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Fターム[5C034CD02]の内容

荷電粒子線装置 (3,257) | イオン注入装置の制御、監視 (492) | 制御システム (241) | イオン源、加速部 (61)

Fターム[5C034CD02]に分類される特許

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イオン注入方法およびそれに利用されるイオン源が提供される。方法は、多数の元素を含むソースフィードガスからイオンを生成することに関する。例えば、ソースフィードガスは、ホウ素と他の少なくとも二つの元素(例えばX)とを含みうる。このようなソースフィードガスの利用により、従来の処理に比して幾らもの利点が生じ、その中のひとつに、非常に浅い接合深さを持つ注入領域を形成する際、より高い注入エネルギーおよびより高いビーム電流の利用を可能とすることがある。さらに、幾らかの実施形態においては、ソースフィードガスの組成が、例えば摂氏350度より高い温度などの比較的高い温度下において熱的安定するように選択されて、利用中にこのような温度を生じる多くの従来のイオン源(例えば傍熱陰極、Bernas)でもそのようなガスの利用を可能ならしめることができる。 (もっと読む)


本発明の1つ以上の構成は、供給ガスの流量の1つのパラメータを選択的に調整することによって、イオン注入システム内のイオンビームの電流又は密度を安定化する事に関する。ガス流量の調整は、他の作動パラメータに対する調整を必ずしも必要ではなく、これにより、安定化処理を単純化する。ビーム電流が、比較的早く安定化させるためにイオン注入は、中断されず促進的に始動されかつ続けられる。これは、関連した注入コストを削減するとともに処理能力を改善する。
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本発明は、CMOSデバイスを製造する目的でシリコン基板にクラスタ注入およびモノマー注入を可能にし、高い生産性でそのようにするために、B、B、B10、B18、PもしくはAsなどのイオン化されたクラスタまたはGe、In、Sb、B、As、およびPなどのモノマーイオンからなるある範囲のイオンビームを提供するイオン源が開示される。イオンビームの範囲は、イオン化されたクラスタを効率的に生成する電子衝撃モード、およびモノマーイオンを効率的に生成するアーク放電モードの2つの個別のモードで動作するように構成された本発明による汎用イオン源によって生成される。 (もっと読む)


【課題】新規なソース材料(特に、イオン注入プロセスにおいて新規なデカボランならびに水素化物およびダイマー含有化合物などの感熱性材料)を使用可能な、生産に値するイオンソースおよび方法を提供し、半導体ウェハの商業的なイオン注入において新規な範囲の性能を達成すること。
【解決手段】イオン注入システム用のイオン源(1)は、プロセスガスを生成する蒸発器(2)と、電子ビーム(32)を指向してイオン化封入物(16)内のプロセスガスをイオン化する電子源(12)と、ビームダンプ(11)と、イオン化チャンバ(5)と、イオンビームを取り出す抽出アパーチャ(37)とを含み、本発明の制御システムは、個々の蒸気またはガス分子が、主に該電子銃からの一次電子との衝突によってイオン化され得るように、該一次電子のエネルギーの制御を可能にする制御システムとを含む。 (もっと読む)


【課題】 イオン源ガスとして三フッ化ホウ素を含むガスを用いてイオンビームを引き出すときに、イオンビーム中のB+ の比率を高めることができる方法および装置を提供する。
【解決手段】 イオン源2のプラズマ室容器20内に供給するイオン源ガス50として三フッ化ホウ素を含むガスを用いてイオン源2からイオンビーム4を引き出すときに、バイアス回路64によって、イオン源2のプラズマ室容器20に対するプラズマ電極31のバイアス電圧VB を正電圧にする。 (もっと読む)


