題】プーリングアイをケーブル本体に好適に接続することで、超電導導体及び断熱管に張力を加えることなく布設可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管121と外管122とを有する断熱管120と、内管121の内側に収納されたケーブルコア110とを備え、さらに内管121の外表面にテンションメンバー140を配置している。プーリングアイ130には、テンションメンバー140と外管122とが接続されており、テンションメンバー140は、断熱管120の可撓性を損なわないよう、プーリングアイ130が接続された側の端部のみで内管121に固定されている。 (もっと読む)


【課題】長尺で高性能な酸化物超電導導体通電素子を提供できるようにする。
【解決手段】2つ以上の酸化物超電導体を電気的に接合した酸化物超電導導体と、前記酸化物超電導導体の両端に電気的に接合した電極端子と、前記酸化物超電導導体を構成する酸化物超電導体間の接合部に接続した伝熱体とからなることを特徴とする酸化物超電導導体通電素子である。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの製造中に、ケーブルをドラムに巻き取ったり、引き出したりする動作を繰り返しても、断熱管内のケーブルコアの撚りの弛みを保持することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】断熱管20の内部に複数のケーブルコア10が撚り合わされた状態で配置された超電導ケーブル100の端部に、断熱管20が複数のケーブルコア10と共に扁平状に圧縮された扁平部24を形成している。この扁平部24により、撚り合わされたケーブルコア10の端部が束の状態で断熱管20に固定されるので、撚りの弛みを保持できる。 (もっと読む)


【課題】冷却と昇温を繰り返した場合でも、重ね合わせたフランジ同士を締め付ける力が弛むことのない締結構造を提供する。
【解決手段】第1フランジ1および第2フランジ2を重ね合わせた状態で締結する締結構造であって、第1締付機構3と第2締付機構4とを備える。そして、この締結構造を構築する際の雰囲気温度、即ち、締結作業の行なわれるときの温度(以下、雰囲気温度とする)から低温にしたときに、第1締付機構3の収縮量と、第2締付機構4の収縮量と、両締付機構3,4で挟まれる部材の収縮量との間に差が生じるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温超伝導体コンポーネントの表面全体を分路で覆う必要がなく、ホットスポット形成から保護された、複数の用途に適した大きな高温超伝導体コンポーネントを提供する。
【解決手段】本発明による高温超伝導体(1)は、予め定めた弱い箇所を形成するために、表面に少なくとも一つの減少した壁厚を有する領域を備え、前記減少した壁厚を有する領域に電気的分路(6)を備えたことを特徴とする。一実施形態によれば、前記少なくとも一つの減少した壁厚を有する領域は、前記高温超伝導体コンポーネントの表面における凹部である。 (もっと読む)


【課題】超伝導ケーブル(1)の終端部であって、内部に液体冷媒があり、前記ケーブルが内部に突出する、金属製気密内側容器(2)と、真空断熱が施された中間領域(4)によって内側容器(2)と隔てられた金属製外側容器(3)とからなる終端部を提供する。
【解決手段】内側容器(2)の壁に第1の破断ダイヤフラム(6)が付けられ、外側容器(3)の壁に、第1の破断ダイヤフラム(6)と同じ高さで、第2の破断ダイヤフラム(7)が付けられる。真空断熱が施された中間領域(4)から気密壁(9)によって密閉され、超断熱材が施された、排気された緩衝領域(8)が、2つの破断ダイヤフラム(6、7)の間に設けられる。 (もっと読む)


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