【課題】イオンビームのプロファイルを決定するためのシステム、方法及び装置が提供される。
【解決手段】装置は、イオンビーム110の経路に沿って配置される測定装置140、駆動機構175、及び駆動機構に回転可能に連結された第1プレート165を含む。駆動機構は、イオンビームの経路中、第1軸の周囲に第1プレートが回転するように操作可能であり、測定装置に達するイオンビームを選択的に阻止する。装置は、さらに、駆動機構に回転可能に連結された第2プレート193を含み、駆動機構は、第1プレートの回転から独立してイオンビームの経路中、第1軸の周囲で第2プレートが回転するように操作可能であり、さらに、測定装置に達するイオンビームを選択的に阻止する。駆動機構は、さらにイオンビーム中、第1プレート及び/あるいは第2プレートを、直線上、平行移動させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】イオン注入装置の加速管に昇圧と降圧を繰り返す加速電圧を印加することで、不純物領域を深い位置まで均一な濃度分布に形成することを可能とする。
【解決手段】イオン源材料をイオン化するイオン源11と、イオン源11より発生したイオンを引き出す引き出し電極12と、引き出し電極12により引き出されたイオン21より所望のイオン種を分離する質量分析部13と、質量分析部13で分離された所望のイオン22に加速電圧を印加して加速する加速管14とを備えたイオン注入装置10において、昇圧と降圧を繰り返す加速電圧を発生する様に構成され、発生した昇圧と降圧を繰り返す加速電圧を加速管14に印加する様に加速管14に接続された電源15を備えたものであり、このイオン注入装置10を用いて不純物領域を深い位置まで均一な濃度分布に形成するイオン注入方法であり、このイオン注入方法を用いて固体撮像素子の不純物領域を形成する製造方法であり、この製造方法により形成された固体撮像素子である。 (もっと読む)


イオン注入システムの汚染を軽減するためのシステム及び方法を提供する。本システムは、イオン源、イオン源のフィラメント及びミラー電極にパワーを供給するように動作可能な電源、加工物操作システム、及びコントローラーを含み、イオン源は、コントローラーによって、イオンビームの形成を迅速に制御するように選択的に調整可能である。コントローラーは、イオン源に供給されるパワーを選択的に高速制御するように動作可能であり、加工物の位置に関連する信号に少なくとも部分的に基づいて、イオンビームの出力を注入出力と最小出力との間で約20マイクロ秒以内に変調する。このようにイオン源を制御することによって、イオンビームが注入電流である時間を最小限に留めることにより、イオン注入システム内の微粒子汚染が軽減される。
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【課題】 大電流でしかも均一性の良いシート状のイオンビームをターゲットに照射することができるイオン照射装置を提供する。
【解決手段】 このイオン照射装置では、X方向に幅広のシート状のイオンビーム4を引き出すイオン源2のプラズマ生成容器8内に、X方向に伸びているカソード18を設け、それを電子ビーム源30からのX方向に走査される電子ビーム38によって加熱して熱電子19を放出させて、プラズマ12を生成する。ターゲット6の近傍におけるイオンビーム4のX方向のビーム電流分布を計測するビーム計測器58からのデータに基づいて、制御装置60によって走査電源52から出力する走査電圧VS の波形整形を行い、イオンビーム4の走査速度を制御して、上記ビーム電流分布を均一化する。 (もっと読む)


【課題】 回転体を回転させながら各被照射物に荷電粒子ビームを照射する装置または方法において、被照射物の角度可変機構を設けることなく、各被照射物中における荷電粒子の飛程の分布を均一化する。
【解決手段】 この荷電粒子ビーム照射装置は、回転体6上の被照射物4に入射する荷電粒子ビーム2のエネルギーを変化させる電圧可変電源20、28を備えている。更に、電圧可変電源20または28を制御するものであって、回転体6の回転に伴う荷電粒子ビーム2の入射角度の変化に同期させて、各被照射物4に入射する荷電粒子ビーム2のエネルギーを変化させて、各被照射物4中における荷電粒子の飛程の垂直方向成分RP の分布を均一化するエネルギー制御器32を備えている。 (もっと読む)


【課題】ウエハの異なる領域に異なるドーズで不純物イオンが注入されるようにする不均一イオン注入装置及び不均一イオン注入方法を提供する。
【解決手段】本発明の不均一イオン注入装置は、ウエハの全体領域のうち少なくとも2箇所以上の複数の領域にそれぞれ重なる複数のワイドイオンビームからなるワイドイオンビームを形成するワイドイオンビーム生成器と、ワイドイオンビーム生成器により形成されたワイドイオンビームが照射される間に、ウエハを一定方向に回転させるウエハ回転装置と、を備える。複数のワイドイオンビームのうち少なくとも一つのワイドイオンビームは、少なくともいずれか他のワイドイオンビームと異なるドーズを有する。 (もっと読む)


本発明は、イオン注入装置(10)に適したカソード(20)及びカウンターカソード(44)を備えるイオン源(14)に関する。典型的には、イオン源は、真空下に保持され、アークチャンバ(16)内に生成されたプラズマを使用してイオンを生成する。プラズマイオンは、アークチャンバから引き出され、その後、半導体ウエハ(12)に注入される。本発明によるイオン源は、更に、アークチャンバ内へ電子を放出するように構成されたカソード(40)と、そのカソードによって放出された電子がそこに入射するようにアークチャンバに配置された電極(44)と、その電極をバイアスするように構成された1つ以上の電位源(76)と、その電位源がその電極をアノードとして作用するように正にバイアスするのと、その電位源がその電極をカウンターカソードとして作用するように負にバイアスするのとの間を切り換えるように作動できる電位調整器(82)と、を備える。 (もっと読む)


イオン注入に用いられるイオン源ガスを変更するためのシステム、装置、及び方法が提供される。イオン源室は、1つ以上の側壁を有するハウジングと引出しプレートを有し、この側壁と引出しプレートは、イオン源室の内部領域を取り囲む。1つ以上の入口が、1つ以上のイオン化材料の供給源と内部領域との間の流体連通を与える。引出しプレートに設けた引出し開口は、イオン源室の内部領域とこの室の外側のビーム径路領域との間に流体連通を与える。ハウジングの側壁に設けた1つ以上拡散開口は、イオン源室の内部領域とその外側の拡散領域との間に流体連通を与え、イオン源室に堆積したイオンが、拡散開口を通ってイオン源室から出て拡散するように作動する。
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【課題】 被照射物に対するクリーンなイオン照射と、イオンビームの厳重なモニタとを両立させることができるイオン照射装置を提供する。
【解決手段】 イオン源20から引き出され質量分離器32を通したイオンビーム30を、X方向において二つの偏向方向に偏向させる機能および両偏向方向のそれぞれにおいてイオンビームをX方向に走査する機能を有するビーム走査器82と、それから導出されたイオンビームをそれぞれ曲げ戻して平行ビーム化する二つのビーム平行化器86、88と、ビーム平行化器86から導出されたイオンビーム30が導入され、被照射物2にイオンビームを照射してイオン注入等の処理を行う処理室90と、被照射物2をY方向に機械的に駆動する駆動機構94と、ビーム平行化器88から導出されたイオンビーム30が導入され、ビーム計測器96を用いてイオンビームの計測のみを行う計測室92とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 より実効的、簡便、かつ安全にイオンビームの加速エネルギーを測定・校正することのできるイオン注入装置及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 加速管13の加速条件の設定に応じたスキャン機構15の所定の走査電極制御によりイオンビームIBは偏向され、所定のビーム制限スリットS2によりビーム中心領域が通過しファラディーカップFCに到達される。質量分析部12の分析スリットS1と、スキャン機構15の制御を介してビーム電流量を計測するためのビーム制限スリットS2及びファラディーカップFCは、加速管13の加速条件の設定による加速エネルギーで規定される位置に配置される。これにより、加速エネルギーの計測または校正のためのビーム計測機構17が構成される。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単であり、基材に照射されるイオンビームの照射強度と極めて相関関係の高い検出器における照射強度を正確に測定でき、しかも基材に照射されるイオンビームの照射強度が略目標照射強度となるようにすること。
【解決手段】 真空チャンバ内で蒸発材料を蒸発させて基板及びモニタガラス25に蒸着させ、基板及びモニタガラス25にイオンビーム10を照射して蒸発材料の薄膜を基板及びモニタガラス25に形成するイオンアシスト蒸着装置において、モニタガラス25に設けられイオンビーム10の照射強度を検出する検出器23と、検出器23に照射されるイオンビーム10の照射強度が略目標照射強度となるように、検出器23が検出する照射強度に基づいてイオンガンに制御信号を出力するイオン電流密度制御部とを備えるイオンビームの照射強度測定装置6であり、その制御信号に基づいてイオンビーム10をイオンガンが出射する。 (もっと読む)


【課題】 ビーム照射装置におけるビーム照射精度を向上させること。
【解決手段】 イオン源1からのビームを、質量分析電磁石装置3ならびにビーム整形装置を通過させ、ビームを横方向にスキャンする偏向走査装置7ならびにビーム平行化装置、加速/減速装置を経て後段の角度エネルギーフィルターによりエネルギー分析を行なった後、ウエハ23に照射するよう構成したビーム照射装置において、前記ビーム整形装置に上下方向集束用のシンクロナイズド四極電磁石(syQD)8と横方向集束用のシンクロナイズド四極電磁石(syQF)9とを備えることにより、前記偏向走査装置によるスキャン後の中心軌道と外側軌道との間のビーム発散角のずれ、ビームサイズのずれの少なくとも一方を補正する。 (もっと読む)


【課題】イオンビームの一部を受容するファラデーカップ31により該イオンビームのビーム電流密度を検出する一方、その検出値が予め設定された条件に基づき、ファラデーカップ31の検出値が設定値になるように制御手段40によりイオン源を制御するようにしたイオンドーピング装置において、ビーム電流密度の設定値を変更しなくても、ビーム電流密度の実際値を変更できるようにし、もって、稼働率を低下させることなくドーズ量を微調整できるようにする。
【解決手段】ファラデーカップ31の受容面に半導体薄膜を設け、この半導体薄膜の温度を変更して該半導体薄膜の導電性を変化させることにより、ファラデーカップ31の検出感度を変更できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 質量分離機に外乱が加わっても、イオンビームの調整を容易に行う。
【解決手段】 放電により複数種のイオンを生成し、生成した複数種のイオンからなる第1イオンビームIaを出力させるイオン源1と、このイオン源1から出力された第1イオンビームの中から特定種類のイオンのみを分離抽出して第2イオンビームIbを出力させる質量分離機2と、質量分離機2内に中和用電子を供給する中和用フィラメント3と、イオン源1への放電電力を観測する放電電力観測機4と、質量分離機2から出力される第2イオンビームの電流値を観測するビーム電流観測機5と、放電電力観測機4の出力とビーム電流観測機5の出力との関係が所定の関係になるように、中和用フィラメント3から質量分離機2内に供給される電子量を出力調整する第1の制御手段6と、ビーム電流観測機5の出力が所定の値とするべく、イオン源1の放電電力を出力調整する第2の制御手段7とを有する。 (もっと読む)


【課題】 素子特性の劣化を防止できるイオン注入装置を提供すること。
【解決手段】 イオン注入装置は、主面を有する試料21が設置される試料台22と、複数のイオンを生成するためのイオン生成手段11であって、イオン源ガスが導入される容器、および、前記容器内に設けられ、熱電子を放出するフィラメントを含むイオン生成手段11と、前記複数のイオンを含むイオンビームを、試料21の主面中に注入するための注入手段13−19と、前記イオンビームの重心の偏心方向と前記主面の法線方向とが一致するように、試料21の位置を制御するための制御手段23−25とを備えている。 (もっと読む)


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